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正樹

眠れないので布団から初投下。

今から10年近く前の話です。
以下、全て仮名。

私…美穂20歳大学生
彼…正樹21歳公務員+夜間大学生
女…ひろみ27歳公務員、正樹と同じ職場

正樹は当時私がバイトしていた居酒屋のお客さんでした。彼の職場が近いため、しばしば大勢で来ていました。
格好よくてタイプだったので、ある日彼の帰り際をお店の外で呼び止めて自分の連絡先を渡しました。

するとその日のうちに飲みに誘われ、お互いの紹介などをして良い感じになりました。

その後数回デートを重ね、お付き合いが始まりました。
あるデートの帰り際、池袋の駅で吐き気と下痢がとまらなくなった私。
夕飯のいくら丼にあたったみたい。
とてもじゃないけど川崎の自宅まで帰れない状態。

彼氏の住む寮は歩いて目と鼻の先。
外部者を泊めるのは原則禁止らしい。けれど、この前1回泊まってもばれなかったし、非常事態だし当然彼の部屋に連れていき、おさまらなければ救急車に…がベストの選択。

それなのに、何故か今日に限って部屋に連れていくことを渋る正樹。
苦しむ私マジ泣き「お腹いたいー気持ち悪いー休みたいーなんで今日は部屋無理なのーだったら救急車よんでよ。・゚・(ノД`)・゚・。」

結局、しぶしぶながら正樹の寮へ。管理人はいないので特に問題なく入口通過。
部屋でセイロガンをのませてもらい、布団に横になっていると幾分楽になってきた。

すると突然
部屋のドアをドンドンドン!と激しく叩く音が。

私「なに!?」
正樹(怯えたように固まっている)
ドンドンドンドンドンドン!!!

私「出ないの?」
正樹「うん多分寮の先輩のイタズラだから。そのうちやむと思うし、いいんだ出なくて」

20分くらいその音は続き、やがて諦めたかのように静かになった。

深夜のドンドン攻撃に何かただならぬ雰囲気を感じつつも、具合が悪かったのでそのまま就寝。

翌朝はすっかり回復したので気分よくセクロスw
しかし途中でゴムが外れてびびる。彼の付け方が下手くそだったようだ。

その日はお互い休日だったので、部屋でまったりしていると、一枚のプリクラシート発見。
正樹と女のラブラブショット。
「なんですかこれは」
「!!あ、それ前カノ。もう終わってるし気にしなくていいから」
「ふーん…そういえばさっき、セックス中に間違えてひろみ、って呼びかけてたけど、これがひろみなの?」
「…うん。でも今は美穂が可愛い、大好きだから!」

同じ職場の6歳年上の女性だったとのこと。

その3日後。正樹に電話。私「これから夜ご飯たべない?バイト休みなんだー今どこー?」
正樹「ごめん、これから入院してる友達のお見舞いに行かなきゃなんだ。今虎ノ門病院にいくところ」

虎ノ門病院!?それってたしか産科婦人科の有名病院じゃないか?
お、か、し、い

女のカンが冴え渡った私は、最寄の地下鉄に飛び乗り虎ノ門駅へ。

病院の受付では見舞客を装い、「すみません、○○ひろみさんの病室はどちらですか」

「はい、505号室ですね」

ビンゴ。悪い予感が膨らんでいく。
病室の前に来たが、脚がすくんでなかなか動けない。
意を決してノック。ドアをあけると、そこには正樹、ベッドに横たわったひろみさんらしき人、職場の友人らしき人が。

ひろみが弱々しく「あなた…誰」
私「お身体を休めているときに突然すみません。正樹の彼女です。」
ひろみ、顔が真っ青になり、なにも言えず号泣。

とりあえず泣いているひろみを友人に任せ、外のロビーで正樹と話し合うことになった。

正樹「なんでこんなところまでくるんだよ」
私「夜中のドンドン、新しい日付のプリクラ、虎ノ門病院…あやしさ満点だったから、真実を知りたかった。ごめんなさい。」

〔正樹の話〕
・年上のひろみとは、向こうからアプローチされて付き合ったが、結婚をせかされるのが、まだ若くて未熟な自分には重かった

・その後に美穂と出会い、年齢が近くて、学生気分の楽しいデートができた。すごく歳相応に楽に付き合えた
自分にはこの子だと思った
・ひろみはこの病院で昨日正樹の子供を堕胎手術した
ずっと産みたがっていたが、正樹にはまだ父親になる自信がないし、気持ちが美穂に傾いてしまったので、説得しておろさせた

・深夜の扉ドンドンはひろみとわかっていたので開けなかった
・ひろみの手術が無事に終わったら、別れて美穂一本にするつもりだった

その時、友人とひろみ登場。
友「あんた何考えてんだよ!この人、昨日大変な手術したばかりで心も身体もボロボロなんだぞ!同じ女だったらわかるだろうが!なんでこれ以上傷つけるんだよ」
ひろみ、ひたすら泣いている
「二人の将来のために今回は赤ちゃんをあきらめた…なのに…なんで…こんな」
私「ごめんなさい。あなたとは別れてるって聞いてたので、別れてるのに彼が元彼女のお見舞いに行くのは嫌だなとおもって…こんな事情だと知らずに本当にごめんなさい。軽率でした」

傷つけてしまったひろみには土下座してひたすら謝る。

ひろみ「もうやめて。あなただって二股だって知らなかったんでしょう。だから悪くない。一番悪いのは…悪いのは…ぅわあああん」

ひろみ、泣きながら錯乱状態になりロビーの花瓶を割り、正樹に飛び掛かる。友人と私が必死で押さえる。
そのまま友人に付き添われてベッドに戻り鎮静剤。

残された正樹と私。

正樹「いろいろごめんな。でも、俺が今一番大切にしたい人は美穂だから。ひろみの体調が良くなったらきちんと別れる。信じてほしい」
私「ざけんな。妊娠してる彼女がいること隠して同時進行で付き合うような男は最低じゃ。もういらん。

ひろみさんおろすの妊娠中期だったんでしょ。初期よりずっと苦しいんだよ。生まれてくる命や女性の身体を大切に出来ない奴から、大事になんかされたくない。バイバイ」

言うだけいってその場を去りました。

その後、ひろみさんも正樹とは自分から別れたようです。

しばらくして、今度は私までもが妊娠していることがわかりました。
ゴムはかならず付けさせたのですが、どうも不器用で下手くそだったらしく、ゆるんだ時のみたいです。

同時期に2人とは、ある意味生殖能力の高い男ですね。
手術代を半分もらい、堕胎しました。命は大事だけれど、もう愛していない男の子供を産んで、20歳でシングルマザーになる覚悟が出来なかった。
この痛みを忘れないために、水子供養をしてもらいました。

長々と、しかもオチがなくてすみません。
支援ありがとうございました。

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純愛・恋愛 | 【2017-04-04(Tue) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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