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( ^ω^)とξ゚?゚)ξが愛のあるセクロスをするようです。【ドクオ物語】





「あら、可愛いお子さんですね」

見知らぬ人に声を掛けられ、母と俺は立ち止まる。
母はまんざらでもない様子でその人に向かって礼を言う。

「ぼく、いくつ?」

初めて会う人にはいつも聞かれる。俺は既に正しい答えを知っていた。

「3歳です」

薬指が下り曲がったままの不器用な3を指で作り、その人に向かってそう答える。

「まぁーおりこうさんね」

どうすれば誉められるか、どうすれば喜んでもらえるか、俺はもう知っていた。
気がつけば俺は、大人のおもちゃになっていた。

母は口癖のように「ドクオは自慢の息子よ」と言っていた。
俺は多分よく意味は分かっていなかったと思うが、両親も姉も嬉しそうだったので、
俺もそれが嬉しかった。

この頃は、ふつうに笑えた。

しかし小学校に入って、ドクオの人生は変わった。
通学路や校内を歩いていれば、上級生の噂の的になった。
クラスの女子からは、影で「男の子なのに女の子みたいで変」と言われていた。
男子はまたひどいもので、露骨にドクオに対して「女みたいで気持ち悪い」とか「オカマだ」とか言ってからかってきた。
どこに行っても、何をしていてもドクオは誰かに見られていた。

友達はできなかった。
しかし両親は、ドクオは可愛いから学校でもうまくやっていると思い込んでいたようだ。
そのおかげで、家ではつらい思いをせずに済んだが、学校と家での扱いのギャップがとても苦しかった。

学校でのあだ名は色々あったが、一番多く呼ばれたのは「ロボット」。
無表情だという理由でそう呼ばれていた。

この頃から、俺は笑わなくなった。

これはドクオが後で姉から聞いて知った話だが、ドクオは小学校一年生の時に
まつげをハサミで切ろうとして誤ってまぶたを切り、流血したことがあるらしい。
ドクオはこの事をよく覚えてないのだが、確かにこの頃は長いまつげがコンプレックスだった。
姉に病院に連れて行かれた後に両親にこっぴどく叱られたのだけは覚えていた。

ドクオは自然と塞ぎ込むようになった。
学校が終われば真っ先に家に帰り、休日もずっと家にいた。

そんな中、ドクオの唯一の楽しみはテレビを見ることだった。
子供ながらにニュース番組を見るのも好きだったが、やはり一番好きだったのはアニメを見ることだった。

当時、特に気に入って見ていたのはNHKで放送していた「モンタナ・ジョーンズ」だった。
モンタナたちの冒険の旅を、毎回わくわくしながら見ていた。
なんと言ってもモンタナの声に、ドクオは魅せられた。

とにかくアニメが好きで、新聞のテレビ欄を毎日チェックしていた。曜日と時間帯別のアニメ番組表を作ったこともあった。
特に衛星アニメ劇場なんかすごく好きだった。毎日アニメが見れるから、6時になると必ず家に帰って見ていた。
この頃から、少しずつ声優の名前を覚えていった。

中学に入ると、同人誌の存在を初めて知ったり、アニメの専門誌を読み始めたことから、より一層深い世界へと入り込んだ。
そして、それまでアニメ一本だったドクオだったが、同人雑誌で知ったFF7から少しずつゲームにのめり込み、
PRGやSLG、アクションなど、ありとあらゆるジャンルのゲームに小遣いをつぎ込んだ。

この頃だろうか。親がドクオを見る目が以前と違うことに気がついたのは。
既に両親は腫れ物でも触れるかのようにドクオに接していた。
きっとドクオは普通とはちょっと違う人間になっていたのだろう。
それでも学校の成績は悪くはなかったから、両親は特に文句を言うこともなかった。

当然、友達はいなかった。
いつも無表情で何を考えているか分からないドクオを、みんな気持ち悪がっていたのだ。
しかし、たまに気持ち悪いデブがドクオに話し掛けてきていた。
どうやら共通の話題ができると思ってそうしてきたのだろうが、はっきり言ってドクオにはいい迷惑だった。

ドクオは、他人と仲良くする気はさらさらなかった。
アニメとゲームがあればいいと思っていた。

小学校・中学校と一人も友達を作ることもなく、ドクオは高校に入学した。
高校でももちろん、友達を作る気はなかった。

( ^ω^)「これ落としたお」

入学式の翌日の、朝のHR前の自習の時間だった。
隣の席の男に、落とした消しゴムを拾ってもらった。

('A`)「・・・・・・・どーも」

ドクオはそれを受け取り、筆箱にしまった。
その男はなぜだかニコニコしていた。

それをきっかけに、その男は事あるごとにドクオに話し掛けてくるようになった。

( ^ω^)「次の移動、一緒に行かないかお?」

( ^ω^)「一緒にお昼ご飯食べないかお?」

( ^ω^)「体育で2人1組になる時、一緒に組まないかお?」

なぜだか悪い気はしなかった。
今までドクオに話し掛けてくるのは同じようなおたくの男子ばかりで、普通の(?)男に話し掛けられるのは初めてだった。
だからだろうか。なんとなく、一緒にいることを了承した。

ある日の昼休み、アニメ雑誌を読んでいるドクオに、その男はまた話し掛けてきた。

( ^ω^)「何読んでるんだお?」

中学の頃、堂々とアニメ雑誌を広げているドクオに話し掛けてくる者なんていなかった。
だからこの男は一体何を考えて話し掛けてくるのか、ドクオにはよく分からなかった。

('A`)「・・・・・・アニメディア」

( ^ω^)「アニメディア?アニメの雑誌かお?」

きっと、この俺の尋常ならざる趣味を目の当たりにして、この男は俺に話し掛けることはなくなるだろう。
アニメやゲームが趣味というだけで気持ち悪がられるし、偏見だってまだまだある。
首都圏や都会の方ではどうかは知らないが、田舎ではまだまだおたくは認知されていない。
アニメのキャラを挙げられれば、声優は誰かすぐに答えることだってできるし、
同人誌だってたくさん持ってるし、フィギュアやポスターも部屋にたくさん飾ってある。
誰だって気持ち悪がる。俺のことを避けていく。今までそうだった。

( ^ω^)「それより今日一緒に帰らないかお?」

('A`)「・・・・・・・・・・・・・え?」

その男は相変わらずの笑顔でドクオの目の前にいた。
この男、何かが違う。俺がアニメ好きと知って、なおも俺を誘おうというのか?

('A`)「ごめん、今日は見たいアニメがあるから」

( ^ω^)「そうなのかお。じゃあ明日はどうかお?」

強敵だ。
今まで、こんなにしつこい奴に会ったことがない。

('A`)「俺、アニメとかゲームが趣味なんだけど」

( ^ω^)「知ってるお。いつも漫画本とか変な雑誌読んでるお」

('A`)「気持ち悪くないのか?」

( ^ω^)「?」

( ^ω^)「・・・・・・・気にしたことないお」

俺にはもうこいつを拒む為の言葉の引き出しがない。
この男は、きっとなんの考えもなしに俺に話し掛けてきているのだろう。
俺の趣味とか、そういうことは一切関係なく・・・というかきっと興味がないのだろう。
俺が一人ぼっちだからとか、放っておけないとか、そういうことすら考えてなさそうだ。
ただ自分が仲良くしたいから、仲良くする。
単純な思考の持ち主に違いない。

ちょっと興味を持った。
単純だが、そう思った。

その日の放課後、二人は一緒にゲーセンに行った。
ドクオは格ゲーばかりやっていてその男のことは放っておいたが、彼は彼で一人でUFOキャッチャーをやって遊んでいた。
なかなか気が合いそうだ。ドクオはそう思った。

ドクオがゲームに飽きてその男の元へ行くと、男はゲーセンの袋いっぱいの人形を抱えていた。

('A`)「お前・・・一人でこんなに取ったのか?」

( ^ω^)「そうだお。UFOキャッチャー大好きだお」

('A`)「これ犬夜叉のかごめじゃん。好きなのか?犬夜叉」

( ^ω^)「取りやすそうだったから取っただけだお。漫画は見ないから分からないお」

人形が欲しいからUFOキャッチャーをするのではなく、UFOキャッチャーをやりたいから人形を取るという事なのだろうか?
俺は今まで、こんな男を見た事がない。

でも、
嫌いじゃない。

('A`)「変な奴」

ドクオはニタァッと笑った。
その表情は明らかに異質で、死んだ魚のような目をしたまま、口元だけが大きく歪んで釣り上がっていた。
そんなドクオの表情を見たその男は、顔をひきつらせた。

(;^ω^)「ちょwwwwwwドクオの笑顔テラキモスwwwwwwwwwww」

('A`)「え?」

ドクオは、ガラス越しに写る自分の顔を見た。確かに気持ちが悪かった。
しばらく笑わないうちに、笑い方を忘れてしまったようだ。

('A`)「おかしいな、俺の笑顔はダイヤモンドのようだと例えられたものだが」

(;^ω^)「冗談きついおwwwwwwwwww」

この口元と同じように、俺の人生はあの頃に比べると大きく歪んでしまったようだ。
しかしこの人生に、俺は非常に満足している。

('A`)「おいブーン、そろそろ帰ろうぜ」

( ^ω^)「わかったお」

こいつは俺と仲良くなりたいと思い、俺はそんなこいつに興味を持った。
きっかけは、ただそれだけのことだった。

それからも、ドクオは相変わらずおたくの世界へとのめりこんだが、
ブーンはドクオといつも一緒にいるにも関わらず、アニメやゲームに関心は寄せる事はなかった。
たまにドクオの部屋にある漫画本を読んだりしていたが、それはブーン曰く、コマの読み進め方を知らないブーンが
”漫画の読み方を勉強していた”のだそうだ。
それを聞いたドクオは、相変わらず意味が分からない奴だな、と思った。

そんなドクオの夢は、ドモホルンリンクルの、コラーゲンが一滴ずつ垂れるのを監視する人になることだ。
ブーンと知り合ってから6年が経ったが、密かにその夢は捨てていない。
どうすればなれるかなんてことは分からないし、本気なのかと問われれば答えに詰まってしまうが。

('A`)つ【完】



幼馴染・親友・友達 | 【2018-04-14(Sat) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

( ^ω^)とξ゚?゚)ξが愛のあるセクロスをするようです。3


ξ゚?゚)ξ「ブーンと千台ね・・・」

ブーンとの電話を切ってバスに乗り込んだツンは、先ほどの会話を思い出していた。
まさかブーンと千台へ行くことになるとは予想外だった。しかもブーンから誘われるなんて。

ξ゚?゚)ξ(まぁ、一番いいカタチになったのかも)

本当はチケットを売りつけるのは心苦しかったが、他に良い方法が思いつかなかった為、
相談も兼ねてブーンに電話をしたのだ。
予想外の事態にはなったものの、お互いが納得できる形に落ち着けて、ツンはとても安心していた。

ξ゚?゚)ξ(・・・二日休み取るってことは、一泊するってことだよね?)

ブーンとは今まで二人きりで数え切れないほど遊んだ。
しかし、さすがに一泊してどこかへ出かけたことは一度もなかったのだ。
いくら恋愛感情がないとはいえ、男女が一泊の旅行をするのには、やはり抵抗があった。
勿論ホテルの部屋は別にするつもりではあるが、恋人同士でもないのに一泊旅行をするのは常軌を逸しているのではないか?

ξ-?-)ξ「う~~~~~~~ん・・・・・・・」

コンサートは18時に開演で、終了予定時刻は21時だ。
確かにブーンの言う通り、コンサートが終わった後に帰るのはバタバタしそうだし、
せっかく千台に行くのならのんびりとしたい。
それなら思い切って一泊した方が、千台を満喫できるだろう。

ξ゚?゚)ξ(まぁいっか。いつもみたく遊ぶ延長だと思えば)

ブーンとは気心の知れた仲だし、気を遣わなくて済むから心から楽しむ事が出来そうだ。
そう考えると、なんだか旅行がすごく楽しみになってきた。
ツンは携帯を取り出し、5月×日のスケジュールに”千台チェミストリー withブーン”と登録した。

翌日、ブーンはいつものように家で暇を持て余していた。
夕方になって洗濯物を取り込もうとしているところへ、ツンから電話がかかってきた。

ピピルピルピピ~♪

ピッ
( ^ω^)「もしもしだおー」

ξ゚?゚)ξ「あー、ブーン。今電話大丈夫?」

( ^ω^)「大丈夫だお。休みの件はどうなったお?」

ξ゚?゚)ξ「休み取れたよー。×日と、その次の日。
      私、学校あるから土日で休み取ったけど、あんた大丈夫なの?」

( ^ω^)「大丈夫だお。多分休みもらえるお」

ξ゚?゚)ξ「そっか、じゃあ土日で千台ね。
      ところで交通手段なんだけどさ、一泊するなら、新幹線よりも高速バスがいいな。
      そっちの方が安いし」

( ^ω^)「わかったお。じゃあ、バスとホテルの予約は俺がするお」

ξ゚?゚)ξ「え?いいの?」

( ^ω^)「ツンがチケット用意してくれたからいいんだお」

ξ゚?゚)ξ「そっか、じゃあよろしくね」

ブーンは平静を装っていたが、内心とても興奮していた。
といっても性的な興奮ではなく、遠足前日の小学生と同じような、楽しみで仕方がないといった類の興奮だった。

この後、具体的な出発時間と、ホテルの場所などを話し合い、電話を切った。
これでツンとの旅行が決定した。

ゴールデンウィークに突入したある日、ブーンはいつものようにギコの下で働いていた。
自販機の補充の際の車での移動時間は長い。近隣の町村へ、車で一時間くらいかけて補充に行く時もある。
もはや移動中はドライブ気分で、よく二人が好きな音楽をかけて移動していた。そして昼食はいつもギコがご馳走してくれた。
ギコはその営業所で所長の次に偉いらしく、仕事もできることから給料も結構もらっているらしい。
独身で特に物欲もない為、お金が余って仕方ないのだと、笑って話していた。

この日も同様に、補充に訪れた隣の町の道の駅でラーメンをご馳走になっていた。

( ^ω^)「ギコさん、今度休みが欲しいお」

(゚Д゚)「お?いつ?」

( ^ω^)「5月×日と△日だお・・・」

(゚Д゚)「いーよ」

(;^ω^)「え!?土日だけどいいのかお?」

(゚Д゚)「別にGWの繁忙期過ぎれば俺一人でもなんとかなるし。
    たまには休め。届けは出しておく」

( ^ω^)「ありがとうございますお!」

(゚Д゚)「ところで何すんの?」

( ^ω^)「チェミストリーのコンサートに行くんだお」

(*゚Д゚)「マジ!?いいなあああああああ!!!!!」

ギコはチェミストリーがとても好きで、二人が親睦を深めたのも、チェミストリーの話題がきっかけだった。
仕事中もチェミストリーの話題が出るし、車での移動中のBGMもほとんどがチェミストリーだった。

(*゚Д゚)「×日ってことは千台?」

( ^ω^)「そうだお」

(*゚Д゚)「うわあああああ俺も行きたかったあああああ!!!!!
    感想とか聞かせてくれ!!!!!」

(*^ω^)「わかったお」

まさかこんなにも簡単に休みを取れるとは思わなかった。
しかも、自分がチェミストリーのコンサートに行くのを喜んでくれているみたいで、すごく嬉しい。

(*゚Д゚)「チケットどうしたの?お前ファンクラブに入ってたっけ?」

( ^ω^)「友達が知り合いから買ったらしいお。その友達と行くお」

(*゚Д゚)「そっかあ!!良かったなあ!!!!
    しかも一泊か!!!楽しんでこいよ!!!!!」

(*^ω^)「お土産楽しみにしてて下さいお」

ギコが、そうかー千台ねー、と言いながらタバコに火をつけた。
そして、興奮した様子で”やっぱり生歌も上手いのかなぁ”とか、”チェルチーの歌歌うかなぁ”などど話し始めた。
ブーンもその話を嬉しそうに聞く。チェミストリーの話をする時のギコは、まるで子供のように無邪気だ。
きっと相当好きなのだろう。

昼食を取り終え営業所に戻る車の中で、ギコがチェミストリーの歌を口ずさみながらブーンに話し掛けた。

(゚Д゚)「そういやお前彼女とかいねーの?」

( ^ω^)「いないお」

(゚Д゚)「そっかー。好きな女とかは?」

( ^ω^)「好きなコもいないお」

(゚Д゚)「ふーん」

( ^ω^)「・・・・・でも、ずっと近くにいるコはいるお」

ブーンの脳裏に、ツンの笑顔が浮んだ。
ツンのことはもちろん好きだ。でもそれは恋愛対象としての感情ではない。
もっと、ずっと大切にしていきたい、そんな存在だった。

ドクオへ対してのそれとは、また違った感情ではあるが・・・。

(゚Д゚)「好きなんじゃねーの?」

( ^ω^)「好きとは違うけど・・・・大切な友達だお」

(゚Д゚)「ふーん」

ギコはタバコをくわえ、再びチェミストリーの歌を口ずさんだ。
ブーンはとても恥ずかしくなった。こんな話、ドクオともしたことがない。
ブーンは恥ずかしさを隠しつつ、昼食で立ち寄った道の駅で買ったヨーグルトの蓋を開けた。

その後少し会話をしたところで、ジュースと雑誌を買い、ホーソンを後にした。
旅行まであと十数日。旅行のことを考えると、自然と足取りが軽くなる。
綺麗な星空を眺めながら、ブーンはツンとの旅行に思いを馳せていた。

( ^ω^)(ツンは方向音痴っぽいから、ちゃんと下調べするお。
      ホテルはやっぱり駅に近い方がいいかお。ご飯は・・・)

旅行のことを考えると思考が止まらない。こんなにわくわくした事が今まであっただろうか。
その日ブーンは、遅くまで旅行雑誌を見ていた。

翌日、ブーンは高速バスのチケットを買いホテルの予約をし、旅行への体勢は万全となった。
あとは当日が来るのを待つのみだ。

(;^ω^)「そういえばツンと会うのもすごく久し振りだお!!!!」

ただならぬ緊張がブーンを襲ったが、旅行への興奮でそれはすぐに掻き消された。

そして旅行前日―。
ブーンはバッグに着替えを詰め込み、旅行の準備をしていた。
そしてコンサート会場の場所の確認をする為に旅行雑誌を開いているところへ、ツンから電話がきた。

ピピルピルピピ~♪

ピッ
( ^ω^)「はいおー」

ξ゚?゚)ξ「あ、ブーン?準備進んでる?」

( ^ω^)「万全だお。早めに寝て明日に備えるお」

ξ゚?゚)ξ「もー、私今バイト終わって帰ってきたから、今から準備しないといけないよー」

( ^ω^)「寝坊したらおいてくおwwwwwww」

他愛もない会話がはずんでいく。
ツンも旅行が楽しみなのだろうか、声がいつもより明るい気がした。
15分ほど話した後、明日の待ち合わせ場所と待ち合わせ時間を確認し、
明日の朝はお互い起きたらメールを入れ、もしメールがない場合は電話をして起こす約束をし、電話を切った。

そしてブーンは明日着る服を用意し、目覚まし時計をセットしてベッドに入った。

( ^ω^)「楽しみだおwwwwwwwwwwwwwwww」

部屋の電気を消し、睡眠体勢に入る。
ツンは今日は何時まで起きているつもりなのだろうか。ツンは明日はちゃんと起きれるのだろうか。
ツンはどんな格好で来るのか。
そんなことを考えながら、眠りについた。

翌朝、ブーンは目覚まし時計の音で目が覚めた。
ベッドを飛び起き、すぐさまツンにメールをした。
そして眠い目をこすり、洗面所へ向かい顔を洗った。

朝食を取り終え、歯磨きをしているところへ、ツンから、メールが届いた。

『from:ツン
 件名:
 本文:おはよー。ちゃんと起きてますよ。
    ではではのちほど。         』

( ^ω^)「うはwwwwwww楽しみだおwwwwwwwww」

ブーンはその後全ての準備を済ませ、かつてないほどの高揚感を抱いたまま家を出た。

( ^ω^)「うはwwwww早く来すぎたおwwwww」

場所は高速バス乗り場の待合室。8時10分に出るバスに乗るため、待ち合わせ時間は余裕を持って7時50分。
しかしブーンは7時過ぎにバス乗り場に着いてしまった為、待合室のベンチに座ってコーヒーを飲んでいた。
本当は7時40分くらいに着く予定だったが、興奮の為かそわそわして落ち着かず、予定よりもかなり早く家を出てしまった。

何もすることがない。コーヒーを口にしながら時計を見ると、まだ7時10分を少し過ぎたところだった。
ツンに、待合室に着いたとメールを打とうか?いや、それではツンを急かしてしまうかもしれない。
やはりツンが来るまで黙って待っていよう。

待合室の壁際にある什器には、日本各地への旅行プランのチラシがたくさん並べてある。
ブーンは、東京方面のプランのチラシを何種類か取り、ベンチに座って眺めていた。

10分ほど経ったところで、ドアが開く音がし、ブーンの足元に風が入り込んできた。
ブーンはチラシへ向けていた目をドアの方へ向けた。

ξ゚?゚)ξ「・・・・あれっ。ブーン、もう来てたの?」

(;^ω^)「!!!!!ツン・・・!!」

待ち合わせより30分も早く、ツンは待ち合わせ場所へ現れた。
ツンはドアをそっとしめ、ブーンのもとへ駆け寄る。

ブーンはツンを見て息をのんだ。
五分袖の真っ白のブラウスに、大きな花柄がプリントされている淡いピンク色のロングスカート。そしてヒールのサンダル。
髪はいつものツインテールではなく、左耳の下あたりにひとつにまとめて結わえてある。
急に女らしくなったというか、とても大人びて見える。そんなツンがやけにまぶしく見えた。

ξ;゚?゚)ξ「いやー、びっくり。まさか私より早く来てるとは」

ツンはスカートをふわりとなびかせ、ブーンの隣に腰掛けた。
ブーンは思わず身をのけぞらせた。

(;^ω^)「しばらく見ないうちに大きくなって・・・・」

ξ゚?゚)ξ「身長は伸びてませんけど。もしかして皮肉?」

(;^ω^)「ツンがロングスカート履いてるの初めて見たお」

ξ゚?゚)ξ「あー、こないだ買ったんだけど、なかなか着る機会がなくてね」

そう言ってツンは携帯の画面を見た。

ξ;゚?゚)ξ「バス出るまで50分くらいあるね・・・・」

早く来すぎた、と言ってツンはバッグからミネラルウォーターを取り出した。
キャップを開けて口へ含んだあと、そのボトルをベンチに置いた。

ξ゚?゚)ξ「なんかさ、余裕持って来なきゃって思ってたら、こんなに早くなっちゃった」

( ^ω^)「俺もだお。俺は7時過ぎに来たお」

ξ;゚?゚)ξ「えっ、それは随分早いね!」

こうやって直接会って話すことに、少し抵抗があった。
あまりに久し振りだから、うまく話せるか分からなかったからだ。
しかし実際ツンに会って、そんな不安はすぐに吹き飛んだ。

ξ゚?゚)ξ「ねぇ、ところでバスのチケットはちゃんと持ってきたの?」

( ^ω^)「持ってきたお、はい」

ブーンは財布の中から高速バスのチケットを取り出し、ツンに見せた。

ξ゚?゚)ξ「ありがとー。悪いね、取ってもらっちゃって」

そう言ってツンはチケットを手に取り、バッグに入れようとした。

( ^ω^)「チケット返してくれお。俺があずかるお」

ξ゚?゚)ξ「え?なんで?」

( ^ω^)「ツンが持ってるとなくしそうだおwwwwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「何それー!あんたって本当に失礼な男だよねー」

ツンは頬を膨らませた後、万が一のこともあるからね、と笑って、バスのチケットをブーンに渡した。

ξ゚?゚)ξ「で?ホテルはどこを予約したの?」

( ^ω^)「駅から歩いて5分くらいのビジネスホテルだお」

ξ゚?゚)ξ「ちゃんとシングルを2部屋で予約したわよね?」

(;^ω^)「勿論だお」

ξ゚?゚)ξ「それならいいのよ」

それから二人は、とどまることなくずっと話しつづけた。
2ヶ月も会っていない為、次から次へと話題が飛び出してくる。
ツンの学校での話や、TVのバラエティ番組の話、そしてチェミストリーの話・・・。
バスに乗るまでの50分の間、会話は休む事なく続けらた。
そしてバスに乗った後も、二人の会話は続いた。

バスに乗って数時間後。二人が乗るバスは千台へ着いた。
荷物を持ち、二人はバスを降りた。

ξ゚?゚)ξ「ここどこー?街のど真ん中だね」

( ^ω^)「あっちの方に行くと千台駅だお」

ξ゚?゚)ξ「へー・・・、一人だと迷子になっちゃう」

二人はとりあえずホテルへ荷物を預けることにした。
駅から歩いて4~5分の、少し小道に入ったところに、そのホテルはあった。
隣にコンビニがあり、繁華街からも近い。割と便利そうな所だと、ツンは思った。

入り口の自動ドアをくぐり、小さいが清潔感のあるフロントにいた女性スタッフに荷物を預け、そのままホテルを出た。

ξ゚?゚)ξ「で?まず何する?まだお昼前だよ」

( ^ω^)「うーん、お腹すいてるかお?」

ξ゚?゚)ξ「あんまり・・・。先に買い物行こうよ」

( ^ω^)「何欲しいお?」

ξ゚?゚)ξ「服見たい」

( ^ω^)「とりあえずアーケードのあたり歩くお」

二人は、特に目的も持たずに歩き、入りたい店があれば入り、買い物を楽しんだ。
疲れたらカフェで一休みし、また買い物。
その間も会話は止まる事がなかった。
ツンは見るもの全てが珍しいかのように目を輝かせてはしゃいだ。
ブーンはそんなツンを見ているのがとても楽しかった。

午後4時頃、小腹が空いた二人はカフェでサンドイッチを食べていた。

ξ゚?゚)ξ「そろそろ会場に向かったほうがいいかな?
       開くのは5時だけど、多分もう並んでるよね」

( ^ω^)「会場へは地下鉄を使って行くお」

ξ゚?゚)ξ「あっ、そういえば電車の時間とか大丈夫?間に合うかな?」

( ^ω^)「大体5分とか10分おきくらいに出てると思うお。余裕で間に合うお」

ξ;゚?゚)ξ「へー・・・すごい。電車が一時間に一本しかない田舎とは大違いね。超便利!」

ツンはベーグルサンドを頬張りながら、地元と千台の大きな違いに感心していた。
ツンを見ていると面白い。何に対しても興味があるようで、
例えば街を歩く人が多いというだけで感心するし、地元では見た事のないオシャレなお店を見つけるたびに入りたがる。
ブーンは、来て良かったと、心から感じていた。

30分ほど休んだ後、二人は地下鉄の駅へ向かった。
そして電車に乗り込み、会場へ向かった。

電車を降り、地図を頼りに会場へと向かう。
途中、ダフ屋に声を掛けられながら二人が会場に到着したのは、5時になる少し前だった。
開場時間間近ということで、会場前には長い行列ができていた。

ξ;゚?゚)ξ「なんじゃこりゃ。人多すぎ」

( ^ω^)「ツン、こっちの列の方が人が少ないお。こっちに並ぶお」

ξ゚?゚)ξ「うん。
あっ、あっちは?あっちの方が少ないよ!」

( ^ω^)「あっちはチケットを持ってなくて立ち見希望の人の列だお」

ξ゚?゚)ξ「へー」

ツンは、なるほどねー、とうなずきながら、開場待ちの列に並んだ。
今日ツンは一生分感心したのではないか、と考えたら、なんだかすごくおかしくなった。

ξ-?-)ξ「チェミが見れるのは嬉しいけど、2階席ってのがねぇ」

( ^ω^)「アリーナだったら、みんなが立ったらツンはステージを見れなくなるお。
      だから2階席でちょうどいいと思うお」

ξ゚?゚)ξ「それもそうね・・・」

(;^ω^)「ちょwwwwここつっこむところwwwwww」

ツンは普段は態度が冷たく言葉もキツいところがあるが、ふとしたところで天然になる。
本来のツンは天然で、それを隠す為に冷たい態度を取るのではないかと思うほどのギャップだったが、
そこがまた彼女の可愛いところでもあった。

ツンはチケットを片手に開場を心待ちにしている様子だった。
そんなツンを見ながら、大好きなチェミストリーの歌を生で聞けるという夢にまで見た出来事に、
ブーンも心を躍らせていた。

「開場時間になりました。順番に荷物チェックを受け、場内にお入りください」

5時をちょうど回ったところで、拡声器ごしの男性スタッフの声が辺りに響いた。
周囲のザワつきが一層大きくなる。ツンも急に瞳を輝かせて、ブーンの方へ振り返った。

ξ*゚?゚)ξ「ねえ!開場だって!」

( ^ω^)「聞こえてたお」

ξ゚?゚)ξ「荷物チェックって何?」

( ^ω^)「カメラとか危険物を持ってないかチェックするお」

ξ゚?゚)ξ「へぇー。ここにいる全員をチェックするの?」

( ^ω^)「そうだお」

ξ゚?゚)ξ「大変じゃん!」

15分ほど経ったところで、ブーンたちの順番が回ってきた。
スタッフにカバンの中を見せるように指示され、ツンは持っていたハンドバッグを開けて見せた。
ブーンはバッグの類を持っていなかったので、ツンの荷物チェックが終わった後にすぐ中に通された。

入り口のすぐ近くに、コンサートのグッズやパンフレットを販売するブースがある。
開場してからわずか15分ほどなのに、そこは黒山の人だかりになっていた。

ξ;゚?゚)ξ「うわー、私も見たかったけど、無理っぽいな」

( ^ω^)「ツンがあの中に入ったら押しつぶされるお」

ξ゚?゚)ξ「あんた背高いんだから、ちょっと見てきてよ!」

(;^ω^)「いやだおwwww人ごみは嫌いだおwwwwwさっさと席に行くおwwwwwwww」

納得のいかない表情を浮かべるツンを連れ、ブーンは2階へと上がった。
すでにたくさんの人が入場しており、少しずつ混雑し始めていた。

( ^ω^)「ツン、トイレ行くなら今のうちだお。後からだと混んで入れなくなるお」

ξ゚?゚)ξ「あっ、じゃあ行ってこようかな」

( ^ω^)「そこのドアの前で待ってるお」

ξ゚?゚)ξ「わかった!」

ツンはそう言って、トイレへと駆け込んでいった。
それにしてもすごい人だ・・・。さすがは人気のチェミストリー。チケットが即完売したという話も頷ける。
そう考えると、ツンがチェミストリーのチケットを手に入れたのは奇跡かもしれない。
二人で旅行にも来れたし、ツンにチケットを売った人には、感謝の一言に尽きる。

5分ほど経ち、ツンがトイレから戻ってきた。
二人は通路の壁に貼ってある座席の案内図を頼りに、チケットに表記されてある席を探した。

( ^ω^)「えーと・・・ここだお」

そこは2階席の1列目で、場所はステージのまん前だった。

ξ゚?゚)ξ「すごい!ステージの真正面じゃん!すっごく見やすいね!」

( ^ω^)「いい感じの場所で良かったお」

ξ゚?゚)ξ「このくらいの席の方が私には合ってるかも。
      ゆっくり落ち着いて歌聞きたいから」

( ^ω^)「俺もだお。近くで見れなくても、同じ空間にいて歌ってくれてるってだけで満足だお」

二人は席につき、ステージをボーっと眺めていた。まだ開演まで30分ほどある。
1階の方も、続々と観客が入場し、席が人で埋まっていく。
もうすぐチェミストリーの歌が聞ける。そう考えると身が引き締まるようだ。

ξ゚?゚)ξ「あっ、私何か飲み物買ってこようかな」

ツンがそう言い、バッグを開けて財布を探し出した。

( ^ω^)「じゃあ俺が買ってくるお。何がいいお?」

ξ゚?゚)ξ「あ、じゃあ紅茶がいいな。ストレートティー」

( ^ω^)「つめた~いのでいいかお?」

ξ゚?゚)ξ「うん。つめた~いのね」

ブーンは席を立ち、階段の近くにある自販機へ向かった。
小銭を入れ、ツンに頼まれた紅茶と、自分の分のお茶を買った。
2本のペットボトルを手に持ち、ツンとの会話を思い出した。つい口元が緩む。
なんだかとても幸せな気分だと、ブーンは思った。

( ^ω^)「お待たせだおー」

ブーンがツンに紅茶を差し出す。ツンはそれを受け取ると、ニコッと笑った。

ξ゚?゚)ξ「ありがと」

ブーンは急に耳が熱くなるのを感じた。心臓がドキドキしている。
ツンの、少しはにかんだような笑みがとてつもなく可愛く見えて仕方がない。
ブーンはペットボトルの蓋を開け、お茶を喉に流し込んだ。

ブーンは、この感情を持つのがいけないことのように感じていた。
ツンは大切な友達。友達に恋愛感情を抱いてはいけない。
それに、これはツンの意外な一面を見てしまったが故の一時的な感情にすぎない。
つり橋の法則と一緒。二人で旅行という初めての経験への緊張を恋だと勘違いするようなものだ。

ブーンがペットボトルを座席の下に置いたところで、場内にアナウンスが入った。

「本日は、チェミストリーコンサートツアーイン千台にご来場いただき、誠に有り難う御座います。
 まもなく開演になります。場内が暗くなりますので、お席をお立ちのお客様は、お早めに御着席下さいますよう、
 お願い申し上げます」

そのアナウンスを聞いたツンが、嬉しそうにブーンに話し掛ける。

ξ゚?゚)ξ「もうすぐ始まるね!」

ツンはバッグとペットボトルを座席の下へ置き、じっとステージを見つめる。

(*^ω^)(もうすぐチェミの歌が聞けるお・・・)

ブーンの期待が自然と高まる。心臓が静かに、そして強く鼓動する。

「お客様にお願い申し上げます。場内が暗くなりますので、お席についたままお待ちください」

そのアナウンスの後、場内の照明が落とされた。
ステージに淡いスポットがあたる。その先にはピアノが置いてあり、そこにはすでに人が座っていた。
場内が少しずつ静まり返る。ステージ横の時計を見ると、6時を少し過ぎたところだった。
もうすぐ始まる・・・。場内の観客は、息をのんでステージを見守った。

その時、ピアノの音とともにチェミストリーの二人がステージの奥から現れた。
場内に黄色い歓声が飛び交う。
チェミストリーの二人は黙ったまま、ステージにセットされてあるオブジェのようなものに座った。

ピアノの音が場内に響き渡る。歓声がおさまるのと同時に、ピアノの音がやんだ。
そして、アカペラで二人は歌い始めた。
観客たちは、静かにじっとして二人の歌声を聞いている。
ブーンたちも同様に、ステージ上のチェミストリーを見つめていた。

歌が2番に入った時、ピアノの演奏も一緒に始まった。
そして、淡いスポットがひとつ、ふたつと増え、それと同時にアコースティックギター、バイオリン、ドラムなどといった
楽器が次々と演奏に加わり、歌を壮大に盛り上げた。

ブーンはその様子を見て思わず震えた。舞台演出や楽器の演奏のテクニックもさることながら、
何よりもチェミストリーの歌声に酔いしれていた。
ブーンは我を忘れてステージを食い入るように見つめる。すぐ近くではないが、同じ会場内にいて同じ空気を吸って
自分の前でチェミストリーが歌っている。
その感動を何と例えたら良いか、ブーンには思い浮かばなかった。

コンサートは休むことなく続けられた。時間いっぱい、チェミストリーの美しい歌声が観客を魅了し続けた。
途中二人のトークが入ったりして、場内があたたかな雰囲気に包まれる。
観客はすっかりチェミストリーの虜になっていた。

最後の曲になり、チェミストリーが”最後はみんなで立って、手拍子で演奏に参加して下さい”と促すと、
観客たちは次々と立ち上がった。
ブーンたちも、周りが立ち上がるのにあわせて立ち上がった。
チェミストリーの歌声と観客の手拍子という夢の共演に、観客たちはとても興奮していた。
そして、チェミストリーのコンサートは、大盛り上がりの中、幕を閉じた―。

ξ*゚?゚)ξ「はぁ~、すごかったね、チェミストリー!」

二人はコンサート会場を後にし、駅のホームで電車を待っていた。
その間も会話はチェミストリーのことで盛り上がった。

ξ*゚?゚)ξ「本当に歌うまかったよね!」

(*^ω^)「最後の歌の手拍子もすごく楽しかったお!」

興奮はおさまる事を知らない。コンサートを思い出すたびに心も体も熱くなっていく。
まるで夢の中にいるかのようだった。

ξ゚?゚)ξ「きっと今夜は打ち上げやるんだろうねー」

( ^ω^)「牛タン食って帰るって言ってたお。明日牛タン屋に行ったら会えるかもしてないおwwwww」

ξ゚?゚)ξ「チェミと牛タン食べた~い!」

電車を降りた後、二人ははしゃぎながらホテルへ歩いた。
時計を見ると、もうすぐ10時になろうとしていた。

( ^ω^)「これからどうするお?どこかでご飯食べてくお?」

ξ゚?゚)ξ「うーん、今日はもう疲れたし、コンビニで何か買って入ろ」

( ^ω^)「わかったお」

二人はホテルの隣のコンビニに寄った。そこでおにぎりやスナック菓子類を買い、ホテルへ向かった。
そしてチェックインを済ませて預けていた荷物を受け取り、二人は部屋へ向かった。

( ^ω^)「303号室と305号室だけど、どっちがいいお?」

ξ゚?゚)ξ「どっちでもいいわよw」

そう言ってツンは内藤の手から鍵を奪い取った。305号室の鍵だった。
エレベーターで3階へ上がり、ブーンはツンを部屋の前まで見送った。

( ^ω^)「305はここだお。明日の朝は何時に出発にするお?」

ブーンがツンに尋ねる。しかしツンは上の空で、視線が宙に浮いていた。何か他の事を考えているようだった。

( ^ω^)「ツン?どうしたお?」

ξ゚?゚)ξ「あのね・・・・」

ツンが真剣な表情でブーンの顔を見つめる。
一体何事なのだろう。まさか、今になって”泊まるのはよくない、帰る”なんて言い出すのでは・・・。

ξ゚?゚)ξ「私・・・・部屋に一人はこわい」

(;^ω^)「は?」

急に何を言い出すかと思ったら・・・。ツンの表情は真剣だが、まるで子供のようだ。

(;^ω^)「高校生にもなって何言ってるんだお」

ξ///)ξ「だって・・・しょうがないじゃない!
      自分ち以外の場所で一人になるのが嫌なのよ!」

ツンが怒った表情のまま頬を赤く染める。部屋の鍵をぎゅっと握り締め、視線をそらした。

(;^ω^)「もしかして、幽霊とか信じてるお?」

ξ///)ξ「信じてるわけじゃないけど・・・!!
      だって、よく言うじゃない?ベッドの裏にお札がびっしり・・・とか!」

(;^ω^)「そんなの都市伝説だお。大体お札があったら幽霊は出ないお」

ξ゚?゚)ξ「とにかく!一人はこわいの!」

普段意地を張りまくってるくせに、幽霊や都市伝説を信じているなんてツンらしい。

ξ゚?゚)ξ「でも、多分眠くなったら怖いのとかどうでもよくなると思うから・・・」

ξ゚?゚)ξ「寝る前までブーンの部屋にいてもいい?」

(;^ω^)「えっ・・・・」

思いも寄らないツンの言葉に、つい返事に詰まる。
言葉が出てこない。なんて言ったらいいのだろう。

ξ゚?゚)ξ「じゃあ、荷物置いたらあんたの部屋に行くから!」

(;^ω^)「ちょwwwww・・・・・・・・・わかったお」

ξ゚?゚)ξ「じゃ、ピンポーンって鳴ったらすぐ出なさいよ!」

ツンはそう言うと、305号室へ消えていった。

ホテルでの夜を、ツンと一緒に自分の部屋で過ごす・・・。
予想を越えた事態に、ブーンの思考回路は完全に停止していた。

部屋の鍵を開けると同時に、部屋の照明がついた。
ブーンはコンビニの袋を小さなテーブルの上に置き、ジャケットをハンガーにかけた。
そしてベッドに腰掛け、ふーっとため息をついた。

(;^ω^)「もうすぐツンが部屋に来るお・・・」

そわそわして落ち着かない。無駄に携帯をチェックしてしまう。
ツンは寝るまで自分の部屋にいると言っていたが、はたして何時に寝るつもりなのだろうか。
今日はたくさん歩いたし、コンサートでもはしゃいだから疲れているはず。

(;^ω^)「なんかやけに喉が渇くお・・・」

ブーンはコンビニで買ったお茶をごくごくと飲んだ。

ピンポーン

(;^ω^)「!!」

部屋のインターホンが鳴った。
ツンがきた!ブーンはベッドから立ち上がり、急いでドアを開けた。

(;^ω^)「はいだおー」

ξ゚?゚)ξ「来たわよ。お邪魔しまーす」

ツンは、戸惑っているブーンを尻目につかつかと部屋に入った。

ξ゚?゚)ξ「ご飯食べよ」

(;^ω^)「うんお」

ブーンとツンはベッドに並んで座り、テーブルを引き寄せてその上にコニビニで買ったおにぎりや冷やし中華を並べた。
安いビジネスホテルのシングルルームはとても狭い。自然と二人の距離も近くなる。

ξ゚?゚)ξ「はい、お箸」

( ^ω^)「ありがとうだお」

ξ゚?゚)ξ「じゃー食べよ。いただきまーす」

ツンが両手を合わせておじぎをする。ブーンもそれに合わせて手を合わせる。
ツンはいつも食事の時はこうする。食べ終わった後も、「ごちそうさまでした」といって同じように手を合わせ、おじぎをする。
以前ブーンは、どうしてそんなに行儀がいいのかと尋ねた事がある。
その時ツンは、両親にしつけられたから、と答えた。

( ^ω^)「冷やし中華うめぇwwwwwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「ちょっと、きったないわねー。あんたもっと落ち着いて食べなさいよ」

( ^ω^)「おにぎりうめえwwwwwwwwwwww」

ξ#゚?゚)ξ「あーっ!それ私のツナマヨ!!」

ツンとの食事がとても楽しい。ついつい大袈裟にはしゃいでしまう。

ξ゚?゚)ξ「それにしても、コンサートすごかったねー」

ツンは、冷やし中華の麺をかき混ぜながらコンサートのことを思い出していた。
とても明るく晴れ渡った空のような表情をしている。

( ^ω^)「チェミの歌聞けて良かったお」

二人は食事をしながら、チェミストリーの話に花を咲かせた。

食事も終わり、ツンはそのままブーンの部屋でテレビを見ている
ブーンは改めて、この状況の異様さを感じていた。

(;^ω^)(これは・・・・・・・・・据え膳!?)

(;^ω^)(・・・・いやいや、違うお。きっとツンは危機感を持ってないお。
      もしツンが危険だと思ってたら、そもそも俺の部屋には来ないお)

テレビを見て無邪気に笑うツンの隣で、ブーンは一人悶々としていた。

(;^ω^)(でも、夜のホテルの一室に若い男女が一緒にいるって、
      誰がどう見ても異常な状況だお)

果たしてツンの真意はどうなのだろう。
ツンはいつになったら自分の部屋に戻るのか・・・。

ξ゚?゚)ξ「あ、ごめんねブーン。もしかして眠い?」

ブーンが考え事をしているのが、眠たそうに見えたのだろうか。
ツンはブーンを気遣って話し掛けた。

(;^ω^)「いやっ、大丈夫だお!」

ξ゚?゚)ξ「私はまだ起きてたいけど、あんたが眠たくなったら部屋に戻るから言って」

(;^ω^)「わかったお・・・」

どうやらツンはまだこの部屋にいるらしい。
それにしても喉の渇きが激しい。部屋に暖房が効いてるわけでもなく、特に乾燥しているわけでもない。
なのに額には変な汗が滲み、水分を取っても喉がすぐ乾く。

ブーンが喉の渇きを潤そうとペットボトルに手を伸ばした。
ペットボトルを持ち上げると、手ごたえのない軽い感触がした。中身は底をついていた。

この状況で水分が取れないのは耐えられない。今すぐに水分が欲しい。

(;^ω^)「ツン、俺、コンビニにジュース買いに行くお」

ξ゚?゚)ξ「あ、わかった」

(;^ω^)「何か欲しいものでもあるかお?」

ξ゚?゚)ξ「さっき買ったから特にないよ」

(;^ω^)「じゃあ行って来るお
      鍵は置いていくから、インターホンが鳴ったら開けてくれお」

ブーンはジャケットをはおり、ドアノブに手を掛けた。

ξ゚?゚)ξ「気を付けて」

ドアを開けたところで、後ろからツンが声をかけてきた。
ブーンは適当に返事をして部屋を出た。

(;^ω^)「さっきから変な考えしか浮んでこないお・・・」

ツンと同じ部屋にいて、考え付く事はよこしまな事ばかり。
10代の血気盛んな男子には仕方のないことではあるが・・・。

ブーンはコンビニに入り、1リットルのお茶をかごに入れた。
もしかしたらこれでも足りないかもしれないが、その時はまた買いに来ればいい。

他に特に買うものもなく、ブーンはコンビニを出てホテルへ入った。
フロントの前を通ると、男性スタッフがおかえりなさいませ、とおじぎをした。
ブーンはエレベーターに乗り、3階のボタンを押した。

( ^ω^)「あっ、コンドーム買うの忘れたお」

本気でツンを襲うつもりはなかったが、もしかして必要になるかもしれないとブーンは思っていた。
あまりの異常な事態に、ブーンの思考回路は壊れ始めていた。

エレベーターが3階についた。
ブーンは部屋に向かい、インターホンを押した。

ピンポーン

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・」

(;^ω^)「・・・・・・・・・?」

いつまで経ってもドアが開かない。もしかしてツンは飽きて自分の部屋に帰ってしまったのか?
それなら、ブーンは自分の部屋に入ることはできない。

ブーンはもう一度インターホンを押した。
すこし経ったところで、ようやくドアが開いた。

ξ゚?゚)ξ「・・・・・ごめん、遅くなって」

ドアの影からツンが顔を出した。ツンはブーンが部屋に入った後にドアを閉めると、再びベッドへ座った。

( ^ω^)(”コンドーム買うの忘れた”
       ・・・・なんて、言ったらきっと軽蔑されるお)

よっぽど冗談で言おうかと思ったが、ぐっとこらえて胸にしまった。
ベッドに座るツンが、目をこすりながら言った。

ξ゚?゚)ξ「出るの遅くてごめんね、うとうとして寝ちゃってた」

( ^ω^)「そうかお」

ブーンはベッドの枕側に腰掛け、コップにお茶をついで飲んだ。
うとうとしていたというツンは相変わらずテレビを見ている。一向に帰る気配を見せない。

( ^ω^)(いつまでここにいる気だお・・・)

コップのお茶を飲み干しテーブルに置くと、ブーンは靴を脱いでベッドに上がり、壁によりかかった。
考えるのは今そばにいるツンのことばかり。テレビの内容なんて頭に入って来ない。

( ^ω^)(もしかして、これがOKサインってやつかお?)

そう考えたらツンの全ての行動に頷ける。
部屋に一人が怖いと偽ってブーンの部屋に一緒にいる口実を作り、
眠くてうとうとしたにも関わらず部屋に居続けるのは、”抱いて欲しい”というツンのOKサインなのではないか。

(*^ω^)(ツンと・・・・ツンと・・・・・)

よからぬ妄想がブーンの脳内をかけめぐる。
自然に体中の血液が一点に集中していく。

( ^ω^)(あっ)

(;^ω^)(やばいお!ちんちんおっきしてきたお!!!!)

ブーンのそれは、ズボンの下で存在を主張していた。
お願いだから落ち着いてくれ、というブーンの願いとは裏腹に、それはどんどん大きくなっていく。
ツンに見られたらまずい。ブーンは枕を抱くふりをして、さりげなく股間を隠した。

(;^ω^)(生き地獄だお・・・・)

もう泣いてしまいたいくらいに耐えがたい状況だ。
ブーンの分身は衰えることなく、完全な状態を維持し続けている。

それでもブーンが理性を失わないのは、ツンを大切な友達だと思う以上に、
ツンの過去の出来事がブーンを抑制しているからだ。

( ^ω^)(ツンは人並み以上に男に対しての警戒心が強いお。
      そんなツンが俺の部屋に来たってことは、俺に心を許しているからで、
      男として見ていない証拠だお・・・)

そう考えたところで、ブーンのものが少しずつ勢力を失っていく。
ツンと一線を越えてはいけない。ツンに劣情を抱くのは、ツンを裏切ることと一緒だ。

ふとツンの方を見ると、眠たいのか目がうつろになっている。
今の自分のそばにツンをおいておく訳にはいかない。もし自分を見失ってツンを無理矢理抱いてしまったら、
ツンの心の傷をえぐってしまう事になるだろう。

ツンを、大切にしたい。

( ^ω^)「ツン、寝るなら部屋に戻るお」

ξ-?-)ξ「うん・・・わかった」

( ^ω^)「送っていくかお?」

ξ-?-)ξ「大丈夫・・・一人で・・・・」

ツンはそう言うとふらりとベッドを立ち上がった。
ブーンもベッドから降り部屋のドアを開けてやると、ツンはおぼつかない足取りで部屋を出た。

ξ゚?゚)ξ「じゃ、おやすみ」

( ^ω^)「おやすみだお」

ブーンはツンが部屋に戻るのを確認する前にドアを閉め、ベッドに倒れこんだ。

これで良かったのだ。例えツンがブーンに抱かれるのを望んでいたとしても、
今の自分にはツンの心の傷を一緒に背負うことなどできない。
荷が重い。ツンを受け入れる覚悟が、自分にはまだない。

ブーンは、ツンに恋愛感情を抱く前に性的興奮をしてしまったことをひどく後悔した。
所詮自分も男ということか。本能とはいえ勃起してしまったことに憤りを感じた。

( ^ω^)「俺は最低だお・・・」

部屋にはツンの香水の香りがまだ残っている。
ブーンにはその香りが媚薬のように感じた。

ブーンのものが再び急激に大きくなる。
びっくりして股間をおさえると、手に固い感触がした。こんな状況で、体はどうして正直なものか。

(;^ω^)「おおおおおおおおおお」

ブーンはわけがわからないまま性器をものごい勢いで刺激した。
そして絶頂に達し果てた時、どうしようもなく鬱々とした感情がブーンを襲った。
射精後の倦怠感が、それを一層強いものにさせた。

( ;ω;)「おっおっおっ・・・」

ただ何も考えず、大きくなった性器を無我夢中で刺激しただけ。
しかし何故だろう、ツンに対しての罪悪感が強いのは・・・。

ツンを友達として大切にしたいと思っているのに、自分はなんて情けないのだろうか。
これではツンを襲った奴と変わらない。所詮自分も男だということなのだろうか。
頭の中がぐちゃぐちゃだ。考えれば考えるほど、今まで感じた事のない黒い感情がブーンに重くのしかかる。

それでも、ツンの笑顔を大切にしたい。何よりもツンの近くにいたい。
その思いが強くなるたび、ブーンは罪悪感に蝕まれていった。

ピピルピルピピ~♪

( -ω-)「ん・・・」

翌朝、ブーンは携帯の着信音で目が覚めた。
ねぼけまなこで携帯電話の画面を見ると、ツンからの着信だった。

ピッ
( -ω-)「はいお」

ξ゚?゚)ξ「あ、おはよー」

ツンの少し鼻にかかった声が受話器越しに聞こえた。
どうやらツンも寝起きらしい。

ξ゚?゚)ξ「ごめん、まだ寝てたでしょ?」

( ^ω^)「大丈夫だお。何だお?」

ξ゚?゚)ξ「うん、ホテルの朝食が8時半までだから、そろそろ行った方がいいと思って。
      あんたも行くでしょ?」

部屋の時計を見ると、7時を少し過ぎたところだった。
昨日の疲れが完全に取れておらず体が少しだるかったので、もう少し寝ていたいとも思ったが、
ツンがわざわざ早めに起きて声を掛けてくれたのだ。好意を無にする理由はない。

( ^ω^)「俺も行くお」

ξ゚?゚)ξ「よかったー。一人じゃ心細かったのよね。
     じゃあ7時半くらいにあんたの部屋に行くから準備しといてよ」

( ^ω^)「おk」

ツンとの電話を切り、ブーンは思いっきり背伸びした。
レースカーテンから差し込む朝日が眩しい。今日もいい天気になりそうだ。

一泊二日の旅行の最終日。今言うのも変だが、あっという間に時間が過ぎた。
ツンともっと旅行していたい。何日も。

7時半を少し過ぎたところで、ツンが迎えにきた。
ツンは、少しレースがついたベージュのチュニックワンピースとピンクブラウンのカーディガンに細身のグレーのジーンズをあわせたコーディネートで現れた。

二人はエレベーターに乗り、1階のフロントの奥にある小さなレストランへ向かった。
スタッフに朝食券を渡し、窓際の席を確保した。
朝食はバイキング形式で、数種類の焼きたてパンと、コーヒー、オレンジジュース、
そしてスクランブルエッグ、ウィンナー、サラダというオーソドックスなメニューだった。

ブーンがカップにコーヒーをついでいる隣で、ツンがオレンジジュースをつぎながら
よくそんな苦いもの飲めるわね、と悪態をついてきた。
ブーンが”大人の味はお子様にはわからないお”と言うと、ツンがむきになって反論してくるのが楽しかった。

そして適当にパンを選び、サラダなどを皿に盛り、席についた。

ξ゚?゚)ξ「では いただきます」

( ^ω^)「いただきますおー」

二人で手を合わせておじぎをする。
ツンといるうちに、自分もクセになってしまったようだ。

ξ゚?゚)ξ「私、半熟の卵大っっ好き!」

そう言ってツンはケチャップの乗ったスクランブルエッグを嬉しそうに頬張った。
ブーンは、ツンが美味しそうにご飯を食べる姿を見るのが好きだった。

( ^ω^)「ところで今日はどこに行くお?」

ξ゚?゚)ξ「うーん、どこって言ってもあんま千台知らないしねー。
     ご飯食べるとこしか調べてないからよくわかんないんだよなぁ」

( ^ω^)「ちょっと遠いけどペニーランドはどうかお?」

ξ゚?゚)ξ「それって遊園地だっけ?」

( ^ω^)「そうだお」

ツンはフォークをもったまま真顔で何か考え始めた。そして、

ξ゚?゚)ξ「歩き疲れてるから遊園地はいい」

( ^ω^)「そうかお」

ツンはウィンナーを口にしながら、再び何か考え始めた。
ブーンも、お皿にてんこ盛りになってるパンをほおばった。

( ^ω^)「パンうめえwwwwwwwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「今日も買い物する!」

ようやく考えがまとまったのか、ブーンがパンに舌鼓をうってる時に急に話し掛けた。

( ^ω^)「わかったお。じゃあ、ツンが気になってたワンピースを見にまたポーラスに行くかお?」

ξ*゚?゚)ξ「行く!!!!!」

ツンが目を輝かせて言った。
いつもはキツイ言葉ばかりのツンが、今回の旅行ではやけに素直になったように感じる。
言動もいつもよりやわらかいようだ。

今日も、適当に街を歩いてウィンドウショッピングをすることになった。
あえてしっかりした予定を決めずに、気ままに散策するのが二人の性にあっていた。

( ^ω^)「チェックアウトは10時だけど、何時にここ出るお?」

ξ゚?゚)ξ「じゃあ10分前くらいにあんたの部屋に行くことにする」

( ^ω^)「朝は一緒に過ごさないのかお?wwwwww」

ξ゚?゚)ξ「過ごさないわよ!私だってやることがあるのよ」

朝食を食べ終え、二人はそれぞれの部屋に戻った。

( ^ω^)「お腹いっぱいだお。パン食べ過ぎたお」

ベッドに横になり時計を見ると、まだ8時半になる前だった。
テレビをつけ、朝のニュース番組をBGMに、ブーンは帰り支度を始めた。

昨晩の出来事がブーンの脳裏をよぎる。
色々考えたが、ツンの傷を、友達として見守ってあげる事ならできる。
そう考えたら、心が少し軽くなった。
自分にもできることがあるのだ。

約束通り、10時にはる10分ほど前にツンはブーンの部屋を訪れた。
二人はホテルをチェックアウトし、駅に向かった。そしてコインロッカーに荷物を入れ、
昨日に引き続き千台の街を散策した。

ツンが気になっていたワンピースは、それが最後の一着だという店員の一言で、意を決して購入した。
少々高かったが、ツンは満足気にそのショップの袋を抱えていた。
そしてブーンも、同じビルに入っているメンズのセレクトショップで財布を購入した。
予てから買い替えたいと思っていたので、ちょうどいい機会だった。
そしてアーケードをぶらぶらと歩き、お腹がすけば目についたレストランで食事をし、
また歩き、疲れたらカフェで一休みをした。
その間、昨日の疲れがあるにも関わらず二人は楽しく会話し続けた。
ブーンは、はたから見れば二人は恋人同士に見えるだろうか、と何度か考えた。

午後5時になる少し前。
駅でお土産を買い込み高速バス乗り場に向かうと、既にバスが着いていた。
二人は運転手にチケットを渡し、半券を受け取って指定の席についた。

ξ゚?゚)ξ「はー、歩きっぱなしで疲れたねー」

( ^ω^)「喋りすぎて喉がガラガラだお」

荷物を網棚に乗せ、椅子に座って思いっきりのびる。

ξ゚?゚)ξ「つーかあのアーケードにあるコスメショップの店員うるさかったねー」

( ^ω^)「ちょっと失礼だったお」

ξ-?-)ξ「”お肌が疲れてらっしゃいますね”なんていきなり言われて、買う気にならないっつーの」

( ^ω^)「そう言うあの店員さんの方がよっぽど肌汚かったおwwwwww」

今日起こった事を二人で思い返している間に、バスは出発した。
楽しかった旅行ももうすぐ終わる。地元に着きバスを降りてツンと別れれば、またいつもの日常に戻る。

ξ-?-)ξ「帰りたくないなぁ」

ふとツンがもらした言葉に、ブーンも同意した。

( -ω-)「まだ千台にいたいお。やっぱり都会はいいお」

いけないと思いつつも、ついつい会話が愚痴っぽくなってしまう。
なんだか、どっと疲れが襲ってくるようだ。

ξ-?-)ξ「うーだめだ。寝ちゃいそう」

( -ω-)「俺も疲れたお。帰りはゆっくり寝ることにするお」

座席を少し倒し、ねぼけた声でおやすみ、と言い合い、二人は目を瞑った。
よっぽど疲れていたのだろう、二人はすぐに眠りについた。

バスが1時間ほど走ったところで、バスは一旦サービスエリアで休憩に入った。
それを知らせるアナウンスと、周りの人の話し声でブーンは目が覚めた。

( -ω-)「ん・・・・」

すっかり寝入ってしまった。今まで車内で眠るなんてことがなかったから、
体に少し違和感を感じた。
しかし、それ以上に何やら右肩が重い。
ゆっくり目を開けると、そこにはツンの顔があった。

(;^ω^)「ちょwwwwwツンwwwwwwww」

ツンはすやすやと小さな寝息を立てていた。

( ^ω^)(動いて起こすのも悪いけど・・・
      このままだと寝違えて首が痛くなるお)

( ^ω^)「ツン、起きるお、首痛くなるお」

ブーンはツンの耳元で小さな声で話し掛けた。

ξ-?-)ξ「んー・・・」

ツンは少し反応したが、完全に目が覚める事はなく、そのまま再びすやすやと寝始めてしまった。
ブーンは仕方なく、ツンの肩を抱いて席に戻そうとした。

ξ-?-)ξ「ん・・・」

ツンがまた少し反応した。今度は少しだけ目を開けた。

( ^ω^)「ツン起きたかお?体勢を・・・」

ξ-?-)ξ「・・・・・」

ツンは再び目を瞑り、今度はブーンの膝元にゆっくり倒れこんだ。
ブーンがツンを膝枕する体勢になった。

(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwツンwwwwwwwwww」

ツンはまたすやすやと寝息を立てて寝始めた。

(;^ω^)「いくらなんでも寝ぼけすぎだお」

そういえば、以前用事があって深夜にツンに電話をかけた時、長いコールの後電話に出たツンが
”本日のラストオーダーは終了致しました”とねぼけた声で言った直後に電話が切れたことがあった。
翌日ツンにその話をしたら、ツンはブーンから電話がきたことすら覚えていないということがあったのだ。

ブーンの膝の上で、ツンはぐっすりと眠っている。
思わず触れたくなるほど艶やかな長い髪を見つめている時、ブーンは体に異変を感じた。

(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwwwwwww
      ちんちんおっきしたおwwwwwwwwwww」

ズボンの股間の部分が固く盛り上がり、痛いくらいにパンパンに膨れ上がっている。
一日中歩いて疲れたせいか、それともツンが自分の膝の上で寝ているからなのか。
それにしても、どうしてこんなに体は正直なのだろう。

(;^ω^)(自分が嫌になるおwwwwww)

ツンの顔がこっちを向いていないのがせめてもの救いだった。
もしこの状態でツンが目が覚めたら、なんて言い訳をしたらいいか、全く思い浮かばない。

やがてツンが再びねぼけ半分で最初の位置に戻るまで、
ブーンは身動きができない状態が続いた。

数時間後、バスは無事目的地に到着した。
二人が荷物を持ってバスを降りると、眼前に見慣れた地元の街の風景が広がった。
無事帰ってこれて良かった、という安堵感よりも、現実に引き戻される不安感の方が大きかった。

バスの中、ブーンの膝枕で寝ていたツンはというと、
あれから一時間ほどあの体勢で眠った後に目を覚まし、無言のまま
元の体勢に戻り、再び眠った。
そして20ほど経った後に再び目覚め、今度は完全に起きたようで、ジュースを一口飲んだ後に
”今どこ?”とブーンに尋ねた。
ツンは、ブーンの膝枕で寝ていたことを全く覚えていないようで、今は何食わぬ顔でブーンの隣にいる。

ξ゚?゚)ξ「あー、帰ってきちゃったねー。もっと千台にいたかったなー」

ツンは名残惜しそうな表情でバスを見つめていた。

( ^ω^)「千台楽しかったお。また行きたいお」

ξ゚?゚)ξ「そうだね・・・」

( ^ω^)「ところでこれからどうするお?もう帰るかお?」

ξ゚?゚)ξ「うーん、どうしようかな」

( ^ω^)「ご飯食べてから帰らないかお?」

ξ゚?゚)ξ「もうそんな時間かー。いいわよ」

二人は近くのファミレスに入って食事を取った。そして1時間半後、二人は別れた。

( ^ω^)「ただいまだおー」

二日ぶりの我が家への帰宅。家の懐かしいにおいが鼻をくすぐる。
すごく心が落ち着くのを感じる。やはりなんといっても自分の家が一番だ。

J(‘ー`)し「ブーンおかえり」

( ^ω^)「かあちゃん、お土産だおー」

J(‘ー`)し「あら何かしら?」

母がお土産の入った紙袋の中を見ている間に、ブーンはバッグの中の洗濯物を洗濯機に放り込んだ。
リビングの方で母が嬉しそうにお土産のパールのピアスを眺めているのを見た後に、
洗濯機のスイッチを押し、2階の自分の部屋に行って部屋着に着替えた。

J(‘ー`)し「千台はどうだった?楽しかった?」

( ^ω^)「楽しかったお!チェミかっこよかったお!」

ブーンはその日夜遅くまで、母に千台での思い出話を聞かせた。
母はブーンの話を、ただ黙って嬉しそうに聞いていた。

3日後の水曜の夜、ブーンはドクオのバイト先のホーソンを訪ねた。

( ^ω^)「ドクオーお土産だおー」

ブーンがお土産の入った紙袋を差し出すと、ドクオはあからさまに嫌そうな顔をした。
口元がいつにも増して歪んでいる。

('A`)「お前、まさか荻の月とか言わねぇよな?」

ドクオが差し出された紙袋を、少し身をひいて嫌そうな目で見つめる。
ブーンは、そういえばドクオは荻の月が嫌いだったんだっけ、と思った。

(;^ω^)「いちおうアヌメイトで買った咲代のフィギュアだお・・・」

('A`*)「マジで!?サンキュー!!」

ドクオは紙袋を奪い取り、早速箱を開封し始めた。

(;^ω^)「ちょwwwwおまwwww仕事中だおwwwwwww」

('A`*)「やっぱパンツは白と水色のしましまだよな」

咲夜のフィギュアを下からの角度で眺めるドクオを見ながら、ブーンは
いっそのこと荻の月を押し付ければよかった、と思った。

('A`)「ところで、どうだった?」

( ^ω^)「千台楽しかったお!チェミかっこよかったお」

('A`)「そうじゃなくて」

( ^ω^)「?」

('A`)「ツンがさ」

(;^ω^)「!?」

急にドクオの口からツンの名前が出たからびっくりした。
なんて答えて良いか分からず、ブーンはただドクオの顔を見ていた。

('A`)「久々に会ったんだろ?なんか変わりなかったか?ってこと」

(;^ω^)「ああ・・・・別に変わりなかったお」

ブーンの脳裏に、バスの待合室に現れたツンの姿が浮んだ。
本当はツンはずっと大人っぽくなっていた。しかしブーンは、そんなツンを知っていることをなんとなく隠した。
ドクオの知らないツンを知っていたかった。

('A`)「ふーん。あいつももう3年生じゃん?進路はどうなってんの?」

(;^ω^)「・・・・・・・・・・知らないお」

('A`)「はぁ?お前ら一体何の話してたわけ?」

そう言われれば、ツンももう高校3年生だ。そろそろ進路をどうするか考えがまとまっていなければならない。
しかし、そんな話はツンとはしなかった。
あんなにたくさん会話をして盛り上がっていて、ツンのことでは知らないことはないと思うくらいたくさんお喋りしたのに、進路については1回も話題に出なかった。
それどころか、自分の今の職業についても聞かれなかった気がする。
聞き漏れはないと思うくらい会話をしたと思っていただけに、ブーンは少しショックを受けた。

('A`)「まぁ別にいいけどね」

ドクオは咲代のフィギュアを大切そうに箱にしまい、レジの後ろのカウンターの上に置いた。

ブーンはペットボトルのお茶を買い、ホーソンを出た。
実はドクオに話していないことがもう一つあった。それは・・・

ピピルピルピピ~♪

( ^ω^)「・・・・」
ピッ

『from:ツン
 件名:
 本文:今日もバイト疲れたー。
     ところで、駅で買った牛タン食べた?
     すっごくやわらかくて美味しかったよ 』

(*^ω^)「♪」

卒業式以来、ツンからチェミストリーのチケットの件で電話が来るまで一切連絡を取り合っていなかった二人だったが、
千台から帰って以来、毎日メール交換をするようになっていた。
しかも一日一通ではなく、最低でも四通くらいはやりとりしている。
今までもメールのやりとりはしていたが、以前にも増して頻繁にメールを送りあっている。
ブーンは、何かあればツンに真っ先にメールしようと思ったし、何もなくてもメールを送った。
きっとツンも同じ気持ちなのだろう。

すでに次に会う約束もしてある。
2日後の金曜日、ツンが学校が終わってからカラオケに行くことになっているのだ。
ブーンはその日が楽しみで仕方がなかった。
その気持ちが、余計にツンへのメールの本数を増やした。

2日後。ブーンは午前中にほした洗濯物を取り込んだ後、午後3時くらいに家を出た。
待ち合わせ場所の駅まではバスと徒歩で30分ほどでつくが、
途中本屋やCDショップに寄ったりしてゆっくり向かおうと思ったのだ。
そういえば、卒業以来一人でゆっくり街を歩くのは初めてかもしれない。
街頭の木々の鮮やかな新緑とそこに吹く爽やかな風は、まるで心がリフレッシュするようだ。

本屋に寄り週刊誌を立ち読みし、CDショップに入り新人アーティストの曲を試聴したりした後に待ち合わせの駅に向かい、
約束の4時半には駅前のベンチで缶コーヒーを飲みながらツンが来るのを待った。

約束の時間を5分ほどすぎたところで、遠くからツンが走ってくるのが見えた。
駆け足でブーンの元へ駆け寄る。ツンの制服姿を見るのは卒業式の日以来だ。

ξ;゚?゚)ξ「遅くなってごめん!帰りのHRがいつもより長引いちゃって・・・」

( ^ω^)「大丈夫だお。カラオケは5時からの予約だお」

ξ゚?゚)ξ「じゃあゆっくり行っても間に合うね。
     ちょっとジュース買って行ってもいい?」

( ^ω^)「じゃあ途中のミミストップに寄るお」

二人はミミストップに寄ってジュースを買い、雑誌を立ち読みした後、カラオケに向かった。
そこは、駅の近くにあり料金設定が安いことから以前からよく二人で利用していた。
いつもの機種を指定し、部屋に入る。

ξ゚?゚)ξ「ここ来るのも久々だねー」

( ^ω^)「前はよく二人で来てたお」

ツンはソファに座り、バッグからジュースを取り出す。
ブーンはテーブルの上に置いてある食事のメニューやカラオケの料金表を隅にひとまとめにして置く。
ブーンは、テーブルの上が散らかったままの状態が好きではなかった。よくこまめにゴミを片付けたりする。
一方ツンもブーン同様、あまり散らかっているのは好きではなかったが、ブーンが過剰なまでに片付けてくれるので
すっかり任せっきりにしていた。

(;^ω^)「ツンは本当にA型かお?」

ξ゚?゚)ξ「うちは父がOで母がABだからね。色々混ざってるんじゃない?よくわかんないけど。
      それより、O型って意外にきれい好きなのね」

( ^ω^)「うちは両親ともOで、二人ともおおざっぱだけどきれい好きだお」

ツンはふーん、と相槌をうちながら、カラオケのリモコンをブーンに差し出した。

ξ゚?゚)ξ「じゃあ、はい、あんたから歌って」

( ^ω^)「ちょwwwwなんでいつも俺からだおwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「こうゆうのは年上から歌うもんなのよ!」

またツンのわけのわからない屁理屈が飛び出した。
しかしこんなことは日常茶飯事なので、ブーンは軽く流しながら仕方なしに毎回先に曲を登録していた。

ξ゚?゚)ξ「ちょっと、飛来ケン歌ってよ」

( ^ω^)「わかったお。じゃあツンはまやや歌ってくれお」

ξ゚?゚)ξ「え?やだ」

(;^ω^)「・・・・・・・・・」

ツンはブーンにいつも曲のリクエストをしてくれるが、
ブーンがリクエストする曲はツンはいつも歌ってくれない。
ツン曰く、そういう気分ではないそうなのだが、何度突っぱねられてもブーンは歌って欲しい歌があればリクエストした。
20回に1回くらいの確率で歌ってくれることもあったので、油断禁物だった。

ブーンはとても不思議な感覚に陥っていた。

二人でカラオケに来るのは今まで何度もある。
しかし今日は、今までとは違ってものすごく楽しいというか・・・。
今までももちろん楽しかったのだが、それとは違って、もっとアドレナリンとかなんとかの興奮物質が脳内に溢れてるような、
そんな状態だった。

ツンに対しても、今までとは全く違った感情が芽生えている。
それは恋愛感情とかではなくて、もっともっと大切な何かだと思うのだが、
ブーンにはそれを上手く説明することも表現することもできなかった。

隣で楽しそうに歌うツンを見て、ブーンはツンと同じ気持ちになりたいと思うと同時に、
ツンも自分と同じ気持ちであって欲しいと思っていた。

ξ゚?゚)ξ「なんか久々に楽しかったー!」

二人は、駅前のバス停にあるベンチに座っていた。
駅の明るい照明が暗い夜道を照らしているが、そこにいる人はまばらだった。
仕事帰りのサラリーマンや、部活帰りのジャージ姿の高校生がいるくらいで、その市の中心駅とは思えないくらい閑散としている。

( ^ω^)「カラオケ久々だったお」

ξ゚?゚)ξ「そうだねー。私も久々だった。
      あんたが卒業してから、一緒に行く人いなくなったもん」

そう言いながらツンは携帯の画面を見ている。

ξ゚?゚)ξ「バス来るまであと15分か・・・」

相変わらずのバスの本数の少なさを実感する。
一時間の本数が一番多い路線では5~6本は出ていたが、
ツンが通学に利用するバスの路線は、通勤や通学など利用者が多い時間帯は一時間に2~3本で、
基本的には一時間に1~2本しかバスがない。
また、ブーンの利用する路線も同じような状況だった。

ξ゚?゚)ξ「千台行った時はあんなにバスも電車もあったのにねぇ」

( ^ω^)「やっぱり田舎とは違うお」

爽やかな夜風がロータリーの中心に聳え立つ大きな木の葉を揺らす。
車の通りも少ない。駅前だというのに、電車の発着を知らせるアナウンスが聞こえる以外は静まり返っている。

( ^ω^)「良ければまた遊ばないかお?またカラオケ行きたいお」

ξ゚?゚)ξ「いいねー、分かった。じゃあまたメールする」

( ^ω^)「ゲーセンも行きたいお。ドクオは完全に夜型になったからなかなか合わないんだお」

ξ゚?゚)ξ「そういやドクオは元気なの?」

( ^ω^)「元気そうだったお。こないだお土産渡しに行ったお」

ξ゚?゚)ξ「ああ!アヌメイトで買ったあの人形ね!喜んでた?」

( ^ω^)「すごく喜んでたお」

ξ゚?゚)ξ「どうせスカートの中覗いてたんでしょ」

(;^ω^)「その通りだお」

ξ゚?゚)ξ「かわんないねードクオ」

ツンはふふっと笑って空を見上げた。
そこには晴れ渡った夜空が広がり、一等星だけが浮き上がって存在を示している。
ブーンも同じように空を見上げた。

小さな星から大きな星、明るい星から、輝きの小さい星・・・。
今自分が目にしてる星以外にも、この夜空には星が数え切れないくらいたくさん瞬いているはずなのだが、
ここでは、一番明るく大きな星しか目にする事ができない。
それは、今のブーンの状態と同じだった。
生まれてきてから今まで、数え切れないほどの人と出逢ってきた。クラスメイトや生徒会役員を始め、一度しか会わなかった人や、毎日顔を合わせても一言も声を交わす事のなかった人、ただすれ違うだけの人。
こんなにたくさんの人と出逢ってきたが、今の自分の目に一番写るのは、今隣にいるツンである。
ツンが一番光り輝いて見え、まばゆすぎて見失いそうな錯覚にさえ陥る。
ツンと自分の関係をなんとしてでも繋ぎとめておきたい。ずっと。

( ^ω^)「ツン、また機会があったら千台行かないかお?」

ξ゚?゚)ξ「そうだねー。今度はお金いっぱい貯めて、服買いまくりたい!!」

無邪気に笑うツンに引き込まれそうになる。
時間が止まればいいと、初めて思った。

ξ゚?゚)ξ「あ、ようやくバス来た」

定刻通りにツンのバスがやってきた。停留所に停まり、バスの後方のドアが開いた。
ツンはバスに乗り込み、振り返ってブーンに軽く手を振る。

ξ゚?゚)ξ「じゃーまた」

( ^ω^)「ばいぶー」

ドアがしまり、バスは走り出した。
ブーンはそのバスが見えなくなるまで目で追い続けた。

翌日の土曜日、ブーンの家にギコが迎えに来た。
ブーンはいつものようにギコの車の助手席に乗り込んだ。

(゚Д゚)「よおー久し振り。どうだった?千台は」

( ^ω^)「楽しかったおwwwwこれお土産だお」

(゚Д゚)「え?そんな、気つかわなくていいのに・・・」

( ^ω^)「お休みくれたおかげで行けたお。受け取って欲しいお」

(゚Д゚)「サンキュー。会社着いたら早速開けてもいいか?」

( ^ω^)「おkwwwwww」

10分ほど車を走らせ、微糖園の事務所に到着した。
事務所の入り口にあるタイムカードを押して中に入り、作業着をはおる。
ギコは窓際のソファーに腰掛け、ブーンからもらったお土産の中身を取り出す。

(*゚Д゚)「おわあああああああああああああああ
    チェミのライターじゃねーか!!!!!!!!!」

それは、ブラックのボディに、チェミストリーのロゴがシルバーで箔押しされているライターだった。

(;^ω^)「zippoじゃなくてごめんお」

(*゚Д゚)「いいんだよ、別に高いのじゃなくて。
    つーかこれ超イカす!かっこいい!」

( ^ω^)「パンフレットは売り切れて買えなかったお」

(*゚Д゚)「普段使えるやつのほうがいいよ!マジでサンキュー」

ギコは相当嬉しかったようで、ライターを色んな角度で眺めては、
すげぇ、これすげぇ、と歓声をあげる。

(*゚Д゚)「これでタバコなんて吸っちゃったら、ドラッグ以上にイッちまうぜ」

そう言ってギコはズボンのポケットからタバコを取り出し、火をつけようとした。

川`~`)||「ギコさん!事務所内は禁煙ですよ!!」

(;゚Д゚)「えっ?ああ、わかってるよ」

事務のかおりに注意され、ギコは慌ててタバコをしまった。

(゚Д゚)「さっ、そろそろ行くかー」

ギコはソファから立ち上がり、作業着のファスナーをとじる。
そしてトラックの鍵を持ち、事務所を出た。
ブーンもその後に続き、ドリンクを積んだ後、補充へと向かった。
移動中の車内では、チェミのコンサートの話題で持ちきりだった。
ギコは興味深そうな表情で、うん、うんと聞き入り、時折歓声を上げた。

ツンとは、バイトがない放課後はカラオケに行ったり、
ツンがバイトの日は、バイト先まで迎えに行ってご飯を食べたりと、会う機会を重ねていった。
もちろん毎日のメールを欠かすことがなかった。

(゚∋゚)「ツンちゃんさっきは災難だったね・・・今日はあがっていいよ」

ξ゚?゚)ξ「いえ・・・お疲れ様でしたー」

ツンは少し気落ちした様子でロッカールームへ入り、自分のロッカーの鍵を開けた。

ξ#-?-)ξ「あの客マジでむかつく・・・」

この日、ツンはラストオーダー間際に来た若い男二人組みの客に、しつこく声をかけられた。
最終的に店長のトリィが接客に回ったが、非常に不愉快な思いをしたのだ。

ξ#゚?゚)ξ「怒りがおさまらない・・・」

ツンはバッグから携帯を取り出し、すぐさまブーンにメールを送った。

ξ゚?゚)ξ(”今日男の客にしつこく声かけられてすごくいやだった”・・・と)

メールを送信し、ツンは制服を着替え始めた。
少し経って、ブーンからの返信がきた。

『from:ブーン
件名:
本文:可愛いこはナンパされやすいお。
   気を取り直してツンも一緒にブーンするお』

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・・・」

”気を取り直して一緒にブーン”というのは、ツンが落ち込んでいたり気分が良くない時にブーンがつかう励ましの言葉だった。
今まで何度言われただろうか。逆にブーンの様子がいつもと違う時には、気を取り直してブーンでもしなさい、とツンが声を掛けたものだ。

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・」ピッピッ

『To:ブーン
件名:
本文:わかった。じゃあブーンして帰る(笑)』

ξ゚?゚)ξ(送信・・・と)

携帯をバッグに入れセーラー服に着替え、ロッカールームを出た。
タイムカードを押して外に出ると、冷たい風が吹いていた。5月とはいえまだ肌寒い。

ツンは、最近のブーンとの関係に違和感を感じていた。
千台から帰ってから、ブーンが自分に接するときの態度が今までとなんとなく違う気がする。
そして、自分のブーンに対する気持ちも、徐々に変化してきた。

ツンはさきほどブーンからきたメールを読み直していた。

『from:ブーン
件名:
本文:可愛いこはナンパされやすいお。
   気を取り直してツンも一緒にブーンするお』

ξ゚?゚)ξ(”可愛い”なんて、今まで一度も言った事なかったのに・・・)

もちろん自分のことをそう言ってくれて素直に嬉しい気持ちはあるのだが、
ブーンに言われるのは、この関係で言われるのは何か違う気がする。
上手く言えないけど・・・。

最近ブーンのことばかり考えるようになった。
出会ってから今までのことは勿論、仲違いした時のことや、卒業式でのこと。
そして、旅行でのこと・・・。
授業中やバイト中も、思い出してはニヤニヤしてしまう。
ブーンといた日々が、とても楽しいものになっている。

しかしツンはその気持ちを押し殺した。
ブーンは友達だ。大切な男友達だ。きっと仲が良すぎてこんな気持ちになってるんだ。
そう考えるようにしていた。

ξ゚?゚)ξ(大体あいつと私なんて釣り合わないわよ・・・!身長差もあるし、
     私みたいな性格の女がブーンと付き合ったところで、彼氏を尻に敷いてるみたいに思われるのも嫌だし、
     第一ジョルジュ君との仲を取り持ったあいつと付き合うなんてなんか変な気が・・・・)

ξ;゚?゚)ξ(・・・・・・・・・・ん?)

ξ///)ξ(つーか何考えてるの私・・・・)

ブーンのことを考えては先走ってしまう。
勝手に脳内で暴走しては、自爆する。ツンは最近考え事をしてると、こんなことばかり繰り返していた。

もしかして、自分はブーンのことが好きなのではないか、と最近思い始めた。
ブーンからメールが来ればすごく嬉しいし、ブーンに会うと何故か胸がドキドキするし、
何よりも一緒にいるのがものすごく楽しい。
ブーンに対してこんな感情を抱くのは初めてなので、ツンは戸惑っていた。

ξ;-?-)ξ(違う・・・好きとかそんなんじゃない。
      ただ一緒に一泊で旅行に行ったから、ちょっと気持ちが舞い上がってるだけだ。
      こんな気持ち、多分長続きはしない。きっとすぐ冷めるはず・・・・)

ツンは、一時の情熱だけで交際相手を簡単に決めるのは良くないと思っていた。
なぜなら、ジョルジュに恋愛感情を抱く前に付き合い始めたからだ。
ブーンが取り持ったから、というのもあるが、ツンはジョルジュを使って賭けたのだ。
消えない過去を持っている自分だが、男性と付き合っても意外に平気かもしない。
機会があればあのことを話してもいいが、隠したまま付き合い通せれば、それはそれでいいかもしれない。

そんな気持ちでジョルジュと付き合い始めたが、やがてツンはジョルジュのことを本気で好きになった。
しかし根底にある自分の気持ちが、自分もジョルジュも苦しめた。
打ち解けているように見せかけて壁を作っている自分に、ジョルジュは悩んだに違いない。
ジョルジュに一歩踏み出せなかったせいで、結局ジョルジュの気持ちは他に移ったし、自分もジョルジュを信じることができなかった。

付き合うなら、全て見せられる人がいい。ありのままの自分を受け止めてくれる人がいい。

そう考えると、今の状態でブーンのことを好きだと確信するには判断材料が少ない気がした。
うわついた気分のまま、もし付き合うことになっても、長続きしない気がする。

ξ-?-)ξ(・・・って勝手に考えても仕方ないか)

自宅までの道を歩いている時、ツンの携帯がなった。

ピルル~

『from:ブーン
件名:
本文:無事に帰れたかお?』

ξ*゚?゚)ξ「・・・・」

色々考えてはいるが、メールがくれば嬉しいことには変わりはない。
ツンは”ただいま。無事帰宅しました。”と打ち、送信した。

ξ゚?゚)ξ「晩御飯何にしようかなー」

冷蔵庫を開け、食材を確かめる。ナスと豚挽き肉が入っているから、トマトソースとあわせてパスタにでもしよう。
手馴れた手付きでソースを作り、パスタをゆでてお皿に盛り付ける。
最後にバルメザンチーズを振り掛けて、完成。
今日も一人っきりの食卓だ。

リビングのテレビをつけ、携帯を見るとブーンから”晩ご飯はハンバーグだったお”とメールがきていた。
ツンは”うちはナスと豚挽き肉のトマトソースパスタです”とメールを送った後、一人夕食を取り始めた。

今日は宿題がないから、ゆっくりお風呂に入ろう。
食事を取り終え、ぼーっとテレビを見ていると、ブーンからメールがきた。

『from:ブーン
件名:
本文:うまそうだおwwww俺も食べたいお。
   今度作ってくれお              』

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・・・・・」

最近、あきらかにこちらに好意を持っていると思わざるを得ないメールが多くなった。
ブーンは今までこんなメールを送ってくれたことはなかった。
考えるたびに否定してきたが、ブーンは自分のことが好きなのでは・・・?

ξ;゚?゚)ξ「・・・・・なわけないか。自意識過剰すぎ」

すぐにメールを返そうしたが、うまく言葉が浮んでこない。

ξ゚?゚)ξ「どうせ暇だしなぁ」

ツンは電話帳でブーンの名前を検索し、通話ボタンを押した。

ピピルピルピピ~♪

自分の部屋でソファに腰掛けながらテレビを見ているところに、ブーンの携帯がなった。

( ^ω^)「・・・・ツンからだお」

ブーンはすぐさま通話ボタンを押した。

( ^ω^)「もしもしだおー」

ξ゚?゚)ξ「あーもしもしー。今何してた?」

( ^ω^)「部屋でテレビ見てたお。どうしたんだお?」

ξ゚?゚)ξ「私もテレビ見てたんだけど、暇だったからさ」

( ^ω^)「そうかお」

ξ゚?゚)ξ「ハンバーグおいしかった?」

( ^ω^)「テラウマスだったおwwwwwww
      ツンのパスタはどうだったお?」

ξ゚?゚)ξ「うん、上手く出来たから美味しかったよ」

( ^ω^)「うはwwwwうまそうwwwwww食べたいおwwwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「いつも晩御飯一人だからねー。今度食べに来る?w」

(*^ω^)「ktkrwwwwwwww」

心がくすぐったくなるような会話が続く。
お互いの気分の高揚が手に取るように分かるほど、会話ははずんでいる。
電話がこんなに楽しいと思ったことがあっただろうか?

( ^ω^)「そういえば今日は大丈夫だったかお?」

ξ゚?゚)ξ「何が?」

( ^ω^)「ナンパだお」

ξ゚?゚)ξ「ああ、私はキッチンに回って、ホールは閉店まで店長がやってくれたから」

( ^ω^)「そうかお。大変だったお。
      困った時はブーンするお。俺がすぐ飛んでくおwwwwww」

ξ゚?゚)ξ「はは・・・・」

( ^ω^)「?」

ツンの様子が急に変わった。渇いた笑いを浮かべたあと、急に黙ってしまった。
何か気に触るようなことを言ってしまったのだろうか?

( ^ω^)「どうしたお?」

ξ゚?゚)ξ「ねぇ・・・・」

( ^ω^)「なんだお?」

ξ゚?゚)ξ「あんた・・・・・私のこと好きなの?」

(;^ω^)「!!!!!!!!!」

ツンの突然の質問にブーンは驚いた。予想もしない言葉に、ブーンの心臓がきゅっと引き締まる感じがした。

(;^ω^)「な、なんだお急に・・・」

ξ*゚?゚)ξ「だっ、だって・・・・」

ξ*゚?゚)ξ「なんかさ、言動とかで・・・そう思ったのよ!」

(;^ω^)「あうー・・・・・」

一瞬止まりかけた心臓が、今度はすごい鼓動で動いている。
口から心臓が飛び出すのではないかと思う程、激しく鼓動している。

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・・まぁ、私の勘違いなら別にいいんだけど・・・・」

(;^ω^)「・・・・・」

(;^ω^)(どうしよう、今ならごまかせるお?)

( ^ω^)(・・・・・・ごまかす?何を?)

ブーンは、今までのことを思い返した。
ツンのことを大切にしたいと思ったあの気持ちは嘘ではない。

ちょっとワガママで言葉が悪くて、すぐ人をパシリに使って、
でもすごく優しくて、思いやりがあって、無邪気で、明るくて、
感情の起伏が激しくて、ちょっとのことで落ち込んで、でもすぐ元気になって、
人には言えない傷を持っていて、でもそれをほのめかすそぶりは全然見せなくて、
何より笑顔がとびきりまぶしくて―。

そんなツンに対する気持ちを一言で表すとしたら・・・・。
この言葉以外、他に思い浮ばない。

( ^ω^)「ツン」

ξ゚?゚)ξ「?何よ?」

( ^ω^)「俺は、ツンのことが好きだお」

ξ;゚?゚)ξ「!!!!」

ツンはきっと狼狽しているだろう。
しかし、ずっと自分の中であやふやにしてきた気持ちをようやく言葉にできた。

(*^ω^)「俺はツンが大好きなんだお」

ξ///)ξ「なっ・・・!別に、私に言われたからって合わせなくてもいいわよ!」

(*^ω^)「本当だお!」

ξ///)ξ「・・・・・・・・」

(*^ω^)「信じてくれないのかお?」

ξ///)ξ「だって・・・私なんて超ワガママだし、口悪いし
      こんな女のどこがいいって言うのよ」

(*^ω^)「そういうのも全部ひっくるめて好きなんだお」

ξ///)ξ「・・・・・・っっ」

(*^ω^)「もう一回言うかお?俺は・・・」

ξ///)ξ「いや!・・・・・・・いい」

(*^ω^)「・・・・・・・・」

(*^ω^)「ツンは?ツンはどう思ってるのかお?
      俺のことは、友達のままかお?」

ξ///)ξ「・・・・・・・・・・」

( ^ω^)「もしそうならそれでいいお。
      ツンはすぐに男を受け入れられないのは分かってるお」

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・・・・」

( ^ω^)「ツンが望むなら、友達に戻るお」

ξ;゚?゚)ξ「・・・・・・・」

その言葉を聞いて、ツンの背筋が冷たくなった。
確かに、中途半端な気持ちでブーンと付き合っても傷つくのはブーンだし、何より長続きしない。
だからと言って、簡単に友達に戻れるのだろうか?
好きだと告白されて、”お友達のままで”と断っても、今までのような関係を続けられるだろうか?

ツンの脳裏には、友達同士という関係すら崩壊している未来が浮んだ。
例え今までの関係に戻れたとしても、友達同士ということは、お互い自由に恋愛ができるということ。
ブーンは他の女の子と付き合うことになるだろうし、ツンにも彼氏ができるかもしれない。
しかし、ツンはブーンが他の女の子と一緒にいるのを想像したくなかった。
ブーンの隣にいるのは自分であって欲しい。
今までそうだったように、これからも。

ブーンを自分だけのものにしたい。独り占めしたい。

ξ゚?゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお?」

ξ///)ξ「わ・・・・・わたしも・・・・・」

( ^ω^)「?」

ξ///)ξ「あ・・・・あの・・・・・・わたしも・・・・・・ね・・・・・・・」

( ^ω^)「???」

ξ///)ξ「・・・・・・・・・・・・」

( ^ω^)「ツン?」

ξ///)ξ「・・・・・・・・・・・・・・・あんた、そんなに私が好きなら」

(;^ω^)「?」

ξ///)ξ「付き合ってあげても・・・・いいわよ・・・・」

(*^ω^)「ktkrwwwwwww」

ツンにとっては、これが精一杯の愛情表現だった。
ブーンには、この素直になりきれないツンの様子が手に取るように感じられた。
ツンはなんて不器用なのだろう。
そこがまた可愛いのだが・・・・。ちょっとからかってやろう。

( ^ω^)「でも、ツンに気がないなら、無理しなくていいお」

ξ゚?゚)ξ「・・・・・」

( ^ω^)「無理に付き合って欲しくないお。
      付き合うなら、俺のことを好きな人と付き合いたいお」

ξ;゚?゚)ξ「!!」

( ^ω^)「ツンの正直な気持ちを知りたいお。
      やっぱり、友達のままかお?」

ξ;゚?゚)ξ「・・・・・・・・・」

( ^ω^)(ちょっと焦ってるおwwwwwwww)

ツンの様子は、電話越しでも手に取るように分かる。
きっと、どうやって自分の気持ちをうまく隠せるか、考えているところだろう。

( ^ω^)「ツン?やっぱり、友達のままで・・・・」

ξ;?;)ξ「・・・・・・・・・・うっ・・・・」

(;^ω^)「ツン!!??」

電話の向こうで、ツンが声を殺して泣き出した。
小さく鼻をすする音が聞こえる。少しからかいすぎたようだ。

(;^ω^)「ツン、ごめんお!イタズラが過ぎたお」

ξ;?;)ξ「・・・・・・・・・・・死ねばか」

(;^ω^)「許してくれお、悪かったお」

ξ;?;)ξ「そんな、急にどうなのかとか・・・聞かれたって・・・・・・分かるわけ・・・・ないじゃない・・・」

(;^ω^)「ツンもさっき”私のこと好きなの?”って聞いたお・・・」

ξ;?;)ξ「そうだけど・・・・」

(;^ω^)「ごめんお・・・・俺が悪かったお・・・泣き止んで欲しいお」

ξ;?;)ξ「・・・・・・・」

ξ-?-)ξ「・・・・・・・・・・」

ξ゚?゚)ξ「私があんたなんかの為にに涙流すわけないでしょ!!!」

(;^ω^)「ちょwwwww」

ξ#゚?゚)ξ「あんたねー、そんな意味わかんないことして!
     余計信じられなくなったわよ!!」

(;^ω^)「あうー」

ξ゚?゚)ξ「なんか証明してよ!私のこと好きだっていう証明!!」

(*^ω^)「ツン・・・・・・・好きだお(はぁと)」

ξ;゚?゚)ξ「キモイ!!!!!」

( ;ω;)「おー」

ξ゚?゚)ξ「もういいわよ!」

( ^ω^)「わかったお。今度会うお。そこで証明するお」

ξ゚?゚)ξ「え?」

( ^ω^)「失った信用を取り戻すお」

ξ゚?゚)ξ「え・・・・?そ、そんな・・・・」

( ^ω^)「そこで信じてもらえなかったら諦めるお」

ξ*゚?゚)ξ「わ・・・・わかった」

( ^ω^)「今度いつバイト休みかお?」

ξ*゚?゚)ξ「あ、えと・・・金曜日・・・明日」

( ^ω^)「ktkrwwwwタイムリーだお
      じゃあ明日、学校終わったら駅前にブーンで集合だお」

ξ゚?゚)ξ「うう・・・わかった
      ・・・・・・・・いや、ブーンはしないけどね!?」

( ^ω^)「じゃあそろそろ寝るお」

ξ゚?゚)ξ「うん」

( ^ω^)「それじゃあおやすみだおー」

ξ゚?゚)ξ「おやすみ・・・」

ピッ
( ^ω^)「うはwwww明日ツンと会えるのかおwwwww」

とりあえずいつものようにカラオケにでも行こうか、と考えながら、ブーンは着替えを持って風呂場へ向かった。

ξ゚?゚)ξ「はー・・・なんか疲れた・・・」

目に残る涙を拭き取り、ベッドに寄りかかる。
なんかすごいことが起きた気がするけど、頭がうまく回らない。

ξ゚?゚)ξ「とりあえずお風呂入ろうかな・・・」

ツンはチェストから着替えを取り出し、風呂場へ向かった。

翌日、ブーンはいつものように家事を済ませ、午後4時頃に家を出た。
そしてバスに乗り、駅に向かう。
4時半になる少し前に駅に着いた。ツンが来るのはもう少し後だろうか。
ブーンは自販機で缶コーヒーを買って駅前のベンチでツンを待つ。

ブーンは驚くほど冷静だった。昨晩あんなことを言ったが、あまりにも唐突すぎたせいか、いまいち現実感がないのが正直なところだ。
ベンチに座ってぼーっとしてると、後ろから話し掛けられた。

ξ゚?゚)ξ「・・・・お待たせ」

( ^ω^)「きたかお」

ξ゚?゚)ξ「どこ行くの?」

( ^ω^)「うーん、とりあえずカラオケはどうだお?」

ξ゚?゚)ξ「わかった」

空き缶をゴミ箱に捨て、いつものカラオケに向かう。
道中、ツンは昨晩のことを話題に出さなかった。何事もなかったかのようにブーンの隣を歩いている。

(;^ω^)(しまったお・・・・信用を取り戻すとか言ったけど、
      具体的にどうするか考えてなかったお)

まぁいいか、どうにかなるだろう。ツンが好きな気持ちは変わらないのだから。
そう考え、カラオケへと向かった。

ξ゚?゚)ξ「んー、何歌おうかなー」

( ^ω^)「まやや歌ってくれお」

ξ゚?゚)ξ「やだ」

(;^ω^)「うはwwwwwwwヒドスwwwwwwwww」

いつものように二人はカラオケを楽しんだ。
ブーンは我を忘れて思いっきり歌った。ツンもいつものように歌っていた。

しかし、ツンの様子はどこかいつもと違った。平静を装っているつもりなのだろうが、ちょっとよそよそしいというか、
ブーンに対しての態度がちょっと違う。
ブーンはそれを感じつつも、ツンが一応それを隠そうとしているようなので、特に気にすることなくカラオケを楽しんだ。

そして3時間経ち、二人はカラオケを後にした。

駅までの道のりを、二人は無言で歩いていた。
この道は車の通りが多き時と少ない時の差が激しく、、通りに面している店はほとんど夜7時か8時で閉まるので、
明かりは街頭だけで、駅前へ続く通りにしては寂しい場所だった。
今も車は時折1台、2台通るだけで、あとは人もまばらだ。

(;^ω^)(結局普通にカラオケを堪能しちゃったおwwwwwwww)

どこかでツンにアピールできるところがあると思ったのだが、なかなかうまくいかなかった。

( ^ω^)(・・・・まぁ、楽しかったからいいお)

ブーンはご機嫌な様子で足取り軽く歩いていた。
しかし、隣を歩くツンの表情は険しかった。

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・・ちょっと」

急にツンが立ち止まり、ブーンに話し掛けた。それも、キツイ口調で。

( ^ω^)「?どうしたお?」

ξ゚?゚)ξ「・・・・・・あんたは一体何を考えてるの?」

(;^ω^)「?」

ξ゚?゚)ξ「昨日言ったこと、覚えてないの?」

( ^ω^)「覚えてるお。信用を取り戻すって、
     ツンが好きなことを証明するって言ったお」

ξ゚?゚)ξ「・・・・で?あんたは今日それを私にしたの?」

( ^ω^)「歌に愛を込めて歌ったお。伝わらなかったかお?」

ξ゚?゚)ξ「全然伝わらなかった」

(;^ω^)「あうーおかしいお・・・・」

ξ゚?゚)ξ「伝える気あるの?信用取り戻すんでしょ?」

( ^ω^)「わかったお」

ブーンはそう言い、ツンのそばに歩み寄った。
そしてツンの右手をつかみ、ぎゅっと握り締めた。

ξ*゚?゚)ξ「・・・・っ」

ツンが恥ずかしそうにうつむく。
やはり、こうして見るとツンは小さい。自分との身長差もある。
抱きしめたら、壊れてしまいそうだ。

( ^ω^)「あ。ツン、ちょっとこれ見て欲しいお」

ξ゚?゚)ξ「え?何?」

ツンが顔を上げた瞬間、ブーンの顔がゆっくり近付く。
そしてブーンは、ツンの額に優しく口付けた。

ξ///)ξ「!!!!!!」

ツンの顔がみるみる赤くなっていく。
ツンとつないでいる手が、急激に熱くなるのを感じた。

( ^ω^)「伝わったかお?」

ξ///)ξ「・・・・・・・・ん」

( ^ω^)「ktkrwwwwwww」

ブーンはツンとつないだ手をブンブンと振り回した。
ツンはもう片方の手をおでこにあてたままうつむいている。

( ^ω^)「うはwwwwwGJだおwwwwwww」

ブーンが一人喜ぶ隣で、ツンは上目使いでブーンを見た。

ξ*゚?゚)ξ「ちょっと・・・・」

( ^ω^)「ん?なんだお?」

ξ*゚?゚)ξ「・・・・・・・・・・私・・・あんたのこと・・・・」

( ^ω^)「・・・」

ξ///)ξ「・・・・・・・すき、かも・・・・・・・」

(*^ω^)「うはwwwwwwwwwwww」

この言葉を待っていた!
まさか、ツンから言ってくれるなんて、思ってもみなかった。
ブーンは嬉しくなり、ツンに抱きついた。
ツンは突然のことにびっくりして目を丸くする。

ξ;゚?゚)ξ「ちょっと!急に・・・・」

(*^ω^)「俺もツンが好きだお!!!!!」

ξ///)ξ「・・・・・・・・・・っっっ!!!!」

こうして、二人はようやく結ばれた。
出会ってから約2年。それまで普通の友達として付き合ってきた二人が、
晴れて恋人同士になったのだ。



幼馴染・親友・友達 | 【2018-04-13(Fri) 21:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

歳の近い義母のマリナさんが手ほどき

ボクのお母さんは小学校4年生のとき交通事故で亡くなりました。それから4年間はお父さんと二人暮らしでしたが、中学校3年生になったばかりの日曜日のことでした。お父さんが朝から出かけ、部活にも入っていなかったボクは留守番をしていました。夕方頃にお父さん帰って来ましたが、若いお姉さんを連れていました。そして
「サトシ。この人が今日からお母さんだからね。」
と言いました。あまりに突然のことで、しかも今年五十歳になる父親が自分の娘のような若い女の人と再婚するなど思いもよらなかったので、しばらく黙っていると
「サトシ君、初めまして。急なことでビックリしちゃったかもしれないけど、よろしく。何か困ったことがあったらいつでもママに言ってね。」
玄関で立ちすくんでいるボクの前にひざまずくと、そのお姉さんはボクの両手を取ってこう言いました。ボクは思わずその手を振りほどいて部屋に駆け込みました。本当のお母さんでも「ママ」なんて言ったこともなかったのに、初めて会っていきなり「ママに言ってね。」なんて言われたものだからとても驚きました。そして両手をつかまれた時の温かく柔らかな感触。部屋に入ってからもおかしなくらい胸がドキドキしていました。
 突然やって来た新しい「ママ」は「マリナ」という名前で(お父さんが「マリナさん」呼んでいたので。)、身長はボクより少し低いくらい、体つきはすらっと細身で顔は特に美人でもありませんでしたが、笑うとかわいらしい人でした。歳は聞かなかったのですが、お父さんの会社で高卒で働いていたらしく、多分まだ二十歳過ぎくらいの感じでした。決していやな感じの人ではありませんでしたが、いきなり「ママ」と言われてもボクの中で亡くなったお母さんがまだ生々しく息づいていて、その人を新しいお母さんなどと思えるわけもありません。同時にもうお母さんを忘れてしまったかのようなお父さんを憎むようになり、マリナさんが家に来て以来ボクは家では口を利かなくなりました。学校も時々サボるようになりました。夏も近づいたある夜、ボクにとってショックな出来事がありました。中学3年生になっていたボクはとうに精通があり、まだセックス経験はないものの、たまってきたらおちんちんをしごいて出すことは普通にしていました。友達同士の会話や雑誌のネタからセックスについても知っていました。友達の中ですでに女の子と付き合ってセックスをしている話を聞いてうらやましくなったこともありました。その夜は何かムシムシとして寝苦しかったので夜中に目が覚めました。しーんと静まりかえった家のどこからか、女の人のすすり泣くような声がかすかに聞こえてきました。ボクは一瞬怖くなってしばらく布団にもぐるようにして怯えていました。しかし、よく聴いているとそのすすり泣く声がマリナさんの声の似ていました。ボクは怖いもの見たさで起き上がると部屋のドアを少し開けて階段の下に目をやりました。ボクの部屋は2階で、お父さんはマリナさんと1階の寝室で寝ていました。すすり泣くような越えは寝室の方向から聞こえてきます。そろそろと階段を下りて寝室の前まで来ると、声は間違いなく寝室からもれてきます。注意して聞いていると、すすり泣くような声は「ウンッ、アンッ」という短い声が混じっています。「泣いてるんじゃない!!」そう思ったボクは震える手でゆっくりと寝室のドアを開けてみました。寝室は真暗ではなく、ベッドのそばの小さなライトが点けてあって寝室の様子がぼんやりと見えました。次の瞬間ボクは凍りついたように固まってしまいました。ボクがそこで見たものはベッドの上で横たわるお父さんとその上にまたがっているマリナさんでした。しかも二人とも全裸!!お父さんは寝室の入り口に足を向けた格好で、マリナさんは背中を向けていました。マリナさんは声を出しながら腰を前後に振っています。お父さんはマリナさんの腰をつかむようにして下から突き上げるような動きをしています。そしてお父さんの太いおちんちんがマリナさんのおマンコに出たり入ったりしているのがはっきりと見えました。お父さんがマリナさんとセックスしている!!ボクのおちんちんは痛いくらいに堅く大きくなっていました。もっと見ていたかったのですが、見つかると大変なのでそっと部屋に戻り二人のセックスを思い出しながらおちんちんをしごきました。いつもの想像と違って本物を見た刺激と興奮はスゴイものがあったようで射精の瞬間の気持ちよさも出た量もこれまでで一番でした。次の朝二人は自分たちのセックスを見られたことに気づいていないようでしたが、ボクはまともに二人の顔を見れませんでした。
 さっきも書きましたがこの頃のボクはよく学校をサボっていました。マリナさんは自分にも責任があると思ったのでしょうか、ボクに学校に行くように言いませんでした。マリナさんとボクが男と女の関係になってしまったのはボクが学校をサボったある日のことでした。その頃お父さんは仕事が大変で土曜日も日曜日も朝早くから仕事に出かけ、帰ってくると晩ごはんを食べて風呂に入りすぐに寝るという毎日でした。あれからボクは何度か二人のセックスをのぞいたことがあったのですが、ここ2ヶ月ほどは「すすり泣く声」を聞いていませんでした。友達が女の人も自分で自分のおマンコをさすったり中に指を入れたりしてマンズリをすると言っていました。「ひょっとしてマリナさんもマンズリをしているのだろうか?」そんなことを思いながらお昼近くまでベッドに横たわっていると、その日に限ってマリナさんが部屋の前まで来て
「もう起きてる?そろそろお昼ごはんにしない?」
と声をかけてきました。ボクが黙ったままでいると
「ねえサトシ君。どこか具合でも悪いの?」
それでも黙っていると、ドアが開いて
「あら、起きてるんじゃない。大丈夫?」
と言いながらベッドのそばまで近づいてきました。
「大丈夫だよ。ちょっと疲れてるだけだから。」
そっけなく返すとマリナさんの口からビックリするような言葉が出ました。
「は~ん、サトシ君年頃だからといって少しやり過ぎてるんじゃない?」
いきなりそんなことを言われてボクは恥ずかしくなる、マリナさんから目をそらし黙っていました。「サトシ君の部屋のごみを片付けてるとザーメンのにおいプンプンしてるもん。ほとんど毎日でしょ?でもしょうがないよね。若いんだもん。」
そういいながら頭をなでてくれました。この時すでにボクのおちんちんはカチカチの状態でした。どうしてそんな行為に出てしまったのか、いまだにわからないのですが、何かに動かされているように僕はマリナさんの手をつかむと反対の手を腰に回し、すばやくきゃしゃなマリナさんをベッドに倒しました。ちょうどボクとマリナさんがベッドで横向きに向き合うような体勢になったのです。そのままボクが上になってマリナさんにかぶさろうとすると
「キャッ、サトシ君、やめて。どうしちゃったの?」
マリナさんは必死に抵抗してボクをはねのけようとしますが、力の差ははっきりとしていてボクは上からマリナさんに抱きつきました。ボクのビンビンになったおちんちんがマリナさんの太股のあたりに当たっています。そして自分の口から思いもしなかった言葉が出ました。
「ママ、ママ」
ボクはそう言いながらマリナさんにキスをしました。「ママ」という言葉が効いたのでしょうか。マリナさんの力がすっと抜けていくのがわかりました。ボクのほうから舌を差し入れるとマリナさんも舌を絡ませてきました。その時ふと我にかえって「しまった!!とんでもないことをしている。」そう思いながら、もうやめようかとも思いました。しかし、ボクのおちんちんはもう爆発寸前でここでやめれるはずもありません。さっきまでもみ合っていたので気づかなかったのですがマリナさんは体がきゃしゃな割には胸はけっこう大きかったのです。ボクは震える手で着ていたワンピースの上から胸をそっと揉んでみました。キスをしながら揉んでいるとマリナさんの吐く息が何か甘いように感じました。そしてあのときのように「ウンッ、アンッ」という声がもれてきました。そのままの状態で少し時間が経ったときマリナさんがそれまで閉じていた目を開いてボクを見上げ
「サトシ君。そんなんじゃエッチできないよ。」
ボクはその一言で動きが止まってしまいました。
「サトシ君、ママとエッチがしたいの?」
したいに決まっていましたが、こんな風に聞かれると答えに困ります。マリナさんはさらに追い討ちをかけるように
「ママとしたいんでしょ?ママのおマンコにおちんちんを入れたいんでしょ?ちがうの?」
ボクはかろうじてうなずきました。
「毎日おちんちんで遊ぶし、学校はサボるし、ママとエッチしたいなんて悪い子!!」
マリナさんはボクのおでこを指先でつつくとボクをどかし、一度下に下りて行きました。戻って来るとボクを仰向けに寝かせ
「じゃあママがエッチの仕方を教えてあげるからそのとおりにするのよ。」
と言いながらボクの隣に横たわりました。
「さっきのキスはよかったわよ。でもその後がダメ。女の子の胸はただ揉んだらいいってわけじゃないの。トップの乳首が一番感じるの。だから親指が乳首をなでるようにするの。やってみて」
ボクは言われたとおりにしました。
「そうよ。いいわよ。女の子がもっとして欲しいかどうかは声でわかるわね。胸の次はここよ。」
そう言うとボクの右手をワンピースの裾から太股の内側に差し込みました。
「いきなりさわっちゃだめ。太股から少しずつ上へ上へとなでていくの。少しじらし気味のほうが感じるのよ。」
マリナさんが導いてくれるとおりにしているとやがて指先があの部分に触りました。ショーツ越しに柔らかいものがありました。しかもじっとりとしています。「ここにおちんちんが入るんだ!!」そう思うと気持ちがあせって力が入ってしまいます。
「ダメダメ、もっとやさしく!!」
「ママごめんなさい。」
「いいのよ、だって初めてだもんね。でもサトシ君上手よ。ママもう感じちゃってるもん。」
しばらくボクはマリナさんのおマンコをショーツの上からなでていました。時々指が割れ目に食い込むようになると
「アッ、アッ、いいわ。もっと、もっとォ。」
と言いながら太股をよじるように動きます。
「そろそろしようね。」
マリナさんはボクにパジャマを脱ぐように促し、自分もさっさとワンピースを脱ぎブラジャーもはずすとショーツ一枚になりました。ブリーフ一枚になったボクを抱き寄せるとブリーフの中に手を突っ込んできました。おちんちんの先からは我慢汁が大量にあふれてズルズルでした。そのおちんちんの皮を剥くように手で包み込んでいました。かなり前から爆発寸前だったボクのおちんちんは初めて女の人に触られた興奮と亀頭から伝わる強烈な刺激に我慢できなくなって
「あっ、ママ出ちゃう、出ちゃう。」
そ言ったのが最後でマリナさんの手の中にビュ~ッと勢いよく射精してしまいました。
「うわっ、すっご~い!!こんなに出るのね。」
ブリーフから抜き取った手を見てマリナさんはとても驚いていました。ボクのブリーフを脱がすとくるっと丸めてベッドの下に置きました。おちんちんは少し柔らかくなったようでした。
「じゃあ、ここからはママに任せてね。」
マリナさんはボクのおちんちんを握ると亀頭のあたりをなめ始めました。そして口に含むと舌先で亀頭を転がすようにしてくれました。手でやるのと違ってとても気持ちがいい!!思わず声を出したりしているうちにすっかり堅さを取り戻したのを確認するとマリナさんはショーツを脱ぎました。
「もう一回触って。胸もおマンコも今度は直接よ。」
ボクはさっき教えられたとおりに左手で乳首をなでるように胸を揉み、片方の乳首を舌先で転がしてみました。そして右手はマリナさんのおマンコに。もうすっかりズルズル状態でした。割れ目に沿ってなでてみたり、時々割れ目に指を入れてみたりしました。するとマリナさんはアンも夜と同じすすり泣きのような声を出しながら
「いいィ~、いいわよサトシ君。もっと、もっとよ~!!」
もうすっかり感じているようでした。ボクはおちんちんをおマンコに入れたくてしようがなくなり、マリナさんの足を開くとおちんちんを入れようとしました。ところが
「ちょっと待って。このままじゃダメ。ゴム付けないと。」
マリナさんは起き上がるとさっき下から持ってきたポーチを開け、中から銀色の四角い包みを取り出しました。
「これわかる?コンドームよ。結婚するまではこれをちゃんと付けないと赤ちゃんできたら困るでしょ。私はサトシ君のママでしょ。赤ちゃんできたらややこしいもんね。」
そんなことを言いながらいきり立ったボクのおちんちんにゴムをかぶせてくれました。ゴムをかぶせ終わるとボクの両肩を引き寄せるようにして自分から仰向けになりました。
「じゃあ入れて。サトシ君のおちんちんをちょうだい。」
ボクがなかなかうまく入れられないでいるとマリナさんはそっと手を添えてくれました。
「そう、そこでいいよ。そのままずうっと押し付ければいいよ。」
言われるままに腰を前に押し付けるようにすると、僕のおちんちんは柔らかいものに包まれていきました。ヌルッという感じでマリナさんのおマンコに入っていったのです。すっかり中に入るとボクは自然に腰を動かしていました。薄いゴムが隔てていてもおマンコの温かさと微妙におちんちんをつかむような感触は気持ちいいのを通り越して思わず声が出るほどでした。
「ママ、気持ちいい!!気持ちいいよ~っ!!」
「ママもいいわ、もっと、もっとして。サトシ君上手よ、アア~ッ!!」
さっき出したばかりなのに入れて5分くらいで亀頭の先からあのむずがゆいようなくすぐったいような感覚がおちんちんの付け根に広がってきました。今出してしまったらもったいないような気がして必死に我慢しましたが
「ママ、もうダメ。出そう、出ちゃうよ。」
「いいのよ、サトシ君出して。ママの中で出して。」
その言葉に誘われるようにビュ~ッとマリナさんのおマンコの中で射精しました。おちんちんは何度も何度もヒクヒクしながら精液をいっぱい吐き出しました。頭の中が空っぽになったようで、全身がしびれるようなスゴイ快感でした。ボクはマリナさんにしがみついていました。マリナさんは小さな子をあやすように頭をなでてくれました。そしてこんな会話を交わしました。
「気持ちよかった?」
「ウン。」
「サトシ君に教えてあげれてよかった。これでもう大人よ。今度は好きな女の子とするのよ。」
「ウン。でもママはまだイッてないんでしょ?」
「じゃあ、イカしてくれる?」
「ウン。」
「生意気言って。この子は。」
二人は離れると後始末をしてもう一度抱き合いました。もうボクは自然にマリナさんのおマンコに手をやり、割れ目に指を這わせます。入り口付近の少しとがった部分に指が触れたとき
「そこ、そこよ。そこが一番いいの」
マリナさんの言葉通りにその部分を指先でさするようにしながら、また乳首を舌先で転がしました。いつのまにか堅くなったぼくのおちんちんをマリナさんはしごいています。そのうちマリナさんは「サトシ君、もう一回入れて。今度は一緒にイケそう。」
枕もとのゴムをもうひとつ開けるとすばやくおちんちんにかぶせ、今度はボクの上にまたがりました。あの夜と同じです。
「アッ、アッ、アッ」
そんな声を出しながらマリナさんは腰を激しく前後させます。今日のマリナさんはあの夜よりも激しいように思えました。ボクも負けずにあの夜のお父さんより激しく突き上げました。そのうち
「サトシ君、いいよ~、いいよ~、イク、イク、イク~ッッ!!」
ぎゅうっとボクにしがみつくようにして絶頂を迎えたようでした。ボクも次の瞬間マリナさんのおマンコの中で3回目の射精をしました。
 その後のことです。お父さんはボクが高校を卒業した年に心臓病で亡くなり、僕は大学をやめて働くことになりました。マリナさんとボクは隣の町で一緒に住んでいます。近所の人はボクたちを仲のいい夫婦だと思っているようです。実はあの日以来マリナさんとボクはお父さんの目を盗んではSEXしていました。もちろん子供ができないようにゴムはしていました。



幼馴染・親友・友達 | 【2018-04-12(Thu) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

少年患者 その後

その後一週間して大輝君が検査しにやって来ました。私は外来担当では無いので会いに行くことはできません。
始めから会えない事はわかっていたのであきらめていてその日も普通に仕事をしていたら医師と看護士長の二人が私の所に来て
「斎藤さんちょっといいかしら?」
「はい。何でしょうか?」「斎藤さん大輝君覚えてるでしょ?」
「わかりますが大輝君が何か?」
「今日大輝君が検査で来たんだけど大輝君のお母さんが仕事に行っちゃって大輝君が帰れないのよ。大輝君もお母さんからは帰りはバスかタクシーで帰りなさいって言われたらしいんだけど危ないでしょ。病院の送迎バスも夕方まで無いし。だから担当だったあなたに大輝君のお世話をしてもらうかあなたに午後休みを取って貰って送って欲しいのよ。」
突然の嬉しい知らせにびっくりしました。
「リハビリだったら私より介護士さんが見たほうが…」
「普通はそうなんだけど、介護士さん達も昼過ぎには老人ホームに行っちゃうから、その後夕方まで一人になっちゃうでしょ?あなたの仕事はみんなでカバーするから、お世話して貰うか半休で送って欲しの。お願い出来るかしら?」
「…わかりました。じゃぁ昼で帰ります。」
半休を選びました。
12時になり帰り支度を済ませナースステーションに行くと看護士長の横に大輝君が松葉杖で待ってました。「じゃぁ斎藤さんよろしくね。」
「はい。大輝君久しぶりだね帰ろっか。士長お先します。」
私は大輝君の肩を持ち私の車まで行きました。車に乗り込むとさっきまで静かだった大輝君が喋り出しました。
「斎藤さん、今日仕事はいいの?」
「大輝君を送るために午後休んだのよ。上司命令で。」
「そうなんだぁ。仕事の邪魔してごめんなさい。」
「気にしないで、それより大輝君今家に帰ったら誰かいるの?」
「お父さんもお母さんも仕事だしお兄ちゃんも学校だから誰も居ないよ。」
「じゃぁ今すぐ帰らなくても問題なさそうね。」
「どこか連れてってくれるの?」
「私のマンションに来る?期待してるんでしょ?大輝君のチンチンは元気になっちゃってるもん。」
助手席の大輝君の股間に手を起きました。
「だって斎藤さんがくれた写真で毎日斎藤さんを思って一人でしてたんだもん。斎藤さんを見るだけで起っちゃうよ。」
「プレゼント喜んで貰えて私も嬉しいわ。」
マンションに着き部屋に入りました。
「大輝君お昼食べた?」
「ご飯はいらないよ。それより…」
「ちゃんと食べないとダメよ。大輝君くらいの年齢はちゃんと栄養を捕らないと。じゃないとしてあげないよ。」
適当に料理を作り二人で食事を済ませました。
大輝君はもう我慢出来ないみたいで洗い物をしてる私を横で見てました。
洗い物が終わり大輝君を連れて私の寝室へ行き、ベッドに大輝君を押し倒しキス、舌を絡め合い大輝君のズボンのベルトを緩め脱がして行きます。
「このベッド写真にも写ってたね。」
「毎日写真見てるんだもんね。覚えてるはずよね。」「うん。斎藤さんが毎日寝てるベッドで出来るのが幸せだよ。」
「私もこの部屋に男性を入れるのは大輝君が初めてよ。」
「嘘でしょ?」
「本当よ。一人暮らししてから彼氏居ないし、男友達でも寝室までは入れた事ないのよ。大輝君は特別よ」
「特別って?」
「友達以上恋人未満の事かな。」
「恋人未満て事は恋人にはなれないの?」
「この間も言ったけど大輝君はまだ未成年だから恋人にはなれないの。でも恋人と同じ様にエッチはしてるから恋人未満なのよ。」
そう言う会話をしているうちに大輝君を裸にして、
私はフェラ開始しました。口と手で扱いてあげていると大輝君は私の頭を掴み腰を振って来たのです。
根本までくわえこまされるので呼吸が苦しくて溜まらずに、大輝君にタップして離してもらいました。
「もう、息出来なくて死ぬかと思ったわよ。」
「ごめんなさい。」
「女の子には優しくしないと嫌われちゃうわよ。」
「えっ?僕の事嫌いになった?」
「そうじゃないけど、将来大輝君に好きな女の子が出来たら優しくしなさいって言ってるの。」
「僕はずっと斎藤さんが大好きだよ。」
「じゃぁ優しくして。」
私は服を脱いで下着姿でベッドに座ると大輝君は行きなりブラを取ろうとしてきます。
「慌てないで、まずはキスしてブラの上から触ってから脱がせるのよ。」
唇を合わせ大輝君の舌が口の中に入って来たので私は吸い付く様にしゃぶると肩に乗っている大輝君の手が下がって行きました。大輝君の指先が肩紐をなぞる様に膨らみへ向かい手をいっぱいにひろげ胸を包み込むと円を描く様に揉んで来ました。
私もチンチンを撫でます。すでに先っぽが湿っていたのでまるでサイドブレーキを持つ様にして親指で湿っている先っぽをグリグリと触ると大輝君は
「う…ぐっ…うぅ…」
と私の口の中に吐息を漏らしていたのですが直後に
「ん…はっン…」と私も漏らしたのです。
大輝君がブラの上から乳首を攻撃して来たんです。
大輝君の右手が私の背中に周りホックを外そうとするのですが、片手なので難しいみたいで苦戦していました。(両手使えばいいのに)外すのを諦めブラの下から手を入れ揉んで来ました。手を動かしている内にブラが捲れ上がってオッパイ丸出し状態になりました。仕方なくオッパイを揉まれたまま私がブラを外しました。動き易くなった大輝君の手は好き放題揉みまくって来るのですが私を気持ち良くする事を忘れて居ない様で、人差し指は乳首をクリクリと刺激してくれました。
たまらずキスをやめ喘いでしました。
私は大輝君のチンチンを握ってるだけで動かしてませんでした。
「そろそろ斎藤さんもパンティー脱いじゃえば?」
と言われたので立ち膝になると大輝君が脱がせてくれるので左足をショーツから抜き右足に残した状態でいると大輝君は私のアソコを撫でて来ました。手は徐々に下がり中指が割れ目に当たると上から下に線をなぞり汁を指先につけそのまま中に入って来ました。
数回指を出し入れしてから中で指を曲げ擦ると私は胸を大輝君の顔に押し付けてもたれ掛かり快楽に浸っていると大輝君は乳首をナメ始めたのです。私は足の力が抜けそのままお姉さん座りになりました。大輝君の手の上に座ってしまった為大輝君の指の動きがすべて私の中に伝わり、指とは思えないくらい感じてしまいました。
感じている私を見て大輝君の指は激しく中を掻き回すとグチュグチュと淫靡な音をたてていました。
「ハッ!…ダメ…いっ…イッちゃう!」
シーツをグッチョリ濡らし大輝君に抱き着きくと休む暇も無く大輝君の手がまた動き出しました。
「やっ…休ませて…よ…お願い…だから…」
大輝君は手を止め私を横に寝かせ
「斎藤さんがすごく気持ち良さそうだったから」
と言いキスして来ました。私は大輝君の手を胸へ導くと大輝君はキスを止め
「これからもたまに会いに来てもいい?」
と聞いてきます。
「大輝君と休みが合う日だったらね。でもまずは足を治すのが先よ。そしたら治ったお祝いにデートしようか?」
「本当に?約束だよ。」
「うん。約束。今度連絡するから」
「じゃぁ僕の携帯の番号教えるね。」
「大輝君の番号知ってるよ。」
「えっ?いつの間に?」
「この前、退院する時に見ちゃった。」
「もしかして連絡してくれる気だったの?」
「今の約束の連絡する計画だったのよ。」
「なんか嬉しい」
大輝君は目を潤ませます。「大輝君。そろそろさっきの続きしよっ。」
と言うと私は大輝君の頭に跨がりアソコを擦り付けると舌が入って来ました。
私もフェラをしてあげていると、大輝君は器用にクリトリスを舐めながら割れ目の中を指で掻き回して来ました。
私は我慢出来なくってしまい
「大輝君、私欲しくなっちゃった。入れるよ。」
体の向きを変え腰を沈めました。(ゴム付けるの忘れた)
いつもどうり大輝君が下、私が上でしていると
「僕、上になりたい」
「足大丈夫なの?」
「膝立ちなら大丈夫だよ」大輝君は体を入れ替え私の上に覆いかぶさり勢い良く突き刺します。
大輝君は私の手を掴みさらに奥まで入れるのです。私は大輝君の温もりを体全体で感じたくなり大輝君を引き寄せ強く抱き着きました。大輝君の顔がちょうど私の胸の谷間の位置に有りオッパイで挟みさらに両腕で頭を固定する感じでした。頭を固定された大輝君は動きづらいのか腰の動きがゆっくりになったので私は頭を離しました。
「ゴメンね。動きづらかったでしょ?苦しくなかった?」
「動きづらかったけど苦しくはなかったよ。斎藤さんのオッパイに挟まれて幸せだった。」
「そう。じゃぁ何回でも挟んであげる。」
もう一度頭を胸で挟みました。でもやっぱり腰の動きに勢いがなく私は物足りなくて自ら膣内に力を入れてチンチンを締め付け始めると大輝君は驚いた様子でした。大輝君は顔をあげて
「そんな事…出来る…の?すご…く気持ち…いいな。」
「ン…そう?よかった、…ンっ…喜んで…貰えて。」
しばらくすると
「斎藤さん…僕限界…ゴム付けて…ないけど…?」
私は気持ち良くてそんな事どーでも良くなり
「いい…よ…そのまま…中に……」
「でも…そんな事…したら赤ちゃん…出来ちゃう…じゃない?」
そして
「…もう…出る!」
大輝君は抜こうとしましたが、私の本能が働き膣内をこれまでにない程キツク締め付けチンチンが抜けない様にして更に足を大輝君の腰に絡めました。
するとすぐに私の体内に勢い良く熱い液が放出されました。
私もこの歳で初めての中出しを体験して、口では言い表せない高揚感がありました。
別にイッた訳でもないのに気持ち良かったのは覚えてます。
「…本当に出しちゃったよ」
「大輝君は気にしないで。」
「気になるよ。どーするの?」
「洗い流すから多分大丈夫よ。」
「多分じゃ心配だよ。」
「じゃぁ大輝君が洗ってくれる?」
私は大輝君を連れて風呂場に行き大輝君に精子を垂れ流している割れ目をシャワーと指で洗って貰いました。洗っている内に二人共また興奮しちゃってそのままもう一回ハメちゃいました。お風呂から出てお互いを身体を拭き合いっこしてると大輝君のチンチンはまた元気になっちゃいました。
しかたないのでそのまま脱衣所で大輝君を寝かせフェラで抜いてあげました。
大輝君にいつまでも裸を見せてたらまた起っちゃうと思い射精してすぐに服を着て
「先に上がるよ。」
って出て行きました。
時計を見るともう四時半を回っていました。
大輝君が脱衣所から出てきました。
「大輝君、そろそろ帰る時間じゃない?」
「えっ?もうそんな時間?もっと斎藤さんと一緒に居たいよ。」
「私も居たいよ。でも家族が帰って来る前にお家に戻ってないと心配するでしょ?」
「帰りたくないよぉ〜。」
大輝君は泣きそうな顔をします。
「そうだ!大輝君のアドレス教えて。メールならいつでも連絡出来るから」
大輝君とアドレス交換しました。
「これで淋しくないでしょ?」
「……」
「写メも送るからね!」
「……」
「大輝君が喜ぶ様なエッチな写メだよ。それでも帰らない?」
「わかった。帰る。」
ようやく大輝君を説得して車に乗せました。
「道教えて。」
大輝君に道案内してもらいました。
大輝君家までは車で10分ぐらいで着きました。
そしてサヨナラのキスをして大輝君は車を降ろして私は車を走らせ家に戻りました。

それから毎日メールをしてます。
お風呂上がりやオナニーの時に撮ったエッチな写メ付きで。
最近大輝君の足が治ったのでデートの約束をしました。
気が向いたらデートの内容を書きます。
文章長くてすみません。



幼馴染・親友・友達 | 【2018-04-08(Sun) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

王様ゲームで・・・

大学のサークルメンバーの内、仲の良かった6人で温泉旅行に行ったときの話です。

メンバーは僕(斉藤)・長谷川(男)・藤木(男)・ゆりちゃん(女)・
みくちゃん(女)・あやかちゃん(女)の6人でした。

この6人は高校も同じであったため、いつも飲みに行ったり遊びに行ったりと仲良し
メンバーでした。

旅館ではみんなお酒が入り、大盛り上がりでした。
いつしか場所は男性陣の部屋に移り、部屋で飲みながらはしゃいでいました。

そして長谷川の提案で王様ゲームをやろうということになり、皆乗り気でゲームを
始めました。

しかし、予想通りといえば予想通りでしたが、途中から男性陣が王様になると
エロの方向へと進んでいったのです。

でもそこは大学生でお酒が入っていることもあり、どんな命令でも「命令だから」と
言われればみんな実行していきました。

俺は王様の命令により、ゆりちゃんとキスをしたり、あやかちゃんの胸を揉んだり
することができました。

そして藤木が王様になったとき、「2番が4番の性器を10秒間触る!」との命令が
下され、4番であったあやかちゃんはさすがに抵抗を隠せずにいましたが、
「命令だから!」と言う王様の発言と、皆のノリで実行することになりました。

2番であった長谷川はあやかちゃんのパンツの中に手を入れ、皆が10数える間、
あやかちゃんの性器を弄り続けていました。
めちゃくちゃ羨ましかったです。
そろそろ危険だと感じた女性陣は「もうやめよう~」と言ってきました。
そこで長谷川は「わかった!最後の1回!」と皆に言い聞かせ、結局最後に1回だけ
やることになりました。

「最後の1回だぞ!負けた奴覚悟~~!!」と張り切っていた長谷川であったが、
王様にはなれずに悔やんでいると、「やった!!!王様だ!!!」と藤木が大声で
勝ち誇ったようにガッツボーズを決めながら叫んでいました。

長谷川は「最後だから激しいのでいこうぜ~~!!」と藤木を煽り、
女性陣は「エロいの反対~~!!」と言い合っていました。

そして皆が沈黙となったときに王様である藤木が発した言葉は
「5番が・・・全員に・・・・」で間隔を置き、
皆が続きの言葉を待ち望んでいると

「イカされる~~~~!!!!!」と叫びました。

命令は「5番が全員にイカされる」でした。

俺も長谷川も「うぉ~~~!!!!」と興奮し、女性陣は「えぇ~~~~!!!!」と
落胆の声を挙げました。

そして気になる5番は・・・ドキドキしていると・・・・

あれ?・・・・5番って・・・俺じゃん!!!!!!!
まじかよ!!!!!と思いながら皆を見ると女性陣は5番から外れたのを確認し、
一人ずつガッツポーズを決めていました。

長谷川は「俺じゃないぞ?」とその番号を皆に見せていました。
皆の視線が僕に集まりました。
女性陣は嬉しそうに「何番?」と僕に聞いてきます。

僕は恐る恐る番号が見えるように差し出しました。

その「5番」を確認した瞬間「キャーー!!」だの「やったーー!!」だの歓喜の声が
響き渡りました。

「ちょっ、やっぱやばくない?」と言いましたが、女性陣は皆声を合わせて
「命令だよー!!」、「私だって嫌なことされたんだから実行しなきゃ駄目だよ!!」と強気の発言の連発でした。

仲の良い友達にイカされるってどんなんだろう?想像もつきませんでした。

みくちゃんは暴れるといけないからといって僕を押し倒して僕の左腕の上に腰を
下ろして腕を固定しました。
みくちゃんはゆりちゃんに指示を出し、ゆりちゃんは僕の右腕の上に腰を下ろして
腕を固定しました。
これはこれで嫌な気分ではありませんでした。
二人とも僕の腕を跨いでいるので、僕の腕と二人の股間が服越しにですが
触れ合うのです。

僕はあわよくば二人の股間を触ろうとしましたが、腰に触れるのがやっとでした。
みくちゃんは「どうやってイカせようか~」とニヤニヤしながら僕のシャツをたくし
上げてきました。

「乳首責めちゃおうかなぁ~」と言って僕の乳首を弄り始めました。
それを見ていたゆりちゃんももう片方の乳首を弄り始めました。
乳首を指で摘まれたり、弄られたりしているうちにどんどんと気持ちよくなってきて
チンポも段々と硬くなってきました。

「気持ちいい?」と聞かれましたが、素直に気持ちいいと答えるのは屈辱に感じるのと
悔しいという気持ちで無言で声が出るのをこらえていました。

しかし、次の瞬間、思わず
「あぁっ!」と声が出てしまいました。

あやかちゃんがズボンの上からチンポを握ってきたのです。
「硬くなってる~」と嬉しそうに言いながらズボンの上から揉むように触っています。
相当変な気分になっていましたが、何とか悟られまいと堪えていると

「脱がそうぜ」

長谷川の声でした。

あの野郎~~と思いましたが、脱がされるのは想定の範囲内のことでしたので
抵抗することもしませんでした。

ただ、長谷川にズボンとパンツを脱がされたことは屈辱に感じました。
ズボンとパンツを脱がされると皆の目が僕の下半身に集中しました。
仲の良い友達5人に僕の勃起したチンポを見られているのです。

もちろん恥ずかしさと屈辱はありましたが、何故かそれが興奮してきたのです。
自分にもこんなM願望があったなんて知りませんでした。

そして「半剥けだね。剥いちゃおう」と言ってあやかちゃんが僕の仮性包茎の皮を
剥いできました。
普段は皮に隠れている部分が空気に触れてスースーしました。

「これ使おうぜ」と長谷川の声がしたのでチラッと見るとローションを取り出して
いました。

そして目を瞑って次の責めに備えていると、チンポにひんやりとしたドロドロの
ローションが大量にかけられてきました。

次の瞬間
「ああぁっ!!!」と大きな声を出してしまいました。

僕のチンポを握り、ローションをチンポにすり込むように上下にゆっくりと扱いて
きたのです。

物凄い快感で、1回上下に扱かれる度に大きな声を出してしまいました。

チラッと目を開けるとみくちゃんが僕の顔を見ており、僕と目が合って
ニヤニヤしながら
「すっごく気持ち良さそう~」と言ってきました。

僕は恥ずかしくなって反対側に顔を背けましたが、今度はゆりちゃんと目が合って
しまって、結局目を閉じてしまいました。

僕が感じている顔を二人とも見ているのです。
普段見せる事のない顔を見られていると思うと恥ずかしくてたまりませんでした。

その間も僕のチンポは扱かれており、あっという間に射精感が高まってきました。

やばいやばい・・出る出る・・・
と高まる射精感と戦っていましたが、早漏の僕はローションを使った手コキに
耐えれるはずがありません。

しかし、こんなに早く射精してしまうのはあまりにも情けなさすぎます。
僕は自分のチンポを扱いているであろうあやかちゃんの方を見て
「お願い、ちょっと待って!!」と声をかけました。
しかし、僕の目に映ったのは全く想像していなかった光景でした。

長谷川がニヤニヤしながら僕のチンポを扱いていたのです。

「えっ?えっ?うそっ????」僕はびっくりして気が動転してしまいました。
男友達の長谷川が僕のチンポを扱いていて、しかもその長谷川に射精寸前に
追い込まれているのです。

「あっ?バレた?俺がイカしたる」
そう言ってローションまみれの僕のチンポを強く握り、高速で上下に扱いてきた
のです。

まさか皆が見ている前で長谷川の手コキで射精するなんて僕の男としてのプライドが
許すはずがありません。

「おいっ、ちょっとまてっ・・・あぁっ!無理っ!!」

抵抗しようとしましたが、早漏の俺にはその責めに耐えることもできず、あっけなく
ピュッ・・ピュッ・・ピュッ・・・・と射精していましました。

射精した瞬間、「出たーー!!」だの「きゃーー!!」だのという歓喜の声が
聞こえました。

僕は仲の良い友達5人に勃起した仮性包茎のチンポを見られ、全員に射精するところを
見られたのです。
しかも、男友達である長谷川の手によって射精してしまったのです。
いくらゲームとはいえ、プライドもズタズタにされてしまいました。
ご丁寧に長谷川は完全に射精が終わるまで扱き続けてくれているのです。

そして射精が終わるとこのゲームも終了のはずだったのですが・・ここから異様な
雰囲気となりました。

長谷川は射精が終わった僕のチンポをゆっくりと扱き続けているのです。
通常は射精した後は小さくなっていくのですが、快感を贈り続けることによって
僕のチンポが縮こまるのを防いでいるような感じでした。

「終わったからもうやめろって!」と言って阻止することもできたのですが、
初めて味わう快感であり、抵抗することもできずに身を任せてしまったのです。

射精が終わった後、更にローションを足してゆっくりと扱いてくるのです。

僕はその快感に「はぁ~」とか「あぁ~」と完全に声を出して感じてしまっていた
のです。

みくちゃんもゆりちゃんも僕の腕に乗ったままその光景を見守っていました。
さっきまではしゃいでいた皆はこの異様な光景に声も出さず、どうしていいのか
わからず、見てはいけないものを見ているような目で見届けています。
男が男にチンポを扱かれて感じている。確かに異様な光景だと思います。
でも僕はあの初めて味わう快感を拒否することができなかったのです。

僕のチンポは長谷川にゆっくりと扱かれているうちに再び硬さを取り戻して
いたのです。
ローションによってクチュクチュと音をたてながら上下に扱かれ、その度に喘ぎ声を
出して感じていました。

長谷川は突然逆手に持ち代えて扱いてきました。
その逆手が強烈な快感を生み出し、
「あぁあああぁっ!!!」と大きな声を出して悶えてしまいました。

上下に扱く度に4本の指がそれぞれカリと擦れ合い、極度の快感が襲い、再び射精感が
込み上げてきました。

長谷川は逆手のまま扱く速度を速めてきました。
そのまま僕の反応を見て
「イキそ?」と聞いてきました。

男に扱かれて「イキそう」と答えるのは屈辱的でしたが、もう堪えることも
できませんでした。

僕は恥ずかしさと屈辱を感じる中、聞こえるか聞こえないかの声で

「出る・・・」と呟きました。

長谷川は再び逆手から通常の持ち方に代えると物凄い速度で上下に扱いてきました。

そしてすぐさま
ピュッ・・ピュッ・・ピュッ・・・・と2回目の射精をしてしまいました。

皆は無言で射精するところを見ています。
僕のお腹には2回分の精液が飛び散っていました。

射精が終わってはぁはぁ・・と快感の余韻に浸っていると、女性陣は気まずそうに
「そろそろ帰るね」と小さい声で告げて、静かに部屋を出て行きました。

長谷川と藤木もチンポ丸出しでお腹に大量の精液が飛び散っている僕の姿を見て
「風呂入ってくるわ・・」と言って気まずそうに部屋を出て行きました。

長谷川は部屋を出る前に
「ごめん、やりすぎた」と小さい声で誤って行きました。

僕は部屋のシャワーで体を洗い、二人が戻る前に眠ってしまおうと思って眠りに
入りました。

次の日、ものすごく気まずい雰囲気でした。

女性陣とも目を合わせることができず、会話もほとんどしないまま旅行は
終わりました。

僕はその日以来、サークルを辞めてしまいました。
その5人と校内で会っても会話もできなくなり、僕は皆を、皆は僕を避けるように
なってしまいました。

遊びも度がすぎると人間関係を壊してしまうのですね。

変な体験でしたが、こんな体験は二度と無いでしょう。


幼馴染・親友・友達 | 【2018-04-08(Sun) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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