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その男、昏睡中につき2

「え?え、英子???」
「・・・」
いったいいまさら英子が俺に何の用だろうか?
この時ふと思ったのが、別荘でなかだしした時にヴィトンのバッグを買う約束して事だった。
まさか、今更、バッグを買ってくれというわけでもなかろう・・・

今、俺は村上ととてもうまくいっていた。
だからはっきり言って英子からの電話は迷惑この上なかった。
そういえば、村上に言われて英子の番号もメモリーから消していたのだった。
「なに?」
俺はかなり不機嫌にそう言った。
俺自身の気持ちはともあれ少なくとも英子にはそう聞こえただろう。

「・・・」英子は電話口で黙ったままだった。
「俺、今忙しいんだよ、悪いけど、切るよ」
俺はそう言うと電話を切った。
「今更、なんなんだよ」俺はひとりごちた。
すっかりオナニーする気持ちも失せてしまった。

「あぁ、まったく」俺はもやもやした気分でベッドに横になった。
「美香に電話でもしてみるかな」俺は再び携帯に手をのばした。

すると、携帯が再び鳴り出した。うん?画面には再び携帯の番号が表示されていた。

「ちっ、またかよ・・・」
俺はうんざりしながら携帯に出た。
「なんだよ」

「・・・」今度はなにか聞こえた。
くぐもったような、なにかすするような声だった・・・
「こっこいつ・・・」やってやがる。
やりながら電話してきやがった・・・
相手は山本・・・

「おい、いいかげんにしろよ!」俺は切れていた。
「お前ら、俺のことをからかうつもりなのかよ!」
怒った時点で俺は相手のペースに乗せられていることは十分承知していた。
しかし、怒らずにはいられなかった・・・
「おい、何考えてんだよ!」
電話口の向こうで英子の巨乳を揉みし抱きながらにやつく山本の顔が脳裏に浮かんだ。
俺は顔がまっかになって頭に血が上るのが分かった。
この時に、真剣に山本と英子にたいして憎しみを抱いた。

「お、怒らないで・・・」
英子は突然大きな声で訴えた。
元彼女の喘ぎ声を電話で聞かされて怒らない奴がこの世にいるだろうか?
怒るなというほうが無理である。
「ふざけんな!」
俺は再び怒鳴った。
おそらく電話の向こうでは英子の乳首にむしゃぶりつきながら英子のまんこに
ちんぽを突き刺しているにやけ顔の奴がいると思うと我慢できなかった。

「違うの!・・・」
電話からは鼻をすする英子の声が聞こえた。
こいつマン汁だけでなく鼻水までたらしてやがルのかよ・・・
俺は絶句した・・・

「なんで怒っているの?・・・」
なんだか様子が変だった。
今度はグスンという声がした。
「ヒッ」と息を吸い込む時にする声もした。
「・・・」
「泣いているのか?」

「うぅ、グスン」かすれたような喘ぎ声に聞こえたのは英子は泣いていたからだった。
はぁはぁしているように聞こえたのは涙をこらえているからだったのだ。
「どうしたんだよ」
さすがに別れた女とはいえ女の涙には弱かった。

「違うの・・・」英子は泣きながらそうつぶやいた。
「何が違うんだよ」俺には全く理解できなかった。
英子が山本といないということが分かると少しホッとしたようななんともいえない
妙な気分だった。
「私たち・・・違うの・・・」
「私たちって、英子と誰のことだよ?」

「グスン、私と・・・」
英子は途切れ途切れにぼそぼそと話していた。

「私と秀樹のことなの・・・」
「えっ?」
いよいよ俺は理解できなくなった。
「何言ってんだよ!俺、頭おかしくなったのかな?」
俺は本当に混乱してきていた。

「何言ってんだか訳わかんねぇよ!」
「それに、なんでないてんだよ」
「俺と英子の事ってなんのことだよ」
俺は矢継ぎ早に質問をした。
こうして英子と話していると俺はいつしかあの夏のころの俺たちの関係に戻っているような
感覚に陥っていた。

そう言えば英子と口をきいたのもあの事件以来だった。
事件後、俺は英子を説得するために電話も何度もしたし部屋も何度も訪ねた。
しかし、携帯は着信拒否にされていたし、部屋の合鍵も使えなくなっていた。
夏休みが終わるまでの1ヶ月以上、俺は英子に話すことさえも拒否されていた。
学校が始まれば話を聞いてもらえる。そう思っていたが俺はいつしか村上との
関係が深みにはまっていった。

そんなある時、ゼミで山本と一緒になった時に山本に英子との関係を取り持たせようと
ずうずうしくも考えた俺は山本にもとの友情を取り戻そうと説得した。
その時に奴の口から出た言葉は「英子と付き合っている」・・・
その言葉は俺にとっては衝撃的だった。
山本は確かにいい奴だったが英子とはつりあいが取れないといったらいいのか、とにかく
奴は「いけていない」男の典型的な例と言ってよかった。

何か腹の底でたくらんでいるような陰湿な目つきをしていた。
もともと親は年を取ってからできた子供だったために奴は甘やかされて育ったところがあった。
周りの奴らは気味悪がって付き合いたがらなかったが、俺はそんな奴を友達の一人として向かえてやった。
それどころか、ゼミ生の中では一番の友人になっていた。
しかし、それは今考えてみると奴が便利な男だったからだ。
奴は2年間浪人していたから俺よりも2つ年上だったこともありゼミ生たちは少々敬遠していた。
そんな中で俺は奴と口をきいているうちに、一緒にゼミ合宿に行こうという事になる。
その車中に村上もいた。

ふと、その時、村上の事があたまに浮かんだ。
俺は、頭を振って思考を現在に戻した。
今、俺は村上と幸せにやっている。もう、英子とのことは過去のことだ。

「ごめん、野暮な事言ったかな」
「ところで、佐伯さん、用は何かな?」
俺はもう、二度と英子と呼ぶことはあるまい。心にそう誓い、冷たく言った。

「お願い、そんな、昔みたいに英子って呼んで・・・」
英子はまた涙声でそう訴えた。
「俺たちは、もう、とっくの昔に終わっているじゃないか」
「今は山本と付き合っているんだろ」
俺はまた熱くなって口調も乱暴になっていた。

「違う・・・」
英子はそう叫ぶと、今度は、はばかることなく泣き声をあげた。
「ど、どうしたんだ・・・」
俺は、激しく嗚咽する英子に戸惑った。
あんなに気の強い女だった英子が嗚咽するだなんて・・・

「おい、泣くなよ・・・」
「いったい、何があったんだよ」
俺は戸惑うばかりだった。先ほどの決心もいつのまにか忘れていた。
「おい、英子、しっかりしろよ。どうしたんだよ」
「泣いていちゃ分かんないだろ」
泣くばかりで質問に答えない英子に痺れをきたした俺はついに言った。

「今どこにいるんだよ・・・」
「英子の部屋か?」
それでも英子は泣いているだけで答えることができなかった。
「話にならないよ、何か言いたい事があって電話してきたんだろ?」
俺は時計をちらりと見た。今の時刻は午後9時10分・・・
今から出れば英子の部屋まではオヤジのサニーで飛ばせば1時間程度で行けるだろう。

「今、部屋にいるのか?」
「俺に電話してきたのは俺と話をしたからなのか?」
「なにがあったんだよ」
俺が聞いても英子はただ泣いているだけだった。
「今から、英子の部屋に行くぞ」俺はそう言った。
「いいんだな?」
英子がかすかにうなずいているのが分かった。
俺は訳がわからないままに自分の部屋をあとにした。

10時30分過ぎ・・・
予定よりも30分ほど遅れてしまったが仕方がない。
俺は英子の部屋を見上げてみた。電気はついている。人影は見えない。
携帯の着信履歴から英子の携帯の番号を呼び出す。
カタカタカタと番号を呼び出す音がする、そして呼び出し音、一度、二度
「もしもし」
二度目がなるか否かで英子は受話器を取った。

「今、英子の部屋の下まで来たんだけど・・・」
「ごめんなさい、電話でもよかったのだけど・・・」
「泣いていて話にならなかったから、普通じゃないと思って・・・」
「ありがとう、直ぐに部屋まで来て・・・」
「分かった」
「鍵は開けておきます」
「うん」

俺は英子の部屋にいた。
俺の目の前には英子がいる。
いつのまにか、少々やつれた雰囲気だ。
頬もこけて、体も一回り小さくなったような気がした。
それは尾羽打ち枯らした英子の雰囲気がそう感じさせているだけかもしれなかった。
健康的なイメージだった英子がなんだか不健康そうな女に変わっていたので驚いた。

しかし、豊かな英子の胸は健在だった。
やはり、英子の胸は目立つ。服越しではあったが英子のおっぱいは郷愁を感じさせた。
いつしか、俺の気持ちはあの頃へと飛んでいた。あの別荘へと・・・

「なぁ、落ち着けよ、ちょっと待ってくれよ」
俺は血が出ている鼻を右手で押さえながら山本と英子の前に立ちふさがった。
山本は何も言わずに俺のことを突き飛ばした。
「た、頼むよ、おい」
俺は今度は後ろから山本の肩を掴んだ。
しかし、山本はその手を振り解きそのまま車へと向かっていった。
「行こう」山本は英子に向かって一言だけ口にした。
英子も黙ってその言葉に従った。

「え、英子、待ってくれよ、違うんだよ」
俺は今度は英子にすがりついた。
すると、後から山本が俺のことを英子から引き離した。
「しつけぇよ!」
「山本、頼む、聞いてくれ、違うんだ!」
俺は山本にもすがりついた。

「気持ち悪いんだよ!」
そう言って奴は俺のことを蹴飛ばした。
「こ、こんなところにおいてかないでくれよ!」
「車がないとどうしょうもないだろ!」
俺はしつこく奴に懇願した。
「いいかげんにしろ!ホントにずうずうしい奴だ!」
奴はそう言うと今度は俺の右足を蹴飛ばした。

「うっ」俺は思わずへたり込んでしまった。
「お前はいつもそうなんだ、自分勝手なんだよ」
奴はそう言うと自分のパルサーに荷物を積んだ。
「英子ちゃんの荷物もここに積んでおくよ」
奴は運転席の後ろの席に英子の荷物も放り込んでいた。
「頼む、聞いてくれ・・・」
「山本君、お願い、私は寝ている間に無理やりやられたの・・・」
今度は村上も山本にすがりつくように言った。

山本は黙って車に乗り込みエンジンをかけた。
「英子ちゃん、乗りなよ」
「・・・うん・・・」英子は俺たちのことをちらりと見たが、やはり怒りはとけてないらしく
すぐに山本の車に乗り込んだ。
俺は、運転席のドアに手をついて、山本に訴えた。
「お、おい、頼むよ、話を聞いてくれ!」
しかし、山本は俺のことを見ようともしない。

ギアをバックに入れると助手席に手を回して後方に顔を回して物凄い勢いでバックしていった。
「頼む、話だけでも聞いてくれ!」
俺は、パルサーを追いかけながら叫んだ。
しかし、山本はアクセルを緩める事もなく、別荘地の区画を出ると、直ぐに方向転換して
国道へ出る道を登っていった・・・

「ねぇ、英子ちゃん、このあとどこか行こうか?」
山本はハンドルを握りながら言った。
「いいよ、そんな気分じゃない」
英子はショックのあまりそれどころではなかった。
まさか、秀樹が・・・村上さんの事は鶏がらとか言って嫌っていたのに・・・

「あいつの別荘なんて周りに何にもないとこだったけど大洗海岸にでも行ってみない?」
「あそこは海水浴場だから人もいっぱいいるしいろいろあるから面白いよ」
「メロンとかすきじゃない?メロン狩りとかあるよ、ぶどう狩りもできるけどまだじきじゃないかな」
「水戸にでも行こうか?偕楽園とかもあるし、徳川の博物館とか、それに買い物もできるよ」
「県北に行く?温泉とかもあるよ、英子ちゃんと一緒に温泉に入れたら幸せだな、ははは」
山本はしつこくいろいろと英子を誘ってきた。
英子は土地鑑もなく山本が言っている全てのものにも興味はわかなかった。
英子はただ自分の部屋に帰りたいだけだった。

「帰りたい・・・」英子はつぶやいた。
山本は何も言わずにドライブを続けた。
英子はこのまま山本が自宅まで送ってくれるものと思い込んでいた。
始めてきた土地のため方向も碌に分からない。山本がどこに向かっているのかも分からない。
「何か音楽でも聴く?ドリカムとか好きでしょ?行きのときそう言っていたよね」
「それともグレイとか聞く?リクエストがあったら言ってよ」
「英子ちゃん、カセット何か持ってないの?ごめんね、古い車だからCDとかMDとか聞けなくてね」
山本はいろいろと英子の気を惹こうとしているようだったが今の英子の耳には全く入らなかった。

その後、山本は英子の事をいろいろと連れまわした。
「ここが水戸市だよ、で、ここが有名な偕楽園、春は梅で有名なところなんだ」
「水戸黄門って知ってる?あの人はね、本当にいたんだよ。でも全国を漫遊した
ってのは作り話なんだけどもね」
「どうする?メロン食べたくない?メロンの試食ができるところがあるから行こうか?」
その後も、山本は英子のことを連れまわした。
「ねぇ、お腹減らない?ファミレスにでも行こうか?」
「何食べたい?ガストとか好き?あそこはドリンクバーがあっていいよね」
「僕は、ディニーズとか好きなんだよね。パスタがおいしいよね」

山本は英子の気を惹くためかいろいろと英子を連れまわしたが英子の印象には何も残っていなかった。
ただ時間がいたずらに過ぎ去るのみであった。
「ねぇ、自分の彼女と親友が寝ていたのになんで平気なの!」
ついに英子は切れて怒鳴った。
「えぇ・・・ぜ、全然平気じゃないよ・・・すげーむかつくよ・・・」
「だから、秀樹の奴ぶん殴ってやったよ」
「いい気味だったよな。いつも人のこと利用しやがって、いい気味だ」
「抵抗しないから何発もぶん殴ってやったよ、鼻血だしてたよね」

「あいつ、ろくな奴じゃないよ、いつも人のこと利用してさ、自己中だよね」
「それに、僕の彼女を寝取るなんてとんでもない奴だ。しかも、なかだしだなんて、
絶対に許せないよね」
「そうだ、あいつ、英子ちゃんの事も酷いこといってたよ」
「えっ?」はじめて英子は山本の言葉に反応を示した。

「私の事酷く言っていたの?」
「えっ・・・あっ、ああ、うん、酷く言っていたよ」
「なんて言っていたの?」英子の顔は青ざめていた。
酔っ払ってやってしまったことは腹ただしいけれどもまだ許せるかもしれない。
自分の中で整理がついたらもう一度秀樹との事を考え直そう。秀樹も反省しているかもしれない。
そう考え始めた矢先のことだったため我が耳を疑った。

「ひ、秀樹、私のことなんて言ったの?!」
英子の口調は強くなっていた。
「あっ?うん、悪く言っていたよ・・・」
「何て言ったの?」
「うん、とにかく酷い内容だった」
「聞かせてよ、何て言ったの?」
山本がじれったかったため英子の怒りは次第に大きくなっていった。
秀樹に対する怒りなのか、山本に対する怒りなのか英子の中ではごちゃごちゃになっていた。

「何で、黙っているの?村上さん取られちゃったんでしょ!もう友達でも何でもないんでしょ」
「何でかばっているのよ!」英子はハンドルを握る山本の腕を引っ張った。
「あっ、危ないよ・・・運転中だよ」
「山本君が秀樹の事かばうからでしょ!」
「あっ、危ないって・・・」
英子は山本の腕を放さなかった。

「話すよ、話すから、腕、放して」
山本はふらつく車を立て直しつつ言った。
「分かった」英子は腕を放した。
「何て言っていたの?」
「うん、あー、その、なんだ・・・」
山本はしどろもどろになっていた。
「そんなに言いにくい事なの?」英子は悲しげに言った。
「う、うん、とにかく酷かった・・・うん」
「たくさん言っていたの?」
「うん、そ、そうだよ。たくさん言っていた」山本は手の甲で仕切り無しに額の汗を拭っていた。
「一つだけでもいいから聞かせて・・・」英子は次第にうつむき加減になっていった。

「えー、あの、そのね、うん、酷かった」
「なんで、そんなあいまいな事しか言ってくれないの?」
もともと山本は優柔不断な奴だったが、この時は特にそうだった。
山本は予想外の事に出くわすとパニックに陥る傾向があった。
この時もそうであった。

次第に英子の怒りは激しくなっていった。
「なんなのよー」
英子は突然怒鳴った。
「えっ、あ・・・」
山本は何もいえなかった。
「言いなさいよ」今度は山本の腕だけでなく意髪の毛にも手をかけた。
「あっ、危ないよ、やめてよ」
「なんなのよー、皆で私の事をばかにして」
突然、対向車のヘッドライトが車内を照らす。激しいクラクション。
英子が運転中の山本の腕や髪を引っ張るので対抗車線にはみだしてしまったのだ。
「危ない!!!」
山本は慌ててハンドルを切った。

車は走行車線に戻りかろうじて対向車をよける事ができた。
「やめてよ、危ないよ」山本は青ざめた顔で言った。
「いいのよ、もうどうなっても、ぶつかればよかったんだ」
英子は無茶苦茶になっていた。
「山本君も秀樹も死んじゃえばいいんだ」
この時、英子の怒りは優柔不断な山本に向けられるべきものであったが
全て俺に向けられていた。

「話すよ、話すから、運転の邪魔しないでよ」
いつしか周囲は暗くなってヘッドライトをつけなければあたりは見渡す事もできなくなっていた。
この日、英子と山本は朝早く別荘を出ていたから12時間以上は経っていた。
そんなにもの長い時間、山本は英子の事を連れまわしていたのだ。
英子は地方から上京して大学に通っていたため、都内以外は全くといっていいほど
土地鑑がなかった。だから、山本が連れまわすままにこの時間まで来てしまった。
こんな時間になるまで気がつかなかったのも、俺と村上が寝ていたことに対するショックもあっただろう。

「運転しながら話すような事柄じゃないよ」
山本はハンドルを握りながら答えた。
「なんていうか、落ち着いたとこでないと話せないよ」
再び山本はおどおどしたようなしぐさを見せ始める。
「俺も運転疲れているし」
「じゃ、どこかファミレスとかないの?」
「それもなんだかな、そんなとこで話すような内容じゃないでしょ」
山本は再び手の甲で額の汗を拭い始めた。

「もう、いいわよ」
「えっ、いいって何が・・・」
「もういい!」
「ダメだよ、きちんとしておかないと」
再び山本はしどろもどろに答えた。
「何をきちんとするというのよ」
「だから、秀樹が英子を悪く言っていた事を」
「もういい」

「何も聞きたくない」英子は両手で耳をふさいでしまった。
「ダメだよ」
「あいつ、このままほっとくわけにはいかないよ」
山本は必至に英子の気持ちをつなぎとめようとした。
「もーーーーいい!」英子は大声で叫んだ。

山本は慌てて車を道路わきに寄せて停めた。
「落ち着いて、あいつのこときちんと話すから」
山本は慌てて言った。
「もういい」
英子は同じ言葉を繰り返すのみだった。

「もういい」は英子の口癖みたいなものだった。
俺とケンカした時もよく口にしていた。
また、プレゼントをおねだりしているときにこちらがはぐらかしていたりすると
怒って口にすることもあった。
英子の「もういい」は俺にとっては「もう仲直りしよう」のサインでもあった。
しかし、この時の英子の心境はなんであったのだろうか?

「もう、帰りたい」英子は涙声になりながら言った。
「えっ、あ、うん」山本はそういったが車を走らせようとはしなかった。
「もう帰りたいよ」英子は完全に泣いていた。
「えっ、泣いてるの?泣かないでよ」
「帰りたいよ」

「喉かわいていない?ここにお茶があるから飲まない?」
山本は後ろの自分のかばんから500mlのペットボトルのお茶を出した。
英子は黙って首を振った。
「いいから、飲みなよ、落ち着くからさ」
山本はペットボトルの口を自分であけて英子に手渡そうとした。

再び英子は黙って首を振った。
「飲みなよ、落ち着くからさ、さ、さ、早く飲みなよ」
山本は英子の口元にペットボトルを寄せた。
「いらない!」英子は怒鳴った。
「早く、帰りたい!」

車は人通りのない道路の脇に寄せて停めていた。
時折車が通り過ぎていくだけの寂しいとおりだった。
道の両脇は林のようなところだった。どうやらゴルフコースのようにも見えた。
「飲み物もいらない、もう帰りたいよ」
英子は泣きながら答えた。

英子が泣きつづけるので山本は仕方がなくという感じで車を発進させた。
しかし、山本の目つきはいつしか陰湿になっていた。
「あー、のどが渇いたらいつでもこのお茶飲んでいいから」
そう言うと山本はペットボトルをクーラーの吹き出し口にぶら下げたドリンクホルダーに置いた。

「なんかすっかりおそくなっちゃったね」
山本はにやけながら言った。
「俺もずーと運転していたから疲れちゃったよ」
英子はそんな山本のことを全く無視して助手席から見える景色を眺めていた。
そこには真っ暗な森が続いているのみで何も見えなかった。
景色を見ているというよりは泣きはらした自分の顔を眺めていたのかもしれない。

山本は再び車を道路わきに停めた。
「ど、どうしたの?」不安になった英子は山本に聞いた。
あまり山本とも口をききたくなくなっていたが、こんなところで車を停められたら
不安で仕方がなかったからだ。
「あ、うん、ちょっとね」
山本はそう言うとシートベルトをはずして後の自分のかばんをなにやらあさりだした。
山本は道路地図ともう1本のペットボトルを出した。

「どうしたの?道に迷ったの?」
英子は不安そうに山本に聞いた。
「大丈夫だよ、心配ないから」
山本はそう言って地図を開いた。山本は何か考え込むように地図をにらんでいた。
「ねぇ、ここはどこなの?」
「あっ、うん。大丈夫だよ」山本はそう言うとペットボトルの口を開いた。
プシュッという音がした。そして山本はそのまま飲み始めた。
英子は山本のしぐさを黙ってみていた。
「ぬるくなったコーラは不味いな」
山本はそう言うと再びキャップを閉めた。

「だったらお茶を飲みなよ、ぬるくてもコーラよりはましかもよ」
英子は自分の側についてるホルダーからお茶を取ると山本に差し出した。
「いいよ、俺はあまりお茶好きじゃないんだよ」
「じゃ、何で買ったの?」
「あっ、うん、女の子は皆コーラとかよりお茶のほうが好きでしょ」
「うん、そうだね」
「だから、うん、買ってあったんだよ」

「ふーん、そうなんだ。だから山本君は気がきくねって皆言うんだね」
「そんなことないよ。ホント、それ飲んでいいからね」
「うん」
英子はそう言うとお茶をホルダーに戻した。
「欲しくなったらもらうね」

山本は横目で英子のしぐさを見ながらこころなしかチッと舌打ちした。
「ん?どうしたの?」
「な、何でもないよ、うん」
「えっ?もしかしたら変なところに迷い込んじゃったの?」
「えっ?いや違うよ、大丈夫」

山本はしばらく考え事しながら地図を眺めていた。
「ねぇ、ここ暗いしなんか恐いからもっと人気のあるところに行こうよ」
山本はしばらく考え込んでいた。
「ねぇ、とにかく車出してよ」
「あっ、あぁ、ちょっと待っててね」
「恐いよ、なんかもっと明るいところに行こうよ」
「うん、分かったよ・・・」
山本はしぶしぶ地図をダッシュボードに放り投げると車をゆっくりと発進させた。

「ねぇ、もう時間も遅いし、私帰りたいよ」
「うん、分かってるよ、だから今考えていたんじゃないか」
山本はだんだんと不機嫌になっていった。
「私、早く帰りたいって言っていたのに山本君がいろいろと連れまわしたんじゃないの」
英子もだんだんと腹が立ってきたのが山本に口答えするようになっていた。
「連れまわしたとかは酷いんじゃないのか、落ち込んでいるから気晴らしさせようとしたんじゃないか」
山本の口調も激しくなりだした。
「それに、お前の彼氏が俺の女に手を出さなければこんなことにならなかっただろ」
「・・・」
英子はまたあの時の光景が頭に浮かんだ。

英子はだんだんと頭に血が上っていた。
俺に対する怒りと山本に対する怒りが折り重なり激しく増殖されその矛先を
どこに向けたらいいのか分からなかった。
このまま山本が何か言ったらその怒りは山本に向けられていただろう。
しかし、この時、偶然にも山本は黙り込んで何かを思案していた。

車内の雰囲気は重苦しいものに変わっていた。
英子は手持ち無沙汰であった。
「息苦しい・・・」英子はこの雰囲気に押しつぶされそうになっていた。
ふとクーラーの吹き出し口のカップホルダーに気がついた。
そこにはお茶があった。
「息苦しい・・・」のどもカラカラになっていた。

英子はカップホルダーに手をのばした。
「あっ!危ない!!!」
山本は叫ぶといきなり急ハンドルを切った。
「イヤ!!!」
英子は激しく体を揺さぶられた。
「な、なに!どうしたの?」
「なんか、動物が横切った・・・イタチか猫か?」
「びっくりした・・・」
「ご、ごめん、驚かせちゃったね・・・」

「ごめんね、もっと早く帰ればよかったね」
山本はこの機会を利用してこの重苦しい雰囲気を和らげようとした。
「ううん、いいの、山本君私の事気遣ってくれたのにね。
私の方こそ酷い事言ってごめんなさい」
「いいんだよ、英子ちゃんが元気出してくれれば嬉しいよ」
「ありがとう、元気だすね」英子は微笑んだ。

「ねぇ、猫・・・轢いちゃったの?」恐る恐る英子は聞いた。
「大丈夫だよ、きちんとよけたから。でも、危ないよな」
「真っ暗だから気がつくのが遅れたら轢いちゃうところだったよ」
「私、猫好きだから轢かなくてよかった」
車内の雰囲気は先ほどとはうってかわって和やかなものになっていた。

「ねぇ、今どの辺を走っているの?」
「今、うん、茨城だよ」
「えっ!まだ茨城なの?」
「ごめん、いろいろまわったから・・・」
「もう10時過ぎてるし、早く帰りたいよ」
「あっ、うん、大丈夫、大丈夫だよ」

「さっきからどんどん人気のないところに向かっていない?」
「あっ、こっちのほうが近道なんだよ」
「近道なのはいいけれどもさっきからすれ違う車もいないしなんだか恐いよ」
「大丈夫、俺、道知っているから」
「さっき迷ったとか言っていなかった?」
「大丈夫、ちょっと自身がなかったから地図を見ただけ」

山本はさらに車を進めた。英子もこうなったら山本を信用するしかなかった。
山本は片手でハンドルを握りながらコーラを手にとった。
「あっ、ふた開けようか?」
「うん、お願いするよ」
山本はそう言って英子に手渡した。
キャップを回転させるとプシューという音を立た。
「まだ気が抜けてないみたいだね。よかった」
英子はそう言って山本に渡した。

「私も喉かわいちゃった」
英子はそう言うとお茶のペットボトルを手に取った。
時計の時刻は10時30分を示していた。
「ねぇ、山本君、今日中に私の部屋に着くのかな?」
英子はキャップを回転させながら山本に言った。
「うーーーん、もう10時半だからね・・・12時までというのは難しいかな」
「えーーー、ここそんなに遠いいの?」
「うん、ごめんね」

「さっき泣いたから喉かわいちゃった」
「うん、お茶、飲みなよ。遠慮はいらないから」
「ありがとう、いただくね」
英子はキャップを取り外した。
山本は英子の動作を横目で観察していた。
英子の動きは非常にゆったりとしたものだった。

英子は取り外したキャップをダッシュボードの上に置いた。
「ねぇ、ちょっと冷房がぬるくない?」
「えっ、あっ、あぁ、うん、そ、そうかもしれないね」
しどろもどろになりながら山本は答えた。
「お、温度下げようか?」
「うん、これさぁ、ホルダーがクーラーのところについているでしょ」
「あっ、うん、そうだね」
「ここにしばらく置いておいたら冷たくなるかな?」

「えっ!変わらないよ、そんなことしてもあんま効果ないよ」
「そうかなー少しは冷たくなるよ多分」
「変わんないよ、無駄だよ・・・」
「そう?試してみようかな」
そう言うと英子はキャップをはめて再びホルダーに戻した。

「・・・」
山本は再び黙りこくってしまった。
英子も山本と話をしていたも面白くないので黙っていた。
車内の雰囲気は再び重苦しいものになっていった。

車外は暗闇だった。英子の心を表しているかのようだった。
なんで秀樹は村上さんなんかと・・・英子は考えてみた。
いくら考えても理解できなかった。
秀樹は私の事を愛していてくれた。いつも私の事を好きだと言ってくれていた。
それが一体何故・・・
いくら酔ったからとはいえ酷すぎる。

前日は酔って私の知らない間に私の中に射精した・・・
今までそんなことした事一度もなかったのに。
確かに、外で出すから生でやらせて欲しいと何度かお願いされた事はある。
英子は妊娠するのが恐かったからそのお願いを何度も断った。
秀樹は私が嫌がることを無理やりやるような人じゃない。
なまでやることでさえ拒否していた私に秀樹がなかだしするなんて・・・

それに、秀樹は何度も何度も眠っている私の事を犯しつづけた。
中に出しただけではなくほぼ全身に射精されたあとが残っていた。
顔、胸、お腹、そしてアソコにも・・・少なくても四度は犯されたのかもしれない。
いくら付き合っているとはいえ、眠っている間に私が一番嫌がっていたことをするなんて。
レイプ、そう、レイプと変わらない・・・

いつのまにか、英子の頬を涙が伝っていた。
車窓に映る自分の顔が涙でグシャグシャに見えた。
もう、死にたい・・・英子はそう思った。
信じていた彼氏に寝ている間にレイプされた。
その彼氏は翌日は親友の彼女をレイプした。
あんな人だとは思わなかった・・・
英子の頬を伝う涙は止まらなかった。

「どうしよう、ガソリンがなくなってきた」
山本は突然、口を開いた。
「えっ、えっ」
英子は泣いていた事を覚られまいとして慌てて顔をそむけたまま声を出した。
「秀樹を迎えに行く前に満タンにしておいたけど走り回ったからな・・・」
「途中で給油するつもりだったけど、頭に来ていたし英子ちゃんを励まそうとか
思っているうちに忘れていたんだ・・・」
英子はバックからハンカチを取り出して涙を拭きながら答えた
「えっ、どこかガソリン入れるところはないの?」
「えっ?あっ、あぁ、俺のバイト先が近くにあるけれども・・・」

「えーと、時間は・・・やべ、もう11時だ・・・」
「えっ?だめなの?」
「ごめん、11時で終わりなんだよね。この辺のスタンド閉まるのが早いんだ」
「それでも、僕のバイト先は遅くまでやっているほうなんだよ」
「でも、11時で終わりだから・・・」
「今からとばせば間に合わないの?」
「ごめん、近いといっても30分くらいかかるかな?」

「じゃ、もう送らなくていいから近くの駅まで連れて行って」
「駅?、あぁ、電車ね」
「もう遅いし、電車で帰る」
「いいけど、駅も遠いよ。うん、駅に着く頃には終電終わっているよ」
「なんで?だってどんなに遠くても12時前にはつくでしょ?」
「ここは田舎だから下りの電車は割と遅くまであるけど上りはもうないよ」
「それに12時にもなったら下りだって終わってるよ・・・」
「・・・」英子は再び黙り込んでしまった。

山本は再び車を道路の脇に停めた。
「ごめん、僕、家に電話しておかないと親が心配するから」
「今日帰るって言ってあるからね」
「・・・」
「ホントにごめん」
そう言って山本は車を降りると携帯で自宅に電話をした。

英子は非常に不安になっていた。
今までに茨城になど一度も来た事がない。それにたとえ来た事があったとしても
こんな林の中の寂れた道ではここが一体どこなのか想像もつかない。
頼りになるのは山本だけだった。

車外に目をやると山本は電話で何か説明をしているようだった。
秀樹から聞いたことがあるけれども、山本君は両親が年を取ってからの子供だって言っていた。
だから、多分とても心配されているんだろうな・・・
ふとカップホルダーに入ったお茶に眼が止まった。
英子は何も考えずに手にとってみた。
山本君はクーラーのところにあっても冷たくなるわけがない無駄だと言っていたが
そんなことはなかった。手に取ると心持冷たくなっていた。

「ふふふ、私の思ったとおりだ」
英子は自分の考えたとおりになったことが嬉しかった。
「少し飲んでみようかな?」
中身も冷えているかもしれない。
英子はキャップに手をかけた・・・

「ごめん、ごめん、親に説明するのに時間がかかっちゃった」
山本がドアを開いて中に入ってきた。
お茶のキャップをはずしている英子に気がつくと、
「ごめん、じゃましちゃった?いいよ、お茶でも飲んでゆっくりしてて」
「えっ、ううん、これ、冷えたよ」
「ん?何のこと?」
「クーラーで冷えるわけないって山本君いったでしょ?」
「えっ?そんなこと言ったっけ?」

「もーとぼけちゃって、これ、ほら、触ってみて、冷えているでしょ?」
「あっ、あぁ、ホントだ冷えてるね」
「私の言っていたとおりでしょ」
「うん、そ、そうだね、うん、せっかく冷えたから飲んじゃいなよ」
「うん」

「そうだ、山本君飲みなよ、疲れているでしょ、はい」
英子は山本に手渡そうとした。
「い、いらないよ、ぼ、僕、お茶嫌いだから」
「嫌いなの?珍しいよね、お茶嫌いな人って」
「えっ、う、うんまぁ嫌いというか、あまり好きじゃないんだよ」
「そうなの」英子はそう言うと再びお茶をホルダーに戻した。

「もう少し、冷やしてから飲もうっと」
「・・・」
山本は黙りこくった。
「ん?どうしたの?」
「あっ、な、なんでもないよ」
山本は慌てていった。
「お母さん、心配していたの?」

「あっ、そんなことないよ、大丈夫だよ」
「でも、もう帰らないと心配するでしょ?」
「いいや、バイトに行ってバイトの連中と飲むから今夜は帰らないって言っておいた」
「えっ?帰らない???」
「うん、飲んだら運転できないからよくバイトの連中の所に泊まったりするんだよ」
山本は嘘をついていた。英子に言った内容は確かに母親に言った事である。
しかし、山本はバイト先でも変人扱いされて飲みに誘われたことなど一度もなかった。

「ねぇ、ところで私、どうしたらいいの?」
「ガソリンがないなら私の事送れないでしょ?」
「電車もないんでしょ?」
英子は心配になって山本に聞いた。

「うん、なんとかするよ」
「・・・」
再び車内には重い沈黙が流れた。
沈黙が続くと英子はだんだんと腹が立ってきた。
なんで私はここにいるの?
自分で自分に問い掛けていた。

こうなったのも全て秀樹のせいであった。
あんなに楽しみにしていた海水浴、別荘でのひと時、そして愛し合うふたり・・・
その計画は大無しにされた。それどころか、寝ている間に一番されたくないことをされて
あげくには親友の彼女と寝ていた・・・
考えただけで頭がどうにかなりそうだった。

「うーーーん、どうしようかな?」
何も考えのない山本に対しても怒りが湧いてきた。
「じゃ、山本君の家に泊めてよ!私の寝る位のスペースはあるでしょ!」
「えっ・・・、こ、困るよ・・・だって、親がいるし」
「別に一緒に寝てなんかするわけじゃないから平気でしょ」
「だっ、だってお母さんにバイトの連中と飲みに行くって言っちゃったし」
「私がお母さんに説明するわよ」
「だ、ダメだよ、お母さんに嘘ついたことがばれちゃうよ」

はっきりしない山本に対しても英子の怒りは爆発寸前だった。
「じゃ、ホテルに連れて行ってよ、ビジネスホテルとかあるでしょ!」
「えっ、ここは田舎だから、そんなものないよ・・・」
「駅の側まで行けばあるでしょ!」
「あっ、えっ・・・な、ないよ、それに駅までガソリンがもたないよ」
山本の答えはしどろもどろを通り過ぎて支離滅裂になっていった。

「じゃ、私にどうしろというのよ!!!」
「えっ、このへんじゃ、うーーーーん」
山本は考え込んだ。言っていいのか悪いのか・・・最高に悩んだ。
山本は今まで女をホテルに誘った事はなかった。
山本が素人童貞を卒業した相手の村上とホテルに行った時は
車中で「居眠り」していた村上が偶然目を覚ました時にトイレに行きたくて
「ホテルに行ってもいいよ」と言ってくれたからである。
自分からラブホテルに行こうだなんて言い出すことができなかった。

「そ、そんなに怒らないでよ、お茶でも飲んで落ち着いてよ」
「なんなのよ!このまま車で過ごさなければならないの?」
英子は怒って怒鳴った。
山本は慌ててホルダーからお茶を取り出してキャップを取り外して英子に手渡そうとした。
「もういい!」
英子は山本の差し出すペットボトルを払いのけた。

山本の準備していたペットボトルのお茶は後部座席にまで吹っ飛んでしまった。
それは後部座席の山本のかばんに当たってそのまま座席にひっくり返った。
「・・・」後部座席に目をやる山本の顔は青ざめていた・・・
山本の表情を見た英子も後部座席を振り返った。
お茶は後部座席に流れ出し、座席はおろか山本のかばんと英子のかばんも濡らしているようだった。
「ご、ごめんなさい・・・」

山本の顔が異常に青ざめているのをみて英子はとても悪い事をしたと思った。
英子は急いで後部座席に転がるペットボトルを拾い上げるとハンドバックから
ハンカチを取り出して座席を拭こうとした。
その間も山本は黙って身動き一つできずにいた・・・
山本は額から汗を流し、顔は青ざめ、表情は強張っていた。
英子は急いで座席を拭ったが、ハンカチ一枚では足りなかった。
「ご、ごめんなさい、ティッシュある?」
取り付くように英子は言った。

「ねぇ、山本君!大丈夫?なんか変だよ・・・」
あまりにも呆然とする山本を気遣って英子は山本の肩に手をかけた。
「ねぇ、しっかりして・・・」
「どうしたの?」
英子は汗ばむ山本の額の汗をバックから取り出したポケットティッシュの
1枚で拭ってあげた。
「本当にごめんなさい。せっかく山本君が用意してくれたのに、ほとんどこぼしちゃった」
「シートもよごしちゃって・・・」

「・・・」
山本は何も言えずに黙っていた。
「ねぇ、山本君。ホントにこの辺は泊まる所何もないの?」
英子は山本の肩をさせえるようにして言った。
「お茶、こぼしたのはごめんなさい」
「でも、私の方はもっと死活問題なのよ」
「まさか、女の子に車の中で野宿しろとでも言うの?」

「えっ、あぁ・・・」
ようやく山本は言葉を発する事ができた。
「よかった、山本君、どうにかなっちゃったのかと思った」
「あー、うん、あぁ」
山本は気のない返事だかなんだかわからない言葉にならない単なる声を発するだけだった。

「山本君、この辺はあのホテルもないの?」
英子は恥ずかしそうにいった。
「えっ?あっ、な、なに?」山本はようやくわれに帰ったように返事をした。
「ほら、例えば・・・ラブホとか・・・」
英子はうつむきぎみにいった。
「あっ、あぁ、う、うん」
山本は慌て気味に返事をした。
「あっ、あるよ、うん、そういえば、近くにあったな」

ようやく山本は言葉を発する事ができた。
「あー、あそこなら、ぼ、僕のバイト先の近くだし、うん、大丈夫」
「朝になったらガソリンも入れられるよ」
山本は急に饒舌になった。
「そうだよね、英子ちゃん車の中で過ごすわけにも行かないよね」
「うん、疲れているだろうし、うん、シャワーでも浴びてゆっくりと休んだ方がいいよ」
「そうだ、そうだ、多分、あそこならゆっくりできるよ、大丈夫」

「山本君、変なこと想像しちゃダメだよ」
「えっ、な、何」
「ホントにただ休むだけだからね」
「あっ、あっうん、わ、分かっているって」
「別々に寝るんだよ」
「えっ?あー、うん、うん。分かっているよ」

そう言うと山本は車を急発進させた・・・

山本はラブホの部屋の写真の着いたパネルを一目見て何も考えずにある部屋のボタンを押した。
値段はどの部屋も同じような設定だった。ただ、都内のホテルに比べると割安な感じはした。
英子は自分の荷物とハンドバッグを山本は自分のスポーツバッグをかかえて受付で鍵を受け取ると
足早にエレベータへと急いだ。英子は特に慌てる様子もなく山本に従った。

「やだー、この部屋、お風呂丸見えじゃない・・・」
山本の選んだ部屋は風呂場がガラス張りで中身が丸見えの部屋だった。
「こんなんじゃやだよー、他の部屋に変えてもらおうよ」
「だ、だめだよ、ここはみんなこんな部屋だよ、おんなじだよ」
山本はしどろもどろに言った。
「だ、大丈夫だよ、見ないようにあっち向いてるから、平気だよ」

「やだよ、そんなこと言って絶対見るんだから」
「ホント、平気だってば、見ないよ」
「えー、お風呂はいるのやめようかな・・・」
「えっ?疲れているからお風呂はいりたいっていっていたじゃない、入りなよ、見ないから」
「でも・・・やっぱり丸見えなのはイヤだわ」

「お風呂にゆっくりつかってごらんよ、リラックスできるよ」
「うん・・・・そうかもしれないけどな・・・」
英子は悩むように考え込んだ。
「そうだよ、お湯につかってゆっくりすれば嫌な事も忘れられるし」
「そうそう、ほら、ここ、バスフォームがあってさ、泡風呂になるよ」
「ほらほら、大丈夫だって、絶対に見ないって」
山本は説得するのに必死だった。
「うーーーーん・・・」英子は悩んでいた。

「そうだね、リラックスできるかもね・・・」
「じゃ、遠慮なくはいっちゃおう、でも、絶対見ちゃダメだよ」
「も、も、もちろん、だ、だだ大丈夫だよ、へーきへーき」
山本は顔を真っ赤にさせながらそんなことを言った。
「じゃ、お風呂いれてこよ−と」
英子はそう言うと、バスタブにバスフォームを入れてお湯を勢いよく注ぎ始めた。

英子が風呂の準備をしている間に山本はなにやらかばんの中をあさっていた。
山本のかばんはたった二泊の男のかばんにしてはなにやら大きいものだった。
たしか、服はTシャツとジーパンくらいなもので、おそらく二日間とも同じジーパンだったろう。
夜も短パンにTシャツ程度のものだった。
「んー?山本君、何してるの?」
風呂場から戻った英子は聞いた。
「えっ!い、いや、別に。昨日の残りのスコッチあるから飲もうかなと思って・・・」
そんなことを言いながら山本はボトルを取り出した。そこには琥珀色の液体が
4分の1くらい残っていた。

「ふーん」英子は気のない返事をした。
「え、英子ちゃんも飲む?」
「うーん、今はいらない、これからお風呂はいるもん」
「じゃ、じゃ、お風呂から出たら飲みなよ」
「んー、あんまり飲みたくないな・・・」
「飲んでぐっすりと休んだらいいよ」
「いいよ」
英子はバッグの中身をあさりながら気のない返事をした。

英子はバッグの中から巾着袋を取り出すとトイレの中に入っていった。
英子は特に気にもとめていなかったが、山本はなにやら嬉々として飲み物を作っていた。

しばらくして英子が体にバスタオルを巻いてトイレから出てきた。
「あっ、え、英子ちゃん」山本はびっくりしたような顔をしていた。
「これからお風呂はいるけれども絶対に見ないでよね」
「あ、あぁ、うん、だだいじょうぶ、見ない、見ないよ」
「それじゃ」英子はそれだけ言うと風呂場へと向かった・・・

英子は山本の様子をうかがってみた、どうやら向こうを見ているようだが
何気に顔を傾けてこちらをちらりちらりと見ているような様子だった。
やっぱりな・・・英子は心の中で思った。
見ないとか言っても気になるのは仕方がない。
こっそり盗み見ようとしているのがよく分かる。
やっぱり山本君も男だからね・・・
英子はそう思いながらもバスタオルをはらりとはずした・・・

「あっ!」
思わず山本は声をあげてしまった。
「えっ?どうしたの?」英子は風呂場から山本に声をかけた。
「なっ、なんでもないよ・・・」
「ふーん・・・」
英子はそう言うとシャワーを浴び始めた。

英子のバスタオルの下は別荘で着ていた水着だった。
淡いピンク色と白色の生地を織り込んだビキニだった。
英子は見ないと言っている山本を信用しないわけではなかったが
水着を着て入浴する事にしたのだった。
英子はシャワーを浴びると泡立った浴槽につかった。
「ん・・・気持ちいい・・・」

ふと山本のほうを見てみると明らかに肩を落としてがっくりとしているようだった。
やっぱりな、水着を着ておいてよかった。
山本君には悪いけれどもやはり裸を見られるのはイヤだった。

しゅわしゅわと音を立てる泡・・・ほのかなバラの香り・・・
英子は眼をつぶって泡の感触と香りを楽しんだ。
しかし、気持ちはそれらとは裏腹に沈みこんでいった。
お風呂は英子をリラックスさせるどころかさらに悲しくさせた。
無性に孤独感を強めるだけだった。
英子の頬を涙がつたう・・・ダメだ・・・
あの時の光景がまたも脳裏に浮かぶ・・・

しだいに英子の涙の量は増えていく。
それに伴い喉もなりはじめる。
息遣いも荒くなる。
悲しい、つらい、くやしい・・・
「うっ、うっ、うっ」
英子の口から嗚咽が漏れる・・・

浴室は音がよく響く。
英子の嗚咽も反響をしていた。
「どうしたの?大丈夫?」
心配そうに山本が声をかけてきた。
「うっうっうっ・・・」
英子はそれには答えず泣くのをこらえているようだった。

「ホントに大丈夫なの?」
山本はしつこく聞いてきた。
英子は無視するように黙って涙をこらえていた。
「え、英子ちゃん、水着着ているから俺も一緒に入ってもいいでしょ?」
山本は調子に乗ってそんな事を言ってきた。
「ダメだよ!」英子はようやくのことで声を出した。

「お願いだから独りにさせて・・・」英子は泣きながら答えた。
英子の涙はもう止まらなかった。なりふりかまわず泣き叫びたかった。
たとえ浮気をするにしても、現場を見せ付けられるだなんて・・・
とても人のすることではないと思った。
鬼だ、悪魔だと・・・

いつしか、英子は落ち着きを取り戻していた。
入浴の効果が多少はあったのかもしれない。
また、思い切り泣く事により冷静さを取り戻す事ができたのかもしれない。

今、英子はラブホテルの浴槽につかっている。
そしてそこには、秀樹の親友だった山本がいる。
英子は特に山本と関係をもつつもりは全くない。

しかし、秀樹はその親友である山本の彼女である村上と寝たのである。
しかも英子はその現場を目撃してしまった。
おそらく、山本も英子と同じ心境のはずである。
その山本が私の事を気遣ってくれている。
山本君も傷ついているはずなのに・・・

山本君はいい人だし、今日くらいは・・・
英子の心の中でまるで悪魔がささやいているようだった。
秀樹に踏みにじられたからだ。
秀樹に傷つけられたこころ。
もう、秀樹なんてどうでもいい。死んでしまえばいいんだ!
英子は心の中でそう叫んでいた。
死んじゃえ!もう、秀樹なんか知らない。どうにでもなってしまえばいいんだ・・・

秀樹に復讐してやりたい・・・
英子の脳裏には「復讐」の二文字が浮かんだ。
どうやって復讐したらいいのだろうか?
まさか本当に命を奪うわけにはいかない。
殺したい、それくらい憎しみを抱いてはみたものの
英子には殺人などとても無理な話だった。

なら、秀樹にも同じ苦しみを味あわせてやればいいのだ!
そう、秀樹も苦しめばいいんだ!

秀樹が嫌がることをしてやればいいんだ。
そのためにはどうしたらいいのだろうか?
秀樹の携帯も自宅の電話も念の為公衆電話も着信拒否にはしておいた。

そうだ、秀樹は私の部屋の合鍵を持っている。
いつでも自由に出入りができてしまう。
管理人さんに事情を説明して部屋の鍵を取り替えてもらおう。
理由などはいくらでも説明できるだろう。
他にどんな事ができるだろうか・・・

ぬるめのお湯にしたとはいえ、あまりにも長くつかりすぎたため頭もふらふらしてきた。
このままではいけない・・・考えもまとまらない。
英子は泡も半分以上消えてしまった湯船から上半身を起した。
水着の上からとはいえ豊満な英子の胸にまとわりつく泡は非常にいやらしく見えた。

英子は上体を起こし右足から静かにあがった。
左足も湯船から抜く・・・泡にまみれた英子のからだからお湯がしたたりおちた。
水着を着ているためにかえっていやらしかった。
ビキニのボトムからしたたるお湯はまるで愛液が溢れているかのようだった。

山本がちらちらと見ているが水着を着ているのであまり気にしなかった。
からだにまとわりつく泡を流すためにシャワーを浴びた。
すこし湯あたりしてしまったためにぬるめというよりほとんど冷水といっていい
位の温度に設定してみた。
つ、つめたい・・・気持ちいい。
冷たいシャワーは熱くほてったからだを冷やしてくれた。
また、血が上った頭も冷やしてくれていた。

英子はほてったからだを冷やして、髪とからだをバスタオルで拭きながら浴室から出てきた。
「お風呂入って思い切り泣いたらなんだか落ち着いちゃった」
「山本君もお風呂入ったら?お湯、抜いておいたよ」
英子は魅力的なからだをしていた。
いくら水着を着ているとはいえ、はちきれんばかりの巨乳と滑らかなラインを描く
腰の肉付きは隠しようがなかった。
山本の視線は英子のからだに釘付けになっていた。

「やだー、山本君、目つきがH!」
「ダメだよ、そんな目で見ちゃ、恐いよ」
英子はバスタオルでからだを隠して言った。
「ご、ごめん、え、英子ちゃん、あまりにも魅力的だから・・・」
山本は慌てて視線をそらせて言った。
「美香とは大違いだよ。英子ちゃん、とても色っぽい・・・」
「ダメだよ、私たちはそんなんじゃないんだから」
「だっ、だって本当の事なんだよ、美香なんて細くて色黒だし」
「ダメだよ、自分の彼女の事そんなこと言っちゃー」

「あ、あんな奴、彼女じゃないよ!」
山本は珍しく強くいった。
「ご、ごめん・・・あんなことがあったあとだもんね」
英子はさびしげに言った。
「山本君もつらいんだよね・・・」

「じゃ、僕もシャワー浴びてくるよ」
そう言って山本はタオルと備え付けのガウンを持って浴室に入っていった。
「覗いてもいいよ」山本はおどけてそういいながら扉を閉めた。
「ばかー、山本君の変態!」
英子もおどけてそう言った。
もちろん、英子は山本の入浴シーンなど見たくないから後ろ向きでいた。

英子は有線放送のパネルをいじくり、お気に入りのジャンルを探してみた。
「うん、これにしよう」
お気に入りのヒップホップのチャンネルにした。
英子は洋楽のブラックミュージックが好きだった。

そう言えば秀樹とは音楽の趣味もあっていた・・・
お互いにかぶるCDが何枚もあっておかしかった。
ただ、私は輸入版が好きだったけれども秀樹は日本製を買っていた。
輸入版は歌詞カードがついていないのが多いから、あと和訳があったほうがいいよ。
そんな風に言っていた。しかも、日本製はテキスト処理されていてオーディオによっては
曲名が表示されたりしていた。それがいいんだと・・・

英子が有線に気を取られているうちにいつのまにか山本はシャワーを終えていた。
この時の英子の格好はまだ、からだにバスタオルを巻いていたが、タオルの下は
水着のままだった。
ベッドにうつぶせになり枕もとのパネルを操作していた英子には背後に山本が立って
いることには気がつかなかった。
その間、山本は舐めるような視線で英子の事を視姦していたにちがいない。
ふと、背後に人の気配を感じた英子が振り返るとそこに、下半身にタオルを巻いただ
けの山本が立っていた。

「やだーーー!びっくりするじゃない・・・終わったなら声かけてよ」
英子はびっくりして言った。
「へへへ、ごめん、ごめん」
「英子ちゃんがあまりにもかわいいからつい見とれちゃったんだよ」
山本はにやけながら英子のバスタオルからはみ出た太ももを凝視しながら言った。
「やだー、山本君、変なとこ見ないでよ、恥ずかしいでしょ」
英子はそう言うと、ベッドから上体を起こし、自分のかばんを置いてあるソファー
へと向かった。
「山本君も、そんな格好してないで早く着替えてね」
「えっ、もう着替えちゃうの?」
「そうだよ、恥ずかしいよ。だってお肉ぶよぶよだもん」

「そそ、そんなことないよ!英子ちゃん、魅力的だって」
「またまた、だって山本君は細い子すきなんじゃない?」
「そんなことないよ、英子ちゃんみたいな子好きだよ」
「えー、だって私村上さんとぜんぜんタイプ違うよ」
「だから、村上とはそんなんじゃないよ」
「無理しなくていいよ」
「だから、違うって・・・秀樹の奴はそんなこと言ってたけどな」
山本は不気味ににやりと口元をゆがめながら言った。
「えっ?秀樹が???なっなんて言っていたの?」
英子はあきらかに不快感を顔に表していた。

「さっき、車の中で言いかけたけれども、秀樹は英子ちゃんの事ミソカスに言ってたよ」
そう言うと山本は不敵な笑みを再び口元に浮かべた。しかし、英子は、目の前が真っ暗に
霞んでいくために山本の表情の変化に気がつかなかった。
「なっ、なんて言っていたの?」英子の声は震えていた・・・
「えっ、本当に聞きたいの?かなり凄い事言っていたけど・・・」
「もう、あんな奴の事どうでもいいよ!だから本当の事知りたい」
「そうか、じゃ、覚悟はいいんだね・・・」
「うん・・・」

「これはあくまでも秀樹が言ったことで僕の言葉じゃないからね」
「うん、分かってる」英子は静かにうなずいた。
「そうだね、俺も、こんな事言いにくいし、ちょっと飲んでもいいかな?」
「えっ、あっ、うん」
山本は英子があいまいにうなずくのをあまり聞きもせずに備え付けのグラスに
作ってあった水割りを手にした。
「さっき、僕がシャワーを浴びる前に作っておいたんだ、丁度いいくらいに
氷も溶けておいしそうだ、英子ちゃんも飲みなよ」
そう言って、山本は英子に水割りを手渡した。

「あっ、ありがとう・・・」
「さっ、早く飲みなよ・・・」
「うん・・・」そう言って英子はグラスに唇をつけた。
山本は静かにその動作を見守っていた。見守るというより直視していた。
英子は静かにグラスを傾け、唇を琥珀色の液体につけた。
「さっ、ぐっといきなよ」
英子は唇を少し湿らすくらいだった。
「ありがとう、おいしいね、これ・・・」
「ぐっといきなよ・・・」
「うん、でもなんだか水割りって気分じゃないな・・・ビール飲んでもいいかな?」
「えっ?あっ、あぁ、う、うん、いいよ・・・」

英子は山本の返事もろくに聞かずに冷蔵庫を開けた。
「うーーーん、ビールけっこう高いね・・・でも、いいかっ」
英子はボタンを押して缶ビールを取り出した。
「山本君は水割りでいいのね?」
「あっ、あ、ああ、いいよ・・・」
英子は山本の返事を聞くと、缶ビールを空けてそのまま一口飲んだ。
「あーーー、お風呂上りのビールはおいしいや」
つぶやくように言った。

「それで、秀樹はなんて言っていたの・・・」
「あっ、うん、その話だったよね・・・」
山本は少しうつむいて、自分の手にした水割りをニ、三口飲み込んだ。
「多分、英子ちゃんが聞いたら、卒倒しちゃうような事だよ・・・」
「・・・」

「あいつ、英子ちゃんの事バカ呼ばわりにしていたよ・・・」
「何て言っていたの?」英子はむっとして言った。
「そうだね、英子ちゃんは胸に栄養が行き過ぎて脳みそは腐っているとか」
「英子ちゃんはデブで肉がぶよぶよしている、俺はもっとスリムな子が好きだとか」
「最近腹が膨らんできたのは俺以外の男とやってはらんだに違いないとか」
「物覚えが悪くてセックスがへたくそなのは頭が悪いからだとか・・・」

男同士の友人だとわりと彼女との性生活の事や彼女に対する不満を愚痴ったりすることがある。
俺も、山本のことを親友だと思っていたので、英子に対する不満を飲んだ勢いで愚痴ったこと
があった、奴はそれを悪用してあることないことを英子に吹き込んだ。
奴は1いったことを100言ったように大袈裟に膨らまして挙句にはありもしないでまかせを
英子に吹き込んだのだった。

「ひっ、ひどい、そんなこと言っていたの・・・」英子の声は震えていた。
「こんな事も言っていたな・・・英子ちゃんとのセックスは最悪だから
ソープに行ってきたとか、英子もソープに沈めて勉強させるしかないなとか」
「・・・」英子の目には涙が浮かんでいた。
「あいつ、もしかしたら酔った振りして美香のこと襲ったのかもしれない」
「えっ?」英子は思わず山本の言葉に耳を疑った。
「あいつ、前日に英子ちゃんを襲ってなかだししたり顔に精液かけたりしたでしょ?」
「う、うん・・・」
「それは、あいつのたくらみで、英子ちゃんがなまでやらせてくれないから最後に
嫌われるために無理やり酔わせて寝ているうちにやったんだよ」

「それで、英子ちゃんと別れるために酔いつぶれた美香のことやったんだ!」
山本はだんだんと感情を高ぶらせ最後には叫んでいた。
「全部、あいつのたくらみだったんだよ!」
「そっ、そんな・・・」
この時、既に英子はショックと極度の疲労感に襲われてかなり落ち込んでいた。
「そんな、秀樹が、私の事、酷い事、言っていただなんて・・・」
「それに、酔ってたんじゃなくてレイプしただなんて・・・」
「そうだよ、あいつそういう奴だよ!俺のこともいつもいつも利用して」
「俺のこと小間使いとか奴隷くらいにしか思ってなかったんだよ!」
山本は矢継ぎ早に俺の悪口をあることないことまくし立てた。

英子はもう、うんざりしていた。
この二日間、いろいろなことがありすぎた・・・
一日目、秀樹に寝ている間にレイプされる・・・しかもなかだしされた・・・
しかも、あそこのなかだけではなく、顔や胸、お腹の上にも射精された・・・
二日目、秀樹が酔いつぶれた村上の事をレイプする。しかも、なかだしした・・・
そして、山本にはいろいろ連れまわされたあげく部屋に帰ることができなくなり
ラブホに泊まる事になった。そこで聞かされた秀樹の言った私の悪口・・・
最後には、秀樹は酔ったのではなく計画的に私と村上さんをレイプした・・・

「大丈夫?英子ちゃん」
山本は少々うつろになった英子の肩に手を置いた。
「えっ、うん、もう、凄くイヤだ」
英子は涙ぐんでいた。
さっきたくさん泣いてもうすっきりしたと思ったのに再び涙が溢れてきた。
「もういい・・・」

「えっ?」山本は間の抜けた返事をした。
「もういい・・・」英子は同じ事をつぶやいた。
「もういいって?・・・」
「いいよ、もういいよ、好きにしていいよ・・・」
英子は全てがイヤになっていた。大好きだった秀樹に裏切られるだなんて、
私の始めてをささげた愛しい人が私の事を裏切るだなんて・・・
しかも計画的にレイプをするだなんて、そんな人だっただなんて・・・

「えっ英子ちゃん・・・いいの?」
「・・・」英子はだまって何も答えなかった。
山本は英子が黙って返事をしないので英子の事をベッドにそっと寝かせた。
「・・・」英子はもう一言も言葉を発しなかった。
「はぁはぁ・・・」山本の息遣いは荒くなっていた。
「もういい・・・」英子の心の中ではこの言葉が何度も何度も繰り返されていた。

俺は英子の部屋にいた。
俺の目の前には英子がいる。
いつのまにか、少々やつれた雰囲気だ。
頬もこけて、体も一回り小さくなったような気がした。
それは尾羽打ち枯らした英子の雰囲気がそう感じさせているだけかもしれなかった。
健康的なイメージだった英子がなんだか不健康そうな女に変わっていたので驚いた。

しかし、豊かな英子の胸は健在だった。
やはり、英子の胸は目立つ。服越しではあったが英子のおっぱいは郷愁を感じさせた。
いつしか、俺の気持ちはあの頃へと飛んでいた。あの別荘へと・・・

「え、英子、どうしたんだよ、そんなにやつれてしまって・・・」
俺は嫌な予感がした、夏休み明けの山本の話では奴と英子が付き合っているとか言っていた。
英子は山本の奴に酷い仕打ちを受けたのだろうか?
英子の事を裏切った俺が言うのもなんだが、許せないと思った。
それほどまでにあの健康的で可憐だった英子がボロ雑巾のような姿になっていた。
俺には信じられなかった。

「何があったんだよ、しっかりしろよ・・・」
英子は俺の問いかけには何も答えずただうつむいているだけだった。
時折聞こえる鼻すすりから泣いているというのが聞いて取れる。
「英子・・・」
俺は英子の肩をそっと抱いた。

「秀樹!!!」
俺が方を抱くや否や英子は激しく俺にしがみついた。そして声をあげて泣き出した。
「ど、どうしたんだ?」
「何があったんだよ・・・」
英子は激しく慟哭するのみで俺の問いかけには一切答えなかった。
俺はどうしていいのか分からなかったので、英子が落ち着くまで抱きしめていることにした。
「英子・・・」
久しぶりに英子の体温を肌で感じる事ができた。
柔らかい、暖かい、俺の英子・・・

「いや、違うんだ・・・今はもう俺の英子ではない」
俺は先ほど頭に浮かんだ言葉を打ち消した。
今の俺には美香がいる。村上美香・・・これが俺の彼女だ。
今、目の前にいる女は昔は彼女ではあったが、今では山本の彼女になってしまった。
そして、俺が今愛しているのは美香だ。
今ここにいる英子ではない。

しかし、一度は愛し合った仲だ、泣いている英子をほおったからしにはできない。
一体何があったのだろうか?少なくとも俺に電話をしてきたということは、俺に聞いて欲しい
ことがあるからに違いない。
英子が落ち着きを取り戻したら聞きだしてみよう。
それまでは、俺の胸を貸してやる。泣きたければいくらでも泣けばいい。
別れた女とはいえ、俺にもそれくらいの度量はある・・・
俺は自分にそういい聞かした。

どれくらい英子は泣いていただろうか・・・
10分?20分?いや、1時間くらいだろうか・・・
この時の俺たちふたりの間には時間の流れなど関係がなかった。
まるで、あの愛し合っていた時期のようにふたりは固く抱き合っていた。
しかし、あの時と違うとしたらもうそこに心がなかったことだろう。
俺の心の中には美香がいる。

いつしか、英子も落ち着きを取り戻していた。
さきほどまでは肩で息をしていたが呼吸ももとに戻り、涙もでていないようだった。
「もう、落ち着いたか?」
「・・・」英子は声には出さなかったが、かすかにうなずいた。
「いったい、何があったの?」
俺は英子に聞いてみた。
英子は何も言わず、再び俺のことを固く固く抱きしめた。
俺は戸惑いだした・・・英子の方から俺とのコンタクトを完全に打ち切ったのだ。
それが今更こんな、いったい何事なんだろうか???そう思わずにはいられなかった。

そこからしばらく、俺たちは抱き合った。
英子が頬を俺の胸にこすりつけてきた。
昔、よく英子が俺に甘える時にしてきたしぐさだ・・・
あの当時は、そんな英子を俺は猫のようにかわいがった。
そして、当然のように愛し合った・・・

俺は、軽く頭を振って現実へと戻った。
「もういいだろう?なんで俺に電話してきたんだ?」
「違うの・・・」
「えっ?」
「違うの・・・」
英子はただそうつぶやくだけだった。
「何が違うんだ?」俺にはさっぱり分からなかった。

「秀樹は悪くなかったの、何もしていなかったのよ・・・」
「えっ?何言っているのかさっぱり分からないよ」
「違うの、私たち騙されていたの・・・」
英子はそう言うとまた涙が溢れてきた。
「おい、いったいなに言ってるのかさっぱり分からないよ」
「もう、泣くのはやめてくれよ、頭がおかしくなりそうだよ」
俺はなかばあきれてなかば切れかけてそういった。

「一体、何の話をしてるの?」
「あの時の、あの別荘の時のこと・・・」
英子は途切れ途切れに答えた。
「えっ?別荘の事・・・」
俺にとっては悪夢の出来事だったあの別荘での事件。
それを今更なにを言っているのだろうか?

「私たち、だまされていたのよ!」
英子は力かぎりの声で叫んだ。
「えっ?」
俺は全く理解できなかった。
「だ、だまされていた?」
「なっ、なにを言っているんだよ・・・」
俺は、気が遠くなりそうだった・・・

騙されていた、だまされていた、ダマサレテイタ・・・
俺の頭の中ではこの言葉が堂堂巡りをしていた。
騙されていた・・・
一体誰が何のために俺たちを騙していたというのだろうか?

「どういうことなんだ?」
「だますって、一体誰が・・・」
俺は、頭のてっぺんから血の気が引いていく気がした・・・

「え、英子、頼む、泣いてないでまじめに聞かせてくれ・・・」
「だって、だって・・・」
英子は再び泣きじゃくりだした。
ヒックヒックと喉を詰まらせながら涙をこらえようとしているようだが無理だった。
「おい、いったいどういうことなんだよ」
俺は、英子の言う騙されていたという言葉が非常に気になった。

あの場にいたのは俺と英子と山本と村上の4人だ。
この中で騙されたのはどうやら俺と英子のようだ。
それ以上の情報は泣きじゃくる英子からは入ってこない。
今考えうる事は、山本が単独で俺と英子を騙した説。
山本と村上が共謀して俺と英子を騙した説。
そしてもう一つの説は、村上が単独で俺と英子と山本を騙した説・・・

俺はこの時、血の気が引く思いをした・・・
あの山本の怒り様は本気のようだった。
ということは、山本もだまされていたのか?
すると村上が単独で俺たち3人を騙したのか?
俺も山本も英子も村上に踊らされていたのか?

俺は泣きじゃくる英子を抱きしめながら頭を働かせた。
村上は山本との関係に飽きていた。
山本の友人である俺に興味を抱いた。
しかし、俺は村上の事を嫌っていた。
俺と英子は人目がうらやむくらいに愛し合っていた。
俺と英子の仲たがいにさせるために俺を酔わせた。
俺は村上の思惑どうりに酔って英子に無茶苦茶した。

そして、雰囲気のきまづくなった俺と英子。
翌日の晩も俺を酔わせて今度は俺と村上が寝るようにしむける。
そして、気がついた山本が俺のことをぼこり、怒った英子は俺を捨てて帰る。
残された村上は俺にレイプされたと騒ぎ立てる。
警察沙汰を恐れた俺から金品を巻き上げた上に今後彼氏として付き合うように脅迫する。
そして、今にいたる・・・

そ、そんなバカな・・・
考えてみると筋道が通っているような気がする。
あの時、レイプされた警察に訴えるといいつづけていた村上がバッグを買うことと
責任を取って付き合うことを俺に強要した。
いったいどこにレイプした相手に付き合えと強要する女がいるのだろうか?
俺は、背筋に冷たいものが走った・・・

なんてことだ。
今では俺は村上にすっかり夢中になっている。
その村上が俺のことを騙すだなんて。
嘘だ、嘘だと言ってくれ・・・
俺の頭は混乱してきた。

「え、英子、俺は美香に、む、村上に、だ、騙されたのか?」
俺はやっとのことで声に出すことができた。
「うっ、うっ、村上さんはどうなのか分からない・・・うっうぅぅ」
英子もやっとのことで答えた。
「えっ?」
俺は声にならない声を出していた。
「村上さんは分からないってどういうこと?」

「私たちを、私たちを騙していたのは、山本よ!!!」
えっ?俺には全く理解できなかった。
山本が俺たちを騙していた?
一体何故・・・
あんなに怒って俺に殴りかかってきたあいつが俺たちを騙した?
あんなに仲のよかった俺のことを騙すだなんて・・・
いつもいろいろと気をつかってくれる山本が俺たちをだますだなんて。
ありえない。あいつは、人を騙すようなやつではない。

「なっ、何かの間違いだろ・・・あいつがそんなことするわけないじゃやないか」
「そ、それに、あいつにそんな人を騙すような度胸ないだろ・・・」
「何か勘違いしてるんじゃないか?」
いくら考えても俺には山本が人を騙すようなことをする奴でもないしまた、
そんなことができる奴ではない、そうとしか考えられなかった。
「あんなにいい奴いないじゃないか・・・それが、俺たちを騙すだなんて」
俺はなぜか山本のことを必死にかばっていた。
それは、俺があいつの彼女を寝取ってしまったからなのかもしれない。

「なんで、秀樹はあんな奴の事をかばうの!!!」
英子は逆切れしたかのように俺のことを突き飛ばして叫んだ。
「なんで、あんな奴の事をかばうの!!!」
英子は涙でぐしょぐしょになった顔を赤らめて怒って叫んでいた。
「お、おい、どうしたんだよ、だいたいなにを根拠にそんなこと言っているんだよ!」
俺もヒステリーを起した英子に半ばイライラしながら怒鳴り返した。

「私、見たのよ!」
英子は半狂乱になりながら叫んだ。
「見たって何をだよ」俺はむっとしながら聞いた。
「写真をよ!」
「えっ?」
「写真を見たのよ。」

「お前の言ってる事支離滅裂でさっぱり把からねぇよ」
俺もぶちぎれる寸前だった。
「頭どうかしちまったんじゃないか?」
俺は言ってはならないことを言い放ってしまった。
「キーーーー」
まさにそんな感じで英子は俺に飛び掛ってきた。
まさに、半狂乱、乱心を起したとしか言えなかった。
「ど、どうしたんだよ!おい、いいかげんにしろよ!」
俺は英子を振りほどいて突き飛ばした。

「いいかげんにしろよ!ヨタ話を聞かせるために俺のこと呼び出したんなら俺はもう帰るぞ!」
いいかげんに、ヒステリックな女を相手にするのに疲れた俺は最終手段に出た。
暴力を振るうのは嫌いだが、相手がかかってくるのではどうしょうもない。
今まで、一度も英子にも他の女にも暴力を振るったことはなかったが止むを得なかった。
「帰るからな!」俺はそういい捨てるなり英子の部屋を出た。

「待って!」
英子は出て行く俺にしがみついて止めた。
「放せよ!」
俺は英子を振りほどいた。
「ヒステリーを起す女は大っ嫌いなんだよ!」
俺は最大限の侮辱を込めて言い放った。
「ごめんなさい、もう二度とあんなことしません」
英子は土下座せんばかりに謝った。
「お願い、お願いだから話を聞いて・・・」

だいぶ落ち着きを取り戻したのか、さきほどの英子とは様子が変わっていた。
この状態なら話ができると思った俺は、とりあえず、英子の話を聞くことにした。
やはり、英子の言っていた騙されていたという言葉が気になったのも確かだが。

「じゃ、落ち着いて話して欲しい。頼むから、もう泣いたり叫んだりはやめて欲しい」

「うん、分かった」英子はそう言った。

再び回想シーン
「えっ英子ちゃん・・・いいの?」
「・・・」英子はだまって何も答えなかった。
山本は英子が黙って返事をしないので英子の事をベッドにそっと寝かせた。
「・・・」英子はもう一言も言葉を発しなかった。
「はぁはぁ・・・」山本の息遣いは荒くなっていた。
「もういい・・・」英子の心の中ではこの言葉が何度も何度も繰り返されていた。

山本は英子の耳元で息を荒げながら英子の髪をなでていた。
「はぁはぁ」
山本の下腹部は既に勃起していて英子の下半身に触れていた。
英子は「気持ち悪い」そう思っていたが眼を思い切りつぶって耐えていた。
「はぁはぁ」
山本は汚らしい舌を英子の耳に這わせ出した。
英子の耳たぶから耳の穴へと舌を進めた。
「やだ、気持ち悪い・・・」
英子は心の中でつぶやいた。

「え、英子ちゃん、タオルとってもいいよね」
「・・・」
英子は山本の問いかけには何も答えなかった。
頭の中は回転していた。ビールのよいがまわってきたのだろうか?
精神的な疲れがそのように感じさせたのだろうか?
山本の気持ちの悪い息遣いと舌触りが英子の神経を過敏にさせていた。

山本は英子のバスタオルをゆっくりとはがした。
英子はタオルの下には水着を着ていた。
「え、英子ちゃん、水着とってもいいよね、はぁはぁ」
「い、いや」英子は蚊の泣くような声で答えた。
「ダメ」
英子は明確に拒否した。
しかし、山本は手を止めなかった。

山本は英子の乳房を弄ぶように揉みしだきながら息をますます荒げていった。
「や、いや・・・」
英子は拒否しつづけた。しかし、山本のねちっこい変質的な愛撫はとまらなかった。
山本は英子の耳の穴を舐めながら乳房を握るように揉んだ。
英子の乳房は大きくて柔らかかった。仰向けに寝ると両側に流れるくらい英子の乳房は
柔らかく垂れている。握ってもあまり手ごたえはない。まるで空気か液体を揉んでいる
ような気がすることもある。

山本はその英子の柔らかい乳房を揉みし抱きつづけた。
「や、いや、やっぱりできない・・・」
英子の悲痛な声も無視して山本は耳の穴に下を這わせつづけた。
それどころか、英子の水着をずらし、乳首をあらわにした。
「やっやめてよ!」
英子のピンク色で大きな乳首があらわになった。
英子の乳首は処女だった割には乳首も乳輪も大きかった。
ただ、色白だったからか乳首はピンク色だった。
巨大な乳房に巨大な乳輪に大きな乳首が乗っている。
それだけでも興奮させるには十分だった。

「ヒヒヒ」
山本は不気味な声を発すると英子の乳首にむしゃぶりついた。
「やだー、お願い、やめて、やめてー!」
英子は抵抗したが、疲れていたことと気力が失せていたため
山本を跳ね飛ばす事ができなかった。
山本は変質的に英子の乳首を口に含んだり舌で転がしたり歯を立てたりした。

「おねがい、お願いだからもうやめて・・・」
英子は泣きべそをかきはじめた。
山本は悲痛な英子の訴えに耳をかさず、乳首を舐めるのをやめなかった。
「ヒヒヒ、そんなこと言って、乳首がこんなに立っているじゃないか」
山本は片手で右の乳首をつまみ、左の乳首を唇ではさみながらそんなことを言った。
英子は感じているのではなく、気色が悪くて鳥肌立っていたのだった。
山本はそれを感じていると勘違いしていた。

「違うよ、もうやめてよ」
「ひひひ、はぁはぁ」
山本は今度はビキニのボトムに手をのばした。
「はぁはぁ、英子ちゃんのお尻はへっへっ柔らかくて、き、気持ちいいよ」
山本は自分のタオルを取り払ってなまチンを英子の太もものあたりになすりつけだした。
「やだ、やだ、まじ、やめてよ」
英子は真剣に拒み始めた。

「頼むよ、英子ちゃん、口で、口でしてよ」
そう言って山本は英子の口元に自分のモノを突き出した。
「いやーーーーーやめてよ!」
英子は山本を払いのけようとするが、山本は英子の胸の上に馬乗りになって
右手で頭を押さえつけて左手で自分のモノを握り締めて英子の唇に押し付けていた。
「いやぁいやぁいやぁぁぁ」英子が叫ぶと山本は英子の口にモノを突っ込もうとする。
しかし、英子の歯にあたり口の中には入らなかった。
「いっ!いてぇ!英子ちゃん、歯があたると痛いよ」
山本は自分のモノを握っていた左手を離すと英子のあごを下から掴んでそう言った。

「頼むから、フェラしてよ」
山本は英子のあごを掴んだまま、今度は右手で自分のモノを掴み英子の口に押し込もうとした。
しかし、英子は必死に首を振って抵抗した。
「お願い、やめてよ、苦しいよ、やめてよ」
英子は抵抗を続けた。
「ちっ」
山本は抵抗する英子にフェラを強要するのは無理と悟り、どうやら諦めたようだ。

山本は苦しがる英子の胸の上からしりを持ち上げた。
「はっはっはっ」
英子は呼吸が楽になったため思い切り息を吸い込むことができた。
「はっはっ、お、お願いだからもう、やめて・・・はっはっ」
英子は息も絶え絶えになりながら言った。
「じゃ、僕も、諦めるよ」
山本は不気味に舐めるように英子の裸体を眺めながら言った。

英子は右腕で豊満な胸を隠して上体を起して深呼吸をするように息をしていた。
ビキニのトップは胸の下にずり下げられヌードグラビアというかアイドルの
セミヌードのようなポーズになっていた。
「やっぱり、できないよ、今はそんな気分じゃないの」
「分かってるよ」
山本は勃起した自分のモノを自分でこすりながら言った。
「じゃ、フェラは諦めるよ」
そう言うと山本は今度は英子の足首を掴んで引っ張った。

「あっ!」
英子は短く叫ぶとベッドに仰向けに倒れた。
その瞬間、腕は自然にからだを支えようとして豊満な乳房はぶるるんとゆれてあらわになった。
「いやー何するのよ!」
英子は両足をばたつかせながら身を捩って抵抗した。
「はぁはぁはぁ」山本の息遣いは再び荒くなっていた。

英子が身を捩ったために今度は山本の目の前に形がよくて肉付きもいい英子の
ヒップが現れた。
山本は両足で英子のふくらはぎあたりを挟み込み両手で英子の腰を掴むと顔を
英子のヒップにうずめた。
「ひっひっひ、えっ英子ちゃんのケツだ、すげー柔らかくて気持ちいいよ」
山本は英子のヒップに顔をうずめながら叫んだ。
「やめて!」英子はうつぶせに倒れながら下半身を押さえ込まれているので
両手をばたつかせながら抵抗した。

英子は腰を振ってなんとか山本の顔を弾き飛ばそうとしたがその動きはかえって山本を
興奮させるだけだった。
「お願いだから、やめてよ!」
英子は腰を振って何とか山本から逃れようとするが、腰の動きと山本の顔の動きで
ビキニのボトムがずれてヒップに食い込み始めた。
「ひぇひぇひぇ、え、英子ちゃん、ケツがはみ出てきたよ、すげーよ」
英子の抵抗は虚しく何の効果を見せないどころかかえって水着が食い込み
山本を興奮させるだけだった。
「はーーー、英子ちゃんの肌は白くてきれいだ。おしりにできものも何もないよ」
山本はそう言うと、はみ出た英子のヒップにむしゃぶりついた。

そして、山本は腰をくねらせて抵抗する英子の両足をがっちりと自分の足で挟み込み
左手で英子のヒップを抱え込み、右手でビキニの食い込んでいる部分を右側にずらした。
そこには、英子のアナルとおまんこあった。英子の一番見られたくない部分が山本の
目に晒されてしまったのだった。
「やだーーーーーー!やめて、放して、やだやだやだ!!!」
英子は大声を張り上げてまた手足をばたつかせて体中の力を振り絞って抵抗を試みた。
しかし、山本の力は強く、びくともしなかった。
山本は暴れる英子をよそに、白くて丸い英子のヒップをいやらしく眺めていた。
「ひっひっひっ、英子ちゃん、意外と毛深いんだね。ほら、こんなところまで毛が生えているよ」
山本はいやらしく言いながら、アナルの周りまでびっしりと生えそろった英子のアンダーヘアーを
じりじりと引っ張った。

「おっ、お願い、やめて、やめて、やめて、やめて!!!」
英子は悲痛な叫びをあげていた・
「ひひひ、さっき、好きにしていいって言ったでしょ」
「はぁはぁ、今更ダメだって言ったってもう遅いよ、へへへ」
山本はついに英子のアナルに舌を這わせ出した。
山本の執拗なねちっこい責めに英子は全く感じる事がなかった。
かえって気色が悪く吐きけがするくらいだった。
「おねがい、お願いだからやめて、いやだ、やだ、やだ!!!」

いつしか英子の叫びには涙も混じっていた。
今はもう、ただ、山本の魔の手から逃れる事だけを考えていた。
「お願い!!!やめて!!!」英子にはもうこう叫ぶしかなかった。
しかし、山本は手も舌も休ませずに執拗に英子のアナルに舌を這わせつづけた。
山本の唾液が英子のアナルからおまんこへとだらだらと垂れていた。
そして、山本はついに、ビキニのボトムを剥ぎ取りにかかった。
「いやーーーーーーーー」英子は叫んだ。

山本は自分のからだをずらすと、一気にビキニを膝元まで引きおろした。
水着は下着と違って簡単に脱がす事ができた。
それは英子のビキニが伸びる素材でできていたのもあったかもしれない。
山本がからだを放した所で英子は最後の反撃を試みた。
膝にひっかかかる水着も気にせずに足をばたつかせて山本の事を蹴り飛ばそうとした。
しかし、山本はするりとからだを入れ替えて今度は自分の下半身を英子の顔の方に向けて
左手で両足を抱え込み、右手で一気にビキニを剥ぎ取った。

「いやーーーー!!!」
英子の目の前で山本のちんちんと金玉がぶらついていた。
今なら、山本の急所を攻撃できる。
英子はとっさにそう考えた。
どう攻撃したらいいのだろうか?
とにかく、たたけばいいのだろうか?
英子は短時間のうちに考えをまとめなければならなかった。

しかし、格闘技などが嫌いな英子に金玉の攻撃方法など思いつきもしなかった。
ただ、そこにぶらさがり小刻みにゆれる金玉を見つめる事しかできなかった・・・

ついに、英子の下半身があらわにされてしまった。
誰にも見られたくない、秀樹にも見せるのをためらっていたわたしのアソコが・・・
こんな形で、こんな奴に・・・
英子は涙が止まらなかった・・・

「へへへ、英子ちゃん、物凄くいやらしい体つきだ」
山本はねちっこく蛇のような視線で英子の事を視姦した。
「・・・・・・・ヤメテ・・・・・・・」
もう英子には抵抗する力も声を出す力も残っていなかった。
涙も既に枯れ果ててしまったようだ。
何故?何故私だけがこんな酷い目に会わなければならないの?
英子は屈辱に打ちのめされていた。
信じていた彼氏には裏切られて彼氏の親友からもレイプされるだなんて・・・

「へへへ、英子ちゃんのおまんここんなにぐちょぐちょに濡れているよ!」
山本は自分の唾液でべとべとになった英子のひだひだを掻き分けて中身をのぞきこんでいた。
「ひひひ、なんだかんだ言って感じているんじゃない」
山本は蛇のような舌を再び英子の股間に這わせ出した。
山本はねちっこく英子のおまんこを舐めまわした。
ひだひだからクリトリス、膣口のいたるところを舐めまわした。

「すごいよ、すごいよ英子ちゃん。ひひひ、英子ちゃんのおまんこすごく濡れてる」
「英子ちゃん、物凄く毛深いね。おまんこ真っ黒な毛で覆われているよ」
「はぁはぁ、アナルの周りも毛がびっしり生えてるよ。ものすごくいやらしいよ」
「口の中まで毛が入り込んでくるよ。秀樹とやりまくってこんなになっちまったの?」
山本は英子が今まで聞いたこともないようないやらしい単語を連発しながら英子に
屈辱を浴びせつづけた・・・

山本は自分のモノに唾液をなすりつけ出した。
唾液でねとねとになった山本のモノは無気味に光っていた。
「・・・イヤ・・・」
山本のモノが私の中にはいるなんて・・・許せない・・・
イヤだ、イヤだ、イヤだ・・・・
英子は頭の中で必死に抵抗した。
しかし、英子のからだにはもう山本に抵抗する体力は残っていなかった。
「イヤだ・・・」

山本はまず、英子のバギナの中に指を挿入した。
そしてその指を静かにこねくり回した。
山本はバギナに指を挿入する前にたっぷりと唾液をつけていた。
自分の指をくわえて唾液でねとねとにしていた。
白い糸を引きながら唾液が滴っていた。
その指が今、英子の中に挿入されてこねくり回しているのだった。
「気持ち悪い・・・」英子は吐き気がした。

山本の指が自分の中でうごめいている感触が気持ち悪かった。
胃の底から熱いものがこみ上げてきそうだった。
「助けて・・・」心の中で誰にというわけでもなく助けを求めていた。
「イヤだ、イヤだよう」
もう、声も涙もでない、指一本動かす体力も残っていない・・・
いつしか、膣の中も山本の唾液でねとねとにされていた。

山本は膣から指を引き抜くとまたそれを口に含んだ。
「はぁはぁ、英子ちゃんのおまんこ、おいしいよ、ひひひ」
そういって、何度も何度も指を舐めまわした。
そして、今度はそのゆびから手のひらにかけて白く濁った唾液をだらりと垂らした。
それを再び自分のちんちんになすりつけた。
山本のちんちんはべとべとで気色悪く光っていた。

「はぁはぁはぁ・・・」
山本は再び自分の指に白濁の唾液を垂らした。
そして再び英子のおまんこになすりつけてきた。
もう、英子は声も発する事もできない、足を動かす事も股を閉じる事もできない。
山本はねとねととした自分の唾液を再び英子のおまんこのなかになすりつけた。
もう、山本の指が何本だろうと抵抗なく英子の中を出入りした。

英子はほとんど意識を失いかけていた。
抵抗にも疲れ、もてる全ての体力を使い果たしてしまった英子に残された道は
後は意識を失い、嫌な事が終わり去るまで時が経つのを待つしかなかった。
英子の目は虚ろになりやがて意識が遠のいていった。

しかし、山本は英子が意識を失うのを許さなかった。
山本は自分のモノを英子の膣口にあてがいながら、英子の乳房を強く噛んだ。
「いっいたい・・・」激痛で英子は再び意識を取り戻した。
この時、英子は山本が変質的なことを直感で感じ取った。
この人は普通じゃない・・・
「あっ・・・・・」
ついに山本は英子の中に自分のモノを沈めた。

「英子ちゃん、英子ちゃんの中ぬるぬるになっていて気持ちいいよ、英子ちゃんも感じているんでしょ」
山本は変質的な言葉を仕切り無しに口にした。
「英子ちゃん、いやらしいよ、英子ちゃんのおまんこねちょねちょしてる」
「あぁ、英子ちゃん、英子ちゃんのおっぱい柔らかいよ」
「英子ちゃん、英子ちゃん、いいよ、感じてるでしょ」
山本はねちねちと英子の耳元でささやき続けた。

この時の山本は上半身を英子のからだに密着させて両腕は脇から背中に回して
しがみつくようなスタイルで抱きしめていた。英子の大きなおっぱいは山本の
胸で押しつぶされるような形をしていた。
そして、山本は英子の右頬に自分の右頬を擦り付けながら英子の耳元でねちねち
といやらしいことをささやき続けた。
そして、下半身は英子の両足をM字型に広げて自分の恥骨を英子のヘアーに擦り
つけるように回転運動を続けていた。

英子の意識が遠のき始めると山本は英子の耳たぶをかんだり首筋をかんだり
乳房に噛み付いたりして英子を覚醒させた。
山本は英子にありとあらゆる陵辱のかぎりをつくすつもりだったのだろう。
山本の言葉と行動による恥辱により英子は既に自我を失っていたのかもしれない。
それくらい、山本のとる行動は変質的だった。

山本は自分の恥骨を英子のクリトリスに擦り付けるように腰を回転させながら
「英子ちゃん、英子ちゃんのおまんこから熱い知るが垂れているよ」
と耳元でささやいた。
「英子ちゃん、気持ちよかったら声を出してもいいんだよ」
「英子ちゃん、もっと僕のことを抱きしめて欲しいよ」
「英子ちゃん、英子ちゃん、英子ちゃん」
山本は自分の腰の運動を早めながら英子の耳たぶや耳の穴を舐めまわしながら言った。
「はぁはぁはぁ、英子ちゃん、いいよ、いいよ」

山本は腰を回転から前後の動きに変えて激しく英子の事を突き続けた。
「はぁははぁはぁ」山本の口数が減り呼吸の音だけが部屋に響いていた。
「はぁっはぁううう」
「あぁぁぁぁ、英子ちゃん!」
そう言うと山本は英子の中で果てた。
山本は英子のからだの感触を味わうかのように上半身を英子に密着するように強く
抱きしめて腰も英子の股全体になすり付けるように押し付けていた。
そして山本の顔は自分の頬を英子の頬に密着させて耳元で「はぁはぁはぁ」と
息を整えていた。

この日山本は英子の中で5回果てた。
そのすべてが全くといっていいほど同じ体勢で同じような言葉をささやきながら
まるでリプレイを見ているかのように・・・

英子は全く眠る事ができなかった。
明け方になるとさすがに山本も疲れたらしく軽く寝息を立てていた。
英子は吐き気を我慢できずにバスルームに駆け込むと便器を抱え込むようにして
胃液を残らず吐き出していた。
吐きながら涙が溢れてきてとまらなかった。不思議と声も出なかった。

まるで夢遊病患者かのように熱めのシャワーで体中の汚れを流し去りたかった。
シャワーをあてると乳房は山本の唾液でねとねとしていた。
おまんこの中は山本の精液でぐちょぐちょになっていた。
英子は股間に力を入れて息むとおまんこの中からどろりと山本の精液が流れ出てきた。
やや黄みがかった汚らしい精液が自分のおまんこの中から流れ出てくる事が信じ
られなかったがこれは紛れもない事実だった。

いくら熱いシャワーを浴びても山本に汚されたからだは綺麗にならない気がした。
英子は、バスタブに熱い湯をはった。普通の人なら熱くて入れないくらいだった。
湯につかると、再び止めどなく涙が溢れてきた。
どれ位の量の涙を流したのだろうか?
体中の水分を全て出し尽くしてしまったような気がした。

この日、山本は起きると英子を部屋まで送ろうとしたが、英子は最寄の駅まで送らせて
その後は電車で部屋まで帰った。
部屋に帰ると、すぐに管理人に連絡し、自費で鍵の交換をすると荷物をまとめて実家に帰ってしまった。

そして夏休みの間中ずっと実家で過ごしていた。

だから、俺がいくら連絡を取ろうとしても英子と全くコンタクトが取れなかったのだ。

英子にこのような悲劇が起きていたとは知る由もなく俺は村上との仲を深めていたのだ。

しかし、英子の悲劇はこれだけでは終わらなかった。
英子も精神的につらかったため、レイプ救済センターへ電話相談した。
しかし、無常にもセンターの回答では、
英子がラブホテルに行く事に同意した事
英子が山本に好きにしてもいいよと言ってしまった事
英子の恋人であった俺が親友の彼女と浮気をしたことに対するあてつけととられる事
等の理由から和姦と判断される可能性が高い事を告げられた。
また、レイプの裁判をおこすとなるとかなりの体力が必要とされる事などの理由から
訴える事は諦めた方がいいと言われた。
心の傷のケアなどはしてくれるとのことだったが、英子にとってはそれではなんの
役にも立たなかった。

英子は親しい友人に相談する事もできず、また本来なら頼みの綱であるはずの俺は
村上と浮気をしたため相談しようがなかった。
あれだけ明るかった英子もだんだんと沈みがちな日々を送ることにより表情にも
かげりが現れていた。
もう、忘れよう。
レイプされた翌日、直ぐに産婦人科に行き処置をしてもらったこともあり幸い妊娠も
しなかった。レイプで山本を訴えるのも無駄だと分かった。
もう、嫌な事は忘れるのが一番だと・・・
いつしか英子は思うようになっていた。

新学期も始まり英子も徐々に普通の生活を取り戻していった。

学校では、俺や村上、山本と接触する事はなかった。
学科が違うため共通の履修もなかったことと4年の後期にもなるとほとんど
授業がなくなっていたからだ。

しかし、偶然にも、俺と村上と山本がゼミで一緒になった時、
そして俺が山本に友情を取り戻そうと訴えた時、
俺と村上がどこからどうみても仲のいいカップルにしか見えないように
駅前でいちゃついていた時、その時英子もサークルの集まりがあって出てきていた。
そして、駅前でいちゃつく俺と村上を偶然見かけてしまったのだった。

サークルの連中は俺と英子が付き合っていることはみんな知っていたし、
英子と俺が仲たがいした事も知らない。当然、英子に悲劇が起きていたこともしらない。

そんななかで俺たちを目撃したサークル仲間は口々に俺のことを罵った。
俺は4年になって就職活動で忙しくなって以来ほとんどサークルに顔を出してなかった
ことも不評をかった原因だっただろう。

サークル仲間からさんざん俺の悪口を聞かされた英子は俺に対する不信感をますます募らせた。

そして、この日、英子はサークルの中でも仲のよかった3人の女友達と飲みに行ってかなり
酔ってしまったらしい。
それでも、英子は終電前の時間帯に自分の部屋に向かっていた。

飲んでいる間、携帯をチェックしなかった英子だが、電車の中でメールをチェックしていた。
そのなかに、見慣れないメールがきていた。それには、画像が添付されていた。
そのメールは山本からのものだった。
英子は山本からのメールなど読む気がしなかった。

しかし、友達からさんざん俺の悪口を聞かされて疲れていたし、
手持ち無沙汰だったたことと添付されている画像が気になって
つい、山本のメールに目をとおしてしまった。

そのメールには今日、俺が山本にゼミで会った時に友情を再び
取り戻したいと訴えてきたと、そして、どうしても村上と付き
合いたいから許可が欲しいと頼み込まれたと。そして、村上と
付き合う交換条件に英子を差し出すと俺が言ったとメールには
書いてあった。

最後にはだから英子に会いたい話がしたいと書いてあった。
そして気になった添付画像はおっぱいとおまんこのアップ画像だった・・・
顔は写っていなかったが、それは紛れもなく英子のものだった。
いつ、そんな画像を撮ったのだろうか?ラブホテルでレイプされた時だろうか?
それは局部アップの画像なため場所も特定する事はできなかった。

卑怯だ・・・
英子は思った。
こんな写真を撮るだなんて・・・
山本にレイプされている間ずっと、意識はあったはずである。
なら、こんな写真を撮るチャンスは他にはないはずである。

しかし、山本がこんな写真を撮っていたとなると、他の画像もあるはずである。
当然、顔も写った写真もあるはず。
こんな画像を添付してくるだなんて、これはもう脅迫といっていいのではないだろうか。

英子はこんな画像を送りつけられては冷静ではいられなくなった。
とにかく、早く帰ろう、部屋に戻ってから考えよう。
英子はこんな時、地下鉄は不便だと思った。
車窓からは景色も見えない、トンネルの中は圧迫感もある。
はやく、自宅のある駅に着いて欲しい・・・
英子は頭を抱えて時が経つのを待った。

卑怯だ!物凄く巧妙な手口だと英子は思った。
おそらく、山本はこの写真を利用して英子のからだを要求してくるに違いない。
今は、インターネットを利用すれば、このような画像を簡単に公開する事ができる。
局部アップ写真ならたとえ公開されたとしても諦めようはあるが、顔もわかる画像を
後悔されてしまったら・・・

英子の焦燥感とは逆に地下鉄はゆっくりと進んでいるようだ。
はやく、早く帰りたい・・・
英子は気がはやるばかりで冷静さを完全に失っていた。
いやだ、いやだ・・・
もう、二度とあんな思いもしたくない。
どうしたらいいの・・・

誰かに相談したい・・・
でも、頼りになる人はいない。
友人・・・こんなこと友達に相談できるはずがない。
たとえ口止めしても、誰かに言いふらされたりするかもしれない、
こんなこと誰にも知られたくない。
こんな時に、秀樹がいてくれたら・・・
ふと、英子の脳裏に俺が浮かんだ。
しかし、夕方見かけた秀樹は村上ととても楽しそうにしていた。
秀樹が村上に乗り換えるために私を山本に売り渡しただなんて・・・

その後、英子にたびたび山本からメールが届いたが英子は無視をしていた。
ときには、やはり本人には誰と分かる局部写真が添付されて送られてきていた。
しかし、それらメールも全て、秀樹が山本と英子の仲を祝福すると言ったとか、
僕達は愛し合っているとか、山本の独りよがりな内容ばかりだった。

添付画像を見るたびに英子は吐き気をもよおした。
一体、山本はいつ、この画像を撮ったのだろうか?
特に、その画像を公開するとか誰かに見せるというような脅迫はしてはこなかった。
山本は何を考えているのか理解できなくなった。

あの事件以来英子は不眠が続いていた。
実家に非難していた時は暖かい家族や地元の友人たちと過ごし、
嫌な事も忘れつつあったが、東京に戻り秀樹と村上がいちゃつく姿を
見かけてしまったり、この山本からのメール攻撃に精神的に不安定な
状態になっていた。
別荘での出来事と山本にレイプされたことはもう忘れようとしている
さなかでの山本からのメールは英子の心を不安定にさせるには十分だった。

英子はこのままでは体が持たないと判断し、医師の治療を受けようと思った。
いろいろと調べてみたが、近所に精神科などはあったが、かかるには不安があった。
自宅近くでは見つからなかったが、隣の区に心療内科で睡眠障害の治療をする
クリニックがあり、そこに通うことになった。

はじめて医師の診察を受ける時はやはり、かなりの抵抗があった。
しかし、決心していざ、医師の診察を受けてみたら、以外にも思っていたような
雰囲気ではなく、普通の病院や普通の医者とあまり変わらなかった。
患者のプライバシーを守るために、完全予約制となっていて、病院のスタッフ以外の
患者などとは顔をあわす事もなかった。

最初の診察の時に、医師から睡眠障害を引き起こすようになった原因に心当たりは
あるかと訊ねられた。
英子は、真実を話すのが恥ずかしくて心当たりはないと答えてしまったが、
医師は、心配しなくても、医者と患者の間には守秘義務があり、医者が患者の事を
他人に話すことは絶対にない、医者と患者の間に信頼関係が築けないと治療も効果
がない等とやさしく諭されて事実を話す事にした。

細かい内容については医師も聞かなかったので事実関係を簡潔に話した。
彼氏と彼氏の友人、その彼女の4人で旅行に行ったが、そこで彼氏が親友の彼女と
浮気をしてしまった事、ショックを受けた英子とその親友は二人きりで帰ったこと。
その帰り、彼氏の友人にラブホテルに行く事を許してしまい、そこで無理やり
やられてしまった事、その後、実家に帰っていたが、夏休みも終わり再び上京
してきたが、彼氏と友人の彼女が付き合っていることを知りショックを受けた事。
そして、彼氏の友人がその後しつこく何度もメールを送ってきて付き合って欲しいと
付きまとっていることなどを打ち明けた。

医師は非常に親身に相談に乗ってくれた。
レイプ救済センターに相談したがお話しにならなかったことも打ち明けた。
ああいうところは、担当者によって対応が極端に違う場合があるという事も知った。
たまたま英子にあたってしまった担当者の配慮が足りなかったのだろう。

山本の件についても医師は英子が山本に明確にNO!と言わないから付きまとっているのだろうと判断した。
その場合も相手は直接姿をあらわしているわけでもないので断りのメールをいれてみることに
したほうがいいと。
それでも相手がメールを止めなかったり行動がエスカレートした場合は大学に相談するか警察に相談するように
したほうがいいとアドバイスしてくれた。

一度目の診察でほとんど全てを語ることができた英子は久しぶりに
肩の荷が下りたような気がした。
こんなことならもっと早く医師の診察を受ければよかったと。
全てを話して気が楽になったのか英子は涙が自然とこぼれだした。
この時も、医師は慌てる事もなく、かといって過剰に反応するわけ
でもなく対応してくれた。

そして、医師は、睡眠障害を治療するためには軽いものの場合は原因を
取り除く事により解決するが、睡眠薬を用いた治療法もあることを説明した。
英子は迷わず、睡眠薬による治療を希望した。
医師の説明によると、はじめは軽いものを処方するので1週間試して欲しいと。
そして、1週間後、処方された薬を用法を守り服用したか、
治療の効果はあったかを確認すると。
ただし、効果があったからと途中で服用をやめることはしない事、
眠れるようになったかどうかは患者の話を聞いて医師が判断するとの事等の注意事項を
聞かされて診察は終わった。

英子は診察後、窓口で処方箋を受け取ると薬局に行って、この処方箋を渡して
薬を受け取るように指示された。
薬局は同じ建物の中にあるのでそこで買ってもいいし、処方をしている薬局なら
どこでも薬を受け取る事ができると説明された。
薬については、薬剤師から再度、説明を受けて必ず用法を守るようにと念を押された。

睡眠薬か・・・
医師は用法をきちんと守れば常習性はないと言っていたが、副作用がない薬はない、
とも言っていた。
副作用が激しい場合は1週間後とは言わず直ぐにでも相談して欲しいと言っていた。
まさか、自分が睡眠薬の世話になるとは思ってもいなかった・・・

英子は同じビルにある薬局に行き、睡眠薬を処方してもらい、薬剤師から
薬の効果と予想される副作用などを聞かされ、再び用法を聞かされきちんと
服用をするようにと言われた。
「睡眠薬ってこんなに厳しく管理されているものなんだな」
英子は説明を聞きながらそう思った。
「これだけうるさくされるなら、ドラマなどで睡眠薬を悪用するというのは
やはり、物語の世界だけなんだろうな・・・」ふとそう思ったりした。

英子は部屋に帰ると山本との決着のつけ方を再度思案したみた。
医師には局部アップの写真がメールに添付されていることなどはさすがに話せなかった。
しかし、このまま山本からのメールを受けつづけるのもごめんだった。
メールアドレスを変えるか・・・それとも携帯を変えるか・・・
しかし、これらは相手が分かっていない場合は効果があるかもしれないが、
山本の場合は違う、その気になればいくらでも接触する手段はある・・・
それに、やはり画像の事が気になった。

山本にメールで付きまとうのはやめて欲しいと伝えよう。
そして、画像も全て破棄してもらうように伝えよう・・・
しかし、あの変質的な山本が素直に画像を破棄して付きまとうのを止めるだろうか?
やはり、警察に相談するのがベストだろうか・・・
テレビのニュースなどでは警察に相談しても何もしてもらえなかったこともありストーカーに
殺害された被害者の事を報じていたこともあった。
果たして警察が動いてくれるのだろうか・・・

英子は考えがまとまらなかったため、この日は医師の処方した薬を服用して
睡眠にはいった。
睡眠薬を飲んだからといって、ドラマのように突然意識が遠のくというような
事はなく、いつもとあまり状態は変わらなかった。
はじめは様子見だと医師も言っていたし、不眠の根本的な原因の山本の件が
全く解決していないしな・・・
一体どうしたらいいのだろうか?

薬が効いてくれないかな・・・
いろいろな事を考えていくうちに時は過ぎていくのみだった。
結局眠れないのだわ・・・
意識するとかえってよくないとも医者は言っていた。
嫌な事も考えずにリラックスして横になるのがいいと。
眠れなくても、規則ただしく同じ時間に布団に入り
起床時間も同じにする必要がある。

時はいたずらに過ぎていった。
とりあえず、明日は新しい携帯電話でも見に行こう。
それからその後の対策を考えよう。
携帯を変えるのもよし、メアドを変えるのもよし、選択肢はいくらでもある。
そんなことを考えているうちにいつのまにかうつらうつらとしてきた。
あー、効いているかも・・・

医師の処方は確実に効果があった。
診察を受けて原因に対応しなければならないことが分かっただけでも気持ちが
楽になったのかもしれない。
英子の睡眠障害は日々よくなっていった。
眠れるようになってからは頭も働くようになった。



レイプ・痴漢 | 【2016-03-30(Wed) 16:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

親友に彼氏寝取られてワロタwwwww

スペック
私1915548黒髪ストレートロング
元彼21178ムキムキ黒髪KAT-TUNの中丸君に似てると言われる
親友19162細いギャルてんちむって子に似てる

元彼とは高1から付き合ってた
親友とは中学からずっと仲良しだった

私は高校入ってすぐ中丸と仲良くなって好きになったので告白した
化粧とかしてる子やだってふられたwww
清純派が好きなようだったので化粧やめて髪も巻くのとかやめてまた告白した
そんなに頑張ってくれたことが嬉しいとokもらえて交際開始
幸せだったし本当に好きだった

親友とは高校離れても週1でお泊り会開いて今週はこんなことがあった、今仲いい子はこんなかんじ、クラスはこんな雰囲気、と全てを話し合った
お金預けたりお互いの携帯見るくらい信頼してた
向こうもそうだと思ってた

大学は私はもともと馬鹿だったけど彼氏と毎日勉強して家庭教師も雇って彼氏と同じ大学に入った
バイトにも迎えに来てくれたり彼氏は昼からの講義でも朝一緒に行ってくれたりで友達から羨ましがられるくらい優しかった
親友は短大に進んだ
しょっちゅううちの学食来て三人でご飯食べたり彼氏の家で飲み会してた

飲み会はほんとに週に数回やる日もあったんだけど家族のように信用してる二人だったから先に寝たりして、その間に二人で買い物もか行ってても何も気にしたことなかった

で、その日もわたしがまた一番に眠くなって寝た
ひそひそ話が聞こえて来た

親友「私ちゃん寝たよーねえ今日はだめー?」←めっちゃ甘えた感じ
彼氏「やー、私ちゃん居るとこは無理だって」
親友「寝てるよー?」
ゴソゴソしたかんじのあとチュッチュ聞こえて来た
もう心臓がバクバクして息ができないくらい苦しかった
何が起こってるかほんとわからないし悲しいとかじゃなくて絶望
すぐ起きてキレたらよかったとか今なら思うけどそのときはただただ辞めて辞めて!って心の中で思うだけで何もできなかった
手とかも震えてほんとに生まれて始めてのショック

なんかチュパチュパ聞こえるけど背中向けてるから何してるかわからないかった
親友はいつもと全然違う声だし彼氏もめっちゃハアハアしてるしもう私はパニック
結局何も出来なくて二人で家から出てったからもう遠く行ったかなって頃を見計らって私は荷物もって逃げたwww

家帰ったら夜中なのにお母さん起きて来て彼氏くんとこじゃなかったん?こんな時間にどうしたん?って言われて我慢出来なくて号泣
嗚咽出るくらい泣いた
お母さんがコーンスープそっと置いて出てったの見てまた泣いた

で、同じ学部の仲いい友達に電話したらこれまたこんな時間なのに出てくれてマジギレしてくれた
彼氏に一言言う!明日授業のこのこ来たら許さん!と
大学の友達は親友みたいに信用出来ないとか親友に愚痴ったことを死ぬほど後悔した
一通り話してさすがに遅いし迷惑だな、と思いおやすみして、また泣いた

あ、電話切ったらメールめっちゃ来てた
どうしたの?
心配だから連絡してよー!
こんな遅くに一人で外歩くなんて心配かけんなよ
等々…
なんか言ってやりたかったのに何も言えず着信受信の度に息が苦しくて寝れなかった次の日は電話した友達といつもより早い時間の電車で大学行った
大学ついて色々話して過呼吸になって過呼吸とか甘えwwとか思ってたけどあれまじだったwwww

で私の講義全部把握してる彼氏が教室の前で待ってたwww
私を見付けて走ってくるwwwww私動けないwwwでもすぐ友達が助けてくれた
友達「悪いけどもう私ちゃんに関わらないでくれる?」
彼氏「は?なに?昨日の今日でなんでいきなりこんなんなってんの?話しもしてないけど」
なんでじゃねーよwww
友達「なんでとかよー言うわ。兎に角近寄らんでくれん?」
「私ちゃんはよ教室入って」
私は走って教室に行った
自分じゃ何も出来ないとかダメだなあと思った
友達には本当に感謝してる

すぐに友達も教室に来て怒られた
友達「まだショックで何も言えんと思うけどメールでもいいから自分で言わないとあいつも納得できんて言ってるし、私ちゃんも文句の一つ言ってやんなきゃだめだよ」
私「はい。すみません…ありがとね。ちゃんと言うよ。私も一言言ってやりたいし。」

その日も何度も親友、彼氏から連絡あったけど全部スルー
帰りは友達がまた一緒に帰るって言ってくれたけど私のほうが終わるの遅いから待たせるのは悪いので全力で断って先に帰って貰った
案の定駅で待ち伏せする彼氏…のとなりに親友www
もう逃げたくなかったし涙目で向かった

で、私きれる
「信じてたのに最低!二度と関わるな糞ビッチ糞野郎」
彼氏焦って縋り付いてくる
「違うよ。本当に違う。話聞いてください好きだからお願い云々」
親友逆ギレ
「信じてたとかきもwwずっと前からやってたしwwwつか彼氏はお前よりあたしが好きなんだよ云々」

二人とも叫ぶし大学最寄り駅で目立つし恥ずかしいしこの二人の話し聞いてたら怒りでどうかなりそうだったから電車乗って逃げようとした
ら、彼氏走って追いかけてきて電子乗ろうとする→親友彼氏に掴みかかる→彼氏電車乗れない→電車出発→親友殴られてる→私帰宅
またずっと連絡あったんだけど無視してた
家に来たりもしたけどお母さんは私が傷付けられたと思ったようでキレて追い返してた

今でも大学では待ち伏せ&授業ついてくるとかあって逃げまくってます
携帯は買えたから連絡は無くなったけど地元では親友に都合良い様に話変えられて噂流されるし色々辛いです


幼馴染・親友・友達 | 【2016-03-30(Wed) 12:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

俺とキャバ嬢の四日間

スペック
29 男
既婚小梨
ちょい不細面
コミュ力は普通
18066
25で初めて女性と付き合って一年で結婚

まぁ四日間の出張の話なんで短いです
ちなみに嘘偽りは書きません

会社から出張の話があり三人で(上司2人55、42と俺)で行く事になった
まぁ俺は経験を積ませる意味で連れていかれた様なものです
あまり出張の経験の無い俺はかなりワクワクしていた
前日に飲食店や名産品などを色々調べていた

出発の朝大きな荷物を抱え家を出た
出張先には4時間くらい掛かって到着した
移動でかなり疲れたが初めで来た県なので興奮した
とりあえず飯を食べてビジネスホテルにチェックイン
6時にロビー集合になったので部屋に戻った
風呂に入ったりしてダラダラすごしていた
ちなみに前泊です

6時になり夜の街へ繰り出した
とりあえずチェーンの居酒屋に入りたわいも話をしながら飲んでいた
店を出たが繁華街が解らなかったのでとりあえず歩いている人に飲み屋街を聞いたがその人は観光客で知らなかった
コンビニの店員さんに聞いて向かった
着いたがとりあえずどの店に入っていいのか解らなかったので案内所に行った

案内所に着くとGLAYのテルをかなり崩したような人がいた 
テルに良いキャバクラないですかね?
って聞いたら1秒で
「ここですね」って言われた
何店舗もある中での即答に嫌でも期待した
上司が可愛いのか?若いのか?料金は?など聞いたがテルは全て即答していた 
ちょっと頼もしい人だった

お店に着くと綺麗な店内に若い女の子が沢山いた
マンツーで女の子が着いた
一番上の上司に30くらいの人もう一人に20くらいで俺の所に25歳のユミが来た
ユミの見た目は中の上と言った所
細身でスラッとしていて顔は加藤あいみたいな清楚な感じだった

俺に着いた子を「あい」とします
あいとは方言や観光名所などで盛り上がった
方言が可愛かったしなにより笑顔がキュート
俺は〇〇から出張で〇日に帰る事や嫁さんがいる事も話した
別に俺はあいを口説くつもりは無く全て本当の事を話した

少し時間がたち上司が「俺は〇〇ちゃんを指名する」と言い出した 
もう一人も指名した
「お前はどうする?」って聞かれた
かなり俺は困った
3つの問題点があった

問題点1
お店に来て一人目の子
俺は他の子とも話してみたい

問題点2
二人が指名している状況であり、しかもあいが上司の質問を聞いていた

問題点3
俺はあいより上司についた20の子が良かった

みなみにキャバクラには何度か来た事があったが付き合いで指名などした事は無い

俺が「えっ?…」と言いながらあいを見ると何も言わずに俺の目を見ていた 

上司に噛み付いて「俺も20の子が良いです」って言いたかったがさすがに言えずあいを指名した
初指名で一番気に入っている子を指名出来なかったのは辛かった
だがあいに笑顔で「ありがとう」と言われてまぁいっかって感じになった

俺が指名したので三人共指名してそれぞれの談笑していた
あいと話していると上司が名刺をもらっている姿が目に入った
あいも見ていたと思うが名刺を俺に渡さない
俺は普通指名したら名刺くらい渡すでしょって思ったが何も言わなかった 
二時間くらいたってお会計の時に上司が女の子と番号を交換していてとても楽しそうだった
あいは番号はおろか名刺も渡さない
ちょっと切なかった

上司が番号を交換している時に俺は無愛想に「ジャケット持って来て」
とあいに言ったら「うん」って言って取りに行った
ジャケットを渡す時あいに「番号を教えて」って笑顔で言われた
とりあえずちょっと嬉しかった
俺は「いいよ」と笑顔で答えた 
交換後俺は「暇だったら電話してね」と言って店を出た

上司は二人共上機嫌だったが20の子を指名した上司に多少の苛立ちを覚えた
テルの所に戻り他の店を紹介してもらい向かった
上司は二人共指名する事無くワンセットで店を出た
とりあえずかなり酔っていたのでラーメンを食べてビジネスホテルに戻った
部屋に戻りゴロゴロしているといつの間にか寝ていた
朝携帯を見ると夜中に着信があった

あいからの着信だった
しまったと思ったが朝だし寝ていると思ったので連絡しないで仕事に向かった
夕方過ぎにあいからSMSでメールが来た
「お仕事頑張ってる?」
みたいな感じのメールだったので適当に返信した 
その日の仕事が終わりとりあえずホテルに戻り着替えてから出かけた 
居酒屋に入り飲んでいた
上司は指名した子とメールやり取りしているなど自慢していた
上司が「折角来たからヌキに行くか」
というのでピンサロに行く事になった 
勿論テルの所に行き「良いピンサロないですか?」と聞くと一秒でテルは「ピンサロならここです」と答えた

30分で4000円と激安だっだ
俺はピンサロ三回目くらいだったのでかなりドキドキしていた
店頭で全身写真で顔にモザイクがかかった写真を見せられて無料で指名出来たので選んだ
店長が「女の子が嫌がらないなら下も触っていいと」言ったのでかなりウキウキしていた
19の子が俺についた

見た目はかわいい子だった
「ズボンを脱いで下さい」と言われたので脱いだら
女の子がローションをネチョネチョしだした
緊張したがワクワクした
ファーストタッチはローションが冷たかった
ギンギンになった息子を物凄いテクと勢いでシゴキだした
手をグリングリンしてた
超気持ち良かったが飲んでるせいか中々いけなかった

15分くらい経ったくらいでいけないかもという焦りと相手の子が絶対大変だろうなとか考えていた 
いつも嫁に「疲れたから早くイッテ」と言われているのを思い出した
何とかイケたがシゴカレ過ぎて若干息子がヒリヒリしていた
まだ少し時間あったので話していたが店長の言葉を思い出した
ワイシャツノーブラでパンティーを履いていたので下半身を確認した 
パンティからナプキンがはみ出ていたので触るのを諦めて店を出た
上司に話したら笑っていた

とりあえず昨日行ったキャバクラに行く事になった
三人共指名して店に入り席に着いたら女の子が来た
しかしあいでは無い
俺は一瞬店側が間違えていると思い戸惑っていた 
上司が「あいちゃんじゃないよね?」と聞いたら「あいさんはもう少しで来ます」とその子が言った 
まぁいいかと思いその子と話をしていた 
話しながら店内を見ていたらあいがいた 
俺はまだ出勤していないと思っていたのでビビった
俺はその時に初めて気が付いた
指名が被っているという現実に… 
若い男と笑顔で喋っているあいを見ると俺は悔しいという感情が湧いていた

しばらくしてあいが「遅くなってゴメンね」と言い自分の所に来るとなんか嬉しかった 
さっきの光景を目の当たりにしているので余計にそう感じた 
あいに「昨日電話したのにぃ~」っていわれたので「寝てたよ」って答えた
何で電話したか聞きたかったが聞けなかった
しばらく話しているとボーイが「あいさんお願いします」と言った 
嫌な予感がした

嫌な予感は的中してあいは他の指名客の所に行った
「ごめんねすぐ戻る」っていうあいの背中を目で追っていると切なくなった
隣では上司が指名した子と満面の笑みで女の子と話していた 
俺は変わりの子と低いテンションで話していた 
あいがまた戻って来た
俺は「今日は忙しそうだね」と嫌味にもとれる言葉を吐いてしまった

あいの顔が一瞬引きつっているようにも見えたが「今日は友達が来てくれてるんだ」って言った 
嘘だと思ったが「そうなんだ~」と言い違う話をした
あっという間に二時間くらい経ち帰る事になった
帰る時「また暇なら電話してよ」と言って店を出た
正直今日はつまらなかったが上司に「やっぱり楽しいですね」 
とか適当に言いラーメンを食べてビジネスホテルに戻った

俺はベッドでうとうとしていると気が付いたら寝ていた 
なんかうるさいなと思っているて携帯が鳴っていた
寝ぼけ眼で電話に出るとあいだった
時間は2時36分(ガチ)
あい「寝とったと?」
俺「うん」
あい「今お店終わったとぉ~」 
俺「どうしたの?」 
あい「電話してって言ったと~」 
俺「あ~確かに言ったね」
あい「今から会えるとぉ~?」 
俺「えっ?マジで??」
あい「うん」 
俺「解った」
あい「今からビジネスホテルまでタクシーで行くね着いたら電話するから外まで来てね」 
俺「うん」
電話を切った後
冷静になったら怖くなった

まず何が怖かったかというと俺と会うメリットが一切見当たらないからだ
俺は既婚でしかもイケ面では無い
指名が欲しいにしても俺は四日目の朝に帰るからお店に行けるのは明日の夜だけだ

どっかに連れてかれて貴金属を買わされるとか
ホテルに誘われて入る前にあいと仲間の男にボコボコにされて金をとられるとか頭の中で考えていた
そんな事を考えていたら電話が鳴った

あいが「着いたから出てきて」と言った
俺が出て行くとタクシーの中にいた
あい「タクシー代払って」と言われたので千円払った
「どこに行く?」と聞かれたのでとりあえず「コンビニに行こう」と言った
なんか知らないがあいが「距離置いて歩いてね」って言ってきた
マジで嫌な予感がした
しかもあいはキャバ歴四年だったので余計にそう思った
なんか店内で会う時とは違いツンツンしていている様に感じた

コンビニに付くと先に着いていたあいがお酒を選んでいた 
「酒飲むの?」と聞いたら「うん」と言うので俺もつまみと酒を選んだ  
何処で飲むか聞かなかったが酒を選んでいる時にこの後ホテルに誘われて入ろうとしたら知らん男にボコボコにされるのかなぁ~
なんて考えていた
コンビニを出てすぐにあいに「買った?」と聞かれたので俺「酒とつまみなら買ったよ」と言ったらあいが「馬鹿じゃない?」って言った
俺は訳が解らんかった

俺「何を買うの?」
あい「何を買うの?って…」
俺「いやホントに解らないんだけど」
あい「女に言わすなんて最低」 
俺はその時にピンと来たので「本当にいいの?」
あい「私は付けないと嫌だよ」
俺「解った」 
急いで店内に買いに戻り夢中でスキンを探した

急いでコンドームを買って外に出るとあいがいなくなってた
ちなみにコンドームなどを入れる茶色の袋を断ったので手にコンドームを持ったまま俺は立ち尽くした
お店に戻る時に酒類はあいに渡してあった
状況が一瞬把握できなかった…
次の瞬間誰かに呼ばれた

看板からひょっこりあいが顔を出した
あい「ビックリしたとぉ?」
俺「マジで訳が解らなかったよ。なんで隠れてたの?」
あい「驚かせたかったとぉ」とニコニコしながら言った
その時のあいすごく可愛かった
あい「部屋に戻ろうよ」
俺「俺の?」 
あい「そうとよぉ~」
俺「ラブホテルじゃなくていいの」
あい「良いとよぉ~もったいないとぉ~~」
二人でビジネスホテルに帰った
めちゃくちゃドキドキしてた

風俗関係者は一度フロントへ(ry 
みたいな看板がエレベーター前にあったが無視して乗った 
エレベーターに乗るといきなりあいが俺の腕にしがみ付いてきて顔を俺の胸に沈めた
俺をあいの頭を優しく撫でた

部屋に戻り談笑しながらお酒を飲んでいた
その前にだいぶ酒を飲んでいたが無理して飲んでいた
あいは椅子で俺はベッドに座っていたらあいが俺の前に座った(二人羽織みたいな感じ)
俺は無言であいの首筋に傷をしたら「アンッ」といやらしい声を漏らした
俺を後ろからおっぱいを触りブラジャーの隙間から乳首を弾いた

あいが振り返ったので濃厚なキスをした
あいは俺の口に舌を入れて来て嫌らしい音をたてた
ブラジャーを外そうとしたら「シャワー浴びて来て」と言われたので一時中断してシャワーを浴びた
入念に洗いシャワーから浴びて出ると
あいが「私もシャワー浴びたい」と言い風呂に向かった
風呂から出てきたら「歯ブラシあるとぉ」と聞かれたが歯ブラシが1本しかない

あい「フロントに電話するとぉ」 
俺「いや、それはやめてくれ」
あい「無かったって言えばいいとぉ」
俺「迷惑かかるから止めよう」
あい「じよあどうするとぉ?」
俺「先に使って良いよ」
あい「…」 
俺「…」 
あい「じゃあ私から使うから熱湯で殺菌してから洗ってね」
俺「うん」
二人共歯を磨きベッドインした

あいは濃厚なベロチューをしてくる
俺も一生懸命にキスをした
「ブラジャーを外していい?」って聞いたら「恥ずかしいとぉ」とあいが言ったが俺はニコっとしながら背中に手を回した
しかしだ!
ホックが無かった…
え?え?とキョドッていたら「フロントホックやとぉ」ってあいが可愛い声で言った
情けないが俺はフロントホックは初めてだった為外すのに苦労した…情けない

ブラジャーを外し俺はちっぱいにしゃぶりついた
あいの乳首はビンビンになっていた
「アンッアンッ///」と部屋に卑猥な声が響く
パンティーに手を伸ばしてパンティーの上からクリを優しく弾いた
その後手マンをしようとパンティーの中に手を忍ばした 
もうあいのあそこはビチャビチャになっていた
優しく手マンをしてたら「欲しいとぉ」とあいが言った

「じゃあちょっとフェラして」と言いしゃぶってもらったが 
フェラがうますぎてマジでイキそうになった(本当に申し訳ないが嫁とは比にならない) 
「マジでイキそうなんだけど」って言ったら「じゃあ入れるとぉ」と言われたのであらかじめ箱から出して用意してあったコンドームを取り出した

しかしコンドームが中々着かなかった
情けないが上下を逆に着けようとしていた
慌てて2個目を装着した
あいはその光景を見て笑っていた…
いざ挿入するとあいの喘ぎ声がデカ過ぎて焦った 
何せここはビジネスホテルだからだ
苦情が来たら一溜まりも無い
あいに「頼むから声をなるべく出さないで」と言ったらコクッと頷いた
喘ぎ声が小さくなり俺も激しく突いた

激しく突くとあいを布団をギューッと握った
騎乗位になりあいが気持ち良い所にこすって喘ぐ
めちゃくちゃ気持ち良かったが俺の息子が限界をむかえていたので正常位に変えた 
「イッテ良い」と聞いたら「うん」と言われたので最後の力を振り絞り激しく動いた
あいは喘ぎ声だしながら「イク-」と叫んだ
俺は果ててしまった 
3分くらい入れっぱなしで抱きついていた

部屋はエアコンが効いてたので暑くて俺は汗だくになっていた 
あいにシャワーを浴びる事を告げ風呂に向かった
5分くらいで出てくると部屋にあいの姿は無かった
意味が解らなかった
ベッドに座り考えていたら机の上の財布が目に入った
もしかしてと思い財布の中を慌てて確認した

慌てて財布を確認したが金は盗まれていなかった
時計や指輪はしないのでその心配はなかった
俺はあいに電話をした
俺「どこにいる?」
あい「帰ってるとよぉ」
俺「何で帰ったの?」
あい「明日も仕事やとぉ?」 
俺「そうだけど…」
あい「起きれなかったら困るとぉ」
俺「確かにそうだけどなんか…」 
あい「何かって何?」
俺「いや~うーんと…」
あい「デリヘルみたいとぉ?」
俺「…」
俺「何か申し訳無くて」
あい「別にいいとよぉ~明日も仕事やと?早く寝ないと起きれんとよぉ」
俺「うん。ありがとう。じゃあ寝るね」
あい「おやすみ」

確かに時計は朝の五時を回っていた
朝は9時に起きて朝飯を食べないといけないので寝ようとしたが寝付けない
あいの事をずっと考えていた。何であいがここまでしてくれるのか解らなかった
俺にとって都合が良過ぎるし、明日の事を考えて早く帰るなど気が効き過ぎていたからだ
しかし答えは出なかった
ほとんど寝れなくて朝を迎えた

朝飯を食いながら上司に昨日の事を話したが信じてもらえなかった
「知り合ったキャバ嬢とそんなに直ぐにエッチ出来る訳ないだろ」
「いくら金出した?」
「夢の話だろ?」 
など完全に信じていない
まぁそれ以上は話さなかった
この時に完全にあいに心を奪われていた
色々疑ってしまった自分を責めた
あいに会いたくてしょうがなかった

もうこの時点で3日の朝で明日の朝には帰らなければいけなかった
つまり会えるのは今日の夜だけだった
仕事は今日で終わりなので本当ならば今日帰らなければ行けなかった
今日帰ると着くのが夜中になってしまうので上司がもう一泊出来るように手配してくれていた 
今日しか会えないと思うと胸が引き裂かれそうになった

仕事の休憩中にメールをしていたので出勤する事だけは解っていた
仕事が終わったら一度ホテルに戻り高めの飲食店に向かった 
2人の上司は最終日の夜という事でかなり気合いが入っていた
上司「最後の夜だからソープ行こう」
俺「金ないもんで…」
上司「最後だからおごってやるから心配するな」
俺「いや…」
上司「良し決まりだ!」 
半ば強引に連れていかれたが、俺は早くあいに会いたかった
会いたくてしょうがなかった
ソープおごりと言われても全く嬉しくなかった 
絶対Hしないと決めてお店に入った
それくらいあいの存在が大きくなっていた

お店に行き案内されて部屋に入った
譲が笑顔で迎えてくれた
俺は挨拶をしてベットに座り「上司に連れてこられたからサービスは良いですよ」と笑顔で言ったが
嬢「高いお金払ってるのにいいとぉ?」
「何もしないと悪いとぉ」
「お風呂だけ入るとぉ?」色々聞かれたが
俺は「本当にいいですよ」といい時間まで雑談してた
時間が来てお店を出た

上司に「どうだった?」と聞かれたので「最高でしたありがとうございます」と適当に言った
上司が色々語ってたが適当に聞き流していた
「最後にキャバクラ行きましょう」と俺が言い、あいのお店に行った
ワクワクしていたが昨日の出来事もあり、どんな顔して会ったらいいんだろう
など考えていた
三人共指名してお店に入った

あいがいつもの笑顔で迎えてくれた
なんか嬉しかった
実は昨日髪を巻いて欲しいと伝えてあったのであいは髪を巻いていた
ドレスも普段よりゴージャスに感じた
初めてはぎこちない感じだったが話している内にいつもの様に会話出来た
あいは相変わらず可愛かった

しかし時間は経ちいよいよ帰る事になった
俺はあいに正直に今の気持ちを伝えた
俺「今夜もう一回会いたいよ」
あい「私も会いたいとぉ~」
俺「じゃあお店が終わったら連絡してよ」
あい「今日は早上がりするとぉ」
俺「えっ?それは悪いからいいよ」 
あい「店長に聞いてみて大丈夫だったらあがるとぉ」
俺「店長に怒られないの?」
あい「適当に嘘付いたら大丈夫やとぉ」   
俺「じゃあ決まったら連絡してよ」 
あい「解ったとぉ」 
そんな会話をして店を出てホテルに帰った

ホテルに帰ると電話が来て「早上がり出来たとぉ~タクシーで向かうから着いたら下まで来て」と言われ到着後迎えに行った
昨日はタクシーで待っていたのに今日はタクシーから降りていた
俺「タクシー代は?」
あい「いいとよぉ」
俺「いいよ渡すよ」
あい「いいっていっとうと」 
俺「解ったよ」
あい「コンビニいこうとぉ」
俺「うん」
二人はしっかり手を繋いでコンビニに行ってお酒を買った後ビジネスホテルに戻った

部屋に戻って俺はベッドの上に座り、あいは椅子に座った
部屋に着いて3分くらいだろうか…
俺は色々な感情が巡り過ぎて涙を堪え切れず泣いていた
今思えば数年ぶりに泣いた気がする
あいに背を向けて声を押し殺しながら涙を流していた
あいが「どうしたとぉ」
と言いながら俺の顔を見て来た
泣いている俺にあいは何も言わなかった
しばらく沈黙が続いた

あい「私かえるとぉ」

多分あいは俺が嫁さんの事を考えて泣いていたんだと思ったとはず
俺「行かないでくれ」
ぐしゃぐしゃの顔であいを止める
あい「私、帰る」
俺「帰らないでくれ!俺は、あいの事が
あいがかぶせながら言った「それ以上は聞きたくないとぉ」
俺はそれ以上は言わなかった 
俺は思わずあいに聞いた
「俺の事どう思ってる?」

あい「その質問はしちゃダメとぉ…」
俺「……」 

俺は、あいを思い切り引き寄せて力一杯抱き締めた
ドアの前で立ちながら精一杯のキスをした

沢山キスをしてベッドに行き熱く熱く燃え上がった
あいは相変わらず喘ぎ声がすごかったが俺は何も言う事なく抱いた 
お互い言葉を交わす事無くお互いを求め合った
事が終わりシャワーを浴びていなかったので浴びる事になった

本当は二人で入りたかったが風呂が狭すぎるので別々に入った 
あいに「絶対帰んないでよ」
って念を押してから風呂に入った
風呂から出てくるとあいがいたので安心した
あいもシャワーを浴びに行こうとしたのでバスタオルを渡した

ビジネスホテルにタオルは一枚しかないので自前のタオルを渡した
あいはバスタオルを見て
「きっと奥さんは可愛い人だね」と言った
俺は初めて嫁について言及したあいにビックリしたが嫌味じゃなく本心で言ったと解ったので
「うん」と答えた

風呂から出て一緒にベットに手を繋ぎながら横になった
俺「明日帰ると思うと寂しいよ」
あい「私も寂しいよ」 
など会話してたらいつの間にか俺は寝ていた 
目が覚めたらあいは横になってテレビを見ていた
俺「ごめん寝ちゃってた」あい「別にいいよ」
俺は寝呆けながらも左手に違和感を感じた 
左手を見ると

左手を見ると小指に赤いリボンが巻いてあった 
俺はビックリして聞くとあいは「ちょっと早いけどバレンタインチョコだよ」
と言ってカバンの中から箱を出して俺に渡した
俺「ありがとう」
あい「手作りじゃなくてごめんね。時間が無くて作れなかったの」
俺「気持ちが嬉しいよ」
あいはニコニコしていた
俺は込み上げてくる気持ちを押さえて会話した

俺は小指のリボンの意味をあいに聞く事無く唇を重ねた
もうあいと最後のエッチになるだろうなとか思いながらした
終わってからも何回もチューしたり抱き合ったりしていた
時間が進むのが怖かった
あいと今日別れたら一生会うことは無い気がした
離れたくなかった

朝の10時になりいよいよあいと別れる時が来た
お互い口数は少なくなっていた
あいはタクシーで帰るのでホテルの外まで送って行く事になった
エレベーターの中で最後のキスをチュッとしてホテルを出た
あいはタクシーをひろい乗ろうとしたので最後に俺は「本当にありがとう」といったら
あいは「ありがとう。またね」 
と言ってタクシーに乗った
小さくなるタクシーを俺はいつまでも見ていた

俺は色々な思いを胸に秘めて九州を後にした
楽しかった分思い出が多過ぎて帰るのがすごく辛かった
きっともうこんな思いと経験はする事はないと思います


その他 | 【2016-03-30(Wed) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

萌ちゃん 8









僕と萌ちゃんは中3になった。
横を見ても萌ちゃんと目線が合わなくなった。萌ちゃんが僕を見上げるようになった。
僕の顔にはニキビがたくさん出てきて、それが悩みのタネだった。

萌ちゃんの成績は常にトップクラスでこのまま行けば志望校間違いなしと
太鼓判を押されてた。
僕は...といえばあとちょっとの努力が必要といったところ。

「ねえ、雄太君。」
「うん?」
萌ちゃんに声をかけられるといつもの癖で上を向きそうになってしまう。

「今日ちょっと家によってかない?」
「うん。僕も数学でちょっとわかんないとこあったんだ。」

僕は萌ちゃんの部屋にあがりこんだ。
見たことない大きなぬいぐるみが飾られている。

「あれ、買ったの?」
「ううん、もらったの。」

「誰に?」
「後輩の女の子。」

「プレゼント?」
「うん。この前ここに遊びに来たの。」

「へえー。」
「ファンクラブの取材で家に遊びに行きたいっていうの。」

「女の子だからいいかなって思ってOKしたんだんだけどすごいのよ。」
「何が?」

「もう...積極的で。」
「何が積極的なの?」

ここからは萌ちゃんから聞いた話です。
部屋に後輩の女の子がふたり遊びに来たらしい。
萌ちゃんにはファンクラブがいくつかあって、そのファンの子。

ふたりとも小柄で可愛らしい子なんだが、エッチな話ばっかりするので困ったらしい。
レズ行為に及びそうになってものすごいドキドキしたらしい。

****************************************************************

「おじゃましまーす。」
「おじゃましまーす。」
「どうぞ。その辺に座ってて。今、お茶いれるから。」

「これお土産なんですけど...」
「ありがとうー。おっきいね。なあに?」

「ぬいぐるみなんですけど...よかったら。」
「開けてもいい?」

「はい、どうぞ。」
「わ、可愛い。ありがとうー。」

「先輩が喜んでくれるなら私たちもうれしいです。」
「じゃあ、ここに飾らせてもらうね。」

萌ちゃんはぬいぐるみを飾ったあと、お茶をいれた。

「今日、憧れの先輩の部屋に行けるって思うとすごい緊張してて。」
「私もなんですー。手も汗でベタベタで。」

後輩の子同士がずっと手をつないでいる。
その時に何か変だなと思ったらしい。

「先輩のお部屋きれいですねー。」
「お部屋の写真撮ってもいいですかあ?」
「ダメ、写真はダメ。恥かしいから。」

「だって他のファンの子も見たがってるしー。」
「写真は勘弁して。散らかってるから。」

「ねえ、先輩ってすごいスタイルいいですよね。」
「そんなことないよ。」

「背も高いし、すごい色白いし。ボーイッシュな髪型も似合ってるし、憧れますー。」
「そんなことないよー。さあお茶どうぞ。ぽっぽ焼きもあるよ。」

「先輩って美人ですよねー。」
「ホント、すごいキレイー。」
「そ、そんなことないってばあ...」

照れて暑くなってきた萌ちゃんが制服の上着を脱いだ。
「すごおい、先輩の胸おっきいー。」
「えー、普通だってば。」

「何カップなんですか?」
「何でそんなこと聞くのよ。恥かしい。」

「教えて下さいよー。お願いします。」
「みんなに配ってる新聞に変なこと書いちゃダメよ。」
「はいー。約束します。」
新聞とはファンクラブの会報のこと。この子達が作って配っているらしい。

「今はEなんだけど、下着売り場に行くとFにしなさいって言われるの。」
「すごおい。憧れるー。」

「でも重いし、体育の授業だと邪魔だし。肩もこるし、いいことないよ。」
「私もそんなこと言ってみたいです。」
「私もー。」

「EとかFだと谷間すごいですよね。ちょっとだけ見てみたいんですけど...」
「私も見たいー。私、よせてもあげてもダメなんですよー。」

「えー、恥かしいよ。」
「先輩お願いです。ちょっとでいいから見せて下さい。」

「ワイシャツのすき間からでいい?」
「ワイシャツ脱いでもらっちゃダメですか?ブラのつけ方とか見たいし...」

「えー、ワイシャツ脱ぐの?恥かしいよ。」
「先輩お願いです。お時間取らせませんから。」
「私からもお願いです。ちょっとだけ見せて下さい。」

「えー?すき間じゃどうしてもダメなの?」
「ハイ。ちゃんと見たいですっ。」

「仕方ないわね...もう...ちょっとだけよ。」
萌ちゃんはしぶしぶワイシャツを脱いだ。

「うわっ、すっごい胸。」
「いやーん、おっきいー。それにすごい白ーい。」
「あんまり見ないでよ。恥ずかしいから。」

上半身はブラ一枚になった萌ちゃんは後輩の前に座った。
「はい、これでいい?」
「そもそもブラがおっきいですよね。」

後輩ふたりが接近して胸を見ている。
「あんまり近くで見ないで。恥ずかしいから。」
「ねえ、先輩...」

「ん?」
「ちょっとだけ...ちょっとだけですから、さわってみてもいいですかあ?」

「え?さわるの?それはちょっと...」
「私からもお願いです。ちょっとだけですからあ。」

「もう...じゃあちょっとだけだよ。」
「ハイ。ありがとうございますー。」

後輩ふたりの手が萌ちゃんの胸に触れた。
「いやーん、やわらかーい。」
「ホント。ポヨポヨしてるー。」
「恥かしい...」

「先輩...あの...ブラの中もちょっとだけさわらせて下さい。」
「え?中はダメよ。」

「お願いです。ちょっとだけですから。」
「私もさわってみたいー。」
「もー、ホントにちょっとだけだからね。」

「いやーん、やわらかいよー。」
「あ、乳首見えちゃった。すごいー、ピンク色で可愛いー!!」

「こら、乳首見ちゃダメ。」
「ねえ先輩、相談があるんですけど...」

「え?なあに?」
「私...彼氏がいるんですけど...」

「うん。」
「その彼氏が...」

「その彼氏が?」
「お前の乳首黒いって言うんです。」

「え?」
「ねえ先輩、どうやったらピンクになるんですか?」

「え?そんなことわかんないわよ...」
「先輩、ちょっと私の...見てもらえませんか?」
そう言うと、その子は服を脱ぎだしたらしい。

「ちょっと、何服脱いでんの?」
その子はブラまで外してしまったらしい。

「ちょっとお...」
「どうですか?そんなに黒いですか?」

「全然黒くないじゃない。」
「そうですかー?」

萌ちゃんの話によると、その子のおっぱいはCカップくらい。
乳首というより乳輪がちょっと色素が多いくらいの色で
全然真っ黒なんてことはなかったそう。

「ねえ、先輩のちゃんと見てみたいです。」
「え?私の?」

「私もブラ外しますから、先輩もブラ取ってもらえませんかあ?」
「いやよお、恥かしい。」

「お願いですー。」
「私からもお願いです。じゃあ、私も脱ぎますから。」
言い終わらないうちにもうひとりの子も上半身裸になってしまった。

「あとは先輩だけですよ。お願いします!!」
「私、脱ぐって言ってないのに...もう...」
萌ちゃんは渋々ブラを外した。

「すごーい。おっきい胸。」
「先輩ー、手で隠さないで下さいよー。」
「...」

「いやーん、キレイな色ー。」
「白くって外人のおっぱいみたい。」
「恥かしいなあ...もういいでしょ?」

「ねえ先輩、ちょっとだけさわらせて下さい。」
「私もー。」
「まださわる気なの?もういいでしょ?」
言い終わらないうちに後輩の手が萌ちゃんの胸に伸びてきたらしい。

下から持ち上げたり、押したり、乳首までつままれたらしい。
「先輩もやっぱり乳首感じるんですね。可愛い。」
「こら...遊ばないの...」

「先輩、私のもさわって下さいよー。」
「え?」
無理やり萌ちゃんの手をつかんで後輩の子の胸をさわらせたらしい。

「え?あっ...やわらかい...」
「ちっちゃいのが悩みなんですよねー。彼氏にもよく言われるし。」
「私も。お前のおっぱいは硬いって言うんですよー。」
もうひとりの子のおっぱいはAカップらしい。

「これから大きくなるんじゃない?まだ中2でしょ?」
「でもお母さんがちっちゃいんですよねー。」

「先輩の乳首って可愛い。」
「こらあ...そこはさわっちゃダメだったら...」

「先輩、私、彼氏に乳首さわられるとすぐ濡れちゃうんですよ。」
「私もー。グショグショになっちゃう。先輩はどうですかあ?」
「どうですかあって...こらあ...あんまり乳首触らないで...」

「先輩も乳首さわられると濡れますー?」
「そんなこと...わかんないわよ...」

「私、さわられてないのにベタベタになってます。多分。」
「私もー。萌先輩の胸さわってるだけで興奮してきちゃった。」

「私、たぶんすごいことになってんだろうなー。」
後輩の子が思いっきりスカートをまくりあげ、下着を露出させた。
あまりの大胆な行動に萌ちゃんはビックリしたらしい。
下着には染みのようなものがあった。

「やっぱりー。染みになってるー。」
「私もたぶん濡れてると思う。」
もうひとりの子もスカートめくって確認した。

「ねえ、先輩は濡れないんですかあ?」
「私たち、異常にエッチなのかなあ。」
「そんなことないと思うけど...」

「じゃあ、先輩もエッチな気持ちになってるんですか?」
「えー?よくわかんないけど...」

「ちょっとだけ見せて下さいよー。」
「え?パンツ見せんの?それはダメ。」

「私たち異常にエッチだったら悲しくなっちゃう。」
「先輩も濡れてたら何か安心できます。だからちょっとだけ。」

後輩のひとりの子が萌ちゃんのスカートの端をつまんだ。
「こら、ダメだって。」
「お願いです。チェックさせて下さい。」
「お願いします。」

なくなく萌ちゃんは下着を後輩に見せることに。
「染み...ないですねー。」
「先輩、濡れてないのかなあー。」

萌ちゃんがほっとしていると
「先輩、これちょっと横にずらしていいですかあ?」
パンツの生地をつまもうとしてきたらしい。

「ダメ。それだけは絶対ダメ。」
「私たちも見せますからー。」
「だって私たち、女同士でたまに見せ合ったりしてますよ。」

「え?そんなことしてんの?」
「だって、自分のが他の人と違ってたら悲しいじゃないですかー。」
「だからたまに確認しあって安心してるですー。」

「恥かしくないの?」
「恥かしいのは最初だけですよー。だからちょっとだけ見せて下さいよー。」
「ダメ!!ダメ!!」
萌ちゃんはあわてて太ももを閉じた。

「ねえ、先輩お願いです。ちょっとだけですからー。」
「先輩、色が白いから絶対キレイだと思うんです。」
「色なんて関係ないじゃない。」

「そんなことないです。私のって何かちょっと黒っぽくって...」
「私のもそうなんです。先輩のはキレイそうだから...」
「ダメ!!見せるもんじゃないの!!」

「じゃあ私たち...やっぱり異常なことやってんですね...」
「え?そんなこと...」

「じゃあお願いです。ちょっと見せてくれるだけでいいですからあ。」
「もう...ホントにちょっとだけだからね。」
仕方なく萌ちゃんはその場に座って足を少し開き、パンツの生地を横にずらしてあげた。

「ハイ終わり。もう...恥かしい。」
「あー、やっぱりすごい濡れてるー。」
「すごーい!!先輩のきれーい。先輩って色白だけど、ここだけピンク色なんですねー。」
「これは汗、汗なの。」

「え?だってここにかくのは汗じゃ...」
「あ、汗だからね。私の場合...恥かしいことさせないでよ...もー。」

「いいなー、先輩の全部ピンク色で。」
「私たちの...中のビラビラしたとこ、黒っぽいんですよ。」
「え?ビ、ビラビラ?」

「小陰唇っていうやつですよね。黒っぽいというか...ちょっと色が濃いんです。」
「先輩のそれもピンクで。いいなー。」

「ねえ、先輩って自分ですることあるんですかー?」
「え?何のこと?」

「オナニーですけど...」
「え?な...ないわよ。」

「私たち、ひとりですると寂しいから時々いっしょにしてるんです。」
「彼氏がいるんじゃないの?」

「だって...男の子って乱暴だし、優しくしてくれないし。自分ばっかりだし。」
「そうなんですよ。ガンガン突いてくるから、あそこが痛くって...」
「え?もしかしてセックスとかしてるの?...」

「だから私たち時々お互いに気持ちいいとこさわってもらうんです。」
「オナニーよりずっといいですよお。」
「ええ?そんなことしてんの?...」

「先輩のちょっとだけさわらせて下さいよー。」
「女の子にさわってもらうのってすごい気持ちいいんですよー。」

女の子たちが出していた変な雰囲気はこれだと気がついたらしい。

「ねえ、お願いです。私のちょっとでいいからさわってもらえませんか?」
「私のも。お願いです。」
「何でこんな話になっちゃうのよ。」

「じゃあ、先輩のちょっとだけ...さわらせて下さい。」
「ダメ。絶対ダメ。」

「ねえ、私たちがいつまでも脱がないからだよ。」
「そうか。そうだね。」
その子たちはスカートを脱ぎ始めた。

「ちょっと服を着て。ダメよ。」
「ねえ、先輩ここまで来たんだからちょっとだけさわらせて下さいよー。」

ひとりの子が萌ちゃんの太ももやふくらはぎをさわってきたらしい。
「先輩の足スベスベで気持ちいいー。」
足をしばらくさわられていると萌ちゃんの頭がボーっとなってきたらしい。

「先輩の体ちょっとまたいでいいですか?」
「ええ?ダメだって。」
「さあ、ここに横になって下さい。」

ひとりの子に無理やり横にさせられ、もうひとりの子が萌ちゃんをまたいできた。
萌ちゃんの顔の前にはパンツのお尻の部分がどアップになったらしい。

「ちょっとお...何するの?」
ひとりの子が萌ちゃんの足を開かせ、パンツをずらしてきたらしい。

「いやーん、きれいー。」
「すんごい濡れてるー。」
「ちょ、ちょっとそこは見ちゃダメだったら。」

どっちかの子が萌ちゃんの一番感じるところをさわってきたらしい。
「いや、ダメ!!そこはさわっちゃダメ!!んぐぐ...」

萌ちゃんの口はまたいでいる子のお尻でふさがれてしまったらしい。
「んーんー。」

どんなふうに刺激してるからわからないほど微妙なタッチでさわってくる。
途中でさわられてるのか舐められてるのかわからないが
腰が抜けるほど気持ちいい感覚があったらしい。
「んーんー...ぷはあ、いやあ、ダメ...だったら...」

萌ちゃんはその場から逃げようと必死になったが、ドッカリと上に女の子が乗ってるので
逃げることもできず足を閉じるのがやっとだったらしい。
「先輩のクリ、ちっちゃくって可愛いですね。」

このままだとやばいと思った萌ちゃんは必死に上に乗ってる子を降ろし
その日は無理やりその子たちを家に帰したらしい。

****************************************************************

「それで萌ちゃん、興奮してたの?」
「それよりもう恐くなっちゃって。」

「すごいね。その子たち。」
「男の子ともしていて、オナニーじゃ物足りなくって女の子同士でもしていて...」

「それってレズでしょ?」
「そうなのかなあ。よくわかんないわよ。」

「萌ちゃんってレズには興味あるの?」
「ないない。ないわよ。」
萌ちゃんは手を横に振って否定した。

「でも濡れてたんでしょ?」
「あれは仕方ないよ。いろんなとこさわられてたんだもん...」

そんな話をしていたら興奮してきたのか、いつもと様子が違う萌ちゃんだった。
「もしかして、今興奮してるの?」
「そ、そんなことないけど...」

「濡れてるんじゃないの?」
「え?そんなことないと思うよ...わかんないけど...」

「ちょっとは濡れてんでしょ?」
「まあ...こんな話するとだいたいの女の人は...」

「萌ちゃん、やっぱりレズに興味あるんじゃないの?」
「うーん、でもあの子たちじゃダメ。」

「誰だったらいいの?」
「もっと大人の女性で...こう...やさしく導いてくれる人なら...」

「...」
「こら!!何想像してんの!!」

萌ちゃんに一発、頭を叩かれました。



社内恋愛・上司部下 | 【2016-03-30(Wed) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

萌ちゃん 7








春になって僕と萌ちゃんは中2になった。
萌ちゃんは165cmまで身長が伸びた。

僕も背が一気に伸びて萌ちゃんにあと10cmくらいまで近づいた。
声も萌ちゃんと同じ高さだったのが低くなって高い声が出しずらくなった。
そしてオナニーもおぼえた。

射精したこともオナニーを始めたことも萌ちゃんには正直に話した。
オナニーしてからエロいものに対しての考え方が変わった。
少し大人になったのかもしれないが完全に猿になってしまった。

おかずにしていたのは今までにあった萌ちゃんとの数々のエッチな出来事。
完全に萌ちゃんも性の対象として見るようになっていた。

来る日も来る日もオナニー。毎日しても物足りなかった。
いっしょにAV見たあと、萌ちゃんが僕を追い返すように帰宅させたのも
オナニーをおぼえてからはその気持ちが理解できた。

とにかく未知のセックスというものがしたくてしたくてたまらなかった。
僕はその欲望を萌ちゃんにぶつけた。
エッチっぽいことが好きな萌ちゃんもなぜかその要求だけはOKしなかった。
僕はその理由がわからずイライラしていた。

その頃、萌ちゃんは毎日遅くまで勉強をしていた。
志望校が決まったからしばらくは勉強に時間を割きたいと言う。
僕は萌ちゃんの家に行く回数を減らされ、それがまたイライラの原因になった。

「萌ちゃん、エッチしようよ。」
「それより雄太君も勉強してよ。いっしょの高校行こうよ。」
そんな会話の繰り返し。

萌ちゃんの目指す高校は県でも有数の進学校。
僕が到底行けるところではなかった。
萌ちゃんの家に行くのも勉強を教えるならいいよという条件付きになった。
その頃の僕はそれが不満だった。

「ねえ萌ちゃん、何でそんなに真面目になっちゃったのさ。つまんねえよ。」
「雄太君、私たちもう中2なんだよ。勉強しないとダメだよ。」

今思うと、あきらかに萌ちゃんの言うことが正論。
でも当時の僕は精神的にまだ子供でそんなことが理解できるわけもなく...

予想通りの大ゲンカに発展。
当時のふたりの状況を見ればそれは避けられるわけもなかった。

しばらく口をきかない日が続いたが、僕が痺れを切らし萌ちゃんに詫びた。
「ひとつ許すための条件がある。」
萌ちゃんが僕の前に仁王立ちになって言った。
萌ちゃんの目指す高校に二人とも合格できたらセックスしてもいいということだった。

人参をぶら下げられるとやる気を出す僕は勉強を始めた。
成績の悪い僕は毎日萌ちゃんの家に行っては勉強の毎日。

少しずつではあるがあんなに悪かった成績も上がって顔つきまで変わってきたらしい。
「雄太君、すごいじゃない。教えがいがあるわ。」

萌ちゃんは成績優秀、スポーツも万能。学校内でも人気者。ボーイッシュで可愛い。
学校創設以来、初の女子生徒の生徒会長誕生か?と言われるほどの華のある生徒。
でも毎日僕に付き合ってくれる。うれしかった。

クラスの男子にはあんなチビ猿のどこがいいんだと言われていたが萌ちゃんは
「だって好きなんだもん。」
の一言しか言わなかった。

秋も深まったある日。僕と萌ちゃんは同じ身長になった。
寝ているとあちこちの関節が痛かった。
もうチビ猿と言われることはなくなった。

「すごおい。これからは私より大きくなるんだね。」
萌ちゃんはすごく喜んでいた。

「萌ちゃんって身長いくつなの?」
「うーん...166cmかな?それから伸びてない。」
萌ちゃんの身長はある時期から伸びなくなった。

ある日のこと。萌ちゃんから電話があった。
たまには息抜きしにおいでよという連絡。
僕はそれもいいなと思って萌ちゃんちに向かった。

行ってみると
「一日だけ、エッチなことしてもいいよ。」
ということだった。

「ねえ、毎日勉強してるご褒美にセックス以外だったらいいよ。」
「ホント?どんなことでもいいの?」

「うん。」
「ホントは萌ちゃんがエッチなことしたくなってきたんじゃないの?」

「違うよ。雄太君の...」
萌ちゃんの気が変わるといけないと思い、追求するのをやめた。

「じゃあねえ...僕、オナニーするようになってからずっと思ってんだけど...」
「うん。」

「女の子のオナニーってどうやるのかなあと思って。」
「え?」

「だから萌ちゃんのオナニーしてるとこ...」
「え?ダメ、ダメ。」

「まだ全部言ってないけど...」
「私はオナニーしないから。」

「え?しないの?」
「うん...しないしない。」

「だってさっきセックス以外だったら何でもいいって。」
「そうだけど...」

「じゃあ、ウンコしてるとこ。」
「え?何でそんなとこ見るの?」

「ウンコはダメ?」
「当たり前じゃん。」

「じゃあ、おしっこは?」
「それもダメ。」

「みんなダメじゃん。」
「いや、そんなことないよ。それ以外なら。」

「じゃあオナニー。」
「ええ?やっぱりそこに戻っちゃうの?」

「何で?何でもいいって言ったじゃん。」
「え...でも...さすがに...オナニー見せるのは...」

「萌ちゃん、実はしたことあるんでしょ?」
「私?...ない...よ。」

「ウソだ。してそうだよ。」
「えー...」

「したことあるでしょ?正直に言ってよ。」
「まあ...ないことも...ないけど。」

「ほら、やっぱしてんじゃん。」
「そんなにちょこちょこしてるわけじゃないけど。」

「ダメ?」
「そんなこと言ってくるなんて思ってなかったから...」

「約束破るの?」
「雄太君、もしかして誘導尋問?」

「そんなことないよ。ひどいなあ。」
「じゃあ、じゃあね、雄太君と私とお互いにするとこ見せ合うのはどう?」

「え?僕もするの?」
「うん。それならひとりでして見せるよりはマシだから...」

「そうかあ...まあいいかな。どうせ毎日してるし。」
「どうやってしようか...」

「じゃあ、萌ちゃんも僕もベッドにあがって向き合ってするのはどう?」
「うん...いいけど...やっぱり恥かしい。」

「僕もするんだからいいだろ。」
「う...うん...」
僕と萌ちゃんはベッドにあがって向かい合った。

「どうしよう...」
「まず服脱ごうよ。萌ちゃん先に脱いでよ。」

萌ちゃんが先に脱ぎ始めた。
僕も脱がなければいけないのだが萌ちゃんの脱ぐ姿を目に焼き付けたかった。
やがて萌ちゃんは下着姿になった。
そのあと僕もパンツ一枚になった。

「何か暑くなってきちゃった。」
「そう?」

萌ちゃんは胸の谷間がすごかった。しばらく見ないうちにいろんな所が成長していた。
「ねえ、雄太君はどうやってんの?」
「こうやって...最初はパンツの中に手を入れてシコシコって。」

「私はねえ...こうやってブラの上から胸を揉んで...」
「すごい...前にみたビデオの女の人みたい。」

「そんなこと言われたら恥かしいよ。」
「いいからいいから続きやってよ。」

萌ちゃんはパンツの上からアソコをさすり始めた。目を閉じている。
「そこってやっぱり気持ちいいの?」
「うん。すごくエッチな気持ちになるの。」

「僕、パンツ脱いでいい?」
「うん、いいよ。」

「ねえ、アレ出そうになったらどうしよう。ティッシュある?」
「あ、いよいよ出るとこ見せてくれるんだね。」

「出そうになったらそれを受けるものいるよ。」
「うーん...そうだなあ...」

「ねえ、ティッシュ出してよ。近くに置くから。」
「よーし、私が受け止めてあげる。」

「受け止めてくれるの?どうやって?」
「うーん...秘密。」

「すごい飛ぶんだよ。大丈夫?」
「大丈夫だよ。少しくらい飛び散っても。」

「ホントにいいの?ティッシュなしで。」
「うん、出そうになったら言って。」

「どうやるのかわかんないけど...じゃあ、始めるよ。」
僕は全裸になって固くなったものを萌ちゃんの前でしごいた。

「萌ちゃんも下着取ってよ。」
「うん。ひさしぶりに裸見られるから恥かしいな。」

萌ちゃんがブラを取った。胸がすごく大きくなってた。
そしてゆっくりパンツも脱いだ。
僕はもうその時点で発射しそうになったので手をを動かすのをやめた。

「あれ?動かすのやめちゃったの?」
「もう...萌ちゃんの裸見ただけでいきそうだから...」

「もういきそうなの?早いよー。どうするの?」
「萌ちゃんするとこ見てるよ。」

「ええ?私だけするの?恥かしいよお。」
「いいから、してみてよ。」

「あんまりじっと見ないでね...」
「うん。」

萌ちゃんはあまり胸にはさわらずアソコを中心に刺激し始めた。
クリのあたりを指で上下にさするようにしている。

「萌ちゃん、近くでみていい?」
「近くに来るの?恥かしい...」

「ダメ?」
「うん...いいよ...」

僕はベッドから降りて萌ちゃんのアソコに50cmくらいの距離まで近づいた。
何かモアっとしたような匂いに包まれた。

目の前でせわしなく動く萌ちゃんの手。快楽を求める女の子が目の前にいる。
萌ちゃんの息が激しくなってきた。

「ねえ萌ちゃん...」
「ん?」

「ここ、ちょっとだけ舐めてみていい?」
「え?舐めるの?」

「前に見たビデオで舐めてたからちょっとやってみたい。」
「恥かしい...」

「あの女の人気持ちよさそうだったし。」
「お風呂入ってないから汚いよ。」

「汚くないよ。萌ちゃんのなら。」
「恥かしいなあ。」

「前に舐められるの興味あるって言ってなかったっけ?」
「うん...まあ...ね。」

「ちょっとだけだから。」
「うん...じゃあ。」

萌ちゃんが手をどけた。僕は萌ちゃんの指先があった場所にあるポツンとしたものに
舌を這わせてみた。

「いやあん、ちょっと...ダメ...ダメ。」
萌ちゃんがいきなり反応した。僕はわれめにそって舐めてみた。
ヌルヌルが舌につくとしょっぱいような生臭いような味わったことのない感じだった。

「あっあっダメ...いやあん...ううん」
一度下のほうまで降りた僕の舌はまた上に向かって進んだ。
またポツンとしたところまで来ると円を描くように舐めてあげた。
そこは女の子が一番気持ちのいいクリトリスということが確認できた。

どんどん萌ちゃんの喘ぐ声が大きくなって行く。
隣の部屋まで聞こえるほどだった。
僕はオナニーで声を出さないので女の子の喘ぐ声がすごく新鮮だった。

「ああん、ダメ...雄太君やばいって。」
何となくコツがわかった僕は無言でその場所を舐め続けた。
反応をみながら強弱をつけてあげた。萌ちゃんの太ももはしっとりと汗をかいている。

「ダメ、い、いっちゃうっ。」
突然、萌ちゃんの腰がグーンと持ちあがった。
いきなり僕の目の前には萌ちゃんのお尻の穴がアップになった。

萌ちゃんの体がビクンとなってドスンと腰が落ちてきた。
ぐんにゃりと萌ちゃんの体から力が抜けた。

「萌ちゃん大丈夫?」
僕は萌ちゃんの顔を覗き込んだ。
萌ちゃんはハアハアとスポーツをしたあとのように息をしていた。

「萌ちゃん、いっちゃったの?」
「うふふ。うん...」

「起きれる?」
「うん。よいしょ。」

「気持ちよかった?」
「うん...とっても気持ちよかった。舐められるのクセになっちゃうかも。」

「ねえ、セックスしようよ。」
「ダメ。それは高校に合格してから。そのかわり...」

「ん?」
「私もしてあげるから。」

「え?いいの?僕の方が臭そうだよ。」
「いいよ。雄太君のだから。」

萌ちゃんは僕の固くなったものを握りしめて上下にしごき始めた。
僕の興奮度は一気に高まった。
そして驚いたことに萌ちゃんは僕のを舐め始めた。
オナニー見せ合うはずがお互いの性器を刺激し合っていた。

「うっうっ。」
「気持ちいい?」
先っぽが萌ちゃんの口の中に入った。萌ちゃんの舌が亀頭を刺激しながら
手が僕のものをしごいている。

「やばい、もう出るよっ!!!」
萌ちゃんが頭を縦に振った。

「いいの?」
萌ちゃんがまた頭を縦に振った。口の中に出してもいいということらしい。
僕はそのまま思いっきり射精した。精液が萌ちゃんの喉に直撃した。

「グホッ!!」
「あ、大丈夫?」

「ゴホッゴホッ!!エホッエホッエホッ!!!ゴホ...」
萌ちゃんは激しく咳き込んでいる。
萌ちゃんの口から飛び出た僕のチンチンから大量の精液が出続けた。
受け止めるものがない精液は萌ちゃんの布団に上に落ちた。

「萌ちゃん大丈夫?はいお茶。」
「...」

萌ちゃんは声を発することができないようだ。
目に涙をためている。

萌ちゃんはお茶を口に含んだ。
しばらくしてやっと話ができるようになった。

「大丈夫?。」
「すごい匂い...ごめんね...むせちゃった...ゴホッ」

全然声になっていない。

「それに...萌ちゃんの布団にこんなにたくさん...怒られるよ。」
「大丈夫...自分で洗うから...」

「もうこんなことするのイヤになった?」
「ううん、大丈夫...今のは予測してなかったから...」

「萌ちゃん...」
「大丈夫だと思ったんだけね...まさか喉に来るとは思わなかった。」

「何でこんなことしようと思ったの?」
「パパの...見ちゃった...」

萌ちゃんと僕の久しぶりのエッチな行為は萌ちゃんが咳き込んで終ってしまった。
僕はますます萌ちゃんとセックスするのが楽しみになった。
志望校に絶対合格してやろうと心の中で誓った。



先生・生徒・禁断 | 【2016-03-29(Tue) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

「俺達はお互いべた惚れのラブカップルだ」と思っていた

俺がつい最近まで付き合ってた彼女の話。仮名M。
Mは俺のいっこ上で23、服のブランドとかはそんなに
詳しくなかったけど、中の上くらいには可愛かった。
性格は落ち着いてて、かつ常時平熱35度の天然ボケ。
言われなくても勝手に部屋の掃除してくれたり、女はご飯作れて
当然!みたいな考えがあって、文では伝わり辛いけど
今時少なくなった「純和風」の女のコだった。

いつも妙に騒がしい俺と、おっとり静かなタイプのMは
妙にウマがあって、今まで会ったどの女の子より魅力的
だと思った。彼女の方もそう思ってるに違いない。
俺達はお互いべた惚れのラブカップルだ!

少なくとも俺はそう思って「いた」。

付き合い始めて2年。
「最近どうもMの様子がおかしいな」って思う事が
多くなった。電話しても話にあんまり乗ってこない。
要領を得ない外出理由。メールの返信も遅い…。
ある日、彼女に急に素っ気無くなった理由を
問い詰めてみると、「他に気になる人が出来た」との事。
その人は、Mとバイト先が一緒の「U」君だとの事。
Uなら俺も知ってる。彼女を通じてできた男友達だ。

後日、Uと俺、そしてMとで一緒に飲む機械が訪れた。
安い居酒屋でしこたま飲んだ後、Uの家になだれ込もう!
ということになって、酒を持ち込んで賑々しく楽しんでた。
その日、そんなに酒に強くない俺は午前2時頃、もーれつに
眠くなって、隣にあるUの寝室で横になった。
「ヤバイかな?」と思ったけど、その時はまだ俺とMは
(便宜上は)付き合っていたし、なにより

「どーでもいいや」
と思ってた。嫉妬と諦念のが生んだ感情だった。
俺は他の男に気が移られたらどうでも良くなるタイプなんです。
きっと。

目が覚めた。床に就いてから30分くらい経ってた。
目覚めた理由は音が聞こえたから。何の音?
ぬめった音がしてる。くぐもった声。荒い息遣い。
ああ、そういえばMは声が抑えられないコだったなー
とか呑気に思いながら確信。手マンされてる。
すぐさま色んな感情が渦巻いた。酒のせいか、吐き気がした。
それと同時に俺の中に物凄い興奮が生まれた。
飛び起きて、息を殺して壁に耳貼り付けた。

U「Mはクリ回されるのが感じるの?」
U「それでここいじられると最高なんでしょ?」
M「ううう、(俺に)聞こえる、聞こえちゃう」
U「聞こえねーよ、酒入ったまま寝たし」
U「ほら、(たぶん皮)むいてあげたよ?ほら、ほら!」
M「ん、あ、あ、ああ、あ、イイ!」
U「クリいじってって言って?言ってって、ほら!」
M「クリいじって、は、クリいじって、ぅあ、っあ!」

こんなのが聞こえてきた。
あのMが?おしとやかなMが?俺の、Mが?
こんなやらしい声出してんの?
その時、俺は、何かが「キレた」。

耳を壁から引っぺがして、履いてたジーンズと
ボクサーパンツを下ろした。迷いはなかったです。
扉を勢いよく開ける。Mの半開きのまぶたが見開く瞬間。
自分で自分の太ももを持ちながら、呆けたMの顔が
一瞬で凍りつく瞬間。なぜか妙に落ち着いてるU。
それを目の当たりにした。
俺がその時言った言葉。

「聞こえてたよ」
「すげーやらしいね、俺もこんなになっちゃったよ。」

Uの胸に背中からしなりかかってたMは、足を閉じて
こっちを見てた。何にも言わない。何か言いたかった
のかもしれない。俺はMにゆっくり近づいて、そのまま
ディープキスした。Mのクリから手を離したUの代わりに
、右手でクリを手でなぶった。左手は、Uの手をつかんで
Mの胸にあてがった。

Uが上半身、俺が下半身。
Uが舌と手でねぶる。俺はMの陰核を指で剥いてねぶる。
始めは訳がわからずに困惑してたMも、数分後には
「ん、ひ、い!」「おお、おぅ、ぉ、お!」
なんて、今までに聞いた事がなかったような声をあげてた。
Mの手と口、舌は、凄い速さでUのものを猛らせてる。
Mは快感が高まると白目を剥く癖があって、喘ぎきってる
時に白目を剥いた時は、Uと目配せして笑った。

三人とも限界まで近づいてた。
俺はUにMの両手首を押さえつけるように言った。
Mが履いてた薄ピンクのミニスカートに付いてた
ベルトを掴んで、Mに入れた。Mの内ももは色んな
液で濡れそぼってて、すごい艶かしかった。
激しく腰を打ち付ける。肉と肉がぶつかり合う音が部屋に響く。
84センチの胸が弧を描く。脳髄がショートしそうな快感。
Mの喘ぎに混じって、ップ、ップ、と聞こえる。
見れば、UはMに咥えさせながらクリを回してる。
あぁ、Uはすぐいかせるつもりか。手を抑えてろって言ったのに、
と思いつつも、もう関係なかった。兎に角、女も男も獣だった。

5分位でいきそうだった俺は、Mの顔に向けてぶちまけた。
前髪と瞼と鼻の頭に粘りついた精液を見たら、動物敵欲情が
脳を襲った。何で今まで顔射しなかったんだろう?
すぐさまUがバックでMに入れた。凄かった。
Mは絨毯のはじを掴んで喘ぎ狂ってる。
たぶん、あれがほんとの「性交」っていうんだなー
なんて間抜けな事を考えてた記憶がある。
なぜか俺は自分のトートバックの中からMの大嫌い
だったハイスタンダードのCDを取り出してデッキに
入れた後、Uに混じってMの口にモノを突っ込んだ。

後は、AV観ながら3Pしたり、Uがライカとかいう
カメラでMをハメ撮りしたりとランチキし放題だったが、
結局Mが「あそこが痛い」と言い出して破廉恥三昧は
幕を閉じた。その後はMをベッドに寝かし、俺とUとで
プレステを朝までやるという、なんとも間抜けな時間を
過ごしたりもした。

その後、俺と別れたMはUと付き合い始めたが、僅か二週間で
別れてる事になる。俺はUの番号を携帯から消し、Mの番号は
ちゃっかり残して、今でもたまにMと遊んでいる。
あの日、悪魔が俺に宿ったあの日。
秋はまだ始まったばかりだった。

Mとは遊んでるだけ、ではないですね勿論。
Hもしちゃってます。

しかもしかも、実はMは昔、半ギャルだった事が最近
判明しました。今のMとは似ても似つきません。

ご指摘の通り、Uともちらほら会ってる
みたいです。M曰く「口でしてるけどHはしてない」
らしいです。小学生でも見破れますね。

セフレ、う~ん、セフレ…。ちょっと違う気がしますが、
俺のMに対する恋愛感情は0なので、実質上そうなります、ね。
言われるまで気付かなかった…
U氏と会ってると聞いた時は、最初の清楚さも可愛さ余って憎さ
百倍(大げさ)、ただの淫乱じゃねーのかと思いました。
で、なんとなく嫉妬。そして、次に会った時貪る。
ただれてますね。



純愛・恋愛 | 【2016-03-29(Tue) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

オナニーと委員長♀

高校の時、男子のエロさをバカにする女がいて
「男はみんなむっつり、体育の時絶対エロい目で女を見てる、やることばっかり考えてて気持ち悪い」
などなど、言ってることは事実だが、男を見下した態度が俺は気に食わず
「お前だって昨日オナニーしたくせに」
って、ぼそっと言ってやった。
 
そしたら顔を赤くして「ぐひい」とか言いやがった。図星かー。
オナニーしてんじゃねーの、と軽くカマかけてからかうだけのつもりだったんだが。
「昨日」という、意味もなく出てしまった言葉が大当たりだった(らしい)もんだから、混乱したみたいで。
してるってバレただけでも恥ずかしいのに、何で昨日したってわかるの、みたいな感じか。
 
「しとらんよバーカバーカ!」と慌てて言ってきたがもう遅い。
とりあえずおとなしくなったので良しとした。
かわいくも何ともない女なので、オナニー姿を想像しようとか、一切思わなかった。
 
しばらくして、この話がどこから漏れたのか、ゆたか(俺)にはオナニーしてる女がわかるらしい?という噂が、一部の男子の間に流れていた。
 
「何でわかるんだよ」とか聞かれて、何だかおもしろいので適当に話を作った。
バカな男どもは嘘だろうがほんとだろうが、エロ妄想で盛り上がれればいいんだろって思ったので。
 
「フェロモンでわかる。フェロモンとはエロいにおいのことである」
「オナニーかセックスした翌日の女は、においでわかる」
「処女でもオナニーしてればエロいにおいがする」
 
とか適当に話してたわけだが「わかるわけねーよ」「いやでもほんとだったらすげー、」などとみんなは盛り上がり始めた。
信じられんけど、でも信じてみたいって感じだった。
ちなみに俺も含めてみんな童貞。
俺は唯一、一時期彼女がいたことあるので、その仲間内では女を比較的よく知ってるやつだと思われてた。
 
男の1人(”A”)が、委員長♀はどうなのかな、と聞いてきた。
(”A”)はまじめでかわいい委員長♀がちょっと気になってるらしい。
俺から見ても確かにまあまあかわいい。
でもあのまじめちゃんはまだエロとは無縁じゃね?と思ったが、その委員長♀が昨日学校帰りに、男と歩いてるのを(”A”)は見たという。
「彼氏なんかな、その男と昨日やったんかな、ゆたかにはわかるんだろ、教えれ」と言われた。
 
俺がどう答えたところで、嘘か本当か確かめようがないだろうに…まいったなあ、と。
 
「いや、こういうのは、かなり近づいてニオイくんくんしないと、わからんから」
と逃げようとしたんだが。
 
みんなは、じゃあくんくんして来ればいいだけじゃん、と俺をけしかけた。…墓穴を掘っちゃった。
こいつら絶対、俺が適当に嘘言ったのをわかってて、からかってるんだな、ということにようやく気付いた。
 
ただ(”A”)だけは、期待と不安が入り混じって本気でドキドキしてるみたいだった。

移動教室の前の休み時間、委員長♀を含めてまだ何人かが残ってる教室に、俺は投入された。
みんなは廊下から見守ってた。
 
座ってる委員長♀の後ろに近付いて、髪は長いけどしばってあるから丸見えになってるうなじ、の辺りをくんくんした。
 
汗とシャンプーか何かのにおいがして頭がぼわーってなった。
 
そしたら急に委員長♀が振り向いた!
すごい近くで目と目が合った。
 
「ゆたか君!何っ??」
 
やべー。思わず廊下のほうを向いて助けを求めようとしたが、みんな逃げてた…あいつら…
 
委員長♀は、まだ俺の顔をじーっと見ていた。
何これ、こんなにかわいかったっけ、どきどきする…。やべー。逃げたい!
 
しかし(”A”)のためにも、俺はなんらかの答えを出さないといけない。
今思えば(”A”)には適当に、委員長♀は昨日やってないよ~、エロいにおいしなかったよ~、と言えば済んだ。
でもテンパって「あのー、あのー、」しか言えないまま固まってしまった。
 
しかも気付くと、教室に残っていた何人かの生徒が、こっちに注目してる!
 
まだ俺を見てる委員長♀、恥ずかしくて目を合わせられない俺。
ようやく出た言葉は、
「いいいい委員長♀って彼氏いるの?」だった。
 
その答えを(”A”)に伝えれば、とりあえず最低限の任務は果たせるだろーって思ったから。
 
ところが周りでは
「ゆたかが委員長♀に告白したーっ!!」って騒ぎに!
 
え?え?え?
 
委員長♀「あ、あ、あの、あの、私も好き…」
 
え?え?え?
 
これが馴れ初めになってしまった…。
 
もちろんあとで(”A”)に知られた。
(”A”)たちが逃げたせいで変な流れになったんだから、俺わるくない!と言い張ったが、最初にバカなウソついて墓穴掘ったのも俺なので、強く言えず。
 
委員長♀に、あれは誤解ですほんとは好きじゃないです、とも言えず、何となく付き合うことに。
でもかわいいし、頭もいいから話も面白いし、俺はすぐに委員長♀を本気で好きになった。
 
クラスメイトには告白の顛末からバレバレだし(”A”)には恨まれるし、恥ずかしいのと罪悪感で肩身の狭い毎日だった。
 
(”A”)は「俺もともと委員長♀にベタ惚れだったわけじゃないし、まあ許すよ」
「その代わり委員長♀とヤったら、事細かに報告すべし、おかずにしたい!」
 
と言われ、俺は意地でも、(”A”)と合わずに済むようになる卒業までは、委員長♀とするまい、と決めるしかなかった。
黙ってても雰囲気でバレそうだから。
キスもしなかった!
 
彼女なりの、控えめでかわいらしい萌エロフラグの数々をぶち折り、ようやく卒業後にキスとHを同時に達成した夜、ベッドの中で、あの日の告白の真相を告げた。
 
すると彼女「そうだったのかー!男ってバカだな(笑)でも結果オーライ」
 
彼女「で、どうだった?分かった?」
 
俺「何が?」
 
彼女「私が前の日に…ひとりでしてたかどうか」
 
俺「エッチなにおい分かるのは嘘だって言ったじゃん」
 
彼女「多分今と同じにおいしてたと思うよ…」
 
え?え?え?
 
くんくん。終わり。



純愛・恋愛 | 【2016-03-29(Tue) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

チキンな俺が勇気を振り絞った話を聞いて欲しい

であった当時のスペック
俺  高校1年生 高校デビューを目論むも結局虐げられるグループに所属
彼女 高校1年生 第一印象は暴力女 黒髪眼鏡 目付きが悪い。

出会ったのは高校1年生のとき。
俺は微妙に虐められてたんだ。殴られたりってんじゃなくって、無視の類ね。
幼小中高一貫の私立だったし、友達関係とかって入学時点である程度周囲では
出来上がってたみたいで、外部の編入組みはなかなかすぐにはなじめない感じだったんだよね。

ややコミュ障気味で暗黒時代と呼べるような中学時代を終えたんだから
高校からは新しい俺になる! 見たいに張り切ってはいたものの
共通の話題で盛り上がるにしてもやっぱアニメとか漫画の話題。

言い方が悪いかも知れないけど、オタク系でもリア充系オタグループと
非リア充系オタグループに分かれた、その後者に俺は属してたんだ。
というのは、当初は頑張ってリア充系に属そうとした……けど、
そこで待っていたのはパシリとか、弄りというなのからかいばっかだった。

楽しくグループに属してるって感じじゃなくって、なんかそれこそ
ただそこにいる空気みたいな感じでそいつらと友達って感じがまるでしなかった。

実際、楽しいと思えるような会話ができたのは俺が失礼にも非リアみたいに
思っていたほうで、やっぱ俺はこういうグループで女にも縁がないまま
また中学時代と同じような微妙な虐めにあいながら3年間過ごすのかと思ってた。

その頃から、リア充グループから遊びに誘われるようになった。
はっきりいえば新たな虐めで、誘われるけど空気状態。割り勘要員。
会話に参加なんかで気やしない。そのくせ勝手なときだけ友達扱い。
用事があるからと参加を断ると、付き合い悪いな~と集中砲火。
その頃は学校に行くのもいやだった。

かと思えば、明らかな無視。存在の否定。
非リアグループからも微妙に距離を置かれて俺教室で涙目。そんな毎日だったよ。

この頃は結構自殺を考えてました。教師に言いつけるとかそういう考えも
親に言うこともできなかったんだよね。

そこから救ってくれたのが彼女だったんだ。
彼女は中学からの編入でその時も学級委員長だったと思う。
そこそこクラスのまとめ役というか、しきったりもしてた印象がある。
ただ進学組というか、勉強集中型ってイメージで女子の遊んでるグループでもなく
中立っていうか、俺とはそれまで接点全くなかったんだよね。

授業開始前、リア充グループに弄られて涙目だった俺の顔面に衝撃が走ったんだよ。
何が起きたかわからなかったけど、気がついたら床に転がってた。
頬が痛いとか、身体が痛いというか、本当に何が起きたかわからなかった。

 そっち見たら彼女がこぶし震わせて怒った表情でこっち見てた。
教師はたぶん呆然と見てたんじゃないかな。クラスの中も何が起こったのかわかってなかったと思う。
「あんたいじめられてて、何でやり返さないの? 見てていらいらするんだけど!」
なんかこんな感じのこと言われた。

それにすごい理不尽だと思ったけど、どういえばいいのか全くわからなかった。
「あんた男でしょ! 男だったらやり返しなさいよ」
みたいなこと言われたけど、誰に、何を、どうすればいいのかなんか全くわからなかった。

でも、殴った彼女が俺を起こしてくれて、机の上から落ちた教科書やノートとか拾ってくれて。
「殴ったのはごめん」
って謝ってくれた。

でも、彼女は先生に連行されて教室出て行ったんだよね。

それがきっかけだったと思うけど非リアグループ、この言い方だめだな。
その当時の友達は心配してくれて、また話しかけてくれるようになった。

リア充グループも俺を苛めなくなった。逆に、リア充グループの主犯格みたいなやつが
苛められてたと思う。学校も来なくなって、転校していった。

俺はその当時の友達の薦めで鉄道研究部に入部することにした。
うちの学校には漫画研究部とかなくって、あるのは美術部で
オタク系の集まりといえば鉄道研究部だったんだ。

高校1年の頃、彼女との接点とは本当にそれくらい。
話しかけるきっかけもないし、バレンタインだって家族からしかチョコはもらえなかったというか、
1年のときは女子との接点は本当にそれくらいしか記憶にないんだ。

でも、友達とはそこそこオタク話で盛り上がったり、遊びに行ったりそれはそれで
楽しい日々だったと思う。

そして俺は2年になった。
彼女とは同じクラスでそれは3年も同じクラスってことが確定したってことで
それだけでなんとなくいろいろ期待して(妄想)喜んでた。

2年になって、彼女は相変わらず学級委員長だった。
変わったのが、投票で俺が学級副委員長に選ばれたこと。

内心は結構喜んだものの、待っていた現実は漫画やラノベじゃないんだから
事務的なプリントの回収、学級委員会の集まりに参加、報告。
彼女と会話する機会、ほぼ0。もちろん業務的な会話はあったんだけど、それ以上でも
それ以下でもなかったんだ。

人生そんなもんだよなって思ってたし、なんかを期待した俺が馬鹿だったと思ってた。

俺の人生が変わったのは「文化祭実行委員」に俺と彼女がポスター製作担当に選ばれてからだった。
文化祭は秋で、その担当に決まったのは夏休み前。
ポスター制作担当というのは要するに、2−Aはこんな店やってます~ってポスターの
制作なんだけど、実際はあまり客引きって感じじゃなくって、適当にイラストを描くって
だけのものだったんだ。

彼女と二人でポスターの制作について話し合い。

机で向かい合って話し合い。
滅茶苦茶緊張したのは覚えてる。「デザインどうする?」とか
そこそこ会話したはずなのにあまり覚えてない。

ミュシャ風とかどう?みたいな会話はしたのは覚えてる。
とりあえず、デザインを数点持ち寄って考えることになったのも覚えてる。
どこで打ち合わせする?って話の際に「○○くんどこ住んでるの?」
俺は(仮に佐藤としておきます)学校から歩いて通える距離に家があったんだよね。
「んじゃ、佐藤君の家でいいんじゃないの?」
すごいあせったと思う。人生初、女の子が我が家来襲。いや、部屋狭いし汚いしって
言うんだけど、
「じゃぁ、掃除しといてよ」
……こんな感じで、決定してたと思う。

そして人生初、女子のメルアド&電話番号ゲット!!!

そして夏休みに女の子が我が家に来る……! 
両親は二人とも仕事で家にはいない。
でも、家にはばあちゃんもいるし
妹もいる。弟は遊びに行ってる。
とりあえず、ご飯は外に食べに行くとかシミュレーションしながら
前日になってようやく部屋の片付けしたんだよね。エロ系とか
やばいのは押入れに隠したりしたけど、それでも漫画溢れる部屋は雑然としてたんだ。

結局当日になっても綺麗いになったとは言いがたいし、
どこに座ってもらうとか、どこでノート広げんの? とか
全然決まらないうちに電話掛かってきた。
「今、駅ついた。」「え?約束より1時間早くない?」「そうだっけ?」
めちゃあせったけど、駅まで彼女を迎えに行き、家に一番近い喫茶店に入り、
「申し訳ないけど、30分だけ待ってくれないかな……お茶代は払っとくし」
「ん~、いいよ。」
そうお願いして、全速力で家に帰り30分間で片付けました。

他の部屋に押し込みまくったりして、なんとか体裁を整えたんだよね。

そして彼女を家に案内、「お邪魔しま~す」って玄関で彼女の声が響くと、
早速二階に案内しようとしたら
「ご家族は?」「えっと、ばあちゃんと妹がいるだけだから……」
って会談から説明してるのに、彼女はまっすぐ居間ほうに行き、
「こんにちは、お邪魔します」
ってばあちゃんに挨拶してるよ。
そしてばあちゃんもソファーから立ち上がって
「○○(俺の名前)の祖母です――」
そしてなんか和やかな顔で会話が始まってるので、
「上で作業してるから、何かあったら呼んで」
って行って、会話を打ち切って二階へ非難。妹には部屋から出るなって
命令してたので、妹の部屋のドアは閉まってて一安心。

俺の部屋の中に入った彼女の第一声は
「へぇ」
だったよ。そしていきなり本棚を漁る……そして座り込んで読み出すっ!!
「えっと、よかったらそれ貸そうか?」
「荷物になるからいい」
「……」

会話が続きませんorz 漫画読んでるの遮って「作業しようっか」と言えない
俺、超チキン。

「なんか飲み物もってこよっか」
「さっき、喫茶で飲んだからいい」
「……」

ここは俺も漫画を読むべきなのか? 読むべきなのか?って悩んだのは覚えてる。

「いらっしゃいませ~」
その沈黙を破ったのは部屋出るなって言っておいた馬鹿妹。
お盆にお茶乗っけて持ってきたのか……ばあちゃん、俺を呼べよぉ!って思った。

その上、妹は漫画読みふけってる彼女に対して
「ねぇ、お兄ちゃんの同類?」
「同類?」
「オタク?」
「……」

妹、後でぶっ殺す……すごい殺意の波動で溢れてたと思う。

「何でそう思うの?」
「だって、この部屋入って驚いてなかったし」
「驚くものなの?」
「私の友達とかは、なにこれって驚いてたし」
「いいから出てけって」
って妹を再度、部屋から追い出し、家から出ていけと交渉するも暑いからと拒否。

下に行ってろって言うと、エッチなことするんでしょとか言うので、「するか馬鹿と」言って、とりあえず部屋に押し込んだんだ。

部屋に戻っても彼女は変わらず漫画読んでたorz というか、すごい集中して読みふけってた。

そして午前10時ごろから12時まで彼女は漫画をひたすら読みふけってた。
妹が「ご飯できたよ~」って言いにきて下に降りてばあちゃんがゆでたそうめんを
4人で食べて、部屋に戻っても彼女はひたすら漫画を読み続けてた。

ばあちゃんとの会話は、にこにこ笑って聞いてたのに、部屋に戻ると漫画三昧。
仕方がないから俺も漫画読んでた。
部屋に夕日が差し込んでも漫画読んでた。途中でトイレに一度行った以外はひたすら。

そして母親帰ってきた!!! 
え……と、そろそろ時間的に7時なんですけど?
どんな集中力だよ! とか思うものの、そろそろ帰れよとか言えないし、
むしろどういえばいいのかわからないまま、母親に呼び出され
夕飯食べていってもらうかって話になって、ようやく彼女に
「夕飯食べてく?」って聞きに言ったら。
「え? もうこんな時間?」とか、言うんですよ。

「でも、迷惑じゃない?」
「こんにちは、はじめまして○○の母です」
お袋……っ!! なんで部屋に来た!って思った。

彼女は丁寧に俺のお袋に挨拶して、お袋ご飯に誘う、迷惑じゃないですか? 
いいから食べていって? じゃぁ、お言葉に甘えて・・・・・・
え~!! 食べてくの? って思ったけど、彼女は家に電話してた。
そのうち、親父も帰ってきて7人で食卓を囲んだんだ。

親父も彼女に挨拶して、積極的に彼女に学校のこととか話しかけてた。
余計なこというなよ~って念じながら、飯の味が全くしないけど
ご飯とか掻きこんでたと思う。

食事は波乱なく終わり、彼女が洗い物手伝おうと申し出てたけど、座っててとか
お袋、丁重に断ってた。でも、食卓の上の食器は運んでくれてた。

親父に「いい子じゃないか」って何か勘違いしたようなこといわれて、そんなんじゃねーよって
言ったんだよな。
そして、駅まで送る際に、お袋から「荷物になるかもしれないけど……」
となんか土産持たせてた。
「ちゃんと家まで送ってあげなさいね?」
って言われて、時間見たら9時くらいだったと思う。
盛大な家族の見送りに彼女は丁寧に頭下げて、それから駅まで歩いていったんだ。

「今日はごめんね? 漫画ばっかり読んでて……」
「いや、いいよ。あれ面白いよな」
「うん、また続き読んでいい?」
「貸そうか?」
「荷物になるからいい……」
駅までついて、駅に入っていったけど「ここまででいい」「送るよ」
「遠いよ?」「余計に送るって」「帰り遅くなるよ?」「いいよ」
みたいなやり取りの末、電車に乗って並んで座ったんだ。

もうね、すごいどきどきだったよ。
人生初、同級生の女の子と並んで電車座ったんだもの。
徒歩通学だとこういうことってないんだよね。

電車の中で、次の打ち合わせの予定を確認。
彼女は夏期講習や塾とか家庭教師の予定がある時以外ならいいよと言ってくれた。

場所は相変わらず俺の家で、今度はこんなに遅くまでお邪魔しないからって謝ってくれた。
そして、約30分電車に揺られて駅に到着。
「ここまででいいよ」って言われたものの家まで送ると言い張り、一緒に夜道を歩いたんだけど
そこからさらに20分歩いて彼女の家に到着。
「ありがとね」
って言葉に報われて、「気をつけて帰ってね」の言葉に
うれしくなって、これってフラグ? フラグなのか?
って妄想たくましく夜道や電車の中で悶えてたと思う。

経験値低いからか、これだけ女の子と関われたことが嬉しくって
何かここから変わるんじゃないかって本気で期待してた。

しかし……彼女は夏休みの間、何度も我が家を訪れてくれたよ。
でも、肝心の打ち合わせは
「それでいいんじゃない?」
と俺の描いた図案でOKだして、俺はせっせと大きい画用紙に下書きを・・・・・・
そして彼女は漫画をひたすら読む……あれ?

 数回目では俺のベッドで寝転んで漫画を読むとか、おいおい……これは!?
ってなるような無防備さを発揮するわ、ベッドで居眠りとか……誘ってるのか?
誘ってるのか? って俺の心は千路に乱れてました。

 だってね? ベッドで寝てるんだよ? 起きてるか寝てるかの違いはあっても。
俺のにおいがするベッドで寝てる。そこでオナニーしたりするんだよ?
って、俺の中の悪魔と天使がよく喧嘩してたけど、いつも天使が勝利。
スカートをめくるとかかもできず、タオルケット掛けたりしてましたよ。
だって、家にはばあちゃんもいるし、妹とか、弟とかも帰ってくるし。

 昼飯はばあちゃん謹製。夕飯はたまに食べて帰ってた。
でも、まったく何も、進展しませんでした。

マジで漫画を読破するために? って位にひたすら漫画を読む彼女。
でも、後期、色塗りの段階では「なんかしよっか?」
とは言ってくれるものの、「じゃぁ、主線なぞってもらえるかな……」
くらいしかやってもらうことがない!

一度、最寄の画材屋まで買い物に行った際に、マクドナルドで一緒に昼ごはんを食べた
けど、なにを話したか覚えてない! 
そして俺の家に帰ると、彼女はひたすら漫画を読んでた。
でも彼女は借りて帰ったりはしなかった。

理由は「荷物になるから」「もってくるの面倒だし」という。

ポスター完成間近……やばい、もうすぐ完成。完成したらもう彼女が
家に来る理由もなくなる……って焦ってたと思う。
そうだ、デートだ。デートに誘うんだ。
家で会うから漫画に負けるんだとか、そのときは結構真面目にわけのわからんkと
考えてたと思う。

 でも、デートなんかしたことない俺、ギャルゲーなら選択肢あるけど
現実には選択肢がない。……そうだ映画に誘おう。
タダ券があるんだけど、よかったらいかない? よし、完璧だ!
よし、誘うぞ……! って思ったんだけどさ。
これがなかなか難易度が高い。

自分でどう誘ったのかあんまり覚えてないくらいにてんぱってたのは覚えてる。
でも、OK貰った! やったぞ! 俺の勇気はすげぇ!!!
とか、思ってたわけですよ。

映画は某超大作! 前評判も悪くない。これなら外れじゃないだろ……
と、ポップコーンとジュース買って並んで座って……なんかカップルみたいだよな
とか、どきどきしてたよ。
そして映画始まって30分くらいだったかな。
映画は思った以上に面白いし、おれ自身が引き込まれて集中してみてたと思う。
でも、彼女は退屈してないかな? と思ってふと横見たら……

彼女首をこっちに傾けて寝てる!!

ええ~!! そんなにつまらなかった!?って軽いパニック。
そして起こすべきかどうかで悩むものの、起こせないっ!!!
だって、詰らないから寝ちゃったなら……とか、思うとね。
そして、映画終了。彼女まだ寝てる……orz
ここでキス? とか一瞬思ったものの、普通に声かけて起こしました。
「あ、ごめん……私寝ちゃってた?」
「あはは、疲れてたのかな」
「ごめん……」
謝られると、こっちが困ってしまうんだよね。

彼女は何度も謝ってたかな。「ほんとごめん」って。
そして、映画の話を彼女にして、それを彼女がうんうんって頷きながら聞いて……

そして駅で別れたorz

でも、その日メールで、もう一枚タダ券があると装い、後日、再度彼女を誘うことに成功!
映画のチョイスが駄目だったんだなぁと、アクション性の高そうな、超映画評論で
評価の高いのをチョイス!

よぉし、万全だ……と、思ったけど、最初のほうで寝ちゃう彼女orz
「暗くなると眠くなっちゃうんだよね……」
って言われたものの、最初の30分の睡眠で覚醒したため、山場は見逃してなかったようです。
そして映画後、その彼女が見てなかった部分を高騰で説明させられる俺。
彼女に映画は駄目なのかって気がついたのはこのときでした。

そしてポスターは無常にも完成。
「私ほとんど何もしてないね」
全く持ってその通りだけど、でも、一緒にいたからできたものだって
いう感慨もあったかな。

そして、やはり彼女は我が家に来なくなった。
家族から「別れたの?」「お兄ちゃん、女心わかってなさそうだし」
など散々なことを言われまくったけど、話しかけられないんだからしょうがない。

そして季節は夏から冬にぶっ飛びます。
本当に、何もなかったんです。orz

何の話かさっぱりだと思うけど、期末も終わったある日、彼女から電話が来た。

「ねぇ、もちつかない?」
「はい?」
「餅」
「もち?」
「餅」

要するに、彼女の家で餅つきするから来ない? ってお誘いでした。

俺は手土産を購入し、それなりに身だしなみを整えて彼女の家に向かった。
何せ、彼女のご両親との初対面。そしてなんとかもう一度フラグを……
って想いもあったよ。
気分的には天国に上るような感じだったかな。

だが、そこで待っていたのは地獄だった。

餅つきやったことないとわからないだろうけど、

「無くなる爪」
「やけどする手のひら」
「指が元に戻らなくなる!」
「筋肉痛で体中が痛い」

朝の8時から、夜の20時までノンストップ餅つき。
突いたり、餅を返したりって苦行って感じでした。

しかも、彼女がいるから見栄張って……でも、その甲斐あって
彼女のお父さんには気に入られたのか、苛められてたのか
結構フレンドリーに接してもらえました。

家に帰ったときは風呂場で動かない指を元に戻したりしながら、
そういえば彼女と全然会話してねぇ~!って思い出して悶えてました。

ちなみに餅つきに呼ばれた理由は、彼女の兄がコミケに逃亡。
ゆえに男手が足りなくなって、友達いないのか?って聞かれて
俺の顔が浮かんだそうです。

それだけ聞けばすごい喜ばしいんだけど、たんなる労働要員?
って思いつつ、お土産に山ほど餅を頂戴したので、そういうわけでもないのかもしれなかった。

だが、その甲斐あって……初詣に彼女を誘うことに成功したんだよね。
餅つきの話題でお正月どうする? って聞いて予定なかったら……
うん、いいよ~と快諾! YES! くらいには思ってたかな。

そして話はぶっ飛んで3年生。

俺は学級委員長に、そして彼女は風紀委員長になってた。

初詣? 何もなかったと思うし、なに話たか覚えてないですorz

受験シーズン。全くに近いほど会話がない。
デートにも誘えないっ!!

彼女は風紀委員長で学校の制服写真のモデルになったことがあります。
閑話休題、見事に接点が少なくなって話しかけられなくなったのは
受験のこともあるんだけど、何せきっかけがないんですよね。

映画に誘った勇気はどうした! 初詣に誘った勇気はどうした!
って言われると思いますが、映画デートとかで微妙に失敗し、
初詣でも一緒に行っただけで終わってしまい、微妙に心折れてたというか、
誘えば確かに断られこそしてないものの、チキンな俺はまた誘って
迷惑だったらどうしようとか、何もないのに誘っちゃだめだよなとか
自己完結して再びチキン野郎に戻ってました。

夏休み前、体育祭のクラスの旗を作る際に俺は勇気を出した。
今度は布地にイラストを書いていくんだけど、今度は俺のみが担当。

男友達に手伝ってもらうという選択肢に逃げたかった。でも、勇気をだした。
「またクラスの旗作らなきゃいけないし、手伝って貰えないかな? 忙しかったらいいんだけど……」
くらいの断られるだろうな~って諦め70%くらいでお願いしたと思う。
「別にいいけど?」
でも、彼女はあっさり快諾。でも、ポスターのときほどは来れないとのこと。

そりゃ受験生だし、色々用事もあるだろうしそれは仕方ないと思った。
そのときは週1~2くらいのペースで家に来てくれたと思う。

最初の裁縫部分は彼女が家のミシンを使ってさっさと縫ってくれたんだけど、
それ以降はデザインの意匠に関しては、あまり口出しせずに
「いいんじゃない?」
位しか言われた記憶がない。そのときのデザインはなんとなく彼女をイメージした
勝利の女神って感じの女神のイラストなんだけど、裸にするか服を着せるかで
結構悩んだ挙句、全裸でシルエットという形になったんだけど、
彼女は色塗りの一部を手伝ってくれたけど、何も言われず。

似てないって言われれば確かにその通りだし、自意識過剰といえばそうだけど
でも、自分としてはまた彼女が家に来てくれるようになって嬉しいかったし、
何かのきっかけにしたかったのはあった。
でも、受験生だし……と思うと、映画に誘ったりもできなかった。

彼女が家に来るようになって、家族からは無駄にフォローが入ってたのは覚えてる。
彼女が某大学を受験するのを知ったのもある意味、お袋のおかげ。
漫画のようなシチュエーションじゃないけど、
「同じ大学に行くならもっと頑張らなきゃね」
って彼女の前で言われて味噌汁噴きそうになった。
というのは、内心ではよし! そこを目指すぞって思ったものの
偏差値的にそのときの俺ではちょっと無理な大学だというか、かなり頑張らなきゃ
いけないのは自分でわかってた。

彼女は学年で上位の成績、俺は中の中くらい。
それこそ空とぶ蝶にあこがれる芋虫くらいの差はあったと思う。
赤本買ったりして、そこを第一目標に設定して受験勉強をそこそこ頑張ってた……はずorz
まぁさっき落ちたって書いたとおり落っこちましたけどね。

受験で失敗した理由のひとつは、彼女にないとはいえないと思う。
というのは、その頃の自分の性欲の問題だと思うんだけど、好きな女の子が
俺のベッドで寝ころがって漫画を読む。

 そりゃぁ、ティッシュの消費量が増えて、PENじゃなくてPENISを握りますよ。
長時間寝転んでるから彼女の匂いが仄かに残ってるように思うし、
『もし、俺が襲ったら……』という妄想をおかずに何度致したことか。
最低だと思うかも知れないけど、これだけ家に来てもらってて何も進展させられず、
半ば以上に諦めてたっていうのもあると思う。

 今以上の距離を望んじゃだめなんだろうかって諦めも結構あった。

好きな女の子で抜くとかありえないって思うかも知れないけど、
実際のところ、そういうアクションを起こしたいけど起こせない自分に対する
嫌悪感もあったんだと思う。もっと強引に行けば付き合えるんじゃないか?
って思っても、自信が持てない、確証が持てない。

 お袋や妹は生暖かい目で、彼女を彼女認定してるけど、俺は頑なに否定。
だって付き合ってないんだから。

 確かに好意をもたれてるかも?って何度も思ったよ。男の家に来る。ベッドで寝転がる。
これはOKフラグ? とかね。
でも、女の子のことなんかわからないし、そもそも彼女のキャラクターが理解できてなかった。
友達として純粋に信頼してきてくれえるのかも? とか思うと、好意をもたれてるけど
それは友達としてでは……とか、思うとこんがらかっちゃう。

 そしてオナニーという悪循環。受験のプレッシャーもあったと思うと自己弁護。

そして何も進展しないまま夏休み終了orz
文化祭、風紀委員の集合ブース(校内見回り)が鉄道研究部の入り口前に設定される事件が発生。
はい、鉄道研究部は鉄道並べてる裏でアニメの上映会とかやってました。

なので、すさまじく焦りました。え? なにこの嫌がらせ?ってみんな思ったし、俺も思った。
実際、それが彼女の差し金だとは当初思ってなかったものの、
彼女は文化祭の最中ほとんどの時間を鉄道研究部のブース内で過ごし、
置いてあった漫画を読破したり、アニメみたりしてたのは覚えてる。
「ここ空調利いてて凄しやすい……ジュース買ってきて」
お金は二人分渡して俺にぱしらせるのはいいんだけど、他の部員から
どういうことですか? って聞かれまくる。

 そもそも女子になれてない鉄道研究部員は彼女の近くに近寄れない、
話しかけられない。腕に風紀委員って腕章があったのも一因だと思うけど、
どうしていいのかわからないって感じで、それは俺だってわかってなかった。
「邪魔だから出て行ってほしい」
などということもできず、「続き、ここに置いておくね?」と
彼女に漫画を差し出したり、彼女を呼びに来た風紀委員の伝言を伝える役割を全うした。

 おかげで3年の文化際は本当にどこも回ってないんだよねorz

そして、体育祭。
体育祭で3年が使う、鉢巻にはこういう伝統があったんだ。
『モテルやつは女子から「使ってください」と渡される」
『次に評価されるのは「縫ってくれないかな」と女子に頼むやつ(断られるケースもある)』
『駄目な奴評価は自分で縫う、あるいは母親が縫う』

体育祭当日に女子から渡されるかどうかがヒエラルキーを決めるとされてて、
女子は女子で「誰からも頼まれない」というのがある意味のマイナス要素で
それを避けるために人気のある男子に玉砕覚悟で鉢巻を縫う(布代自腹)という
こともあったらしい。

 俺はもちろん、彼女に頼んだ! 彼女に頼みましたとも。
「あの、よかったらこれ縫ってくれないかな……」
「ん? いいよ」
あっさり快諾。しかし、俺はこの後の奴らの所業を許さない。
「あ、じゃぁ、俺も! いい?」
鉄道研究部3年生たちである。学際で多少会話したからというか、
俺が頼んでOK貰ってるのを見て、ずうずうしくも彼女に申し出てるんだよ。
「ん、いいよ」
そしてそれを快諾する彼女orz浮かれる鉄道研究部のメンバーとは対照的に、
ちょっと彼女がそれを断ってくれないかなって思ってた。でも、友達の手前
そんなこともいえなかった。

体育祭の当日、全員分の鉢巻を縫ってくれてました。
そして、それ以降会話が全くありませんでしたorz
「ありがとう」「どういたしまして」
くらいの記憶しかない……他の鉄道研究部の仲間は大喜びしてたし
俺もそんな風に喜ぶべきだったのかとか、色々思ってたかな。

クリスマス? 家族で祝いましたけどなにか?
プレゼントを買って渡すことも考えましたが、誘うのが怖くてできませんでした。
クリスマスにデートに誘うってのはその頃の俺にはハードルが高いというか、
受験生だし、忙しいよねとか、勝手に自己完結して何もできずじまい。

初詣? 誘えませんとも。
センター試験前だもの。実際、そのときの学力だと彼女と同じ大学無理!って
感じだったし、焦りまくってました。でも必死に勉強。一日中焦って勉強、
息抜きにオナニーして脳みそ馬鹿になってた気もする。

そしてセンター試験……orz

バレンタイン……は彼女に
「義理だからお返しいらないから」
ってチョコをいただきました。
舞い上がりすぎて、他の奴にも上げたのかどうか確認できずじまいでしたorz

そして卒業……
彼女は志望校にあっさり合格。俺不合格。滑り止めというか、当初の成績から考えれば
そこそこ中堅大学に合格できたのは彼女を追いかけたからだと思う。

卒業式、これでもう話すこともないのかと思い、某教師と話してる彼女に近づいたんだ。
某教師は20台半ば。山田花子さんに顔が似てる先生で独身で、彼氏ずっといない先生というイメージで
「俺の卒業までに先生に彼氏ができるって賭けてたのにな~ww」
って言った軽口に
「あ、その賭け佐藤くんの勝ちだよ?」
その言葉をきっかけに、いつ結婚するのかとか聴いて、彼女と俺とで一緒に結婚式の
2次会に参加することになった。他の奴にも声をかけますねといいながら、全く声をかけませんでした。
でも、彼女がくるのに他の鉄道研究部のメンツを呼ぶのはなんか邪魔だと思ったのは正直な本心。

結婚式の2次会、浜ちゃんみたいな旦那さんが先生をお姫様抱っこして腰を損傷ww
その印象が強すぎたww 

肝心の彼女とは緊張してあまり会話できずorz
先生に彼氏がいたとか意外だよねとか、見合いだって、ああ、なるほど……
みたいな会話は記憶にあるんだけど、なにか進展したかといえば全く何もなく
またねって別れたけど、そこでぷつっと縁がぶち切れましたorz

そして大学に入学し、俺は漫画研究会というサークルに参加。
思ったよりも(腐った)女子が多いサークルだけど、気楽な感じでなじみやすかったのも
決めた要員。ただし、女子のレベル……なんて俺が言うのは不遜だけど
彼女のほうが綺麗だなぁとか思ってた。たぶん、おしゃべりのテンションが
高いのが駄目だったんだろうか……とか、未練あるけど何もできない典型。それが俺でした。

同年代の女子も3人参加、男子3人の計6名。
なにをするってサークルでもなく、機関紙をたまに出すくらいの
ぬるいサークルで、個人個人は同人誌作ったり色々活動はしてるけどってとこで、
それだけでも、大学凄いな~って思ってた。
そして新歓コンパ。
アルコール厳禁なんだろうけど、普通にお酒のまされてました。
二次会、ぶっちゃけトークとかが開始。ターゲットは1年生。
「この中で童貞の人~」とか「処女の人~」とかそういう類のw
全員が処女&童貞。まぁ、そうですよね~wwって感じではあるんだけどさ。
女友達いる奴~だったかな、そのときに俺は恐る恐る手を上げたら、男子では
俺だけだったんだよね。手を上げてたの。
そこからなぜか俺にターゲット集中。学外、学内? とか、高校時代のクラスメイトで
3年間一緒で……一緒に遊びに行ったりしてました。みたいな話をしたら
「おおwwwww」と歓声が上がってちょと恥ずかしいような、いい気になってたと思う。
「好きなんじゃないの?」って聞かれて、そうですねって答えて、何で告白しないの?
って女子の先輩に聞かれて、同じ大学に合格してたら……って思ってたんですけどねって
言ったら、今からでも遅くないから告っちゃえば? とか言われたんだよね。

そして、その場で電話……orz
俺の周囲にサークルの先輩方が取り囲み、説得という名の脅迫の言葉を繰り返してたと思う。
彼女も大学でいい男見つけてるかもよ? とか、忘れちゃうってとか、なんかそんなの。
そして勢いで電話かけた俺。ワンコール、ツーコール、めちゃ緊張したけど
なかなかでない。時間も夜の9時過ぎてたと思う。
あー、なんか出ないみたいですってきろうと思ったときに彼女が出たんだよな。
「もしもし?」
「久しぶり」
なんか妙にテンション低い相変わらずな彼女の声聞いて、なんか凄いほっとしたようで
緊張してたと思う。でも、周囲のサークルの人たちの存在を忘れてたくらいに彼女に集中してた。
なにを話したかって言うのは、結構あいまいにしか覚えてないけど
「元気?」
「ぼちぼち」
「今大丈夫?」
「大丈夫」
「大学はどう?」
「まぁまぁかな」
「……」
はい、相変わらず会話が続かない。そりゃそうだよね。いきなり電話かけたんだもんね。
そこで外野が「告白」「告白!」みたいに言ってるのに気がつくも無視した。
「えっと、映画のタダ券あるんだけど……見に行かない?」
「いつ?」
「えっと、今度の日曜とかどう?」
「いいよ」
「え?」
「いいよ」
「あ、じゃぁ、時間何時がいいかな」
「何時でもいいよ」
周囲からおおおとか言ってた気もする。でも、OKもらえて、喜んでた自分の内心は
告白すんのか? 告白するのか? ってテンパってたと思う。

電話終了後、デートのOKを貰ったと報告すると、「すげぇ!」とか「なぜ、告白しないんだよ!」
とか写真見せろとか色々言われたけど、あいまいにごまかしてた。

実際、携帯で彼女を撮影したことがないorz

 何でって、撮るきっかけがない……orz

サークルのメンバーに危うくストーキングされそうになったけど、待ち合わせ場所とかは
教えず、無事回避。
よし、告白するぞと映画をチョイスし前売り購入。長い時間を過ごそうと、初回上映のいい場所を
ゲットし、その後の段取りも考えた……

 そしてなぜか、映画館で彼女のお兄さんと遭遇orz
偶然、斜め前の席に彼女の兄と彼女(?)が座ってて、こっちに気がつくというハプニング。
彼女のお兄さんは「なにしてんの?」と彼女に聞き、
「映画見に来てるに決まってる」と彼女はそっけなかった。
正直、映画の内容はハリウッド大作だけあって、そこそこ面白いんだけど
周囲の環境が悪かったというか、彼女は寝てなかったけど、お兄さんの存在が気になって
なんかじっくりは集中できなかったんだ。

映画を見終わると、彼女はお兄さんに声もかけずにさっさと映画館を出て行く、
俺もそれに追随する。そしていきなり
「ねぇ、口直しに別の映画見ない?」
「え?」
映画はしごですか? って思ったけど、彼女に逆らうなど出来ず、
あまり評判のよろしくない某ジブリアニメを見ることに……orz
映画の感想は……あれってどういう意味? とか遅まきながらの昼飯を食べながら
語り合ったのでそこそこ有意義だったと思う。
何より彼女が映画館で全く寝てなかったのが嬉しかったというか、ちょっと意外で
「今日は寝てなかったねw」
とか言ったら
「もう、映画行かない」
って怒ってあわててフォローorz 余計なことを言った記憶がありありとある。、

「これからどうする?」
って彼女に聞かれて、俺のハンドリングは相変わらず暴走気味だった。
えっと、ゆっくり話しができるところ……そうだ
「喫茶店でお茶でも飲まない?」
「今ご飯食べたとこ」
「えっと……じゃぁ本屋でも見に行く?」
「いいよ」
そして大型書店に移動。彼女と並んで雑誌を立ち読み……
いいのかこれで、これがデートと呼べるのか! と情報誌を今頃
必死に読み漁る俺。このときほど自分がオタクで駄目だなぁと思ったことはないんだけど、
デートが疲れるなぁってどこか思ってたのも正直あったけど、どうしたら
喜んで貰えるのかんぁとか思ってたら、彼女に袖を引かれて
「出よ」
って言われて、結構あっさり本屋から出たんだけど、その速度が速くて
怒らせたのかとか思って凄い焦った。小走りに彼女の後を追ったけど、彼女なかなか止まってくれない。
それに顔がなんか不機嫌そうで、自分がなにかしたのかって思った。
「ごめん、どうしたの? あの……」
恐る恐るそう聞いたんだ。

「ちかん」
「え?」
「痴漢」
「え?」
「さっきの本屋で痴漢が……」
「触られたの?」
「うん」

あの時の俺は殺意の波動をまとってたと思う。気がつかなかった自分にも腹立ったけど
彼女に触るとか許せねぇってぶちきれてた。自分がどうとか言う前に、
「どいつ?」って本屋に戻ろうとする俺に
「もういいから」
「よくない」
「私がいいって言ってるからいいんだって」

ふしゅぅ~ってやり場のない怒気を口から吐き出して、
「どうしてもっと早く言ってくれないの。言ってくれたら……」
って言ったら
「言えるわけないでしょ」

そういわれて、俺は謝ったよ。なんか、もう空回りしてるなぁって思ったから。
でも、どういえばよくて、どうすればよかったのかは全然わからなかったよ。

「でも、ありがと」
彼女のその言葉で報われた気はしたけど、でも、どこを触られたんだとか、そっちが少し
気になる自分の中の悪魔をくびり殺したくはなったよ。

それ以前に、痴漢にあったら捕まえそうなイメージがあった彼女が
何もせずに俺に頼ったのも意外だったけど、でも、そういう勝手なイメージは
駄目なんだろうなとか、色々空ろに考えてたと思う。

 そしてもう一軒の大型書店に移動。俺は彼女に痴漢が寄ってきてないかばっかり気になって
本はそっちのけだった。第三者的に見たら俺のほうが確実に不審者に見えてたと思う。
それ以前にそっちはそこまで混雑していなくって、痴漢が近寄るような
雰囲気じゃなかったけど、それでも俺は心配だったと思う。
心配にかこつけて彼女の尻見て、これを痴漢が触ったのかとか思うと、なんか
憤りを凄い感じていたと思う。

そして、夕飯どうしようか? と繁華街を二人で散策し、
「任せるよ」
って彼女に言われて、あーでもないこーでもないと某居酒屋に決定。
「こことかどう?」
「ここでいいよ」
と、あっさり決まってしまったというか……orz
事前に考えとけよって思うけど、どこも入ったことないからさ。

ここまで書いてないけど、基本飲食費は彼女が割り勘を主張し、
伝票をこっちが確保しても必ず1,000円程度、自分が食べたと思しき
金額をこっちに渡してくるんだよね。だから安易に高価な店にもいけないし
「奢るよ」って言っても
「出すからいい」っての押し問答になり、最終的に
「他のお客さんの迷惑になる」
という理由で彼女もお金を払ってくれてたんだよね。

居酒屋で彼女が頼んだのは日本酒。
え? 飲むの? 飲むんですか?
じゃぁとビールを頼んだ俺。そしてコップはなぜか二つ。
彼女にお酌してもらって乾杯。一気に飲み干してしまいましたよ。

お互いの大学の近況を話し合って、時間は過ぎてったよ。
彼女の近況はいまだに入る部活やサークルを考えてるけど、これというのがないとか
アルバイトしようかとか、1年生のときにあらかた単位を取得しておきたいとか、
相変わらず真面目な感じだったかな。
でも、体育会系のマネージャにしつこく誘われてて、どうしようか迷ってるって聞いて、
内心焦った。体育会系のマネージャーになんかなったら、部員に……とか
そういう類の心配だったと思う。

 余計に告白しなきゃ、告白しなきゃと思うがタイミングがつかめない。
というか、タイミングなんかないよね。単純に言うか言わないか。それだけなんだけど
いえないとなったらとことんいえない。それがチキンの俺なんだよね。
お酒の力を借りればいえるのかとぐいぐい飲んだけど、それがまたよくなかったと思う。

 会話の内容をほぼ覚えてないorz
彼女に水を飲まされて、

「酔ってる?」
「酔ってないよ」

酔っ払いは酔ってることを否定する法則は本当です。

会計の記憶も曖昧。ちゃんと払ったとは思うけど確かじゃない。

 気がついたら店出てて、やばい。また終わってしまうって焦ったのはなんとなくの記憶。
「大丈夫?」
「大丈夫だって、ははは」
みたいな妙なテンションというか、少し酔ったというのか、少し外気に当たって
酔いが醒めたのかはわからないけど、なんか焦ってたと思う。
それでも彼女に
「これからどうする?」
そう聞かれて
「二人きりになりたい」
そういえた自分が居たことに今でも驚く。それが悪魔なのか天使なのかはわからないけど。
彼女は「どこ行こうか」って俺の腕を掴んでそういってくれた。
今思えば、酔った俺を支えるためだったような気がするんだけど、
そのときの俺は、これはOKのサインとか思ってた。もうね、なんというか
初接触だったから余計にそう思ってたのかもって思うと顔から火が出そうです。

そして人生初ラブホ街……ネオンのきらめきが綺麗なんだけど、
どこに入ればいいんだ……そんなことを思ってました。もちろんコンドームなんか
持ってませんよ。告白するのが目的でって思ってたから。
でも、そのときはホテルに、ホテルに……ってテンパってたと思う。
そしてなんとなく綺麗そうなホテルに入る。彼女も着いてきてくれる。
どきどきMAXというか、なんか、このときの俺の思考はまともじゃないと思う。
エレベーターの中も終始無言、部屋に入って……ようやくラブホテルに彼女と二人で
入ったと実感。

 血の気が引いた気がする。なんで俺は告白してないのに彼女をラブホテルに
連れ込んでるんだと。

どの程度のパニックかといえば、彼女は嫌がらずに着いてきてくれた! つまりOKなんだよ!
いやいや、俺が無理やり連れ込んで彼女はここがラブホテルだって気が着いてないんじゃ……?
そもそも、告白してないのにラブホテルにいきなり誘うとかそういうことに
慣れてるとか思われたらどうしよう。大学で遊んでるとか思われたらどうしよう。
みたいなわけのわからない自己完結ループの中にいたとは思う。

 そんな俺を尻目に彼女は俺に
「とりあえず座って水飲んだら?」
って水を渡してくれて、彼女自身はは缶コーヒー飲んでた。
俺は椅子に座り、彼女は向かい合うようにベッドに座ってた。
そのベッドに座ってる姿で、俺はなんとも言えない艶かしさを感じてたよ。
ラブホテルのベッドだもの。もう、なんというか、自分の中の悪魔というか
野獣は暴れだしそうだったかもしれないけど、でも、天使も確かに居たんだ。

ちょっと待て、今日痴漢に会ったときの彼女を思い出せって。

 まぁ、黙り込んでただけです。水を貰って、「ありがと」しかいえないまま。

そして長い沈黙。
コミュ障ですね。向かい合ったまま、俺は沈黙。
彼女の視線はずっと俺に向けられてる。

にらんでるようにも見えるし、そうでないようにも思えなくもない。
さぁ、言うぞ。言うぞって思うけど、口が動きません。マジです。

緊張MAX過ぎて吐くというか、身体がぷるぷる震えそうで、襲うとかは全く
その頃は考えてなかったんです。

 告白? この状況でするとか最悪だろ?とか思いながら、俯いて黙ってたとおもう。
「二人きりでなにを話したかったの?」
長い沈黙の末に彼女にそう聞かれても答えられない俺超チキン。
君に告白するつもりでした。
心の中でしか返事が出来ない。口が動かない。
冗談のようでそれが真実。

そして再び長い沈黙。
大学受験だってこんなプレッシャーはなかった。
勇気を出すんだ。勇気を出せっていうけど、身体がすでに心から反逆してる
舌が動かない。拒否。やめておけ、負けるとわかってる戦に参加する気ないよって
言うことを聞いてくれてない。
そもそも、どっちが本音なのか自分でもわからなくなってた。

 そしたら頬を張られた。彼女に。
「男でしょ! なにか言いたいことがあるなら言いなさいよ」
彼女切れてて、余計に小さくなる俺。彼女が怒ってるのは見て取れる。

そんな自分が情けなくって涙が溢れたよ。なんで俺こんな場所にいるんだろとか
何で告白しようなんておもったんだろうっておもってた。
ネガティブスパイラルの真っ只中でタダひたすら内に篭っていました。
許してください。ごめんなさいって心の中で謝ってた。

 でも、彼女は許してくれない。
「あんた私のこと好きなんでしょ?」
そう言われて心臓がはねたよ。そうだけど、肯定していいのか否定したらいいのかも
わからない。馬鹿みたいだとおもうかもしてないけど、彼女に嫌われたくなかった。

俺みたいなのが好意を持ってごめんなさい。
それくらいの卑屈さを持ってたとおもう。
そして相変わらず、口は動かない。本当に動かないんだよ。

「それとも私のこと嫌い? 違うでしょ。嫌いなら誘わないよね?」
その通りです。好きです。嫌いなわけなんかないです。
心の中では雄弁にしゃべれる。でも、口が動かない。怖い、怖い、ただ怖い。
怒られてる。軽蔑された。怖い、いやだ、嫌われたくない。でもどういえばいいのか
わからない。馬鹿みたいだって思うでしょ。
自分でもそう思うけど、そのときの心理は本当にそんな感じ。
自分に自信が持てないんだ。

 そんな俺の胸倉を彼女が掴んだ
「なに? しゃべれないの?」
凄い怖い顔で俺を睨んでた。俺はこくって頷いた。
頷くことだけは何とかできた。
「じゃぁ、肯定なら頷いて。否定なら首を横に振って。わかった?」
俺は頷いた。涙と鼻水流して汚い顔だったと思う。

「私のこと好き?」
……こく

心の中は相変わらず混乱したまま。どういうこと?
これは罠? 罠? でも、目の前にある彼女の顔がそういう
余分な思考に逃げることを許してくれない。
「じゃぁ、ちゃんと言って」
「あ……が……」
「ほら、言えないの?」
ぷんぷん(首横に振る)
「焦らなくていいから」
喉の奥から振り絞るように、勇気というか、魂を絞るように声を出したよ。
「……好きです」
たぶん聞こえないくらいに小さな声だったけど、言えたと思った。言えたって思った。
そしたら泣けてきた。情けないなぁって思うけど、言えたってことだけで胸がいっぱいだった。
「もう一度、ちゃんと言って」
今度はもう少し大きな声で言えたと思う
「好きです」
でも彼女はそう言った俺から少し距離を置いたんだ。

「私のどこが好き?」
え? どこが……どこだろう。顔も好きだし、性格も好き、全部……そうだ
全部だって思った。
「全部……」
「全部って?」
「えっと、顔も、その……性格も」

そこから彼女は色々なことを話してくれた。
ショッキングなこと。色々なこと。俺が知らなかったこと。
俺の知らない彼女について雄弁に語ってくれた。
話したくないだろう話を教えてくれた。自虐的な話だと思った。
でも、嘘をついてるように思えなかった。

「こんな私だけどいいの?」
そう言った彼女は笑ってた。
正直に言えばショックだった。でも、それを聞いてもなお、俺は彼女が好きだった。

俺を振るだけならそんなことを話す必要なんかないのに話してくれた彼女が好きでした。
それが彼女自身の傷だと思ったし、でも彼女自身がそれを俺に見せてくれたことが
どういえばいいのかわからないけど、信用してくれてるんだと思った。
「それでも、やっぱり好きです」

俺はそう言った。そういえた。
彼女の話を聞いたから、余計にはっきりといえたと思う。

ショッキングな内容は、後にもわかると思うので最初に書いておくと
彼女は処女じゃなかった。でも、それは俺にとって些細なことだったんだよ。

そしてそんな俺に彼女はキスしてくれた。
人生初キスです。なんか、もうね。ふわって感じで、現実味がないというか、
彼女とキスしてる?! そのことで色々とぶっ飛んでいた気はします。

そして、俺の顔を猫のように舐める彼女。涙を拭う様に、
鼻水は……凄い、恥ずかしいというか、なんと言うかそこまで舐めなくてもっ!!
って思ったけど、彼女は
「別に汚くないよ」
って言ってくれたけど、冷静に考えるとあまり綺麗じゃないと思う……

それは今だから言えることであって、あの時は自分が夢の中にいるんじゃないかって
思うくらいに地に足が着いていなかった。

「今日はキスまでだからね?」
そういって彼女はまた俺にキスしてくれた。今度は舌が……!? 俺は
一生懸命彼女の舌に自分の舌を絡めたよ。未知の体験というか、未知の感覚に
溺れたといってもいいと思う。彼女の舌が俺の舌と触れて、唾液が……

 腕は気がつくと彼女を抱きしめてた。
その細い体を強く抱きしめてた。初めて抱きしめる身体は本当に小さく、細く
そのまま力を入れたら折れちゃいそうだってよく聞く表現を身をもって体験してた。

 貪る、貪る、ただ抱きしめ、舌を唇を求める怪物に自分がなった気がしていた。
ズボンの下では俺自身がはちきれんばかりに存在を主張してたと思う。
初めて甘露を味わった人間がそれに群がり、貪るって表現をどこかで聴いたけど
まさにそういう感じだったと思う。

 俺は彼女に夢中だったよ。

彼女も俺の首に手を回し、同じように舌を唇を貪ってた。
いやらしい、妖艶、淫ら、でも綺麗だった。
その表情は見たことのない女の顔で……いつも理性的な彼女からは想像できないような
女の顔をしていたように思う。

 潤んだ瞳、上気した頬……それを目の当たりにした自分自身の暴走は止まらなかった。
椅子から立ち上がり、彼女をベッドに押し倒し、再び唇を貪ってた。
「きょ、今日はキスまでなんだから……」
そういいながら、唇を重ねてくる彼女に……俺は強く欲情してた。
服の上から胸をもみしだいていた。
「駄目……」
っていう、彼女の声はか細く、手も抵抗の色を見せず、
俺の体を抱きしめていてくれたんだ。

彼女も暑いと、服を脱ぎ、俺も一緒に服を脱ぎました。
部屋は薄暗く、よく見えなかったけど、でも彼女はキスをねだっていました。
コンドームをつけて、セックスしたのですが……彼女に背中にいっぱい爪痕、
肩に噛み傷をいただきました。
今思えば、前戯ほぼなし、クンニもしてない。でも、入れる前は彼女のそこは
結構濡れてたように思います。

 でも、彼女は涙目で痛みにこらえてるようでした。でも、
『気にしなくていいから、気持ちよくなって…」
そういわれるものの、肩や背中の痛みでなかなかいけない。焦る。焦る。
おかしい、オナニーだともうとっくに射精してるはずだし、気持ちいいのは気持ちいいのに
なぜいけないんだって焦りまくってました。

そのうちに、キスしながら動くと彼女が大きく反応するので
キスしたまま腰を動かしていたんですが……

ぴき

お尻の筋肉に痛みが走りました。攣ってしましました。
そんなところが攣るのははじめての経験で、痛みに腰の動きを
中断せざるを得ず、
「どうしたの?」
って彼女に心配され、情けなくも
「ごめん……攣ったみたい」
そんな情けない俺の体を彼女は気遣ってくれました。

痛みと情けなさと申し訳なさで、もうどうしていいのかわからなくなってて、
そんな俺に
「舐めてあげよっか?」
そういわれて、その、喜んだ自分がいました。

初めてのフェラチオ。というか、彼女に自分の汚いチンポを舐めてもらうという
なんともいえない背徳感に心の中では高ぶっていました。

69という相互で舐める姿勢を本当は希望したかったものの、
寝そべって彼女が俺の下半身に移動して……指で弄るのですが、
どういえばわからないけど、本当に気持ちいいんです。

例えるなら猫がぺろぺろ舐めるようなそんな刺激(舐めさせたことないです)
でも、彼女が舐めてると思うと、余計に感じてしまう。声が漏れる感じで
セックスとはまた別種の刺激だし、オナニーとはまた違う、第3の刺激って感じでした。

 でも、途中で気がついたのは舐めてる彼女が見たい。
でも、首を上げ続けるのはつらい、でも、動くと彼女に
「動かないで」って言われる。そうか、立った状態じゃないと見えないんだ。
とか、気がついたものの、動くことも出来ず、その刺激に腰がびくんびくんと動いていました。

やがて咥えられて、そこを吸われると魂までもそこから抜けるような感覚。
体中からそこに何かが溢れこんでいくようになって、そして射精。
ありえない刺激、気持ちいいってこういうことだったのかって気がつくくらいに気持ちいい。
オナニーの射精とは違いすぎる刺激。
オナニーとはなんだったのか? っておもうような快楽。
そりゃ、世の中の人は女の子に舐めてもらいたがるよねって理解できるような気持ちよさ。

そして何より驚いたのは、彼女が俺のそれを飲んだこと。
え? エロ漫画じゃないんだから飲むなんて……って思ってた。
汚いよって思ったけど、彼女は
「ん? 美味しかったよ?」
え? 美味しくないでしょって唖然とする、俺に口の中から少し
おすそ分けしてくれたけど、正直美味しくなかったです。自分の精液はorz

一緒に並んで寝てると、彼女がもぞもぞ動いてて、どうしたの?って聞いたら
オナニーしてたorz
気持ちよくさせられなくってごめんなさいって気持ちでいっぱいでした。
でも、彼女に
「手伝って」
そういわれて、頑張って手伝いました。彼女に言われるがまま、乳首を舐め、
あそこに指をいれ、指でゆっくりかき回し、キスして……そうすると彼女は
びくびくって震えて、行ったの? って思いましたけど、聞けませんでした。

でも、彼女が気持ちよさそうにしてると再度あそこがむくむく起き上がり、
「もう一度したい」と勇気を振りしぼったところ、彼女が上になって動いてくれました。
騎上位という体位なのですが、凄く気持ちよかったです。
何より彼女の姿がよく見えて、凄くそれが綺麗でエッチで……

騎乗位から彼女は肌を合わせる様に身体を合わせながら腰を動かし、
キスを求めてきました。
「身体が離れるとさびしい」
そういって、上になったまま、腰を動かしたり、キスしたり
俺の身体を猫のように舐めたり、ひょっとしたら身体を見られるのが恥ずかしかったの
かもしれないですが、わりと密着した状態で腰を動かしていたように思います。

擦り付けるように、出し入れしたり擦ったり……その動きは気持ちよく、
彼女のその肢体は綺麗で、可愛くて、なんともいえませんでした。
俺の両手は彼女のお尻を掴んで腰は彼女の動きに合わせて動いていました。
加減がわからないまま、ただがむしゃらだったと思う。
彼女に気持ちよくなって欲しいっていう思いも確かにあったはずなのに
どこかでは彼女を蹂躙したいという暗い思いもあったと思います。

「後ろから入れていい?」
そう聞いたのはそういう『犯したい』という衝動からかもしれません。
エッチな意味で、俺は彼女のお尻が好きでした。
だから、そうお願いしました。
「いいよ」
彼女はそういって、俺にお尻を向けて四つんばいになってくれました。
その姿は猫のようで、とても綺麗で、そしていやらしく、可愛い姿でした。

バックから彼女の中に入ると、それはまた違う感覚でした。
犯してる、征服している、そういう気分に染まっていたように思います。

最初はゆっくりと出し入れし、奥まで入れきると彼女がうごめく、声が漏れる。
その空気、隠微さ、それこそピンク色の靄が視界を覆いつくしていたかもしれないくらいに
いやらしく、俺はその空気に飲み込まれていたと思う。
腰を掴んでただ奥へと腰を打ち付ける獣。彼女のことを考えていなかったと思う。
犯してる、そして彼女が喘ぐ度に暗い喜びに支配されてた気がする。
彼女が四つんばいを維持できず、前かがみに身体を崩しても俺はただ
腰を深く打ち付けていました。

「キスして欲しい」
彼女がそういって、ゆっくり振り返って泣きそうな表情で俺を見ていました。
そこで、俺は自分から舌を伸ばしてキスをしました。
でも、彼女はそれこそ貪るように、寂しかったという感情を溢れさせるようにキスしてきました。
「顔が見えないのは……いや」
そういわれて、ようやく自分が自分勝手なセックスをしていたってようやく気がつきました。

一度、抜き、再び正常位の姿勢で彼女の中に埋没すると、
彼女は俺を離すまいとするように、腕を絡め、舌を絡め、抱きつき、
足を絡ませて、俺のを奥へと導いていきました。
「もっと奥まで……」
その彼女の求めに応じるように、舌を絡め、彼女を押さえつけるように抱きしめ、
腰を動かし続けました。奥のほう、何かに当たってるような感覚のあるそこを
ひたすら打ち付けていました。足をまた攣るかも知れないという恐怖はありましたが、
彼女が俺の背中に傷を新たに追加し、声を我慢するように肩口に噛み付く痛みと同時に
振るえ、痙攣した姿に俺はどうしようもないくらい興奮していました。

 いやらしさ、いとおしさ、気持ちよさ、征服感、何だかわからない感情の奔流に
流されるように俺は射精していました。
それははじめての経験で、汗が滝のように溢れ、喉の奥から肺が新鮮な空気を求めて
荒い呼吸を繰り返し、100mを全力で走ったよりも疲れていたかもしれないのに、
なにかすがすがしいというか、彼女で射精したっていう実感、セックスしたんだって
幸福な気持ちがあったように思います。

 あのときの感情、感覚は説明しにくいですけど、達成感のようなものがあったように思います。

「気持ちよかった?」
荒い吐息を吐き出し続ける俺の額をシーツで拭きながら彼女はそう聞いてきました。
こくんと、頷き、息を整えてから
「凄い、気持ちよかったです」
そういうと、彼女は微笑んで、
「よかった……」
そういって俺を抱きしめてくれました。それが凄く幸せでどういえばいいのっかわからないくらい
満たされて、彼女の体温を感じて、ただこれが夢でないことを願うしかできませんでした。。
今思うと、ちゃんと抜いてゴムを処分しなきゃいけないんですけど、彼女が
「もう少し、このままでいて欲しい……」
そういうので、つながったまま抱き合って、何も喋らずにただ抱き合っていました。

「あの、気持ちよかったですか?」
俺は不安げにそう聞いてました。自分ばっかり気持ちよくなってた申し訳なさがあったから。
でも、彼女は不満そうに
「気持ちよくなかったと思う?」
「あの、それがわからなかったので……」
そういう俺に抱きつき、耳元で
「凄い気持ちよかった」
そういってくれた彼女が本当に愛おしくって、抱き合ってまたキスして、
ゆっくりと意識がなくなるまで抱き合っていました。

そして翌朝、俺が気がついたときには彼女は起きていました。
既に服を着て、シャワーも浴びてたのかきちんと整った様子で椅子に座って
小さい音量でテレビを眺めていました。
「おはよ」
その彼女の言葉に、あれが夢じゃなくって本当に彼女としたんだという実感がわいてきて、
なにをでも、言えばいいのかわからず、口ごもる俺に
「とりあえずシャワー浴びて目を覚ましてきたら? もうすぐ6時だし」
テレビではアンパンマンが絶賛放映中で、彼女はそれを見ていたの? って
思いながらも、急いで風呂に行きシャワーを浴びたら冷水で目が覚め、
あわてて温度を調節して身体を綺麗に洗いながらも、まだ昨日のことが
夢だったんじゃないかとか思って頬を叩いたり抓ったりしていましたけど、
夢ではなく、さらにテンパってました。

 シャワーを浴び終わって気がついたこと。俺の服が彼女によって
綺麗に畳まれていた事。昨夜脱ぎ散らかしたままだったのが綺麗にたたまれていて、
それがうれしくって、でも、身体を彼女に見られるのが恥ずかしくって背中を向けてパンツ
(トランクス)を履いたりしていました。

「そろそろ出よっか」
そういう彼女に促されて、部屋を出る前に自動清算機械が立ちはだかりました。
えっと、会計……と案内に促されるまま操作すると……え?

2万6、000円

え? そんなに高いの? あわてて財布を見ると1万8、000円しかないです。
どうする? どうする? 凄いパニックになりました。
そりゃ最初に部屋の値段とか見てたら……というか、見てなかったことを思い出して焦りました。
「どうしたの?」
彼女が会計の値段を見て、すっと2万円出してくれました。
それを遠慮しようとしたのですが、
「いいから早くでよ?」
そういわれ、彼女から1万円だけ受け取り会計を済ませまラブホテルを出ましたorz
ホテル外の外はまだ明るくなく、薄暗さの中でも歩いてる人がいて、ようやく日常に
戻った気がしましたけど、ホテルでの失態がずーんとのしかかって、なんともいえない気分でした。
ちゃんともっと彼女のことを見てなきゃいけないのに、内面に篭って失敗を後悔ばかり
していたと思う。

「喫茶店でいい?」
そう彼女に促されてようやく、彼女の存在に意識が戻っていったのですが、
彼女の表情は相変わらずで、それこそ何事もなかったかのようにいつもどおりで、
こっちは色々な感情や思いが渦巻いてて、それこそまともに彼女の顔が見られない状態でした。
喫茶店に入り、モーニングのセットを注文。
「今日の予定は?」
そう彼女に言われて、え? 今日もデート……ですか? って焦りました。
月曜日です。大学です。でも、ここは大学<彼女だろって思ってたので、特に用事はないよって
そう言ったんだけど、
「私は9時半から最初の講義なんだよね……」
冷静に考えなくても、彼女のほうはどうなの?って配慮ができるくらいには頭は醒めていたと思うのに
そのことにまで頭が回ってなくってまたパニックになってた。

「あ、そうなんだ……」
なんかそういう切り替えしというか、受け答えしかできない自分。
いまさら、自分も今日は講義あるんだよねとも言えないorz

「それで3時くらいには終わると思うから、また連絡していい?」
「え、あ、もちろん」
「よかった、んじゃ、どこで待ち合わせる?」
でも、彼女が親しげにそういってくれることで嬉しさはあったものの、
そういや告白してない? でも、これは付き合ってる状態? いや、どうなんだ?
そう思うものの、確認できない。聞けません。ここまでやっていまさらなにを?
よし、やり直しだ。ちゃんと告白するぞ! 気合を入れなおしてたと思う。
そして、俺は彼女と別れた後、某百貨店に行き、財布の中身が空っぽなことに気がついたorz

その時、彼女に指輪を買ってプレゼントして、改めて告白しよう!
そんなことを考えてました。今思うと、洒落にならない馬鹿だとしか思えないけど
でも、このときの俺は真剣そのものでした。

そもそも百貨店の空く時間まで数時間、銀行はもうじき開く、いったん家に帰る?
大学に行く? とか色々迷った挙句、コンビニで立ち読みを試みるけど、
都市部のコンビニは立ち読みできないorz ATMで3万円を確保したのち、
1万円は彼女に返すと決め、百貨店が開くのをひたすら待ちました。

そして10時だったかな。開いたと同時に百貨店に侵入。
いらっしゃいませと店員に声を掛けられながら、1階の装飾品売り場を眺めると……
桁が違うんですけど? って値段ばっかり。
00、000が5個とかもうね、え?そんなに高いのってブランドのコーナーを見て、
さすがにそれは無理だと、値段帯の比較的安い売り場に移動。
でも、高い。何で? 指輪って1万円暗いじゃないの? とかパニック。

店員さんに声を掛けられ挙動不審のまま逃げる俺。
どう見ても不審人物です。

そしてようやく1万円くらいの売り場を発見。なんだあるんじゃないかと
安心したものの、なにをどう選べばいいのかの基準がさっぱりわからない。
値段で決めていいのか? デザイン? うーん、全くわからない。
軽く1時間は睨めっこしていたと思う。
何度も店員さんに声を掛けられ逃げる俺orz

よし、これだ、これにしよう! そう決めたのはたぶん12時位。
店員さんにこれくださいといった際に、「指のサイズは何号でしょうか?」
みたいなことを聞かれてパニック。なに? それ……
「たぶん、これ位だと……」
「あの、それではちょっと……」
そうですよね。俺が指で輪を作ったってわかりませんよね。
そして指輪を断念した俺。みなさんどうやって買ってるんですか?
って聞いたけど、相手の方を一緒に連れてこられるとか、事前に調べたり……
そんなの聞いたことないんですけどって思いながら、別の装飾品を探すと、
親切な店員さんが声を掛けてくれたんだよね。
「プレゼントにお考えですか?」
「えっと、そうですね。その、まぁ、そういう感じで」
「その方は普段どういうアクセサリーをつけておられますか?」
「え?」
「たとえば、金属アレルギーとかある方だと、シルバーとかよりかは……」
あれ? そういうのってどうだっけ? というか、なにその金属アレルギーって……
みたいな冷や汗出てたと思う。

そもそも彼女がアクセサリーなんかつけてるの見たことないんだよね。
そうか、そうなのか……と、装飾品売り場を後にして、マクドナルドで昼食を
取りながら携帯見たら彼女からメール。
「今、お昼中」
そんな可愛いメールだったと思う。
こっちもお昼ご飯中ってメールを返しただけで、さっきまでの泥沼地獄から
開放された気になってた。慣れない事はするもんじゃないとか、
カッコウつけようとしても駄目だよなって。

 でも、まだ頭の中では彼女が喜ぶプレゼントのことを考えてた。
花束? とか考え、花屋に移動し、花と睨めっこ。
鉢植え? でも、花束だよね。バラの花束? でも、花束ってどうなんだろ?
とか、なんで今思えばそんなにプレゼントに固執してたのかはわからないけど、
あの時は何かを贈って告白って強迫観念にとらわれていたと思う。

その頃は、告白はロマンチックにしなきゃいけないってどこかで思ってたと思う。
ドラマや漫画、ラノベの見すぎなんだろうね。
ロマンチックな告白、そもそもなんていうんだろ。
付き合って欲しい、付き合ってください。彼女になってください……
どこでどんな雰囲気で言えばいいんだろう……
それが全くわかってなかった。本屋でそういう雑誌を漁るも気がつけば
待ち合わせの時刻の15分前。何も体勢も整ってないし、プレゼントも買えてない、
なんて告白するかも決まってない。でも、行かなきゃ待たせてしまうって焦って待ち合わせ場所に
移動。案の定彼女を待たせていました。
でも、彼女はにこやかな顔で、
「じゃぁ、どこ行こうか」
ってそういって歩き始めました。

特に当てもなく歩いて、某有名大型雑貨店に到着。
ここなら色々なものがあるなぁと思いつつ店内を見ると、そこには指輪を売ってるお店が……
彼女がちらっとそっちを見たので、
「見る?」
「見るだけね?」
そういって二人で指輪売り場を見ることに。カップル? カップルみたいだよなとか、
もう付き合ってるみたいだよなぁとか凄い感慨深かったんですよね。
そしてそこに女の店員さんが(百貨店も女性店員さんでした)来て、
「何かお探しですか?」
「いえ、見てるだけなんですけど、これ可愛いですね」
「これは……」
店員さん、スマイルしながら営業にやってきて、俺の緊張度MAXでした。

「あのお二人はカップルさんでいらっしゃいますか?」
店員さんにそういう趣旨のことを聞かれて、彼女は「ん……」
と俺の顔をちらっと見たんだ。
「はい、昨日から付き合うことになって……」
はい、俺フライングーというか、暴走してたと思う。いいのか?
告白してないのにそんなこといって……でも、違うとは言いたくないし、
でも、そんなフォローするように
「ですね、昨日からの付き合いで……」
「まぁ、そうなんですか。おめでとうございます」
「ありがとうございます」
そうにこやかに返してたのは彼女で、俺は呆然としてました。
これは付き合ってることに? そうなのかってひゃっほーって飛び上がる気持ちを抑えてました。
でも、店員さんは
「じゃぁ、お付き合いの記念に…ですか? いいですね~」
「ん~、どうなのかな?」
そうこっちをちらっと見る彼女に
「そうですね」
そう、店員さんに俺は言い切りました。

そして俺はペアリングを購入。素材はシルバー。
お値段26、000円。
お財布の中が再び寂しくなったものの、でも、早速それを彼女の指と俺の指輪に通してもらうと
なんとも言えない、付き合ってるんだってそういう証のような、でも、ちゃんと言えてないけど……
言わなきゃ駄目だよなって決意が強くなってたと思う。
このお買い物に関しては彼女は、
「ありがと 大切にするね」
そういって、指輪を眺めたり、ニコニコ笑ったりうれしそうで、贈って本当に
よかったなぁって思ってた。

そしてそこを出て俺は告白した。ありったけの勇気を振り絞って。

「あの、遊びのつもりとかないから。その、ちゃんと責任取るから」
「え?」

突然なに言い出すんだと思われたとは思う。

「ちゃ、ちゃんとご両親に挨拶もして、その、け、結婚したいって、その……」
「え、あ、うん」
「だから、その、ちゃんと告白してなかったから。あの、好きです。付き合ってください」
「え? 付き合ってなかったの?」
「そうじゃなくて、そのちゃんと告白」
「昨日好きって言ってくれたあれは告白じゃなかったの?」
「え? あ、そうじゃなくって、そのちゃんと」
「ちゃんと聞こえてたから、安心して」

彼女の凄い呆れ顔というか、笑ってるような困ってるような顔に
凄い恥ずかしいというか、俺なにやってんだろうなって思ったけど

「あの、じゃぁ、俺彼氏になったのかな?」
「昨日からそうでしょ」

そういわれて、また泣き出して、
「もう、泣き虫なんだから」
って彼女に涙拭かれて……全く情けないなぁって自分でも思います。

「彼氏なんだからしっかりしてよね」

そういわれて、なんか急にほっとして涙が出たけど回復も早かったと思う。

「あの……」
「なに?」
「その、手を繋ぎたいけどいい?」
言いたくて言えなかったことを言いました。

彼女は笑って、俺の手を取って、
「これでいい?」
そんな風に何事もなかったように俺の手を取ってくれました。
そして手をつないで喫茶店でお茶して、他愛のない会話をして別れました。

その帰りに彼女に言いました
「キスしたいけど、いい?」
「ん、いいよ」
そう彼女の許可を貰い、キスして別れた帰りの電車でそのときのことを思い出して
「うっしゃっ!!」
と叫んだ怪しい人間は私です。

エピローグじゃないですが、家に帰って即効妹に指輪を発見され、お袋にちくられ
家族に彼女と付き合うことが露見しました。
しかもお袋には泣かれる始末。親父が帰ってきて、親父に
「赤飯炊け、赤飯!」
って言われるまでもなく夕飯は赤飯。その上無断外泊の件もお咎めなし。

ちゃんと彼女のご両親に挨拶しようかだとか、家に連れてきなさいとか、
親父から資金援助の申し出もあり、母親からはちゃんとしないと駄目だとか
なんか、そんなに息子に彼女ができたのがうれしいのかというか、
なんというか、凄まじいまでに居づらい空間でした。

妹は、お姉ちゃんって呼んだほうがいいとかたわけたことを言っていました。
そして、部屋に戻り彼女とラブメールを送り、家族に指輪が見つかったことを
報告したら、彼女も母親には報告したらしいと返信が来て少し焦る。

 挨拶に行ったほうがいい? とメールすると、別にいいとの回答に安心したけど、
なんか、むず痒いというか、彼女のお父さんに知れたら、どうなのかなとか、
色々な不安とかもあったと思う。でも、そういうメールを重ねていくうちに
付き合ってるんだなって実感が出てきたような気がする。

名前どう呼んだらいいのかな? というやり取りで、
「呼び捨てでいいよ?」って彼女が言うので、呼び捨てにしてたら
それを聞いてた(電話での会話中)うちの両親激怒。

「呼び捨てにしないで、ちゃんと~さんって呼びなさい」
と駄目だし。そして結局「~さん」が定着。

彼女のほうからは、最初は「~さん」「~くん」と言われ、
二人きりのときは呼び捨て、他の人がいるときは「~くん」
親の前では「~さん」ときっちり使い分け。

それこそ、微妙にキャラクターも違う感じなのが凄いと思う。

オチ、というわけじゃないけど大学卒業と同時に彼女と結婚予定です。
別にできちゃったわけじゃないです。
でも、ご両親への報告は、凄く緊張したものの、
「できたのか?」
って聞かれて、大慌てしましたけど、思っていた以上に和やかに終わりました。

 うちの両親は「こんなので本当にいいんですか?」と何度も彼女に聞く始末。
彼女は笑ってたけど、でも、俺もたまにこんなのでいいの? って思うことがあります。

彼女と一緒に婚約指輪を購入に行きました。
シルバーからプラチナにランクアップ。
両親から資金援助と購入店舗まで紹介してもらってなので情けなさは
あるものの、それでもちゃんと働いてそのお金は返す予定だったりします。
式自体は身内のみで行う予定だったりします。

ちょっと書いてて指が震えますけど、なんというか、
改めて彼女との軌跡を思い出してみると、本当によく結婚できたなぁって
思えてきます。
それに、こういう話を披露宴で赤裸々にも語れないので、こういう場所だけど
書いてみようと思った次第です。

 書けてないこと、十分に思い出せないこと、あのときの初心、昔の記憶、
段々劣化していくようで綺麗な思い出はより鮮明に、つらかった思い出は
風化しようとしているんだなぁと思うんですけど、でも、ひとついえるのは
彼女に出会えてよかったということ。

 自分なりの勇気しか振り絞れてないけど、でも、それでも自分ができる
精一杯の結果、今があると思うと、チキンな俺だけど勇気を振り絞ってよかったと思ってます。


先生・生徒・禁断 | 【2016-03-29(Tue) 16:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

辛い時に思い出すと、あの時よりは辛くないと頑張れる1

これは僕が大学生だった頃のお話です。
自画自賛という訳ではありませんが
僕はイケメンです。勉強も良くできました。
しかし、僕がそれまでの人生、
幸せだったかというと、全くそんなことはありません。
なぜなら、僕は高校までの間、虐めにあっていたからです。
それはもう酷い虐めでした。

しかし、そんな僕にも大学では友達ができました。
入学式で、たまたま隣の席だった群馬出身のA君
語学の席が隣だった茨城出身のH君などです。
僕の傷ついた心は、彼らによって癒されていき、
GWが明ける頃には笑顔で他人と話せるようになり、
そして、夏休みになる頃には、彼女ができました。

これから語るお話は、その彼女、優佳についてのお話です。
優佳との出会いは、まるで漫画のようでした。

4月に行われた親睦会は立食形式でした。
A君、H君が別の人達と話していたため、
一人でぼうっと突っ立ていると、非常に可愛いい子が声を掛けてくれました。
僕は、何を話して良いやら分からなかったので
「は、はじめまして、」と挨拶しました。
「はじめましてじゃ、ないですよぉ。忘れちゃいました?」
「え?」
僕は女の子の顔をまじまじと見ました。

黒目がちな目は大きすぎず、唇も厚すぎず知的で上品な雰囲気
少し童顔ながら整った顔立ち。

「あ!」少ししてピンときました。

メイクをきちんとしていたので、以前と雰囲気が全く違ったため気づきませんでしたが、
肩まである真っ直ぐな黒髪と色白な肌が、とても印象的だったため、ようやく思い出すことができました。

彼女と初めて会ったのは受験の当日でした。
僕は、地下鉄の出口付近でキョロキョロしている彼女、優佳に声を掛けられました。
「あのぉ、すみません、道を教えてください。○○大学の戸山キャンパスへ行きたいのですが・・・」
彼女は青森から出てきて、受験前日に新宿のホテルに1泊したのですが、
地下鉄の出口を間違えてしまって、他の受験生も居なくてキョドってしまったようでした。

僕は地元出身で、たまたま、その出口が自宅から受験会場までの通り道だったのですが、
僕の受験会場は、彼女とは別のキャンパスでした。
僕は腕時計を見ました。『戸山キャンパスまで行っても間に合うかな』

「戸山キャンパスは、少し方向が違います。僕も受験生ですので、良かったら途中まで一緒に行きますよ。」

彼女は飛びっきりの可愛い笑顔で『ありがとうございます』と頷きました。

歩きながら、彼女が青森出身であること、僕と同じ学部が第一志望であることなどを話しました。
少し歩くと受験生達の波に合流できたので、僕の受験会場は違うキャンパスだからと言って彼女と別れました。
別れ際、彼女は「え?違うキャンパスだったのですか?そんなぁ、どうして言ってくれなかったのですかぁ?」と
少し騒いで、周囲の人達にジロっと見られたので、僕は慌てて「じゃあ、頑張りましょう」と言って逃げるように立ち去りました。

そんな出来事があって、二人とも無事に合格して4月に再会を果たしたわけです。

優佳と付き合うまでの間には、優佳に数人の男が言い寄ったり、
僕の方も、入ったサークルで3年の先輩に言い寄られたりなど、紆余曲折があって
結局、優佳から告白される形で、交際がスタートしました。

優佳は地方出身者特有のお洒落さがなく、地味な恰好を好む傾向がありました。
その当時も現在と同じように、丈の短いショートパンツが流行っていましたが、
優佳は恥ずかしがり屋なのか、足をモロに露出するようなショートパンツを履くのは嫌だったらしく
他の女子大生とは違って、いつも膝丈くらいのスカートかズボンを履いていました。

しかし、ある時、何度目のデートだったか覚えていませんが、
優佳は、ライトブラウンのショートパンツを履いてきました。
太ももの上の方までが完全に露出する短いものでした。
現在のようにレギンスが流行っていなかったので、白い綺麗な脚が眩しく
黒のシャツとの組み合わせも良く似合っていて
僕は見惚れてしまい「今日の服、とてもいいね。」なんて言ってしまいました。
優佳は「勇気を振り絞っちゃった」なんて言って照れてました。

恵比寿周辺を散策して楽しい時間を過ごしましたが、広尾の方まで足を伸ばしたのがいけませんでした。

あいつらに出会ってしまったのです。高校時代、僕を虐め抜いた村松と高野達です。
頭の悪い奴らではないのですが、高校生でありながら、箱と称してクラブのような場所に出入りしては酒を飲んでいるような者達でした。

彼らは僕を見つけると当然のように、近寄ってきました。
奴らを前にすると、僕はトラウマから蛇に睨まれた蛙になってしまいます。
まだ16時くらいだというのに飲みに行こうと誘われました。
もちろん優佳も一緒にです。
会った時から、優佳を舐めるように見ていることにも気づいていました。
それでも僕は断れず、優佳に「どうする?」と尋ねて、選択を優佳に委ねてしまいました。
優佳は僕の様子がおかしいことに気付いたのでしょう、「少しだけなら」と了承しました。

そして
渋谷の外れにある高校時代の同級生がバイトをしているというバーに連れていかれました。

着いて早々に「あれやってよw」と言われ、高校時代にやらされたことがある瓶ビール一気飲みをやりました。
優佳と何処で知り合ったかなど、どうでも良いことを話しながら、優佳も僕もカクテルなどを飲まされました。
話が途切れると、再度「あれやってよw」と言われ、ビール瓶に手を伸ばすと「違う」と言われました。

僕はウィスキーの角瓶を口に咥えながら、横目で優佳を見ました。
不安そうな顔をする優佳に、村松が「こいつ、酒、めっちゃ強いんだよ」と言っているのを聞いた所で
吐き気に耐えられなくなりトイレに駆け込みました。
どれくらいの時間、トイレに籠っていたのか分かりませんが
戻ってきた僕の目に飛び込んできたものは、
僕の正気を失わせる程のものでした。

あのライトブラウンのショートパンツ。
優佳のショートパンツの隙間に
村松の手が潜り込んで、モゾモゾと動いていました。
(つづく)



純愛・恋愛 | 【2016-03-29(Tue) 12:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

萌ちゃん 6







中1の夏休み。
萌ちゃんが家に遊びに来てと言うので行ってみた。
電話で鼻息が荒い時は萌ちゃんがだいたいエッチなこと考えている時だった。

「いらっしゃーい。」
萌ちゃんがうれしそうに僕を部屋の中に招いた。

「どうしたの?急に。」
「うん、パパもママも出かけたから呼んだの。」

「またエッチなこと考えてんの?」
「え?何でわかるのー?」

「だって他にないじゃん。」
「他にないって...そんなことないと思うけどなあ。」

「今日は何?」
「これ見ようかなと思って。」

「それ何?」
「エッチなビデオ。」

萌ちゃんの手にはVHSのビデオがあった。
もうDVDが主流だったがビデオがまだ少し残っていた頃。

「恥かしいからカーテン閉めるね。」
萌ちゃんの部屋にはビデオとテレビの一体型のがあって、それにビデオをセットした。
かなり古そうな装置だったが、ビデオが再生された。

「そのビデオ萌ちゃんの?」
「ううん、パパの部屋から見つけちゃった。」

「あ、前にキスした時に言ってたパパの変なやつってそれ?」
「うん、パパがいない時にずっと探してたんだけど見つからなくて。」

「どこにあったの?」
「クローゼットの中だった。隠し場所変えたみたい。」

「よく見つけるなあ。で、それ見るの?」
「うん、いっしょに見よ。最初まで巻き戻さなきゃ。」

僕と萌ちゃんは床に並んで腰をおろした。
ふたり仲良く体育座りでビデオ鑑賞を始めた。

巻き戻しが終ると部屋の中がシーンとなった。
外からセミの鳴く声が聞こえてくる。

タイトルのようなものが映ったあと、キレイな女性が部屋に入ってきた。
何かインタビューを受けている。
「経験人数は?」 とか 「ひとりでいる時は何してんの?」 とか聞いている。
全然面白くない。

「萌ちゃん、早送りしようよ。」
萌ちゃんは目をギラギラさせて無言で見入っている。僕の言葉が聞こえていないようだ。
僕も仕方ないのでそのまま画面を見た。

やがてやたら筋肉質の男性が出てきた。
女性と濃厚なキスをしだした。

「あ、ホントだ...舌がチラチラ見えるね。」
「ね、大人のキスって舌と舌をからめてるでしょ。」

「ふーん、大人ってこんなふうにキスするんだ。」
「ここまで見てお父さんの机の中に戻しておいたの。」

「それで気づかれちゃったんだ。パパに何か言われた?」
「何かね...よそよそしかった。」

男性は女性の後ろにまわり、服の上から胸を揉みだした。
萌ちゃんの喉がゴクリと鳴った。

男性が女性の服を脱がせ始めた。
女性が下着だけの姿になった。

やがて女性の胸があらわになった。ブルンとした大きなおっぱいが画面に映った。
途端に僕の鼻息が荒くなった。

「雄太君、興奮してんの?」
僕はつい萌ちゃんの胸を見てしまった。

「こら、見比べないの。」
「...」
僕は萌ちゃんに軽く頭を叩かれた。

「あの女の人すごい胸おっきいね。」
「うーん...でも萌ちゃんのおっぱいの方が可愛いよ。」
女性のは大きいけど乳輪が黒っぽくて萌ちゃんのに比べると品がないように見えた。

男性は女性の下着をすべて脱がそうとしている。
僕と萌ちゃんの喉が同時にゴクリと鳴った。
女性の股間のところにモザイクが現れた。

「これってモザイクっていうやつ?」
「うん、たぶん...雄太君ってこういうの見るの初めて?」

「うん。萌ちゃんは?」
「私も。さっきのとこまで見てやめちゃったから。」

「そういえば何で見るのやめたの?」
「パパが帰ってきちゃったの。だからあわてて机の中に戻したの。」

男性が女性の足を開いた。
「何か黒っぽいね。」
「萌ちゃんのは全然黒くないよね。大人になると黒くなるのかなあ。」

「でもモザイクがあるからよくわかんないよね。」
「うん、ママのは毛が多いから黒っぽく見える時あるよ。」

「え?見たことあるの?」
「お風呂でね。」

「そんなこと見てんだ...」
「べつにそこばっかり見てるわけじゃないけど。」

男性が女性の股間を舐め始めた。
「いやあん、舐めてる。」
「え?そんなことするんだ。」

萌ちゃんが太ももをすり合わせ始めた。
「女性って舐められの好きなの?」
「わかんない。私まだそんなことされたことないもん。」

「だってオシッコの出るところでしょ。」
「うん...雄太君は私のアソコ舐めることできる?」

「ううん、わかんない。けど...萌ちゃんのだったら大丈夫...かな。」
「ホントお?何かうれしい。」

男性が全裸になった。股間にモザイクがかかった。
「うわ、すごいでっかい。」
「ホントだ。何かぼんやり光ってるよ。」

「黒っぽくって恐ーい...あれに比べたら私、雄太君の方がいい。」
「僕も大人になったらああなるのかあ...」

やがて、女性の頭が男性の下半身の方に行き、お互いの性器を舐め始めた。
「いやあん、何かこれすごおい。」
「萌ちゃん、顔が真っ赤だよ。大丈夫?」

萌ちゃんは太ももの間に両手をはさむような体勢になった。
僕も無性に股間をさわりたくなってきた。
萌ちゃんの息がさらに荒くなってきた。
僕の喉はカラカラだった。

「萌ちゃん、汗かいてるよ。」
「え?え?そう?いやだあ。」

「背中も。」
「ちょ、ちょっと暑いね。エアコンの温度下げようか。」

「え?これ以上温度下げたら寒いよ。」
「そ?そう?じゃあこのままにしとこうか。ハハ。」
めずらしく萌ちゃんが取り乱していた。

そして、男性が女性の中に挿入。
「あれがセックスなんだね。」
「あ...女の人気持ちよさそう。」

体位を変えてバックへ。
女性はよつんばいになっている。
「え?あんなカッコでやるの?」
「いやあん、すごおい。」

そして男性がフィニッシュ。ネバネバしたものを女性の顔へかけた。
「いやあん、顔にかけたあ。」
「あの女の人笑ってるよ。あんなものかけられてうれしいの?」

「すごいたくさん出たみたいだね。」
「僕はいつになったらあれが出るんだろう。」

「早く出るといいね。」
「早く出た方がいいのかなあ。でもクラスの男子ってけっこうその話してるよなあ。」

萌ちゃんが僕の股間を見た。
「やっぱりおっきくなってるね。」
「そりゃあこんなの見たらそうなるって。」

「すごく窮屈そう。痛くないの?」
「うん、別に痛くはないけど...窮屈なのは窮屈かな。」

「脱いじゃえば?」
「ん...別にこのままでいいけど...」

シーンが変わった。
さっきの女性が部屋にひとりでいる。
オナニーをしますと言った。
自分で服を脱ぎだし、おっぱいを揉みだした。

「これ、恥かしくないのかなあ。」
「いやーん、恥かしいわよ。見てる方が恥ずかしいもん。」

徐々に女性の口から声が漏れ始める。
女性が下着を脱いで股を広げた。局部がアップになった。
モザイク処理をしているとはいえ、何となく形や色がわかる。

その部分を自分でさわりだした。
女性の声が大きくなった。
萌ちゃんがさっきから横でモゾモゾしている。

「すごい気持ちよさそうだね。萌ちゃんもあんなことやるの?」
「え?私?私は...その...」

「萌ちゃんって大人っぽいからしてても不思議じゃないよね。」
「え?いやあん、私は...しないわよ。」

「ホント?全然しないの?」
「いや、全然しないってことは...」

「萌ちゃん...汗...」
「え?そ、そんなにかいてる?」

「拭いてあげるようか。タオルないの?」
「き、気にしなくっていいよ。」

「あっあっ、萌ちゃんあれ何?」
「え?どれ?」

女性がローターを持ち出した。
「あのピンク色のやつ、何だ?知ってる?」
「何だろう?見たことないけど。」

僕らはまだローターを知らなかった。
女性はそれを股間に押し付けてさらに悶え始めた。

「あれ、気持ちいいの?」
「ブーンって言ってるね。ビリビリ来るのかなあ。」

「萌ちゃん買ってみてよ。」
「いやん、どこに売ってんのか知らないもん。」

横で萌ちゃんが時々モゾモゾやりだすので気になってしょうがない。
やがて画面の女性の体がビクビクっとなった。

「ねえ萌ちゃん、あれ何?」
「いっちゃったんじゃない?」

「え?あれがいっちゃったってことなの?」
「うん...まあ」

「どんな感じ?」
「え?よ、よくわかんない...けど。」

「ホント?」
「う...うん...」

「萌ちゃんなら大人っぽいからあんなふうにいけるかもよ。」
「いやーん、恥かしい。」

またシーンが変わった。
今度はその女性のまわりにふたりの男性がいる。

「男の人が増えたね。」
「もしかして3人でするのかなあ。」

ひとりの男性が女性を羽交い絞めにし、もうひとりの男性が女性に体をさわり始めた。
「やあん、何かこれすごおい。」
萌ちゃんは身を乗り出して見ている。

女性は体の動きを封じられているのに、とても気持ちよさそうにしている。
「何かこれ、すごいドキドキしちゃう。どうしよう...」

萌ちゃんの食いつきがすごかった。
どんどん前に出て行って画面に近づいて行く。
僕はビデオより萌ちゃんの反応の方が楽しかった。

女性は下着を脱がされ、アソコを舐められている。
上半身はもうひとりが動けなくしているので下半身だけがクネクネ動く。

「やあああん、どうしよう。変な気持ち。ひやあ...ひあ、ひゃあ。」
「萌ちゃん、大丈夫?すごい汗だよ。」
僕は萌ちゃんの方が心配になった。

女性のアソコに指を突っ込んで出し入れしている。
出し入れの速度が速くなると、何か液体のようなものがたくさん噴き出てきた。

「あれ?オシッコ漏らしたの?」
「いやあんわかんない。でも黄色くないね。」

ふと萌ちゃんを見るとさかんに股間をさわっている。
「萌ちゃん、さっきの女の人と同じことやってんの?」
「え?そ、そんなことないよ。」

「だって、今...」
「何でもないよ。ちょっとね...」

「いきたかったんじゃないの?」
「そんなことないよ。」

「僕に気にしないでしていいよ。」
「そ、そんなんじゃないから...」

羽交い絞めにされている男性におっぱいを揉まれ、正面にいる男性がセックスを始めた。
「すごおい、ふたりにされてるのってこんなにすごいんだ。」
「何かいじめられてるみたいでかわいそうだよ。」

もうひとりの男性が場所を変え、股間のものを女性にくわえさせた。
「あの女性大変そう。」
「...」

セックスしている男性がまた女性の顔に精液をかけた。
「あ、またかけた。」
「ベタベタして気持ち悪くないのかなあ。」

もうひとりの男性も女性アソコに固くなったものを挿入した。
また女性は悶え始める。その男性はガンガン突いている。
「こっちの人動きがすごいね。」
「あの女の人痛くないのかなあ。」

「でも気持ちよさそう...」
「今、そんなにされたらこわれちゃう~って言ったよね。」

その男性も続けて女性の顔に精液をかけた。
「あれを女の人の中で出すと赤ちゃんができちゃうんだよね。」
「そうそう。雄太君もあれが出るようになったら気をつけてね。」

「いつになるかわからないけど僕、初めてのは萌ちゃんとしたいな。」
「私も。」
ビデオが終ったらしく画面が真っ暗になった。

「すごかったね。」
「うん、何か今すごい変な気持ち。」

萌ちゃんは立ちあがろうとしてよろめいた。
「あっ、大丈夫?」

僕が差し出した手がうっかり萌ちゃんの胸をつかんでしまった。
「あ、ご、ゴメン!!」
「あ、いや...大丈夫...」

「...」
「...」

「萌ちゃん、どうしたの?モジモジして。おしっこ?」
「ううん、違う。違うよ。あ、そうそう雄太君、もう夕方だけど帰らなくていいの?」

「そうだね。じゃあ帰ろうかな...」

何か萌ちゃんに追い出されるようにして僕は家に帰った。
夕日がまぶしかった。
僕は萌ちゃんに手を振ろうと思って振り返った。
しばらく待っても萌ちゃんの部屋はカーテンが閉まったままだった。

翌朝、僕は股間に異変を感じて目がさめた。
パンツの中を見ると昨日男性が出していたものと同じネバネバが大量に付着していた。



アナル・SM・アブノーマル | 【2016-03-29(Tue) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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