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クール兄ちゃん

先日の話で自分の修羅場じゃないんだが
国道沿いのラーメン店でカウンター席が10席ほどの店。
食券を買いカウンターに出す。
俺はラーメンが来る間携帯をポチポチ。

端っこにはカップルが居て、彼女が「うむ、おいしい」と
言ってる微笑ましい姿が。

しかし、いきなり店のドアがガガーン!と開くと
チンピラ風味盛りだくさんのおっさんが一人。
「はやくラーメンだせよ」とちょい酔い気味。

店員が「食券お願いします~」と言ったのが気に触ったのか
「てめーが払え!」とか「お前が金入れろ!」とか無茶を言い出す。
凍りつく店内。店長が「お客様すいません。当店は食券システムでして」と
改めて説明しても「殺すぞごらぁ!」となってる。
なぜそう機嫌が悪いのか判らないw

すると奥に座っていたカップルの彼氏の方が
スルリと立ち上がりツカツカと歩いてチンピラの方へ。
チンピラも「あ?あ?んだよ!やんのか?」となっているが
彼氏さんは平気でチンピラの裏にある冷水機にコップを二つ置き
ちょろちょろ水を出しはじめた。

「あっすいません」と小さい声で言う彼氏。

それを聞いたチンピラは
「馬鹿にしてんのかテメェ!埋めるぞ!」

「いや、そんなつもりはないです」

「んだと!やんのかごらぁ!表でろコノヤロー!」
と息巻き加減が更にヒートアップ。

シカト気味でラーメンの汁をレンゲで一口一口かみ締めながらも
隣の彼女に「うん、探しただけあるね、おいしいね」と笑いあってる。

シカトされて更にパワーアップ。
ずんずんと彼氏に近づいてく。店内は「やばいよ」「警察呼べよ」
とか小声になり、当然俺は彼氏が殴られてしまうかも!と思っていた。

するとチンピラはどんぶりを取ると彼氏の頭の上からドバっと残り汁を
かけた。彼女も「え?ちょっと!」とか言った瞬間に
彼氏はしっかり彼女の手を握り、汁だらけの顔の唇に人差し指を当て
「シー」とやっていた。

「ごちそうさま」と一言言うと席を立つ。
彼女に「次はトンコツだね」とこれまたニコヤカ笑う。
彼女も「うん、私は次は塩にしてみる」

チンピラは
「表でろ!馬鹿にしてんじゃねぇよ!」
と彼氏の肩を押したりしてる。

店を出て、二人が消え、チンピラも出て行った。

店の客達も2人の安否が当然気になるらしく
店の外へ遠慮がちに出て行く。

するとそこには・・・
彼女はすでに居なくて彼氏が道路の生垣付近まで
チンピラを投げ飛ばしていた。

起き上がってまた向かってくるチンピラに対して
再び捕まえ投げる。向かってくる投げる。向かってくる投げる。
チンピラのスーツは穴だらけの擦り傷だらけ。
一方彼氏はちょっと緊張した面持ちで佇む。

チンピラが「仲間呼ぶ!」とか言ってるが
周りの観客に「だせーー」とか「仲間wwぷっww」言われて顔真っ赤。

ドラマ通りの「覚えてやがれ!」と言い残して凄いダッシュで走っていく。

しかしここで彼氏も猛ダッシュ。
追いつくよなこれ?とか見てると
後頭部からラリアット炸裂で前つんのめりのチンピラは顔から地面へw

うがぁーーとか言ってるけどそれに容赦なくまた持ち上げで投げ。
垣根に向かって叩きつけるように投げ。
チンピラは垣根に食い込んでしまい、もがくけど動けない。
「出せよ!このやろ!」とか言ってるけど誰も助けない。

馬鹿みたいにここで警察登場。
出れないチンピラをそのままに何があったんですかと
通報者らしき人に聞き込むが、ラーメン店客達はみんな
あの馬鹿が悪い!と垣根に埋まってるチンピラを指差す。

彼氏は?と見回したけど、姿は何処にもなかった。

まあ胸がスーっとする話だったんだけどね。
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純愛・恋愛 | 【2018-06-13(Wed) 05:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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